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絶対におかしい
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オレは最近、自分がおかしいことに気が付いて悩んでいる。
この多様性の時代、おかしいっていう表現はよくないのかもしれない。
だけど今まで16年間生きてきて、こんなこと絶対にありえなかった。
…なんか自分に裏切られた気がして悔しいというかショックというか。
あーやっぱり受け入れられない。
なんで?
何でだよ?
考えれば考えるほど頭の中が混乱して答えは出てきそうにない。
「理人最近元気なくね?いつもなら一緒に食うのにさ。ホラ、食うか?」
幼なじみで親友の瑠依が、食いかけの肉まんをこっちに向けている。
瑠依が食った肉まん…それって…
「いらねー」
そういや…食欲も全然なくてあんま食ってなかったわ。
「だよな、あはは。目の下のクマも結構ヤバいぜ。パンダみたい!」
確かに夜ベッドに入っても眠たくなくて、目がギンギンに冴えてる。
「なんか悩みでもあんの?可愛い彼女がほしいとか…」
「悩み?別に彼女はほしくないけど…」
悩み…はある。
それは…
如月瑠依!
最近お前が可愛く見えてしまうんだよ!
お前なんかに…だからモヤモヤして、ワケが分かんなくて、仕方ないんだよ!!
これって…まさか瑠依のこと?
いや違う、そんなの絶対におかしいに決まってる。
ガキの頃からずーっと一緒にいて、今までそんな感情沸いたことなかったのに。
そりゃそうだよ。
オレも瑠依も男だから。
男と女なら、幼なじみのことが好きになるって普通にあるあるじゃん。
伸ばしてた髪を切った時に可愛いなって思っちゃうとか、普段パンツスタイルの子がスカートを履いてドキッとしちゃうとか。
けどオレも瑠依も男なんだよ。
ずっとつるんでた同性の幼なじみに、普通ときめかんだろ?
それにガキの頃の瑠依はオレより背が高くて、気性の激しいケンカっ早いヤツだったから、いつもオレが体を張って止めに入ってたもんな。
まぁ…顔はさ、子どもの時から大人っぽくてかなり整ってたけどさ。
とはいえ男の顔なんだよ。
目がデカくてめちゃめちゃ可愛らしい顔でも、女っぽい中性的な顔でもない、普通の男顔なんだよ。
いや、普通ではないな…女子にはクールビューティーってチヤホヤされてるし、男にも「ワンチャン瑠依ならイケる!」って言われてるわ。
イケるって何?
どこまでイケんの?
…まぁいいや。
けど、けど身体もゴツゴツとして骨っぽいし、チ◯チ◯もちゃんとついてるし、どう考えても惚れる要素は0。
幼稚園の時は架純先生を取り合い、小3でも同じ女の子を好きになり…あ、オレはフラれたけど。
中学の時にはお互いに彼女ができて、4人でデートしたこともあった。
だから瑠依と同じように、オレもずっと恋愛対象は女だと思ってた。
なのに…
最近急に瑠依のことを意識して…目が合ったり声を聞くだけで心臓がありえんくらいバクバク鳴ってる。
ヤバい心臓の病気だと思って色々調べたけど、結果はどれも一緒で〝恋患い〟だって。
んなワケあるかい!
って病院で検査してもらったけど異常無し。
しかも医者には
「心電図も心エコーも異常はありませんね。なので症状から察するに〝恋の病〟ですね」
って笑顔で言われて、安心した母ちゃんが大爆笑してた。
いやいやおかしいって!
だってその相手、瑠依なんだぜ?
別の意味で母ちゃん心配するだろ?
だから絶対に違うんだって。
って自分に言い聞かせる日々。
「顔赤いぜ。熱あんじゃね?インフルエンザとかだったらヤバいよ?」
「どぅわっ!?」
えっ!
何が起こってる?
なんか…物凄く近くねーか?
「熱は…無さそう」
えー!
待って!
待て待て待て!
心臓もたないからぁ!
普通熱かあるか調べる時、おでこにあてるものは手のひらだよな?
瑠依の〝でこ〟が直接きたんだけどー!
しかも目を瞑ってたからキスされんのかと思って、唇にありえんくらいの力が入ったんだけど!
とはいえ目はガン開きしてたから、瑠依の綺麗なお顔はちゃんと見たけどな。
睫毛長くて色白いからお人形みたいでめっちゃ可愛かった!
毎日毎日クソほど見てる顔なのに、全然飽きないんだよな。
むしろずっと眺めてたい!
はぁー。
やっぱヤバいな、これはかなりの重症だ。
この多様性の時代、おかしいっていう表現はよくないのかもしれない。
だけど今まで16年間生きてきて、こんなこと絶対にありえなかった。
…なんか自分に裏切られた気がして悔しいというかショックというか。
あーやっぱり受け入れられない。
なんで?
何でだよ?
考えれば考えるほど頭の中が混乱して答えは出てきそうにない。
「理人最近元気なくね?いつもなら一緒に食うのにさ。ホラ、食うか?」
幼なじみで親友の瑠依が、食いかけの肉まんをこっちに向けている。
瑠依が食った肉まん…それって…
「いらねー」
そういや…食欲も全然なくてあんま食ってなかったわ。
「だよな、あはは。目の下のクマも結構ヤバいぜ。パンダみたい!」
確かに夜ベッドに入っても眠たくなくて、目がギンギンに冴えてる。
「なんか悩みでもあんの?可愛い彼女がほしいとか…」
「悩み?別に彼女はほしくないけど…」
悩み…はある。
それは…
如月瑠依!
最近お前が可愛く見えてしまうんだよ!
お前なんかに…だからモヤモヤして、ワケが分かんなくて、仕方ないんだよ!!
これって…まさか瑠依のこと?
いや違う、そんなの絶対におかしいに決まってる。
ガキの頃からずーっと一緒にいて、今までそんな感情沸いたことなかったのに。
そりゃそうだよ。
オレも瑠依も男だから。
男と女なら、幼なじみのことが好きになるって普通にあるあるじゃん。
伸ばしてた髪を切った時に可愛いなって思っちゃうとか、普段パンツスタイルの子がスカートを履いてドキッとしちゃうとか。
けどオレも瑠依も男なんだよ。
ずっとつるんでた同性の幼なじみに、普通ときめかんだろ?
それにガキの頃の瑠依はオレより背が高くて、気性の激しいケンカっ早いヤツだったから、いつもオレが体を張って止めに入ってたもんな。
まぁ…顔はさ、子どもの時から大人っぽくてかなり整ってたけどさ。
とはいえ男の顔なんだよ。
目がデカくてめちゃめちゃ可愛らしい顔でも、女っぽい中性的な顔でもない、普通の男顔なんだよ。
いや、普通ではないな…女子にはクールビューティーってチヤホヤされてるし、男にも「ワンチャン瑠依ならイケる!」って言われてるわ。
イケるって何?
どこまでイケんの?
…まぁいいや。
けど、けど身体もゴツゴツとして骨っぽいし、チ◯チ◯もちゃんとついてるし、どう考えても惚れる要素は0。
幼稚園の時は架純先生を取り合い、小3でも同じ女の子を好きになり…あ、オレはフラれたけど。
中学の時にはお互いに彼女ができて、4人でデートしたこともあった。
だから瑠依と同じように、オレもずっと恋愛対象は女だと思ってた。
なのに…
最近急に瑠依のことを意識して…目が合ったり声を聞くだけで心臓がありえんくらいバクバク鳴ってる。
ヤバい心臓の病気だと思って色々調べたけど、結果はどれも一緒で〝恋患い〟だって。
んなワケあるかい!
って病院で検査してもらったけど異常無し。
しかも医者には
「心電図も心エコーも異常はありませんね。なので症状から察するに〝恋の病〟ですね」
って笑顔で言われて、安心した母ちゃんが大爆笑してた。
いやいやおかしいって!
だってその相手、瑠依なんだぜ?
別の意味で母ちゃん心配するだろ?
だから絶対に違うんだって。
って自分に言い聞かせる日々。
「顔赤いぜ。熱あんじゃね?インフルエンザとかだったらヤバいよ?」
「どぅわっ!?」
えっ!
何が起こってる?
なんか…物凄く近くねーか?
「熱は…無さそう」
えー!
待って!
待て待て待て!
心臓もたないからぁ!
普通熱かあるか調べる時、おでこにあてるものは手のひらだよな?
瑠依の〝でこ〟が直接きたんだけどー!
しかも目を瞑ってたからキスされんのかと思って、唇にありえんくらいの力が入ったんだけど!
とはいえ目はガン開きしてたから、瑠依の綺麗なお顔はちゃんと見たけどな。
睫毛長くて色白いからお人形みたいでめっちゃ可愛かった!
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むしろずっと眺めてたい!
はぁー。
やっぱヤバいな、これはかなりの重症だ。
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