11 / 25
第11話 「秋月旭その2」
しおりを挟む
第11話 「秋月旭その2」
次の日の朝
旭の荷物はそれほどなく、少なかったので必要な
ものだけをトランクに詰めていく
「旭、お母さんたちはもう出発するからね
昨日の深夜、おばあちゃんの容態が急に悪化したのよ
だから急がないと。あと、自宅はもう不動産業者に
引き渡す手続きは済んでるから大丈夫。
お母さんたちの荷物はもう北海道に郵送したから。
北海道に着いたら連絡するね。学校に後の事は
電話して頼んであるから何かあったらお母さんの
携帯に連絡してね、それじゃあ行ってくるわ」
母が部屋のドアを開けて旭に言った。
それだけ言って両親は慌ただしく行ってしまった
さてと、一通り荷物を纏め終えた旭は学校へ向かうため
階段で1階に降りた
リビングはもう何もない、ガランとしていた。
いつでも売り渡せる状態だった。
旭はトランクとカバンを持ち玄関へ向かった
玄関を出て外へ。外から改めて自宅を見た
17年間この家にずっと住んでいて愛着がある
旭は自宅の扉の前で悲しそうに一礼した。
そして、学校に向かった。
学校へ着くとすぐに校長室に行き学校の近くにある
学生寮に入った。
旭の部屋は3人部屋の小さな部屋
その一角のスペースに荷物を置いた。
とりあえずは今日からここが旭の自宅になる。
このことはまだ晴斗や茉莉は知らない
とりあえずは来年まで時間はある。
その間に引っ越すことをいわなければならない・・・
茉莉は絶対泣くと旭は思った。旭と茉莉は幼馴染で親友
その親友が引っ越すのだ。悲しくならないわけがなかった。
晴斗も泣いてくれるだろうか・・。
でもどちらにしても話すなら早い方がいい
高校卒業してからでは遅いのだ
だけど今すぐではない
旭が北海道に転校?引っ越す日はまだ先のことだった
旭はカバンを持ち学校へ向かった
つづく
次の日の朝
旭の荷物はそれほどなく、少なかったので必要な
ものだけをトランクに詰めていく
「旭、お母さんたちはもう出発するからね
昨日の深夜、おばあちゃんの容態が急に悪化したのよ
だから急がないと。あと、自宅はもう不動産業者に
引き渡す手続きは済んでるから大丈夫。
お母さんたちの荷物はもう北海道に郵送したから。
北海道に着いたら連絡するね。学校に後の事は
電話して頼んであるから何かあったらお母さんの
携帯に連絡してね、それじゃあ行ってくるわ」
母が部屋のドアを開けて旭に言った。
それだけ言って両親は慌ただしく行ってしまった
さてと、一通り荷物を纏め終えた旭は学校へ向かうため
階段で1階に降りた
リビングはもう何もない、ガランとしていた。
いつでも売り渡せる状態だった。
旭はトランクとカバンを持ち玄関へ向かった
玄関を出て外へ。外から改めて自宅を見た
17年間この家にずっと住んでいて愛着がある
旭は自宅の扉の前で悲しそうに一礼した。
そして、学校に向かった。
学校へ着くとすぐに校長室に行き学校の近くにある
学生寮に入った。
旭の部屋は3人部屋の小さな部屋
その一角のスペースに荷物を置いた。
とりあえずは今日からここが旭の自宅になる。
このことはまだ晴斗や茉莉は知らない
とりあえずは来年まで時間はある。
その間に引っ越すことをいわなければならない・・・
茉莉は絶対泣くと旭は思った。旭と茉莉は幼馴染で親友
その親友が引っ越すのだ。悲しくならないわけがなかった。
晴斗も泣いてくれるだろうか・・。
でもどちらにしても話すなら早い方がいい
高校卒業してからでは遅いのだ
だけど今すぐではない
旭が北海道に転校?引っ越す日はまだ先のことだった
旭はカバンを持ち学校へ向かった
つづく
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
子持ち愛妻家の極悪上司にアタックしてもいいですか?天国の奥様には申し訳ないですが
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
胸がきゅんと、甘い音を立てる。
相手は、妻子持ちだというのに。
入社して配属一日目。
直属の上司で教育係だって紹介された人は、酷く人相の悪い人でした。
中高大と女子校育ちで男性慣れしてない私にとって、それだけでも恐怖なのに。
彼はちかよんなオーラバリバリで、仕事の質問すらする隙がない。
それでもどうにか仕事をこなしていたがとうとう、大きなミスを犯してしまう。
「俺が、悪いのか」
人のせいにするのかと叱責されるのかと思った。
けれど。
「俺の顔と、理由があって避け気味なせいだよな、すまん」
あやまってくれた彼に、胸がきゅんと甘い音を立てる。
相手は、妻子持ちなのに。
星谷桐子
22歳
システム開発会社営業事務
中高大女子校育ちで、ちょっぴり男性が苦手
自分の非はちゃんと認める子
頑張り屋さん
×
京塚大介
32歳
システム開発会社営業事務 主任
ツンツンあたまで目つき悪い
態度もでかくて人に恐怖を与えがち
5歳の娘にデレデレな愛妻家
いまでも亡くなった妻を愛している
私は京塚主任を、好きになってもいいのかな……?
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる