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第二十一話 「誕生日」
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虹色の夏―
第二十一話 「誕生日」
俺は要の部屋に要と一緒にいた。要の部屋は洋間で
ソファーと、ベット、それにテレビが置いてあった。
カーテンの色はオレンジ色だ
部屋には今要と俺の二人きり。俺はコーヒーを飲み干した
「えっと、隼人何か話があったんじゃないの?」要が俺に聞いた
「いや、特にはないけど、なんか無性に要に会いたかったんだよ」
俺は要を抱きしめた。「隼人・・」要も隼人の背中に腕を回しお互い抱きしめあった。
「隼人、わたしね、隼人の彼女になれて本当に今、幸せ!
これからもずっとわたしだけを好きでいてね」
要はそう言い、俺にキスをした。俺もそれに応えるように唇を絡めてキスをした。
「うん、要」俺は唇を離して改めて要を強く抱きしめた
夜になり、俺は要のマンションを出て自宅に帰宅した。
自宅に着くとすぐにスマホを取り出して要に個人ラインをした
「要、これからもずっと一緒にいような」そうラインしたら要からすぐに返信が来た。
「ありがとう」と。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
次の日は雨だった
俺はずっと、家にいた。グループラインを開いたが誰からもラインは来ていなかった。
雨は午後になり小雨になった。俺は雨の日は好きではないけど嫌いでもなかった。
夏祭り以来、七海やカイとは連絡を取っていない。
俺は一人家で留守番していた。両親は今日も仕事だった。
ピンポーン、自宅のチャイムが鳴ったので玄関を開けた俺の目の前にいたのは
要と七海とカイだった・・。「なんだよ、お前ら」驚いた俺の顔をよそに
「お邪魔します~」七海が断りもなく家の中に入っていった
続いてカイと要も俺の家にずかずかと入っていく
一体なんなんだ?そう思っていると要が言った
「今日は何の日でしょう?」そう言われてあっと気が付いた
「そうか、今日は・・・」そう言って七海が要手伝ってといって
俺の部屋のテーブルにケーキとサンドイッチ、サラダを並べていく
あとジュース類だ
パーンと要が手に持っていたクラッカーを鳴らした。
「隼人!二十二歳の誕生日おめでとう!!!」要がそう言った。
そう、今日は八月二十日。俺の誕生日だった
「有難う」俺はそう言った。
「サンドイッチとサラダは朝早く起きてわたしが作ったけど
ケーキは七海の手作りだよ~わたしお菓子作りは得意じゃないから
七海に全部任せちゃったw」そう要は笑って言った。
「どれも美味そうだな。早く食おーぜ」カイがそう言ってツナサンドを
口に含んだ。「うん、なかなか美味いよ」そう言って俺は要
の作った卵サンドとサラダを食べた
そして七海の作った苺のショートケーキもみんなで食べた
やっぱりこの四人での時間が俺は好きだと思った
つづく
第二十一話 「誕生日」
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俺は要を抱きしめた。「隼人・・」要も隼人の背中に腕を回しお互い抱きしめあった。
「隼人、わたしね、隼人の彼女になれて本当に今、幸せ!
これからもずっとわたしだけを好きでいてね」
要はそう言い、俺にキスをした。俺もそれに応えるように唇を絡めてキスをした。
「うん、要」俺は唇を離して改めて要を強く抱きしめた
夜になり、俺は要のマンションを出て自宅に帰宅した。
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「要、これからもずっと一緒にいような」そうラインしたら要からすぐに返信が来た。
「ありがとう」と。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
次の日は雨だった
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夏祭り以来、七海やカイとは連絡を取っていない。
俺は一人家で留守番していた。両親は今日も仕事だった。
ピンポーン、自宅のチャイムが鳴ったので玄関を開けた俺の目の前にいたのは
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続いてカイと要も俺の家にずかずかと入っていく
一体なんなんだ?そう思っていると要が言った
「今日は何の日でしょう?」そう言われてあっと気が付いた
「そうか、今日は・・・」そう言って七海が要手伝ってといって
俺の部屋のテーブルにケーキとサンドイッチ、サラダを並べていく
あとジュース類だ
パーンと要が手に持っていたクラッカーを鳴らした。
「隼人!二十二歳の誕生日おめでとう!!!」要がそう言った。
そう、今日は八月二十日。俺の誕生日だった
「有難う」俺はそう言った。
「サンドイッチとサラダは朝早く起きてわたしが作ったけど
ケーキは七海の手作りだよ~わたしお菓子作りは得意じゃないから
七海に全部任せちゃったw」そう要は笑って言った。
「どれも美味そうだな。早く食おーぜ」カイがそう言ってツナサンドを
口に含んだ。「うん、なかなか美味いよ」そう言って俺は要
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