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◇333 龍の髭ってなに?
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雷斬は自分も指定席に座ると、話題を提示してくれた。
どんな話かなと思いつつ楽しみにしていると、唐突な入りから始まった。
「皆さん、龍の髭ってご存じですか?」
「「龍の髭?」」
アキラとフェルノは案の定首を捻った。
ベルは雷斬を睨むような目を向けるものの、Nightだけは「知っている」と答えた。流石は継ぎ接ぎの知識担当だ。
「流石はNightさんですね。ご存じでしたか」
「名前だけは知っている。というよりも公式からのアナウンスで唐突に来たイベントからな」
「イベント何だね。全然知らなかったよ」
ここ数日間、CUに関してアキラは全く調べていなかった。
だから情報が遅れていたけれど、Nightが居てくれたおかげで話に付いていくことができた。
「Night、龍の髭って言うイベントがあるの?」
「違う。龍の髭と言うアイテムがあって、それを入手できるイベントが来たってだけだ」
「龍の髭の入手イベント? もしかしてドラゴンと戦うの! 流石に勝てないよ!」
アキラは大きな声を上げた。これまでファンタジーファンタジーしているモンスターとはまともに相手をしたことがなかった。
そもそも出会うことすらなくて、それなのにいきなりファンタジーの代名詞モンスターと戦うなんて勝てる気がしなかった。
勝手に落ち込むアキラだったけど、Nightは「そうじゃない」と答えた。
「龍の髭と言うにはあくまでも俗称で実物は私も分からない。だが、単純にドラゴンと考えるのは軽率だとは思うぞ」
「でもドラゴンかもしれないんでしょ? だって龍だよ? 竜かもしれないよ!」
「確かにそうだが……」
「でもさー、ドラゴンだったら面白いよねー」
「そうね。ドラゴンなんてGAMEの中でしか見たことないものね」
龍の髭=ドラゴンの髭でまとまりつつあった。
しかし誰も竜の髭の正体が分からないので、もしかしたらもっと地味なものかもしれない。
その証拠に、イベントの詳細を雷斬は取り出して全員の前に見せた。
「これがイベントの詳細なのですが……」
「えーっと、新年限定イベント開催。期間中、無病息災厄除けのお守りと呼ばれる龍の髭を入手できるかも?」
「できるかもなんだ」
確実に手に入るわけではないみたいだ。
それにどんな形なのかも詳細は書かれていない上に、イラストなんかも載っていなかった。
これじゃあ何を如何したら良いのか分からないけれど、無病息災で厄除けにもなってくれるお守り何て相当強いとアキラは思った。確かにこれは雷斬が食いつきそうだ。
(きっと私たちのことを思ってのこと何だよね)
アキラは雷斬の考えていることを少し見透かした。
頬が緩んでいるのに真剣な眼差しを送っていた。
如何やらよっぽど欲しいみたいで、私たちにも協力して欲しいんだと、アキラは睨んだ。
「如何ですか皆さん?」
「如何ですかと言われてもね。情報無さすぎでしょ?」
「そうだな。情報源はしっかりとしているが、些か親切心が無いな。おまけに期間を見てみろ」
Nightは一点を指さした。そこには開催期間が丁寧に書かれていた。
一月四日A.M.0:00~一月七日P.M.23:59
「嘘でしょ!? 期間短すぎるよ」
「しかも条件も書かれている」
「条件? うわぁ、ギルドに所属していることだ。しかもギルド一つに付き一つって……厳しいね。それだけ入手難易度が高く設定されているってことは……」
「そういう事だ。効果は期待できるかもしれないが、入手方法が明確化されていない時点で偶然を掴み取るしかない……お前の出番だ」
「私?」
Nightの視線がアキラに向いた。
この中で運のパラメータが一番高いのはアキラだけど、そんなアキラですら厳しいの一言で片付けてしまいそうになった。
「うーん。ちょっと厳しいね。参加しているギルドって多いのかな?」
「如何だろうな?」
「Nightのその反応だと、全然参加ギルドが集まってい無さそうだね」
「何となくで判断しただけだ。それより参加するのかしないのかだ」
Nightの視線がアキラへ向いた。
何で私なのかとアキラは思ったけれど、何故か雷斬もウルウルした瞳をアキラへと注いだ。完全に逃げ道を封じられてしまったアキラは選択を余儀なくされ、少しだけ悩んだ。
だけど意識を超高速で切り替えると、「まあいっか」と答えた。
「とりあえずできる所まではやってみようよ。時間はあるんだし、まずはやってみよ!」
とりあえず楽しそうになる方に進んだ。
雷斬は表情がパッと明るくなり「はい!」と答え、Nightは「マジか……」と呟いていた。どっちをとっても悲しまれるのなら、とりあえず結果が面白い方に賭けた。
「とは言っても何処に行けば良いのよ?」
「そ、それは……分かりません」
ちなみにその先を考えていなかった。ということでNightへと視線を向けると、「結局私か」と答え、知識を総動員した。
その結果算出されたのは龍の髭が似合いそうな場所の予測だった。
どんな話かなと思いつつ楽しみにしていると、唐突な入りから始まった。
「皆さん、龍の髭ってご存じですか?」
「「龍の髭?」」
アキラとフェルノは案の定首を捻った。
ベルは雷斬を睨むような目を向けるものの、Nightだけは「知っている」と答えた。流石は継ぎ接ぎの知識担当だ。
「流石はNightさんですね。ご存じでしたか」
「名前だけは知っている。というよりも公式からのアナウンスで唐突に来たイベントからな」
「イベント何だね。全然知らなかったよ」
ここ数日間、CUに関してアキラは全く調べていなかった。
だから情報が遅れていたけれど、Nightが居てくれたおかげで話に付いていくことができた。
「Night、龍の髭って言うイベントがあるの?」
「違う。龍の髭と言うアイテムがあって、それを入手できるイベントが来たってだけだ」
「龍の髭の入手イベント? もしかしてドラゴンと戦うの! 流石に勝てないよ!」
アキラは大きな声を上げた。これまでファンタジーファンタジーしているモンスターとはまともに相手をしたことがなかった。
そもそも出会うことすらなくて、それなのにいきなりファンタジーの代名詞モンスターと戦うなんて勝てる気がしなかった。
勝手に落ち込むアキラだったけど、Nightは「そうじゃない」と答えた。
「龍の髭と言うにはあくまでも俗称で実物は私も分からない。だが、単純にドラゴンと考えるのは軽率だとは思うぞ」
「でもドラゴンかもしれないんでしょ? だって龍だよ? 竜かもしれないよ!」
「確かにそうだが……」
「でもさー、ドラゴンだったら面白いよねー」
「そうね。ドラゴンなんてGAMEの中でしか見たことないものね」
龍の髭=ドラゴンの髭でまとまりつつあった。
しかし誰も竜の髭の正体が分からないので、もしかしたらもっと地味なものかもしれない。
その証拠に、イベントの詳細を雷斬は取り出して全員の前に見せた。
「これがイベントの詳細なのですが……」
「えーっと、新年限定イベント開催。期間中、無病息災厄除けのお守りと呼ばれる龍の髭を入手できるかも?」
「できるかもなんだ」
確実に手に入るわけではないみたいだ。
それにどんな形なのかも詳細は書かれていない上に、イラストなんかも載っていなかった。
これじゃあ何を如何したら良いのか分からないけれど、無病息災で厄除けにもなってくれるお守り何て相当強いとアキラは思った。確かにこれは雷斬が食いつきそうだ。
(きっと私たちのことを思ってのこと何だよね)
アキラは雷斬の考えていることを少し見透かした。
頬が緩んでいるのに真剣な眼差しを送っていた。
如何やらよっぽど欲しいみたいで、私たちにも協力して欲しいんだと、アキラは睨んだ。
「如何ですか皆さん?」
「如何ですかと言われてもね。情報無さすぎでしょ?」
「そうだな。情報源はしっかりとしているが、些か親切心が無いな。おまけに期間を見てみろ」
Nightは一点を指さした。そこには開催期間が丁寧に書かれていた。
一月四日A.M.0:00~一月七日P.M.23:59
「嘘でしょ!? 期間短すぎるよ」
「しかも条件も書かれている」
「条件? うわぁ、ギルドに所属していることだ。しかもギルド一つに付き一つって……厳しいね。それだけ入手難易度が高く設定されているってことは……」
「そういう事だ。効果は期待できるかもしれないが、入手方法が明確化されていない時点で偶然を掴み取るしかない……お前の出番だ」
「私?」
Nightの視線がアキラに向いた。
この中で運のパラメータが一番高いのはアキラだけど、そんなアキラですら厳しいの一言で片付けてしまいそうになった。
「うーん。ちょっと厳しいね。参加しているギルドって多いのかな?」
「如何だろうな?」
「Nightのその反応だと、全然参加ギルドが集まってい無さそうだね」
「何となくで判断しただけだ。それより参加するのかしないのかだ」
Nightの視線がアキラへ向いた。
何で私なのかとアキラは思ったけれど、何故か雷斬もウルウルした瞳をアキラへと注いだ。完全に逃げ道を封じられてしまったアキラは選択を余儀なくされ、少しだけ悩んだ。
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