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scene4
改稿シナリオ/教授室①
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教授室にやって来た窃盗犯、女子学生・川上に教授を操られて、楓は下着姿にされて追い込まれるが、ギリギリの所で教授の翻意を得て立場は逆転、今度は楓が川上を締め上げることになった。
「出来心だったって言うのね、川上さん。本当に一人でこんなこと考えたわけ?あり得ないわ。本当のことを言いなさい」
楓は川上をベッドから立たせると、その胸ぐらを掴んで背の高い楓に掴まれて、小柄な川上は少し浮き上がる。グッと表情が歪む。
「言いなさい。誰の差し金だったの」
楓は更に力を込めて川上を締め上げた。川上の顔面から血の気が引いていく。
「じ、じょ、助教授です」
黒幕を吐いた川上をベッドに放り投げた楓は「……やっぱり」と呟いて教授を振り向いた。
「先生。つまりはこの茶番、教授の座を狙った助教授のしわざってことですよ」
「助教授の……」
「助教授は先生の私への気持ちを知っていたんじゃないですか?」
楓の言葉に教授は何かに思い当たったように、
「確かにそんなことを仄めかされたことがあった。その時はうまく誤魔化したつもりだったんだが」
「大体、デスクにそんな危ないDVDをしまっておくこと自体が不用心なんですよ。多分ですけど、恐らく助教授は先生のデスクの鍵を持ってますよ」
「そんなバカな。合鍵はないはずだ」
「そんなのいくらだって手に入りますよ。少なくとも助教授はこの部屋への出入りはフリーなんですから、先生のいらっしゃらない時に鍵穴をコピーすることだって簡単だったはずです」
「確かにそうだが……まさか助教授が、そんなことを……」
「弱みを握った助教授が、この子を使って先生が私にセクハラをするシチュエーションを作ったっていうのが、この事件の真相なんだと思います」
「......何てことだ」
「だから、先生は最初から私にちゃんと話してくだされば良かったんです。セクハラも何もこの4年間、先生がやってたことは、廃棄すべきDVDを捨てなかったっていうことだけなんですから」
教授は俯いたまま顔を上げることが出来ないようだ。純情なだけじゃ、男はダメね。楓はひとつため息をついて、視線を教授から川上に移す。
「川上さん、助教授を呼び出して。どうせ近くにいるのよね」
渋る川上に楓は畳み掛ける。
「どうせ試験問題を教えるとか、単位を優遇するからくらいのことで、頼まれてやっただけなんでしょう。悪いのは助教授よ。今ならあなたのことは許すから、こっち側に付きなさい」
川上が渋々スマホを起動させたところで、すかさず楓がスマホを奪い取った。「あ、何するの」取り返そうと伸ばした川上の手を、楓の手刀が払う。素早くメッセージのやり取りを確認した。予想通りね。楓は「首尾よし、5分後」と送信する。どちらに付くか分からない川上は、とりあえずガムテープで手足を固定した。
思いっきりとっちめてやろう。楓は持ち前の正義感を燃やして、助教授が部屋に入って来るのを今か今かと待っていた。
沈黙の5分は長かった。後から考えればその間にやっておくべきことが山ほどあったのだが、その時はただネズミが罠に掛かる瞬間を待つことに夢中だった。
ガチャッと教授室の扉が開き、助教授が入って来る。時が来た。
「待ってたわよ、助教授」
楓が息急き切って口火を切る。
「おやおや、お待ちいただいて光栄ですな。」
動揺する様子もなく助教授は答えた。……拍子抜け……まさかこれも計算ずく?……楓は思いがけない助教授の反応に想定外の可能性の思索を始める。
「驚かないのね。バレると思ってたってこと?」
「バレる?それは何のことかな」
助教授がスマホを取り出す。先走った。ここはまだ勝負どころじゃなかったのだと気が付いたが、もう遅い。楓は助教授の脇をすり抜けて扉を開けて逃げようとしたが扉は開かなかった。ガチャガチャとする後ろから助教授に羽交い絞めにされた。力にはそれなりに自信がある楓だったが、助教授の腕力は思った以上に強かった。
「や、やめろ。はなせよ」
激しく抵抗したがビクともしない。
「山本くん、そんなはしたない姿で暴れるんじゃないよ。可愛いレディが台無しだ」
楓は教授に脱がされた下着姿のままだった。全てにおいて準備不足。計算不足。私っていつもこうだ。教授は壁に張り付いて動けない。情けない。私のこと好きだって言ったくせに。
「キャーーー、助けて」
最後の手段とばかりに大声で叫んだ。慌てて口を塞がれる。それでも「んんんんんん」と必死でもがいたが、すかさず口にタオルを噛まされた。
その時ガチャッという音がして、開かなかった扉が開く。外から二人の男が入って来た。顔見知りの男子学生だった。助かった、と思ったのもつかの間、二人は助教授と目配せした。
「先生、悲鳴が廊下に丸聞こえだよ。まあ、この時間じゃこの辺りには人はいないけどさ」
「わりいな。急にこいつが叫び出すもんだからさ」
助教授の太い腕が首に食い込んだ。苦しい。思わず「ん、ぐぅ」と息が漏れる。
「おお、本当に山本楓だ。しかもいきなり下着姿とは、刺激が強すぎるな」
背の高い方のメガネの男子学生は顔を覗き込むようにしてそう言うと、楓の身体を視線で嘗め降ろした。二年の学祭で準ミスに選ばれ、三年ではミスの本命と言われながら出場を辞退した幻のミスキャンパス。二年生以上で楓のことを知らない男子学生は殆どいないだろう。
もう一人はあいつだ。一年の時に好きだと告って来たやつ。好きな人がいるからと嘘をついて振ったのだが、それからも何かにつけてよく見掛けた。ストーカーというほど迷惑な距離感ではなかったが、休日に家の近くで会った時はゾクリとした。そしてあの水泳実習の日の空白の時間にも、気がついた時に何故か間近に見た特徴の薄い顔……。こいつが、何でこんなところに来るのよ。しかもまさか、こんな恰好のところを見られるなるなんて。
「教授。貴方にも全くもって困ったものだ。折角、教授の好きな娘といいことをさせてやろうと思って段取りして差し上げたというのに、意気地がないというのか、そんなことだからそんな歳にもなって童貞なんですよ、ハハハハ」
助教授は、教授を見下すように言った。
「貴様、すべて貴様が仕組んだことか」
「仕組んだですと?人聞きの悪いことを言わないでくださいよ、教授。貴方の邪な欲望が招いたことでしょう。貴方の教授室に半裸の女生徒と拘束された女生徒がいることを、今この二人の男子生徒が目撃している。それが事実ですよ」
声を出せない楓は悔しさに瞳に涙を溜めていた。教授も助教授も、川上も二人の男子生徒も、ここにいる全ての人間が信じられない。それでもここから脱出できたら、真実の光の元にすべてを晒そう。この時の楓はそう心に誓っていた。
「さて、山本君。まあ君も、まさかこのまま帰れるとは思ってはいないだろうが、ここから逃れたら私たちのことを絶対に訴えてやる、くらいのことは考えてそうな顔をしているな」
図星を突かれて楓は顔をそむける。このまま帰れる、とまでは思ってはいないが、何をされるのかには思い至っていなかった。楓は下着姿のまま、さっきは自分が川上を拘束したガムテープで、今度は自分の手足を巻かれ、しっかりと自由を奪われた。少なくとも裸にくらいはされるんだろうか、と思う。いや、もしかしたらそれ以上も……。だけどそれは彼らにとっても罪を重ねるだけのことだ。そんなこと、そんなこと絶対に許さないんだから。
「いいね。その勝気そうな目。大丈夫だよ。中途半端なことをするつもりはない。その為にこいつらにもここに来てもらったわけだから」
助教授は学生二人に目配せする。
「そうそう教授にも川上にも勿論参加してもらうよ。一蓮托生ってやつだ、いい言葉だろう。そうだ山本君、ひとついいことを教えてやろう。中途半端な悪は皆に避難される悪者になるが、悪も程度を越して力を持つと皆から尊敬と賞賛を受けるんだ。政治も経済もみんなそう。世の中というのはまったく不思議なものだよな。口封じも同じことだ。中途半端にやってもそれは恨みを生むだけだ。もう二度と逆らえない状態までやらなきゃ意味がない。それをこれから嫌というほど教えてあげるよ」
淡々と優しげな言葉で話しながら、助教授の瞳は楓の心を突き刺すように怜悧だった。得体の知れない恐怖が楓の身体を震わせる。その反応に満足したのか、ひとくさり話を終えた助教授は、ストーカー学生にカメラ撮影の指示を出した。
「さあ、オリエンテーションはこの辺にして、ここからは全部彼のカメラに記録を取らせてもらおう。彼のカメラの腕はなかなかのものだぞ。山本君は知らないだろうが、何しろ教授の秘蔵DVDのカメラマンでもあるのだからな」
秘蔵DVD?あの夏の水泳実習のDVDのこと?楓は助教授の言う言葉の意味を飲み込めずにいた。
「あんまり焦らすのも良くないな。モデルだけが知らないっていうのは、何だか盗撮みたいだからな。そうだ。彼が教授と仕組んで君を陥れたあの夏の記録をここで上映会といこう。なあに、時間はたっぷりあるんだ。教授が擦り切れるほどオナった極上のオナネタをみんなで拝見しようじゃないか」
早速、長身メガネの学生がスクリーンに映像を映す準備を始めた。手馴れている。どう見たって初めてじゃない。このゼミって一体何なの?想像と妄想に頭をいっぱいにしながら、映し出された映像を見た楓は、驚きに目を見開き、自らの目を疑った。何これ。そんな、そんな……
(続く)
「出来心だったって言うのね、川上さん。本当に一人でこんなこと考えたわけ?あり得ないわ。本当のことを言いなさい」
楓は川上をベッドから立たせると、その胸ぐらを掴んで背の高い楓に掴まれて、小柄な川上は少し浮き上がる。グッと表情が歪む。
「言いなさい。誰の差し金だったの」
楓は更に力を込めて川上を締め上げた。川上の顔面から血の気が引いていく。
「じ、じょ、助教授です」
黒幕を吐いた川上をベッドに放り投げた楓は「……やっぱり」と呟いて教授を振り向いた。
「先生。つまりはこの茶番、教授の座を狙った助教授のしわざってことですよ」
「助教授の……」
「助教授は先生の私への気持ちを知っていたんじゃないですか?」
楓の言葉に教授は何かに思い当たったように、
「確かにそんなことを仄めかされたことがあった。その時はうまく誤魔化したつもりだったんだが」
「大体、デスクにそんな危ないDVDをしまっておくこと自体が不用心なんですよ。多分ですけど、恐らく助教授は先生のデスクの鍵を持ってますよ」
「そんなバカな。合鍵はないはずだ」
「そんなのいくらだって手に入りますよ。少なくとも助教授はこの部屋への出入りはフリーなんですから、先生のいらっしゃらない時に鍵穴をコピーすることだって簡単だったはずです」
「確かにそうだが……まさか助教授が、そんなことを……」
「弱みを握った助教授が、この子を使って先生が私にセクハラをするシチュエーションを作ったっていうのが、この事件の真相なんだと思います」
「......何てことだ」
「だから、先生は最初から私にちゃんと話してくだされば良かったんです。セクハラも何もこの4年間、先生がやってたことは、廃棄すべきDVDを捨てなかったっていうことだけなんですから」
教授は俯いたまま顔を上げることが出来ないようだ。純情なだけじゃ、男はダメね。楓はひとつため息をついて、視線を教授から川上に移す。
「川上さん、助教授を呼び出して。どうせ近くにいるのよね」
渋る川上に楓は畳み掛ける。
「どうせ試験問題を教えるとか、単位を優遇するからくらいのことで、頼まれてやっただけなんでしょう。悪いのは助教授よ。今ならあなたのことは許すから、こっち側に付きなさい」
川上が渋々スマホを起動させたところで、すかさず楓がスマホを奪い取った。「あ、何するの」取り返そうと伸ばした川上の手を、楓の手刀が払う。素早くメッセージのやり取りを確認した。予想通りね。楓は「首尾よし、5分後」と送信する。どちらに付くか分からない川上は、とりあえずガムテープで手足を固定した。
思いっきりとっちめてやろう。楓は持ち前の正義感を燃やして、助教授が部屋に入って来るのを今か今かと待っていた。
沈黙の5分は長かった。後から考えればその間にやっておくべきことが山ほどあったのだが、その時はただネズミが罠に掛かる瞬間を待つことに夢中だった。
ガチャッと教授室の扉が開き、助教授が入って来る。時が来た。
「待ってたわよ、助教授」
楓が息急き切って口火を切る。
「おやおや、お待ちいただいて光栄ですな。」
動揺する様子もなく助教授は答えた。……拍子抜け……まさかこれも計算ずく?……楓は思いがけない助教授の反応に想定外の可能性の思索を始める。
「驚かないのね。バレると思ってたってこと?」
「バレる?それは何のことかな」
助教授がスマホを取り出す。先走った。ここはまだ勝負どころじゃなかったのだと気が付いたが、もう遅い。楓は助教授の脇をすり抜けて扉を開けて逃げようとしたが扉は開かなかった。ガチャガチャとする後ろから助教授に羽交い絞めにされた。力にはそれなりに自信がある楓だったが、助教授の腕力は思った以上に強かった。
「や、やめろ。はなせよ」
激しく抵抗したがビクともしない。
「山本くん、そんなはしたない姿で暴れるんじゃないよ。可愛いレディが台無しだ」
楓は教授に脱がされた下着姿のままだった。全てにおいて準備不足。計算不足。私っていつもこうだ。教授は壁に張り付いて動けない。情けない。私のこと好きだって言ったくせに。
「キャーーー、助けて」
最後の手段とばかりに大声で叫んだ。慌てて口を塞がれる。それでも「んんんんんん」と必死でもがいたが、すかさず口にタオルを噛まされた。
その時ガチャッという音がして、開かなかった扉が開く。外から二人の男が入って来た。顔見知りの男子学生だった。助かった、と思ったのもつかの間、二人は助教授と目配せした。
「先生、悲鳴が廊下に丸聞こえだよ。まあ、この時間じゃこの辺りには人はいないけどさ」
「わりいな。急にこいつが叫び出すもんだからさ」
助教授の太い腕が首に食い込んだ。苦しい。思わず「ん、ぐぅ」と息が漏れる。
「おお、本当に山本楓だ。しかもいきなり下着姿とは、刺激が強すぎるな」
背の高い方のメガネの男子学生は顔を覗き込むようにしてそう言うと、楓の身体を視線で嘗め降ろした。二年の学祭で準ミスに選ばれ、三年ではミスの本命と言われながら出場を辞退した幻のミスキャンパス。二年生以上で楓のことを知らない男子学生は殆どいないだろう。
もう一人はあいつだ。一年の時に好きだと告って来たやつ。好きな人がいるからと嘘をついて振ったのだが、それからも何かにつけてよく見掛けた。ストーカーというほど迷惑な距離感ではなかったが、休日に家の近くで会った時はゾクリとした。そしてあの水泳実習の日の空白の時間にも、気がついた時に何故か間近に見た特徴の薄い顔……。こいつが、何でこんなところに来るのよ。しかもまさか、こんな恰好のところを見られるなるなんて。
「教授。貴方にも全くもって困ったものだ。折角、教授の好きな娘といいことをさせてやろうと思って段取りして差し上げたというのに、意気地がないというのか、そんなことだからそんな歳にもなって童貞なんですよ、ハハハハ」
助教授は、教授を見下すように言った。
「貴様、すべて貴様が仕組んだことか」
「仕組んだですと?人聞きの悪いことを言わないでくださいよ、教授。貴方の邪な欲望が招いたことでしょう。貴方の教授室に半裸の女生徒と拘束された女生徒がいることを、今この二人の男子生徒が目撃している。それが事実ですよ」
声を出せない楓は悔しさに瞳に涙を溜めていた。教授も助教授も、川上も二人の男子生徒も、ここにいる全ての人間が信じられない。それでもここから脱出できたら、真実の光の元にすべてを晒そう。この時の楓はそう心に誓っていた。
「さて、山本君。まあ君も、まさかこのまま帰れるとは思ってはいないだろうが、ここから逃れたら私たちのことを絶対に訴えてやる、くらいのことは考えてそうな顔をしているな」
図星を突かれて楓は顔をそむける。このまま帰れる、とまでは思ってはいないが、何をされるのかには思い至っていなかった。楓は下着姿のまま、さっきは自分が川上を拘束したガムテープで、今度は自分の手足を巻かれ、しっかりと自由を奪われた。少なくとも裸にくらいはされるんだろうか、と思う。いや、もしかしたらそれ以上も……。だけどそれは彼らにとっても罪を重ねるだけのことだ。そんなこと、そんなこと絶対に許さないんだから。
「いいね。その勝気そうな目。大丈夫だよ。中途半端なことをするつもりはない。その為にこいつらにもここに来てもらったわけだから」
助教授は学生二人に目配せする。
「そうそう教授にも川上にも勿論参加してもらうよ。一蓮托生ってやつだ、いい言葉だろう。そうだ山本君、ひとついいことを教えてやろう。中途半端な悪は皆に避難される悪者になるが、悪も程度を越して力を持つと皆から尊敬と賞賛を受けるんだ。政治も経済もみんなそう。世の中というのはまったく不思議なものだよな。口封じも同じことだ。中途半端にやってもそれは恨みを生むだけだ。もう二度と逆らえない状態までやらなきゃ意味がない。それをこれから嫌というほど教えてあげるよ」
淡々と優しげな言葉で話しながら、助教授の瞳は楓の心を突き刺すように怜悧だった。得体の知れない恐怖が楓の身体を震わせる。その反応に満足したのか、ひとくさり話を終えた助教授は、ストーカー学生にカメラ撮影の指示を出した。
「さあ、オリエンテーションはこの辺にして、ここからは全部彼のカメラに記録を取らせてもらおう。彼のカメラの腕はなかなかのものだぞ。山本君は知らないだろうが、何しろ教授の秘蔵DVDのカメラマンでもあるのだからな」
秘蔵DVD?あの夏の水泳実習のDVDのこと?楓は助教授の言う言葉の意味を飲み込めずにいた。
「あんまり焦らすのも良くないな。モデルだけが知らないっていうのは、何だか盗撮みたいだからな。そうだ。彼が教授と仕組んで君を陥れたあの夏の記録をここで上映会といこう。なあに、時間はたっぷりあるんだ。教授が擦り切れるほどオナった極上のオナネタをみんなで拝見しようじゃないか」
早速、長身メガネの学生がスクリーンに映像を映す準備を始めた。手馴れている。どう見たって初めてじゃない。このゼミって一体何なの?想像と妄想に頭をいっぱいにしながら、映し出された映像を見た楓は、驚きに目を見開き、自らの目を疑った。何これ。そんな、そんな……
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