転生できずに地縛霊のままなんですけど……

朝羽ふる

文字の大きさ
15 / 39
東の大陸

木々開花、良い!<2>

しおりを挟む
「しかし、どこのどいつがよりにもよって、この場所ばしょに『耶代やしろ』の儀方ぎほうほどこしやがったんだろうな……」

 アティシュリが、グチりだしました。

隠者いんじゃが、ほどこした以前いぜんの『耶代やしろ』の儀方ぎほうは、いまとはちがうものだったんですか?」

 ヒュリアが、つきあってくれてます。

屋敷やしきたようなもんだったぜ。こんな丸太小屋まるたごやでよ。だが『耶宰やさい』は随分ずいぶんちがってたな。前任者ぜんにんしゃは、こんな真黒まっくろなアホじゃなく、ひんおんなだったぜ」

 真黒まっくろなアホ?
 アホのうえに腹黒はらぐろ、みたいにこえるぞ。

女性じょせいの『耶宰やさい』だったんですか?」

「ああ。なんでも、もりなかくびつって自殺じさつしたんだとよ。で、あのけずにちかくを彷徨さまよってたとこを、ビルルルに召喚しょうかんされたみてぇだ。ひんいうえにいたんだが、んだときのなわ後生大事ごしょうだいじくびきつけてるのが、どうにもいただけないかったぜ。――名前なまえたしか、“ジネプ”だったか」

隠者いんじゃは、いつごろくなられたんでしょう?」

「だいたい150ねんぐれぇまえに、西にし大陸たいりくんだとおもうぜ。きてるうちに西にし大陸たいりく観光かんこうしてぇとか、ほざいててって、それっきりよ。ただ正確せいかくなところはおれにもからねぇ」

「そのあと、この『耶代やしろ』はどうなっていたんですか?」

「『耶代やしろ』か……。ジネプはな、ビルルルがんじまったあと、この一人ひとりのこんのがいやだったらしくてよ。ビルルルがんだとき、自分じぶんの『霊器れいき』も一緒いっしょこわれるように『呪印じゅいん』をほどこしてもらったみてぇなんだ。――ビルルルがたびあとしばらくして、ここにったら『霊器れいき』がこわれてて、ジネプがえてたんで、ビルルルがんだってかったわけよ」

 『呪印じゅいん』の儀方ぎほうは、“特定とくていもの”にたいして、自分じぶん意志いしをこめ、それをあやつじゅつらしいです。 

「だがな、おれは、そっからの対応たいおう間違まちがっちまってよぉ……」

 まずそうにあたまをかくアティシュリ。

「――ジネプがいなくなったんで、『耶代やしろ』も、ただの丸太小屋まるたごやもどったとおもいこんで、ほったらかしにしちまったんだ。ところが『耶代やしろ』は、まだ生残いきのこってやがったんだよ」

生残いきのこるとは、どういうことなんでしょうか?」

「まあそうだな……、『耶代やしろ』が『耶宰やさい』の制御せいぎょはなれて、勝手かってをしはじめたってことよ」

「そんなことが……」

 ぼくとヒュリアはかお見合みあわせます。
 いつのまにか家事かじをするのもわすれて、アティシュリのはなし聞入ききいっていました。

「とにかくだ。『耶代やしろ』は『倉庫そうこ』に必要以上ひつよういじょうものをためんだり、周囲しゅうい生物せいぶつから恃気エスラル英気マナうばったりしたわけよ。――とく恃気エスラル英気マナうばうってのは、俺達霊龍おれたちれいりゅうからすりゃゆるせることじゃねぇ! 耗霊もうりょうのやりくちおなじだかんな!」

 アティシュリはテーブルにこぶしたたきつけます。 

うばわれたもんは、精神せいしんんだり、病気びょうきになって、下手へたすりゃあんじまう。そうすっとそいつも、耗霊もうりょうになっちまうかもしれねぇんだ。一方いっぽううばった『耶代やしろ』は、どんどん成長せいちょうして、より広範囲こうはんいからうばうようになる。悪循環あくじゅんかん完成かんせいよ。そうづいたおれは、丸太小屋まるたごやはらうことにしたんだ」

「では、『耶代やしろ』がけていたのは、アティシュリさま御業みわざだったのですね」

「ああ。だがよ、すこしばかりおそすぎてよ……。『耶代やしろ』が、恃気エスラル英気マナうばったせいで、ヤルタクチュがおかしくなっちまったんだ。まさか、あんな人喰ひとくいになっちまうとはな……。だからおれ人間にんげんちかづかねぇように、人喰ひとくもり屋敷やしきうわさながしたわけよ」

「しかし、なぜヤルタクチュをかれなかったのですか? おはなしかぎり、いまのあれは、この世界せかいがいをなしているとおもえるのですが」 

たしかにそうなんだが……。あいつは、ビルルルがここにいたころからの馴染なじみなんだ……。おれとしちゃ、いちまうのがしのびなくてよ……」

 案外あんがいやさしい、炎摩えんま龍様りゅうさま
 見直みなおしました。

「――あいつは、ああなるまえ極彩色ごくさいしきはなうつくしい『妖樹シネックシュ』だったんだぜ」

 『妖樹シネックシュ』とはウガリタで、意志いし魔導まどう使つかえる特殊とくしゅ植物しょくぶつのことだそうです。
 
「あの人喰ひとく植物しょくぶつうつくしいはなかせるのですか?」

「ああ。ヤルタクチュは、かなりまえ絶滅ぜつめつしたっておもわれてたんだ。だがよ。ロシュのふる都市としブズルタの宝庫ほうこに、たったひとのこっていたたねをビルルルがつけてな、持帰もちかえって、ここにえたのよ。妖精族ビレイ伝説でんせつかたられるほどのうつくしいはなるためと、あの強力きょうりょく土魔導どまどうで『耶代やしろ』をまもらせるためにな」

 そこでアティシュリはじ、記憶きおく辿たどるようにつづけます。

たね芽吹めぶいて、かぶえて、ようやくはないて……。あいつのはなはよ、ひかりがあたると様々さまざまいろ変化へんかしてくんだよ……。そりゃあ、うつしいもんだったぜぇ……。だからビルルルは、ここに『チェチェクリバチェ』ってあたえたんだんだ」

「チェチェクリバチェ……? ウガリタですね。どういう意味いみなんでしょうか?」

「『花咲乱はなさきみだれるその』ってことよ」

 ん? 
 ちょっとって。
 いま、スルーできないことをいましたよね。

 すぐに羅針眼らしんがん立上たちあげて、『備考びこう』を確認かくにんします。
 そして、あるヒントに辿着たどりつきました。

花咲乱はなさきみだれるもりにもどすには、振動しんどうするみずあたえる』

 “もり”と“その”はちがってますが、ヤルタクチュのもりなんだからおなじですよね。
 だとすれば、このヒントが任務にんむ達成たっせいするためのかぎなのかもしれません。

「あのぉ、ちょっといいですかねぇ」

「なんだ、なんだ、またでたな、てめぇのそのかんじ。いや予感よかんしかしねぇぞ」

 うさんくさそうにぼくにらむアティシュリ。
 めげずに、いきましょ。

じつはですねぇ、『耶代やしろ』からヤルタクチュを無力化むりょくかしろって催促さいそくされてまして……。しかも、それがぼく任務にんむになってるんですよねぇ」 

「『耶代やしろ』が催促さいそくだとぉ? またおかしなことをいやがって!」

 あたまをかきむしるアティシュリ。

任務にんむというからには、それはかなら達成たっせいされなければならないということなのか、ツクモ?」
  
 怪訝けげんかおのヒュリア。

「うーん、そういうことになるのかなぁ……」

 たしかに、やらなきゃまずいっていう強迫観念きょうはくかんねんつねにあるのです。

「ならば、その任務にんむ内容ないよう正確せいかくおしえてしい」

「『ヤルタクチュを無力化むりょくかする。ただし絶滅ぜつめつはさける』ってことなんだけど」

絶滅ぜつめつさせずに無力化むりょくかか……、かなりむずかしいはなしだな。あれだけのちからち、しかも『耶代やしろ』のまわりをかこむようにえている。こちらはつね監視かんしされているのも同然どうぜんだ。なにかするにしても、すぐ察知さっちされてしまうだろうな……」

 ヒュリアはこぶしくちて、かんがえこんでます。

「うん、それにぼくは『耶代やしろ』の敷地しきちからはられないから、たししたことはできないし……。どうすりゃいいのか、お手上てあげなんだよねぇ」

「ふん、つまり本来ほんらいのヤルタクチュにもどせりゃあいいってことじゃねぇのか? もともと、ひとなんかわねぇ、友好的ゆうこうてきなやつなんだからよ……」

 そうってかたをすくめるアティシュリ。

 なるほど、ヒントにも『花咲乱はなさきみだれるそのには』ってありますもんね。

「もどしかたをご存知ぞんじじゃありませんかねぇ?」

るかよ」

 うーん、さすがの霊龍様れいりゅうさまでもらないかぁ。
 じゃあやっぱりこの『振動しんどうするみず』ってのが、かぎなんでしょうか。
 いてみたいけど、ヒントを口外こうがいすると自主規制じしゅきせいにひっかかるっていう注意書ちゅういがきが、になるんですよねぇ。

 大丈夫だいじょうぶかなぁ……。
 なんかわるいことがきないといいけど。
 でもほかがかりがいし。
 おもいきって、いてみましょうか。

「だったら、『振動しんどうするみず』についてはどうですか?」

振動しんどうするみずだとぉ……?」

「ええ。『耶代やしろ』が、ヤルタクチュをもどすには振動しんどうするみず必要ひつようだってってるんですけど」

 眉間みけんにしわをだまむアティシュリ。
 記憶きおくさぐってるんでしょうね。

 おっと、羅針眼らしんがん表示ひょうじまわりを警戒けいかいするのをわすれてました。
 感覚かんかくをとぎすまし、しばらくじっとします。
 とくわったことはありません。
 
 どうやら自主規制じしゅきせいには、かからなかったみたいです。
 やれやれですな。

「――おもしたぞ」

 アティシュリが、おもむろくちひらきます。

振動しんどうするみずってのは、おそらく『魂露イクシル』のことだ」

「『魂露イクシル』……?」

「ビルルルが耶代やしろ儀方ぎほうほどこすときにつくった“秘薬ひやく”のことだ。あいつは、それを使つかって、丸太小屋まるたごやと『霊器れいき』を結合けつごうさせ、“擬似生命体ぎじせいめいたい”である『耶代やしろ』の身体からだつくしたんだ」

疑似生命体ぎじせいめいたいねぇ……」

「そのあと耗霊もうりょう召喚しょうかんし、『霊器れいき』にれて『耶宰やさい』にすりゃあ、『耶代やしろ』の完成かんせいってわけよ」

 なるほど、『耶代やしろ』のつくかたですか。 

「『魂露イクシル』には、人間にんげんの『身体しんたい』、『霊核ドゥル』、『魂魄こんぱく』、『霊体れいたい』のよっつの要素ようそかたど構造こうぞう、つまり『様相エイリム』を正常せいじょう状態じょうたいたもちからがある。だから、『耶代やしろ』の『様相エイリム』を人間にんげんおなじようにつくって、『魂露イクシル』をあたえてやれば、『耶代やしろ』は人間にんげんちか擬似生命体ぎじせいめいたいになるはずだとビルルルはかんがえたみてぇだ」

 このはなし相変あいかわらず、むつかしいのです。

 アティシュリは皮肉ひにくっぽくはならします。

「――このかんがえをいたとき、おれおもったぜ。ああ、こいつは本物ほんもの天才てんさいだってな。そんなやつは、あとにもさきにも、フェルハトとビルルルだけだった……」

 まさに、変態へんたい天才てんさいなぁのだ、ってかんじですかね。

「このでは、原則げんそく人間以外にんげんいがい生命体せいめいたいに、霊体れいたい宿やどることはえ。動植物どうしょくぶつには『霊核ドゥル』がねぇからだ。わりに、『核種グチ』ってもんがある。こいつは『魂魄こんぱく』は宿やどすが『霊体れいたい』は宿やどせねえ。だからやつらは『身体しんたい』、『核種グチ』、『魂魄こんぱく』の三種さんしゅで『様相エイリム』を構築こうちくしてるわけだ。――だが、『妖樹シネックシュ』や『妖獣ビルギ』なんかの『妖物グルヌシュ』はちがう。元々もともとやつらは普通ふつう動植物どうしょくぶつだったが、『核種グチ』の突然変異とつぜんへんいで、『霊体れいたい類似るいじしたもの』を取込とりこんじまったことでまれたのよ」

 『妖獣ビルギ』ってのは、『妖樹シネックシュ』の動物どうぶつバージョンで、『妖物グルヌシュ』は、そういう存在そんざい総合的そうごうてき呼名よびなだそうです。

霊体れいたい類似るいじしたものってのは……?」

「『精霊せいれい』のこった。ヤルタクチュの『核種グチ』には、霊体れいたいわりにつち精霊せいれい宿やどってんだよ。だからやつ土魔導どまどう使つかえんのよ。つまり『妖物グルヌシュ』の『様相エイリム』は、『身体しんたい』、『魂魄こんぱく』、『核種グチ』、『精霊せいれい』の四種よんしゅ構築こうちくされることになる。これは、人間にんげんとほぼおなじだ。――でな、こっからはおれかんだけどよ、『魂露イクシル』で人間にんげんの『様相エイリム』を正常せいじょうにできんなら、ヤルタクチュの『様相エイリム』ももとにもどせんじゃねぇか?」

「なるほどぉ……。さすがバシャルの守護者しゅごしゃ素晴すばらしい推理すいりですねぇ」

 脳筋のうきんぽいけど、じつはスッゴい知性派ちせいはなんだよねぇ、このドラゴン。

「てめぇにわれても、あんまりうれしくねぇな」

 なんかきらわれてるよねぇ。
 まあ、れてるけどぉ。 

「で、その『魂露イクシル』って、どうやってつくるんですか?」

 そこでアティシュリは正面しょうめんからヒュリアをつめました。
 ヒュリアはきゅうつめられたんで、をぱちくりさせてます。

「おめぇおれいたよな。自分じぶん至高しこう錬金術れんきんじゅつ使つかえるかって」

「――はい」

変態女へんたいおんなってたぜ、『魂露イクシル』をつくるには錬金術師れんきんじゅつしが『至高しこう錬成れんせい』をおこな必要ひつようがある。それには『一壇バチカル』のさらにした、『領域りょういき』にまでもぐらなきゃなんねぇってな」

 ヒュリアはかみなりたれたような表情ひょうじょうで、アティシュリをつめかえしました。

 至高しこう錬成れんせいって錬金術師れんきんじゅつしでないと無理むりっぽいです。
 だとするとここでは、ヒュリアにしかできないってわけです。
 つまり『魂露イクシル』をつくるには“ヒュリア”が、『一壇バチカル』よりもふかいところにもぐらなきゃならないことになります。

至高しこう錬金術れんきんじゅつとは、禁忌きんきである『存在そんざい』の本質ほんしつれることにほかならない。それには『一壇バチカル』のさらに下層かそう究極きゅうきょくの『領域りょういき』に沈潜ちんせんする必要ひつようがある、ってぇのが変態女へんたいおんなのご高説こうせつよ」

「『一壇バチカル』のさらにした……、『領域りょういき』ですか……」

 とまどうヒュリアに、アティシュリはあわれむように微笑ほほえみかけます。

「――で、でも、そうだとして、ビルルルさまは、どうやってそんな『領域りょういき』にまで沈潜ちんせんできたのでしょう。『天位半球ユストユルクレ』における『一冠ケテル』とおなじように、『地位半球アルトユルクレ』の最下層さいかそう、『一壇バチカル』をえるにもおそらく霊核ドゥル破壊はかいされるほどの反動はんどうがくるはずなのでは?」

 霊核ドゥル破壊はかいされる?!
 それってぬってことでしょ?!
 オペにいさんのヒント、どうなってんだっ!
 ヒュリアをころかっ!

「もういいよ、ヒュリア! 振動しんどうするみずのことはわすれよう! きみいのちがけでやることじゃない!」

 だけどヒュリアはつよくびります。

「ツクモ、心配しんぱいしてくれるのはありがたいが、もうすこしアティシュリさまのおはなしきたいんだ」

 口調くちょうやさしいですけど、ヒュリアのは、だまってろ、ってってます。

 いちゃいそうだよ……。

「ビルルルは、どうやってもぐったかについちゃあ、ほとんどかたらなかった。だがよ、ひとつひっかかることをほざいてたぜ。『理気界ツメバルムダ』には、恃気エスラル英気マナだけじゃねぇ、ほかにもべつちからがある。自分じぶんは“それ”で『一壇バチカル』をえたってな」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~

和田真尚
ファンタジー
 戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。 「これは神隠しか?」  戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎  ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。  家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。  領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。  唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。  敵対勢力は圧倒的な戦力。  果たして苦境を脱する術はあるのか?  かつて、日本から様々なものが異世界転移した。  侍 = 刀一本で無双した。  自衛隊 = 現代兵器で無双した。  日本国 = 国力をあげて無双した。  では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――? 【新九郎の解答】  国を盗って生き残るしかない!(必死) 【ちなみに異世界の人々の感想】  何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!  戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?  これは、その疑問に答える物語。  異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。 ※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。

優の異世界ごはん日記

風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。 ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。 未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。 彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。 モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。

山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。 異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。 その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。 攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。 そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。 前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。 そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。 偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。 チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
 2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。  死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。  命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。  自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...