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47話 初めての指名依頼②
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とは言え、依頼を受ける前に内容の整理は必要だ。
そこで僕たちは、一旦依頼書の内容を、さらっと確認してみることにした。
すふとそこには確かに、『討伐依頼』の文字があるが、何を討伐するのかは、追って連絡すると書いてある。
こんな不思議な書き方を、ヴェルティアさんが、するとは思えない。
それは僕だけの疑問ではなく、リーファもだった。
確かに顔面蒼白だったけど、それで判断しちゃ駄目。
見た目は確かに判断材料の一つだけど、それだけでその人間性を全て理解したとは言えないからだ。
「ねえリーファさん。これって、ヴェルティアさんが書いたのかな?」
「それは分かりません。ですが、この文字の羅列に決められた通りの文脈、誰かが書いた可能性は極めて高いです」
「そうだよね。タイプライターで打った跡があるから」
「タイプライター?」
リーファさんは首を傾げる。
それもそのはず、僕も使ったことはない道具だ。そもそも名前の由来はどこから来ているんだろうか。ライターさんとか?
魔法都市で最近開発されたものらしく、誰でも簡単に綺麗な文字が速く書けるらしい。
ただ書くと言うよりかは、押すといった具合で、最低限の文字をキーと呼ばれる押しボタンに刻んであって、それを押すと、スタンプの要領で、紙の上に押される。そんな便利品だった。
ただまだで始めたばかりで、開発して完成したのもつい最近。
リピーターもそこまでおらず、使い勝手もわからない。
その上、高い。この値段の高さが仇となって、今では商人の間、ごく一部でしかまだ使われていないそうだ。今後は流行るのかも、わからない。
「でもそんなアイテムがあるなんて、凄いね」
「そうですね。ですが、天月さんはどこでそんな知識を?」
「ん? 師匠たちからの手紙で」
この間返信があったんだ。
手紙の内容からして、後日何か送られてくるみたいだけど、何だろう。
だけど、手紙の内容的に、リュウラン師匠たちは、手書きの方がいいみたいだ。
「そんなことよりこの報酬の欄。ちょっと桁がおかしいよね?」
「どれですか? うわぁ! こんなにですか」
そこに記されていたのは、驚愕の大金。
それこそ数ヶ月は余裕そうで、目を見開いてひっくり返りそうになる。
どうしてこんな金額が出せるのか。
一体何を討伐するのか。
正直疑問は積もるばかりだが、それこそドラゴンとかなら流石にパスだ。勝てない気がする。うーん、でもどうだろう、もしかしたら本気を出せばいけるかも?
「それにしても一体何のモンスターなのでしょうか?」
「でももしも、人殺しとかなら」
「私はできれば遠慮したいですね」
「僕もだよ」
無駄な争いは嫌いだ。
でも依頼的にそれが来たら、極力断ることにする。
その方が心の安寧にもなるし、何より僕が僕のままでいられるだ。
でも、
「この判は信頼できそうだね」
「ですね」
押されていたのは赤い朱印。
そこにはちゃんと、レイダー商会からの、実印が押されていたので、間違いはないみたいだった。
そこで僕たちは、一旦依頼書の内容を、さらっと確認してみることにした。
すふとそこには確かに、『討伐依頼』の文字があるが、何を討伐するのかは、追って連絡すると書いてある。
こんな不思議な書き方を、ヴェルティアさんが、するとは思えない。
それは僕だけの疑問ではなく、リーファもだった。
確かに顔面蒼白だったけど、それで判断しちゃ駄目。
見た目は確かに判断材料の一つだけど、それだけでその人間性を全て理解したとは言えないからだ。
「ねえリーファさん。これって、ヴェルティアさんが書いたのかな?」
「それは分かりません。ですが、この文字の羅列に決められた通りの文脈、誰かが書いた可能性は極めて高いです」
「そうだよね。タイプライターで打った跡があるから」
「タイプライター?」
リーファさんは首を傾げる。
それもそのはず、僕も使ったことはない道具だ。そもそも名前の由来はどこから来ているんだろうか。ライターさんとか?
魔法都市で最近開発されたものらしく、誰でも簡単に綺麗な文字が速く書けるらしい。
ただ書くと言うよりかは、押すといった具合で、最低限の文字をキーと呼ばれる押しボタンに刻んであって、それを押すと、スタンプの要領で、紙の上に押される。そんな便利品だった。
ただまだで始めたばかりで、開発して完成したのもつい最近。
リピーターもそこまでおらず、使い勝手もわからない。
その上、高い。この値段の高さが仇となって、今では商人の間、ごく一部でしかまだ使われていないそうだ。今後は流行るのかも、わからない。
「でもそんなアイテムがあるなんて、凄いね」
「そうですね。ですが、天月さんはどこでそんな知識を?」
「ん? 師匠たちからの手紙で」
この間返信があったんだ。
手紙の内容からして、後日何か送られてくるみたいだけど、何だろう。
だけど、手紙の内容的に、リュウラン師匠たちは、手書きの方がいいみたいだ。
「そんなことよりこの報酬の欄。ちょっと桁がおかしいよね?」
「どれですか? うわぁ! こんなにですか」
そこに記されていたのは、驚愕の大金。
それこそ数ヶ月は余裕そうで、目を見開いてひっくり返りそうになる。
どうしてこんな金額が出せるのか。
一体何を討伐するのか。
正直疑問は積もるばかりだが、それこそドラゴンとかなら流石にパスだ。勝てない気がする。うーん、でもどうだろう、もしかしたら本気を出せばいけるかも?
「それにしても一体何のモンスターなのでしょうか?」
「でももしも、人殺しとかなら」
「私はできれば遠慮したいですね」
「僕もだよ」
無駄な争いは嫌いだ。
でも依頼的にそれが来たら、極力断ることにする。
その方が心の安寧にもなるし、何より僕が僕のままでいられるだ。
でも、
「この判は信頼できそうだね」
「ですね」
押されていたのは赤い朱印。
そこにはちゃんと、レイダー商会からの、実印が押されていたので、間違いはないみたいだった。
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