559 / 617
◇555 本当に今年度最後のイベント
しおりを挟む
ディスプレイを見つめる女性が居た。
映像が無数に再生されているが、その全てを一瞬で理解する。
とんでもない情報だ。頭がおかしくなっても仕方が無いにもかかわらず、彼女は、エルエスタは淡々と処理をした。
「それにしても、あの状況から東側が勝ちましたか」
エルエスタは中立な立場で観戦していた。
けれど、序盤の立ち回り方から、西側が優勢だと思っていた。
けれど蓋を開けてみれば最後に勝利を収めたのは、東側。
なにが勝敗を分けたのか。それは立回りだ。
「次のプレイヤーたちに託す。実にUnionしていましたね」
第二フェーズは幾つかの組み分けがされている。
その中でも最後から二番目、第三ブロックの動きが良かった。
特に優れていたのは、ギルド、妖帖の雅。
他喉のプレイヤーも見つけられなかった隠し部屋を見つけ、そこにメッセージを残す。それによって、特定のプレイヤーたちをAIが判定し、その場にスポーンさせた。
これら全ては偶然ではなく、点と点を結び合った、まさしく必然と呼べるものだった。
「イベントが始まる前から、自分達が有利になるよう、事を運んでいた証拠ですね。お見事でした」
エルエスタは簡単な拍手を贈った。
これは称賛に値するもので、これでこそ、Creature Unionの醍醐味の一つだった。
「とは言え、ボーンドラゴンの倒し方の内、その選択を取るのは……勇気を履き違えた、無謀でしょうか?」
東と西。それぞれの要塞の中枢部にはモンスターを用意していた。
隠し部屋の中、それぞれのコアを守る様に配置した骨系モンスターはかなりの強敵。
ボーンドラゴンとボーンタイガー。対を成す二つのモンスターは、東西を逆にすると、プレイヤーたちの前に立ちはだかったのだが、その幕引きは、エルエスタの想定の中にはあった。
「想定はしていました。ですが一歩間違えれば、強制ログアウト必至でしたね」
自由度の高いCUでは、戦い方も千差万別だ。
けれどあまりにも危険な戦い方だった。
危うく人体にも影響が出るのではないかと思う程の、強烈なバイタル上昇を確認したのも事実。
「彼女たちで無ければ、成せない戦い方でしたね」
もちろん、慣れていれば別だ。
エルエスタは、アキラたち、継ぎ接ぎの絆を知っている。
だからこそ、問題は無いと踏み込めたが、心肺にはなってしまった。
「あまり無理はして欲しくないですね」
まるで親のような目線に立つ。
指を指を絡め合わせると、肘を突いていた。
「ですがこれも進化の過程です。見守ることにしましょうか」
そう言うと、フッと何かが吹っ切れる。
座っていたチェアから立ち上がると、コーヒーメーカーの前に向かった。
少し落ち着こうと思い、エルエスタはコーヒーを淹れる。
「ふぅ。美味しいですね」
コーヒーをマグカップに注ぐと、エルエスタは心地よい香りに潤う。
喉をスッと流れるコーヒーの苦みと酸味。
疲労を如実に表すと、ソファーに座りました。
「次が今年度最後のイベントですか」
瞼を閉じて、ゆっくりと口を開く。
ポワッと溢れたのは、第三フェーズだ。
ここからは第一・第二フェーズに合った共闘は無い。
より白熱する展開が予想されると、エルエスタは心なしか楽しみだった。
「社長、失礼致します」
黄昏ていたエルエスタだったが、扉がノックされた。
エルエスタが通すと、社長室に入って来たのは耶摩。
手にはタブレットがあり、エルエスタは悟る。
「耶摩さん、資料ができたんですね」
「はい、社長。それとこれを……」
耶摩はタブレットをエルエスタに手渡した。
よくできた資料がまとめられていて、社長として感心する。
それと同時にまとめられたレポートには、CUをプレイしていたプレイヤーの脳波とバイタルが事細かにまとめられていた。
「これは、また著しいですね」
「はい。特に“アキラ”というプレイヤーは、何処か普遍的と言いますか、社長のおっしゃる、“進化”に至る可能性を持っていると思うのですが、どう思われますか?」
耶摩の問いかけはあまりにも漠然としている。
それでもエルエスタはしっかりと答えた。
「そうですね、耶摩さんの言うことは、然りだと思いますよ」
「では人の可能性は」
「常に傍にあるものです。他にも見出せる可能性のある方達はいますね。これは面白いです」
エルエスタは笑みを浮かべた。
人間の可能性。それを一つの“進化”と捉えれば、尚のこと楽しみになる。
いつかは並び立てる存在が、自分を超える逸材が現れるかもしれない。
そんな如何しようもない思惑が過ると、第三フェーズのことを口にした。
「いよいよ第三フェーズですね」
「はい。ここまで残ったプレイヤーは、総勢八十八人です」
「八十八人ですか。どんな戦いになるのでしょうか?」
「それは私には分かりません。ですが、社長が望むなら」
「……望みはしませんよ。この第三フェーズの真価はそこにはないので」
いよいよ第三フェーズが始まる。
それはただの乱戦じゃない。
エルエスタは耶摩たちが理解していない先を考えると、唇を緩め今から待ち遠しかった。
「社長?」
「分かっていますよ。このまま進めてください」
「分かりました。それでは失礼……」
「あっ、耶摩さん待ってください」
エルエスタは社長室を出て行こうとする耶摩を引き止める。
ピタリと言われた通り止まると、エルエスタは耶摩に言った。
「少し疲れていますね、コーヒーでも飲みませんか?」
マグカップを片手に、耶摩を誘った。
本当はそんな時間は無い。
けれど耶摩はエルエスタの誘いを受ける。
「いいんですか?」
「はい。耶摩さん、少しは休息を取らないと、死んでしまいますよ?」
「し、死ぬ!? は、はい。いただきます」
エルエスタは耶摩が疲れていることを知っていた。
顔色だけでは上手くそれを隠している。
外交を幾度となくこなしてきたからか、表情を隠すのは上手い。
けれどエルエスタには無意味だった。
耶摩の心の淀みを誰よりも先に読み取る。
少しの休息がより良い生活に繋がると分かっている証拠で、エルエスタは部下想いの優れた社長で、何処までも部下を導いてくれる存在になる。
【お知らせ】
いよいよ一年生も残り僅かです。
それとここで軽くお知らせしておきます。
本作品は、色々とブレるところがあったので、この一年生編で終了になります。
あっ、今回はガチなので、マジで終わります……が、再構成版をまた一から投稿していくので、お楽しみに。と言うことで、後数ヶ月のお付き合い、それから再構成版からのリスタート、応援よろしくお願いします。
映像が無数に再生されているが、その全てを一瞬で理解する。
とんでもない情報だ。頭がおかしくなっても仕方が無いにもかかわらず、彼女は、エルエスタは淡々と処理をした。
「それにしても、あの状況から東側が勝ちましたか」
エルエスタは中立な立場で観戦していた。
けれど、序盤の立ち回り方から、西側が優勢だと思っていた。
けれど蓋を開けてみれば最後に勝利を収めたのは、東側。
なにが勝敗を分けたのか。それは立回りだ。
「次のプレイヤーたちに託す。実にUnionしていましたね」
第二フェーズは幾つかの組み分けがされている。
その中でも最後から二番目、第三ブロックの動きが良かった。
特に優れていたのは、ギルド、妖帖の雅。
他喉のプレイヤーも見つけられなかった隠し部屋を見つけ、そこにメッセージを残す。それによって、特定のプレイヤーたちをAIが判定し、その場にスポーンさせた。
これら全ては偶然ではなく、点と点を結び合った、まさしく必然と呼べるものだった。
「イベントが始まる前から、自分達が有利になるよう、事を運んでいた証拠ですね。お見事でした」
エルエスタは簡単な拍手を贈った。
これは称賛に値するもので、これでこそ、Creature Unionの醍醐味の一つだった。
「とは言え、ボーンドラゴンの倒し方の内、その選択を取るのは……勇気を履き違えた、無謀でしょうか?」
東と西。それぞれの要塞の中枢部にはモンスターを用意していた。
隠し部屋の中、それぞれのコアを守る様に配置した骨系モンスターはかなりの強敵。
ボーンドラゴンとボーンタイガー。対を成す二つのモンスターは、東西を逆にすると、プレイヤーたちの前に立ちはだかったのだが、その幕引きは、エルエスタの想定の中にはあった。
「想定はしていました。ですが一歩間違えれば、強制ログアウト必至でしたね」
自由度の高いCUでは、戦い方も千差万別だ。
けれどあまりにも危険な戦い方だった。
危うく人体にも影響が出るのではないかと思う程の、強烈なバイタル上昇を確認したのも事実。
「彼女たちで無ければ、成せない戦い方でしたね」
もちろん、慣れていれば別だ。
エルエスタは、アキラたち、継ぎ接ぎの絆を知っている。
だからこそ、問題は無いと踏み込めたが、心肺にはなってしまった。
「あまり無理はして欲しくないですね」
まるで親のような目線に立つ。
指を指を絡め合わせると、肘を突いていた。
「ですがこれも進化の過程です。見守ることにしましょうか」
そう言うと、フッと何かが吹っ切れる。
座っていたチェアから立ち上がると、コーヒーメーカーの前に向かった。
少し落ち着こうと思い、エルエスタはコーヒーを淹れる。
「ふぅ。美味しいですね」
コーヒーをマグカップに注ぐと、エルエスタは心地よい香りに潤う。
喉をスッと流れるコーヒーの苦みと酸味。
疲労を如実に表すと、ソファーに座りました。
「次が今年度最後のイベントですか」
瞼を閉じて、ゆっくりと口を開く。
ポワッと溢れたのは、第三フェーズだ。
ここからは第一・第二フェーズに合った共闘は無い。
より白熱する展開が予想されると、エルエスタは心なしか楽しみだった。
「社長、失礼致します」
黄昏ていたエルエスタだったが、扉がノックされた。
エルエスタが通すと、社長室に入って来たのは耶摩。
手にはタブレットがあり、エルエスタは悟る。
「耶摩さん、資料ができたんですね」
「はい、社長。それとこれを……」
耶摩はタブレットをエルエスタに手渡した。
よくできた資料がまとめられていて、社長として感心する。
それと同時にまとめられたレポートには、CUをプレイしていたプレイヤーの脳波とバイタルが事細かにまとめられていた。
「これは、また著しいですね」
「はい。特に“アキラ”というプレイヤーは、何処か普遍的と言いますか、社長のおっしゃる、“進化”に至る可能性を持っていると思うのですが、どう思われますか?」
耶摩の問いかけはあまりにも漠然としている。
それでもエルエスタはしっかりと答えた。
「そうですね、耶摩さんの言うことは、然りだと思いますよ」
「では人の可能性は」
「常に傍にあるものです。他にも見出せる可能性のある方達はいますね。これは面白いです」
エルエスタは笑みを浮かべた。
人間の可能性。それを一つの“進化”と捉えれば、尚のこと楽しみになる。
いつかは並び立てる存在が、自分を超える逸材が現れるかもしれない。
そんな如何しようもない思惑が過ると、第三フェーズのことを口にした。
「いよいよ第三フェーズですね」
「はい。ここまで残ったプレイヤーは、総勢八十八人です」
「八十八人ですか。どんな戦いになるのでしょうか?」
「それは私には分かりません。ですが、社長が望むなら」
「……望みはしませんよ。この第三フェーズの真価はそこにはないので」
いよいよ第三フェーズが始まる。
それはただの乱戦じゃない。
エルエスタは耶摩たちが理解していない先を考えると、唇を緩め今から待ち遠しかった。
「社長?」
「分かっていますよ。このまま進めてください」
「分かりました。それでは失礼……」
「あっ、耶摩さん待ってください」
エルエスタは社長室を出て行こうとする耶摩を引き止める。
ピタリと言われた通り止まると、エルエスタは耶摩に言った。
「少し疲れていますね、コーヒーでも飲みませんか?」
マグカップを片手に、耶摩を誘った。
本当はそんな時間は無い。
けれど耶摩はエルエスタの誘いを受ける。
「いいんですか?」
「はい。耶摩さん、少しは休息を取らないと、死んでしまいますよ?」
「し、死ぬ!? は、はい。いただきます」
エルエスタは耶摩が疲れていることを知っていた。
顔色だけでは上手くそれを隠している。
外交を幾度となくこなしてきたからか、表情を隠すのは上手い。
けれどエルエスタには無意味だった。
耶摩の心の淀みを誰よりも先に読み取る。
少しの休息がより良い生活に繋がると分かっている証拠で、エルエスタは部下想いの優れた社長で、何処までも部下を導いてくれる存在になる。
【お知らせ】
いよいよ一年生も残り僅かです。
それとここで軽くお知らせしておきます。
本作品は、色々とブレるところがあったので、この一年生編で終了になります。
あっ、今回はガチなので、マジで終わります……が、再構成版をまた一から投稿していくので、お楽しみに。と言うことで、後数ヶ月のお付き合い、それから再構成版からのリスタート、応援よろしくお願いします。
10
あなたにおすすめの小説
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
【完結】VRMMOでスライム100万匹倒して最強になった僕は経験値で殴るゲームやってます
鳥山正人
ファンタジー
検証が大好きな主人公、三上ハヤト。
このゲームではブロンズ称号、シルバー称号、ゴールド称号が確認されている。
それ以上の称号があるかもしれないと思い、スライムを100万匹倒したらプラチナ称号を手に入れた主人公。
その称号効果はスライム種族特効効果。
そこからは定番の経験値スライムを倒して最強への道かと思ったら・・・
このゲームは経験値を分け与える事が出来て、売買出来るゲーム。
主人公は経験値でモンスターを殴ります。
──────
自筆です。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
もふもふで始めるのんびり寄り道生活 便利なチートフル活用でVRMMOの世界を冒険します!
ゆるり
ファンタジー
【書籍化!】第17回ファンタジー小説大賞『癒し系ほっこり賞』受賞作です。
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『もふもふで始めるVRMMO生活 ~寄り道しながらマイペースに楽しみます~』です)
ようやくこの日がやってきた。自由度が最高と噂されてたフルダイブ型VRMMOのサービス開始日だよ。
最初の種族選択でガチャをしたらびっくり。希少種のもふもふが当たったみたい。
この幸運に全力で乗っかって、マイペースにゲームを楽しもう!
……もぐもぐ。この世界、ご飯美味しすぎでは?
***
ゲーム生活をのんびり楽しむ話。
バトルもありますが、基本はスローライフ。
主人公は羽のあるうさぎになって、愛嬌を振りまきながら、あっちへこっちへフラフラと、異世界のようなゲーム世界を満喫します。
カクヨム様でも公開しております。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
決戦の夜が明ける ~第3堡塁の側壁~
独立国家の作り方
SF
ドグミス国連軍陣地に立て籠もり、全滅の危機にある島民と共に戦おうと、再上陸を果たした陸上自衛隊警備中隊は、条約軍との激戦を戦い抜き、遂には玉砕してしまいます。
今より少し先の未来、第3次世界大戦が終戦しても、世界は統一政府を樹立出来ていません。
南太平洋の小国をめぐり、新世界秩序は、新国連軍とS条約同盟軍との拮抗状態により、4度目の世界大戦を待逃れています。
そんな最中、ドグミス島で警備中隊を率いて戦った、旧陸上自衛隊1等陸尉 三枝啓一の弟、三枝龍二は、兄の志を継ぐべく「国防大学校」と名称が変更されたばかりの旧防衛大学校へと進みます。
しかし、その弟で三枝家三男、陸軍工科学校1学年の三枝昭三は、駆け落ち騒動の中で、共に協力してくれた同期生たちと、駐屯地の一部を占拠し、反乱を起こして徹底抗戦を宣言してしまいます。
龍二達防大学生たちは、そんな状況を打破すべく、駆け落ちの相手の父親、東京第1師団長 上条中将との交渉に挑みますが、関係者全員の軍籍剥奪を賭けた、訓練による決戦を申し出られるのです。
力を持たない学生や生徒達が、大人に対し、一歩に引くことなく戦いを挑んで行きますが、彼らの選択は、正しかったと世論が認めるでしょうか?
是非、ご一読ください。
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる