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愛人ではなく正妻に?
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隣国、アステアの第三王子、クラジオの部屋の前にて。
――クラジオは第三王子であるから仕えるものとしてクラジオ様と呼ぶべきなのだが、クラジオは隣国の人間であり、そして私は姫様に永遠の忠誠を誓った人間であるがゆえ、心の中ではクラジオと呼ばせていただく。ごめんね。
コンコンコン。
軽快なノックの音が響く。
「おはようございまーす、本日から新しく配属された者ですがー……」
返事がない。
「おはようございまーす……入りますよー?」
扉をノックしても返事が聞こえなかったら迷わず突入していいとノリアから言われていたので、私は迷わずそれを実行した。
中に入ると、そこはいかにもな煌びやかで豪華絢爛、王族らしい部屋――は無かった。
ちょっといいとこの坊ちゃんの方が物があるだろうというくらいに質素で簡素、よく言えば清潔感のある部屋だ。――悪く言えば、殺風景な部屋なのだが。
「おはようございます、クラジオ様。朝ですよ」
そう声をかけ、私は第三王子――クラジオ・フォン・アステアの肩を叩く。(もちろん、失礼のない程度にソフトタッチに叩いた)
「…………」
沈黙。
「クラジオ様ぁ、朝ですよー」
「……るさい」
「え?」
「うるさい、黙れ」
んなっ!コイツ、わざわざ人にモーニングコール頼んでおいてなんて態度!
ノリアやルーノの言う通り、この人は性格が悪い!
「おはようございます、クラジオ様」
まぁここは前世で培ってきたスキル:鉄壁の笑顔と緊急回避を使った。
「…………おぉ」
クラジオはそれだけ呟くと、ムクリと起き上がった。
「お前が……例の」
「例の、なんでしょう?」
クラジオの口から何が飛び出すのか。
「隣国でえげつないメイドがいると噂を聞いていたのでな」
「えげつないメイド……?誰のことでしょう。わたくしにはさっぱり分かりかねます」
「いや、お前以外いないだろう」
何を言っているんだ、クラジオは。
「わたくしのどこがえげつないのでしょう?わたくしはただ姫様に忠誠を誓ったしがないメイドなのですが」
「いやいやいや。お前の噂はここまで聞こえてるぞ。……姫のためなら人を殺すのも躊躇ない非人道的な人間、姫が好きすぎてもはや狂人、姫のためにとなんでもできるようになった超人……他にも色々あるが、人間扱いされてるものは少ないな」
「……さいですか」
溜息をつきたくなる内容ばかりだった。――まぁ全て当たらずも遠からずなのだが。
「ただひとつ訂正させていただくなら、わたくしはなんでもはできません」
「ふむ……お前は護衛兼メイドとして雇われたんだよな。武術は?」
「いえ、最初はメイドだけだったんですけどね。姫様が美しすぎて……わたくしひとりで姫様の身の回りのこと全てできるように、と武術も嗜むようになった程度です。まぁ、リエールの王立騎士団の団長ならば一太刀入れれますかね」
「……メイドとしての仕事は」
「お茶ならメイド長にお墨付きをいただきました。どころか私を越えた、と泣きつかれました。茶菓子は……まぁ料理長から認めてもらえましたけど、得意というほどではありません。大体の料理もお菓子も作れるかな、くらいです」
皆様お忘れかもしれないが、料理長――ドドリーの存在だ。
私は恋愛フラグを回避するために彼から嫌われようと嫌がらせをしたのだが、嫌われすぎた。ドドリーからもうマカロン様を貰えなくなってしまった。――その代わりに料理人のカルラから色々貰える(餌付けされているとも言う)ので特に気にしていない。
私は姫様のために料理もできるようになりたいと思い、前世もからっきしだった料理だったが、そのドドリーに料理の教えを乞うていた。だがしかし、いつしか「本当に初心者だったのか……?」と訝しく見られ、「不敬罪とかでメイド辞職なんてことになったらここに来てもいいぞ。俺は嫌なんだが……カルラも他の奴らもお前のことをかなり気に入っているみたいだからな。どうだ?」と再就職を勧められた。……本当にコイツの恋愛フラグ折れたんだよね、大丈夫だよね……?
「他にできることは?」
「他……勉学なら姫様が教師の方より教えていただいたことの補足説明程度なら。あとは、レース編みや刺繍を少々。お金取れるレベルですよ」
私ができることをいくつか列挙していくうち、クラジオの顔色がどんどん変わっていった。
「……いや待て、本当にこんな化け物がメイドなんてやってていいのか……?野放しにしてたら……下手したら国ひとつは滅ぶぞ……」
とてつもなく不名誉で事実無根なことを仰った。国滅ぼすとかできるわけない。
そしてしばしの沈黙ののち、据わった目を私に向けてきた。彼の目は青く、しかし見る方向によって緑色にも見える不思議な目で……とても神秘的な瞳だと思った。
「お前の姫がアステアを滅ぼせと言ったら?」
「まぁ時間はかかるでしょうが……アステアくらいなら滅ぼせるかもしれません」
「……怖。敵に回したくない人間だな」
「お褒めにあずかり光栄です」
ニッコリと笑っておく。……姫様のためなら何だってしてやる精神だからな、短期決戦はできないが、長期戦に持ち込めば勝てる。それが軍事国家だろうとなんだろうと確実に殺る。
「……もう何もかもが怖く感じる。笑うな。ずっと無表情で頼む」
「なんて失礼な……」
「失礼もなにも、俺はこの国の第三王子だぞ。お前の方が失礼極まりないだろう」
「……はっ、そうでした!失礼致しました……なんて謝ると思いまして?わたくしの忠誠は姫様に誓ったのです。たかが隣国の第三王子でしたら忠誠を誓う……なんてことありえませんし、第一わたくしが嫌です」
……しばし沈黙。その間クラジオは無表情で、全く動かない。
さすがに失礼なことを言いすぎたか、と少し焦っていると、突然クラジオは肩を震わせた。
「……はっはっは!まさかこの俺にそんな口を利く奴がいるとはな!とんだ掘り出し物だ!面白い、気に入った!」
「いや別に気に入ってもらわなくても……」
「こんな逸材をリエールのメイドにしておくのは勿体ない……どうだ、俺の妻にならないか?」
……はい?
「愛人ではなく正妻に。どうだ、悪い話ではないだろう」
……仰ってる意味が分かりませんね。愛人ではなく正妻に?何故私は隣国の王子に求婚されているのでしょうか?
というかそもそも、このくらいの地位の人なら婚約者とか寵姫のひとりやふたりいてもおかしくないだろう。その人を差し置いて正妻に?アホか。
「申し訳ございません、わたくしは姫様とリエールに全てを捧げましたので、クラジオ様に捧げるものは何ひとつとして残っておりません。それに、第三王子ともなれば婚約者くらいいるでしょう。その方を差し置いて正妻になるなんて嫌です。丁重にお断りさせていただきます」
そう言って、私ははたと気がついた。
「……クラジオ様、朝食の時間を大幅に過ぎています!早く準備してください!」
朝食の時間をだいぶ過ぎてしまっていた。私が余計なことを話したせいでもあり、クラジオが余計なことを聞いてくるせいでもある。断じて私ひとりのせいではない。
「ふはは、これは毎日が少し楽しくなりそうだな。……なにがなんでも囲ってやる」
ポツリ呟かれたその言葉は、朝食のことしか考えていなかった私には聞こえなかった。
――クラジオは第三王子であるから仕えるものとしてクラジオ様と呼ぶべきなのだが、クラジオは隣国の人間であり、そして私は姫様に永遠の忠誠を誓った人間であるがゆえ、心の中ではクラジオと呼ばせていただく。ごめんね。
コンコンコン。
軽快なノックの音が響く。
「おはようございまーす、本日から新しく配属された者ですがー……」
返事がない。
「おはようございまーす……入りますよー?」
扉をノックしても返事が聞こえなかったら迷わず突入していいとノリアから言われていたので、私は迷わずそれを実行した。
中に入ると、そこはいかにもな煌びやかで豪華絢爛、王族らしい部屋――は無かった。
ちょっといいとこの坊ちゃんの方が物があるだろうというくらいに質素で簡素、よく言えば清潔感のある部屋だ。――悪く言えば、殺風景な部屋なのだが。
「おはようございます、クラジオ様。朝ですよ」
そう声をかけ、私は第三王子――クラジオ・フォン・アステアの肩を叩く。(もちろん、失礼のない程度にソフトタッチに叩いた)
「…………」
沈黙。
「クラジオ様ぁ、朝ですよー」
「……るさい」
「え?」
「うるさい、黙れ」
んなっ!コイツ、わざわざ人にモーニングコール頼んでおいてなんて態度!
ノリアやルーノの言う通り、この人は性格が悪い!
「おはようございます、クラジオ様」
まぁここは前世で培ってきたスキル:鉄壁の笑顔と緊急回避を使った。
「…………おぉ」
クラジオはそれだけ呟くと、ムクリと起き上がった。
「お前が……例の」
「例の、なんでしょう?」
クラジオの口から何が飛び出すのか。
「隣国でえげつないメイドがいると噂を聞いていたのでな」
「えげつないメイド……?誰のことでしょう。わたくしにはさっぱり分かりかねます」
「いや、お前以外いないだろう」
何を言っているんだ、クラジオは。
「わたくしのどこがえげつないのでしょう?わたくしはただ姫様に忠誠を誓ったしがないメイドなのですが」
「いやいやいや。お前の噂はここまで聞こえてるぞ。……姫のためなら人を殺すのも躊躇ない非人道的な人間、姫が好きすぎてもはや狂人、姫のためにとなんでもできるようになった超人……他にも色々あるが、人間扱いされてるものは少ないな」
「……さいですか」
溜息をつきたくなる内容ばかりだった。――まぁ全て当たらずも遠からずなのだが。
「ただひとつ訂正させていただくなら、わたくしはなんでもはできません」
「ふむ……お前は護衛兼メイドとして雇われたんだよな。武術は?」
「いえ、最初はメイドだけだったんですけどね。姫様が美しすぎて……わたくしひとりで姫様の身の回りのこと全てできるように、と武術も嗜むようになった程度です。まぁ、リエールの王立騎士団の団長ならば一太刀入れれますかね」
「……メイドとしての仕事は」
「お茶ならメイド長にお墨付きをいただきました。どころか私を越えた、と泣きつかれました。茶菓子は……まぁ料理長から認めてもらえましたけど、得意というほどではありません。大体の料理もお菓子も作れるかな、くらいです」
皆様お忘れかもしれないが、料理長――ドドリーの存在だ。
私は恋愛フラグを回避するために彼から嫌われようと嫌がらせをしたのだが、嫌われすぎた。ドドリーからもうマカロン様を貰えなくなってしまった。――その代わりに料理人のカルラから色々貰える(餌付けされているとも言う)ので特に気にしていない。
私は姫様のために料理もできるようになりたいと思い、前世もからっきしだった料理だったが、そのドドリーに料理の教えを乞うていた。だがしかし、いつしか「本当に初心者だったのか……?」と訝しく見られ、「不敬罪とかでメイド辞職なんてことになったらここに来てもいいぞ。俺は嫌なんだが……カルラも他の奴らもお前のことをかなり気に入っているみたいだからな。どうだ?」と再就職を勧められた。……本当にコイツの恋愛フラグ折れたんだよね、大丈夫だよね……?
「他にできることは?」
「他……勉学なら姫様が教師の方より教えていただいたことの補足説明程度なら。あとは、レース編みや刺繍を少々。お金取れるレベルですよ」
私ができることをいくつか列挙していくうち、クラジオの顔色がどんどん変わっていった。
「……いや待て、本当にこんな化け物がメイドなんてやってていいのか……?野放しにしてたら……下手したら国ひとつは滅ぶぞ……」
とてつもなく不名誉で事実無根なことを仰った。国滅ぼすとかできるわけない。
そしてしばしの沈黙ののち、据わった目を私に向けてきた。彼の目は青く、しかし見る方向によって緑色にも見える不思議な目で……とても神秘的な瞳だと思った。
「お前の姫がアステアを滅ぼせと言ったら?」
「まぁ時間はかかるでしょうが……アステアくらいなら滅ぼせるかもしれません」
「……怖。敵に回したくない人間だな」
「お褒めにあずかり光栄です」
ニッコリと笑っておく。……姫様のためなら何だってしてやる精神だからな、短期決戦はできないが、長期戦に持ち込めば勝てる。それが軍事国家だろうとなんだろうと確実に殺る。
「……もう何もかもが怖く感じる。笑うな。ずっと無表情で頼む」
「なんて失礼な……」
「失礼もなにも、俺はこの国の第三王子だぞ。お前の方が失礼極まりないだろう」
「……はっ、そうでした!失礼致しました……なんて謝ると思いまして?わたくしの忠誠は姫様に誓ったのです。たかが隣国の第三王子でしたら忠誠を誓う……なんてことありえませんし、第一わたくしが嫌です」
……しばし沈黙。その間クラジオは無表情で、全く動かない。
さすがに失礼なことを言いすぎたか、と少し焦っていると、突然クラジオは肩を震わせた。
「……はっはっは!まさかこの俺にそんな口を利く奴がいるとはな!とんだ掘り出し物だ!面白い、気に入った!」
「いや別に気に入ってもらわなくても……」
「こんな逸材をリエールのメイドにしておくのは勿体ない……どうだ、俺の妻にならないか?」
……はい?
「愛人ではなく正妻に。どうだ、悪い話ではないだろう」
……仰ってる意味が分かりませんね。愛人ではなく正妻に?何故私は隣国の王子に求婚されているのでしょうか?
というかそもそも、このくらいの地位の人なら婚約者とか寵姫のひとりやふたりいてもおかしくないだろう。その人を差し置いて正妻に?アホか。
「申し訳ございません、わたくしは姫様とリエールに全てを捧げましたので、クラジオ様に捧げるものは何ひとつとして残っておりません。それに、第三王子ともなれば婚約者くらいいるでしょう。その方を差し置いて正妻になるなんて嫌です。丁重にお断りさせていただきます」
そう言って、私ははたと気がついた。
「……クラジオ様、朝食の時間を大幅に過ぎています!早く準備してください!」
朝食の時間をだいぶ過ぎてしまっていた。私が余計なことを話したせいでもあり、クラジオが余計なことを聞いてくるせいでもある。断じて私ひとりのせいではない。
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