ストロベリーファンド ~はずれスキルの空間魔法で建国!? それ、なんて無理ゲー?~

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簡単なお仕事……と言うほど複雑なのはお約束です。

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 領主になる事を引き受けた時点で、俺は諸々吹っ切る事にした。
 どうせやらなきゃいけないなら、好きなようにさせてもらおう、と。
 そこで気になったのが、ベルグシュタットとアシュラムを隔てる山脈の事だった。
 山脈という事で国境が曖昧になっている上、あそこには星王狼スターキングが率いる星狼スターファング達がいる。 

 彼等には借りもあるし、ここらで返しておくのも悪くないだろう。
 そう思って俺は彼等のもとに向かったのだ。

 ◇

 (……お前、頭大丈夫か?)
 俺の話を聞いた星王狼スターキングの第一声がこれだった。
 星王狼スターキングから向けられる、憐みの視線が痛かった。
 「真面目な話なんだがな……それに、お前らにとっても悪い話じゃないはずだ。」
 (それはそうだが……しかしこの山脈をお前の領地の一部とし、それを我らに治めさせるなど……正気の沙汰とは思えぬが。)
 「こういう領主がいても面白くていいだろ?それに、こっちにも打算はあるからな。」
 俺はここを手に入れる事で得られる、互いのメリットを伝える。
 星王狼スターキング達にとっては、領地の保護を受けれるので安心できる。
 俺達にとっては魔獣に襲われる心配もなく、安全に商隊が行き来できるようになる……これは閉鎖されがちなアシュラムにとっては、大きなメリットだ。

 「まぁ、そちらのデメリットとしては、形の上でとは言え、一応俺に恭順してもらう事になるけど、此方から頭ごなしの命令はしないことを誓うよ。」
 (フム……まぁいいだろう。其方らが約定を違えぬ限りは恭順しようではないか。)
 「良かった。こっちも色々準備があるけど、今後はこの山脈はお前達の物だ。こちらからの要望は、悪意の無い商隊や旅人はそのまま通して欲しい、逆に悪意ある人間は、適当に排除してくれていい……しっかり治めてくれよ。」

 (悪意と言うが……我らから見れば殆どの人間が悪意だらけに思えるのだが?)
 「それもそうか……じゃぁ、許可証を出そう。俺の魔力を込めた許可証を持っているものはそのまま通してくれ。」
 (分かった。では我に名を授けよ……その名をもってして契約の証としようぞ。)
 「名前かぁ……。」
 まさか、名を付けよと言われるとは思わなかったので少し悩む。
 「よし、今日からお前の名前は『レオン』だ。」
 (レオンか……良い名だ。……我、レオンはシンジと協力し、この地を治めることを、この名に誓おう。)
 「ありがとう。定期的に様子を見に来るから、何か要望があれば言ってくれ。後、これを……。」
 俺はレオンに首輪型のアーティファクトをつける。
 「遠くにいる俺への念話、広範囲の防護結界、魔力の充填・開放、アイテム袋の能力等が使える。うまく役立ててくれ。」
 
 星王狼スターキング達にとっては、今までと何ら変わりない、ただ許可証を持っている人間を安全に通すと言うだけの契約。
 後は俺が周知指せるだけの簡単なお仕事……。

  ◇
 
 「だから、よろしくリディア。王様によく言っておいてね。」
 「シンジさんはバカですかっ!何処が簡単なお仕事ですかぁ!」
 「いや、ちょっと魔力を暴走気味にして『そう言う事だからお願い』と言えば、言う事聞いてくれるだろ?」
 「バカですかっ、バカですよねっ!」
 リディアが珍しくキレていた。

 「ハァ……もぉー、分かりましたぁ。シンジ様に任せていたら大変な事になりそうなのでぇ、私が行ってきますぅ。」
 キレたリディアの罵詈雑言が続いていたが、しばらくすると疲れたのか、諦めたのか、呆れた口調でそう請け負ってくれるリディア。
 「もぉー、……準備してきますね。」
 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 シンジさんはバカだ……エルさんそう言ってるのはよく耳にしていたけど……今日は心からエルさんに同意したいと思う。
 「何が『簡単なお仕事』ですかぁ。もぉー、全くもぉー。」

 シンジさんの目的はわかります。
 シンジさんの国、……本当は領地だけど、もう、国でいいよね?
 ミーアラントは今復興中で、本格的に復興しようと思ったら他国と人の行き来は必須、それはよくわかるのです。
 私だって王女としてそれくらいの知識は叩き込まれています。

 そしてミーアラントと接しているのはアシュラム王国とグランベルク王国、そして北方領土……同じ様に戦後復興で喘いでいるアシュラム国と、一応主国になるグランベルク王国との行き来だけでは現状の打破には追い付かず、新しい風を入れるためにベルクシュタットと繋がりを持ちたいというのはよくわかります。
 と言うよりベルクシュタットを選んでくれたことは純粋に嬉しい……ただベルクシュタットしか候補がなかっただけと言うだけの理由であったとしても。

 行き来の安全を確保するのが急務と言うのもよく分かるんだけど……。
 「だからと言って『領土にした、治めるのは星王狼スターキングだ』って言われてもぉ、聞かされる方の身になってよぉ、もぉー。」
 はぁ、お父様になんて言おう。

 「シンジさん、向こうに何か言付けは有りますかぁ?」
 「あぁ、取りあえずこれとこれを……。」
 シンジさんから色々渡され、其々について説明をされる。
 
 「まずはこの転移の門だが……。」
 シンジさんの話では、ベルグシュタットの王都の屋敷と、この屋敷を『転移の門』と呼ばれる魔術具で繋いでいるから、一瞬で移動できるんだって。
 で、ミカサから預かった実験魔道具を改造・改良したからその説明書を渡して欲しいって。
 ……ひょっとしたら、単に使いっ走りをさせたいだけじゃないのかなぁ。
 目の前に積み上げられた数々の魔術具を見て私はそう思った。

 「いや、違うから。……あ、後これを……。」
 私がジト目でシンジさんとアイテム類を見ていると、慌てて言い訳を始めるシンジさん。
 ……違わないよね?

 結局、シンジさんからお父様への親書とアイテムを預かって、私は久しぶりのベルクシュタットの屋敷に戻ったのでした。

 ◇

 「ここも久しぶりですぅ……ってまずはこれを取りつけるんだよね。」
 私はシンジさんに言われた通りに、転移の門に魔石を取りつける。
 これで、帰りもこれが使えるって事ね。
 とっても便利ですぅ、でも他に人には内緒だって言ってました。

 「お掃除はぁ……と、ちゃんとしてありますねぇ。食材もちゃんとありますしぃ。」
 私達がいない間もしっかりと屋敷を管理していてくれていたみたいで、いつ帰って来てもすぐ暮らせるようにしてあるのは助かるのです。
 「まずは王宮への連絡ですねぇ……はぁ、気が重いですぅ。」
 
 ◇

 「リディアよ、よく戻ったな。」
 目の前にお父様とお母様がいるけど、今の私はベルグシュタットの王女じゃなくてミーアラントの使者として来てるんだよね?
 だったら……。
 「フィリップ国王様、ご無沙汰しております。我が主シンジより親書を預かってまいりました。」
 お父様も、お母様も目を回しています。
 びっくりしたでしょ!私だってこれくらいは出来るんだからねっ。
 「あー、うむ。親書、確かに受け取った。今夜、歓迎の晩餐に招待したいが受けてもらえるだろうか?」
 「はい、喜んで。」
 「ウム、では後程。」
 
 「はぁ……緊張したぁ。」
 謁見の間から出た私は大きくため息をついた。
 「うぅ……こんなの柄じゃないですぅ。」
 「ホントに……御自分でご理解いただけているようで何よりです。」
 「セーラ!?」
 私の背後から聞こえた声に振り返ると、そこには妹のセーラが両手を腰に当てて立っていた。
 「しっ!黙って、こっちへ!」
 セーラは私の手を引っ張って奥へと連れていく。

 「連れて来たわよ。」
 「おぉ、セーラご苦労だった。」
 「二人ともお掛けなさいな。」
 連れていかれた中庭のテラスにはお父様とお母様が座っていた。
 どうやら非公式のお茶会を急遽開くことにしたらしい。

 「うむ、リディアがあんな他人行儀な挨拶をするからのぅ。」
 ……私が原因だった。
 「それはともかくとして……この親書の内容じゃが、よく分からなくてのぅ。説明してもらえぬか?」
 ……だよねぇ。
 「えーとねぇ、この国とアシュラム国を隔てている山脈は、私達ミーアラントの領地になったから、それを認めて欲しいって事なんですよぉ。」
 「ウム、それはわかる。すでにアシュラム王国は認めているので、我がベルクシュタットが承認すれば問題は無かろう。分からないのは次の所だ……治めるのが星王狼スターキングと言うのは何の冗談だ?」

 はぁ……やっぱりそこツッコむよねぇ。
 「そのままですよぉ。山脈を縄張りにしている星王狼スターキング……レオンさんが山脈一帯を治めているんですよぉ。」
 「いや、しかし、治めているって……。」
 「姉様が非常識になった原因の人がやる事でしょ?考えても無駄だと思いますわ。」
 今更でしょ?とセーラがぼそりと言い放つ。
 
 「うぅ……非常識じゃないモン……非常識なのはシンジさんだモン……。」
 「まぁ、とにかくアシュラムとの行き来が容易になるという事だな。しかし我が国にどのようなメリットがもたらされるのか?」
 お父様の眼が執政者のそれに代わる。
 アシュラム王国と言うよりミーアラントとの交易が、この国に利益をもたらすのですぅ。」
 「というと?」
 「ミーアラントは海辺にあるのですよ。海産物が安全に安く手に入るのは利益にならないですかぁ?」

 ベルクシュタットの近隣には海がなく、海産物は全て防腐処理をされた物しか入ってこないので生鮮品を手に入れるには、時を止める機能がついたアイテム袋を使用するしかない。 それを保有しているのは、大手の商会位しかなく、莫大な料金を払ってようやく手に入れることが出来る。
 そのような状況なので価格はいい値となり、それがまた入手のハードルを高くしている。 
 「ミーアラントからミラノの街までは、山脈を安全に通過できることを前提にすれば、二日から三日で移動することが出来るから、氷の魔法や冷蔵の魔術具を使えば、充分新鮮なお魚を手にすることが出来るのですよ。」
 「確かに、それなら噂の『オサシミ』とか言うのも食べられるかもしれないですわね。」
 セーラがそんな事を言う……お刺身、食べたいのかな?

 「後は魔術具ですねぇ。アシュラム王国は魔術王国と言うだけあって、普通に使われている魔術具でも、この国より数段上なのですよ。」
 それに、今はシンジ様が色々やらかしてますからねぇ、とこっそりと呟いてみる。
 「あ、そうだ。コレ、後でミカサに届ける様に言われたんだけど、説明するより見て貰った方が早いよね。」
 私はそう言って預かっていた魔術具を取り出す。

 「えーと、セーラ、お刺身以外に食べたいものある?」
 「えっ、いきなり言われても困りますわ。」
 「じゃぁ適当でいいよね。」
 私は紙を取り出して、シンジさんとエルさん宛てにお刺身を送ってもらえるように手紙を書くとその魔術具に差し込むと、一瞬光を放ち、手紙が掻き消える。

 「えっ、今のは?」
 びっくりするセーラ。
 「これはゲートミラーと言って、転移魔法を埋め込んだ魔術具なんですよぉ。対になったミラーにしか送れないとか、送れるものに制限があるとか、色々細かい制約があるけど、結構便利なんですよぉ。」
 そう言いながらお父様にミラーを一つ渡す。
 「対のミラーは私が持ってるから、これで手紙のやり取りでもしなさいってシンジさんから。」
 出かけにシンジさんが用意をしてくれたのだ。
 あまり顔を合わすことも出来ないだろうから、せめていつでも手紙のやり取り位が出来る様にって……。
 恥ずかしいからそんなのいいですよぉ……と言いかけたけど、隣にいたエルさんを見たら、そんな事は言えなかった。
 エルさんやアイリスは手紙のやり取りすら出来ないのだから……両親が健在というだけで、私は十分に恵まれているのだから……と。

 私は、お父様にゲートミラーの説明をしていると、先程のミラーが光って手紙と小包が出てきた。
 小包の中には要望したお刺身とアイテム袋が入っていた。 
 私は手紙を開ける。

 『丁度捌いたばかりのがあったので送るね。アイリスには内緒だよ。……エル』
 『アイテム袋に適当に海産物を詰め込んでおいた。城の料理長なら調理できるだろ?……シンジ』
 私はシンジさんの手紙を見せてアイテム袋をお父様に渡すと、お父様はすぐさま人を呼び料理長に届けるように指示を出した。

 「これが『オサシミ』ですか?」
 目を輝かせているセーラに、私は小皿と調味料を用意する。
 「このソースにつけて食べると美味しいよ。」
 一応毒見という事で、私が一切れを先に食べる。
 それを見て、待ちきれないというようにセーラがお刺身を口にする。
 「美味しぃ……なにこれ、何でこんなに美味しいの。」
 それを見てお父様とお母様が慌てて、お刺身を食べ始めた。
 元々それ程量が無かったうえ、セーラの勢いが良すぎて、ぼっとしていたらあっという間になくなりそうだったからだ。
 現に、私は最初の一切れ以外口にすることは出来なかった。
 ふん、いいもんねー、私は帰ったら好きなだけ食べれるんだから。

 「お刺身はそれなりに知識のある料理人じゃないと、うまく調理できなくて危険って言ってたから気を付けてね。」
 一応注意を促しておく。
 下手に食べて食あたりでも起こしたら、それこそ大騒ぎになるからね。

 「ウム、よく分かった。早速王家御用達の商人に連絡を取って、ミーアラントに向かわせよう。」
 「ちょ、ちょっと、お父様落ち着いて。」
 いきなり交易の準備を始めようとするお父様を慌てて止める。
 あのグルリア山脈を安全に通る為にはシンジさん特製の許可証が必要なのだ。
 それをこれからゆっくり話し合おうと言っているのに、お父様が性急過ぎる……そんなにお刺身気に入ったのかな?

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 「……と言うわけで、お刺身効果でとんとん拍子に話がまとまったのですぅ。」
 リディアが疲れ果てた感じで話を終える。
 「これがお父様からの親書ですよ。内容は生鮮食品の取り扱いや、交易の関税についてと王宮への取り分の相談などです……あ、後ついでに国交に関しての条約について階段を持ちたいって事が書いてある筈ですよぉ。」
 リディアはそう言ってエルにもたれかかる。
 余程疲れたんだろうな……しかし、条約についての会談がついでって、どんだけお刺身が気に入ったんだよ。

 「まぁ、交易については漁獲量の問題とかもあるし、最初はそれほど多くはないけど、ベルクシュタットの支援があればすぐにでも拡大できるだろう。」
 「そうですねぇ、お刺身の為に国庫をひっくり返す勢いでしたからねぇ。」
 「とりあえずお疲れ、今後も色々動いてもらわないといけないから、頼むよ。」
 俺はそう言ってリディアの頭を撫でる。

 まだまだ問題は山積みだけど、この子達と一緒なら何とかなりそうな気がする。
 頭を撫でられて、気持ちよさそうに、ふにゃぁと崩れているリディアを見てそう思うのだった。   

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