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第二十一話 「Wデート」
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第二十一話 「Wデート」
今日は透と初めてのデートだ。
祭は朝からお弁当を作っていた。梅と鮭のおにぎりと、ウインナー、それに
ポテトサラダだ。水筒も二つ用意してリュックサックに入れた。
今日は青空のいい天気だ。
「おはよう、祭。あれ?どこかいくの?」お姉ちゃんが起きてきて
リビングにいる祭に話しかけた。
「うん・・・ちょっとね」祭はなんとなく透とデートすることをお姉ちゃんに言えなかった。
「そっか、実は私も出かけるの、映画観に行くんだ!」お姉ちゃんが嬉しそうに言った。
祭はお姉ちゃんに聞いた「そういえば、昨日、帰ってくるの遅かったね、どこいってたの?」
お姉ちゃんは「ん~・・・。夜の学校・・」それだけ言ったが顔がニコニコの笑顔だ。
「えっ・・・。なんで夜に学校なんて・・あ、もしかして先生に会いに行ったの?・・」
「えへへへへ」お姉ちゃんの顔がにやけてる・・・・。
「・・・・まあ、いいや。祭、もう行くから。帰りは遅くなるから適当に自分で作ってね」祭が身支度を整えて玄関に向かった。
「あ、祭、待ってて!!
私ももうすぐ出るの、先生とデートなんだ~、一緒に途中まで行こうよ」
そうお姉ちゃんが言った。お姉ちゃんは「すぐ着替えて支度してくるから待ってて」
そう言い、自分の部屋に行った。そして五分後に戻ってきたお姉ちゃんはおしゃれをして
いた。ブルーのワンピースを着て、胸にはロケットペンダントをしていた。
髪型はロングヘアにヘアバンドをして淡いピンクの口紅をつけていた。
「可愛いね・・。そのワンピース祭とお揃いだね。祭も今日お揃いのピンクのワンピース
着てるからね」祭はニコニコしながら言った。
「祭もそのピンクのワンピース似合うじゃん。
髪型もロングヘアをポニーテールにして可愛いよ。」とお姉ちゃんは言ってくれた。
「あ、もう行かないと、遅刻しちゃう」「そうだね、行こう」
そして二人並んで玄関を出た。靴を履いて外に出た。
「う~ん、いい天気」祭が両腕を伸ばして伸びをした。
「本当いい天気ね」
お姉ちゃんと祭りは二人並んで歩き出した。
「祭は透と、どこに出かけるの?そのリュック何が入ってるの?」
お姉ちゃんは透と出かけることに気がついていたみたい・・・・
「・・・遊園地だよ・・・・うん。祭が作ったお弁当が入ってる」
「そっか~。祭、昔から料理好きだもんね~。水筒の中身は紅茶だよねw」
お姉ちゃんが祭の顔を覗き込んで笑った。
「・・・そうだよ・・・お弁当はおにぎりと、ウインナー、ポテトサラダなんだ。」
「そうなんだ~。美味しそう!」お姉ちゃんが言った。
「透、昔からポテトサラダ大好きなんだよね~」祭が嬉しそうに言った。
「透、喜ぶね」
そんな会話をしながら、米花駅に着いた。
「それじゃあ、祭、デート頑張ってね!」お姉ちゃんが笑いながら米花駅の改札に入っていった。「うん、お姉ちゃんもね」お姉ちゃんが駅のホームに向かって歩き出した。
祭はその後ろ姿を見送りながら、メリーランド遊園地に向かった。
メリーランド遊園地に着いた時には入口にすでに透の姿があった。
「透。ごめんね。遅くなっちゃって」
「大丈夫だよ。はい、チケット買っておいたから入ろうぜ」
そう言い透は園内に入っていった。祭も透の後を追いかけた。
その頃、私(夏海)は米花駅から電車に乗って南台駅に向かっていた。
緒方先生とは南台の近くの映画館で待ち合わせしている。
昨日、緒方先生と夜の学校の月明りの教室で二度目のキスを交わした。
あのあと、先生が車で自宅近くまで送ってくれたのだ。
今日は学校が休みなので緒方先生と初デートだ。
誰にも見られないように学校から離れた南台駅の映画館で待ち合わせしている。
南台駅に着いて時計を見た。朝の10時を回っていた・・・
映画館にはすでに緒方先生の姿があった。
「緒方先生!!お待たせしました!!」私は緒方先生に手を振った。
「おはよう。夏海」そこには笑顔の先生がいた。
「さて、映画館に入ろうか・・・夏海何見たい?」
私は嬉しくて緒方先生の腕に自分の腕を絡ませた・・。
そして二人並んで映画館の中に入った。
こうしてそれぞれの双子の初めての楽しいデートの一日が始まった。
つづく
今日は透と初めてのデートだ。
祭は朝からお弁当を作っていた。梅と鮭のおにぎりと、ウインナー、それに
ポテトサラダだ。水筒も二つ用意してリュックサックに入れた。
今日は青空のいい天気だ。
「おはよう、祭。あれ?どこかいくの?」お姉ちゃんが起きてきて
リビングにいる祭に話しかけた。
「うん・・・ちょっとね」祭はなんとなく透とデートすることをお姉ちゃんに言えなかった。
「そっか、実は私も出かけるの、映画観に行くんだ!」お姉ちゃんが嬉しそうに言った。
祭はお姉ちゃんに聞いた「そういえば、昨日、帰ってくるの遅かったね、どこいってたの?」
お姉ちゃんは「ん~・・・。夜の学校・・」それだけ言ったが顔がニコニコの笑顔だ。
「えっ・・・。なんで夜に学校なんて・・あ、もしかして先生に会いに行ったの?・・」
「えへへへへ」お姉ちゃんの顔がにやけてる・・・・。
「・・・・まあ、いいや。祭、もう行くから。帰りは遅くなるから適当に自分で作ってね」祭が身支度を整えて玄関に向かった。
「あ、祭、待ってて!!
私ももうすぐ出るの、先生とデートなんだ~、一緒に途中まで行こうよ」
そうお姉ちゃんが言った。お姉ちゃんは「すぐ着替えて支度してくるから待ってて」
そう言い、自分の部屋に行った。そして五分後に戻ってきたお姉ちゃんはおしゃれをして
いた。ブルーのワンピースを着て、胸にはロケットペンダントをしていた。
髪型はロングヘアにヘアバンドをして淡いピンクの口紅をつけていた。
「可愛いね・・。そのワンピース祭とお揃いだね。祭も今日お揃いのピンクのワンピース
着てるからね」祭はニコニコしながら言った。
「祭もそのピンクのワンピース似合うじゃん。
髪型もロングヘアをポニーテールにして可愛いよ。」とお姉ちゃんは言ってくれた。
「あ、もう行かないと、遅刻しちゃう」「そうだね、行こう」
そして二人並んで玄関を出た。靴を履いて外に出た。
「う~ん、いい天気」祭が両腕を伸ばして伸びをした。
「本当いい天気ね」
お姉ちゃんと祭りは二人並んで歩き出した。
「祭は透と、どこに出かけるの?そのリュック何が入ってるの?」
お姉ちゃんは透と出かけることに気がついていたみたい・・・・
「・・・遊園地だよ・・・・うん。祭が作ったお弁当が入ってる」
「そっか~。祭、昔から料理好きだもんね~。水筒の中身は紅茶だよねw」
お姉ちゃんが祭の顔を覗き込んで笑った。
「・・・そうだよ・・・お弁当はおにぎりと、ウインナー、ポテトサラダなんだ。」
「そうなんだ~。美味しそう!」お姉ちゃんが言った。
「透、昔からポテトサラダ大好きなんだよね~」祭が嬉しそうに言った。
「透、喜ぶね」
そんな会話をしながら、米花駅に着いた。
「それじゃあ、祭、デート頑張ってね!」お姉ちゃんが笑いながら米花駅の改札に入っていった。「うん、お姉ちゃんもね」お姉ちゃんが駅のホームに向かって歩き出した。
祭はその後ろ姿を見送りながら、メリーランド遊園地に向かった。
メリーランド遊園地に着いた時には入口にすでに透の姿があった。
「透。ごめんね。遅くなっちゃって」
「大丈夫だよ。はい、チケット買っておいたから入ろうぜ」
そう言い透は園内に入っていった。祭も透の後を追いかけた。
その頃、私(夏海)は米花駅から電車に乗って南台駅に向かっていた。
緒方先生とは南台の近くの映画館で待ち合わせしている。
昨日、緒方先生と夜の学校の月明りの教室で二度目のキスを交わした。
あのあと、先生が車で自宅近くまで送ってくれたのだ。
今日は学校が休みなので緒方先生と初デートだ。
誰にも見られないように学校から離れた南台駅の映画館で待ち合わせしている。
南台駅に着いて時計を見た。朝の10時を回っていた・・・
映画館にはすでに緒方先生の姿があった。
「緒方先生!!お待たせしました!!」私は緒方先生に手を振った。
「おはよう。夏海」そこには笑顔の先生がいた。
「さて、映画館に入ろうか・・・夏海何見たい?」
私は嬉しくて緒方先生の腕に自分の腕を絡ませた・・。
そして二人並んで映画館の中に入った。
こうしてそれぞれの双子の初めての楽しいデートの一日が始まった。
つづく
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