26 / 72
第十六夜(2)
しおりを挟む
ベッドに転がされると、すぐに海斗が覆い被さろうとしてきた。
恭介は思わずじりじりと枕元のほうへ後ずさりしてしまう。
部屋は暗いが、閉じ切っていないドアからは廊下の明かりが一筋漏れている。
背中がヘッドボードに当たった時には、目はすっかり薄暗さに慣れていた。
海斗の顔がよく見える。その瞳は、飢えた獣のように鋭いから、恭介はごくりと唾を飲み込む。
これから、海斗とセックスをするのだ。
男同士でする性行為がどういうものか、恭介にだって大体は想像がつく。
それになんとなく分かっていた。
自分はきっと受け入れる側なのだと。
視線が絡み合って、お互いが引き寄せられるように、3度目のキスを交わす。
海斗の温かな唇が、熱い舌が、恭介の理性をあっという間に奪っていった。全身の熱が、身体の中心へと集まっていく。
揉み合うように唇をくっつけながら、協力しあって服を脱ぐ。2人ともが下着姿になると、先に海斗が恭介の下着に手をかけた。
ゆるゆると引き下ろされ、勃起した性器が勢いよく跳ね上がった。
舐めるようにじっと見つめられ、恭介のそれはますます硬度を増していく。
「おいっそんなに見るなよっ」
口ではそう言うが、触って欲しそうにピクッと動いたのを合図に、海斗の手がゆっくりと伸びてきた。
「ひ……っ」
上下に優しく扱かれると、自分でするのとは、比べ物にならないほどの気持ちよさに包まれる。
でも、その快感を、恭介の身体はなぜかとてもよく知っている。
海斗に腰を引かれて、無言で促されるままベッドに寝かされる。
「……あっ」
陰嚢を優しく揉まれ、吐息まじりの声が漏れてしまった。
そんな自分が恥ずかしくて枕に顔を埋めるが、海斗の匂いしかしなくて、一層恭介を酔わせるだけだった。
不意に、海斗が恭介の胸の突起に顔を寄せた。
「だ、だめっ」いやいやと拒否の方向に首を振るが、聞いてもらえない。
唾液をたっぷり含んだ口に乳首を吸われ、堪らず背中を仰け反らせた。
あの日以来、自慰を数回したが、恭介はもう乳首を弄らなければ絶頂を迎えられないのだ。
だからそれは、恭介にとって射精感を高めてしまう行為でしかない。
「なあっ……それ、やめ……っ、イッちゃうからあっ」
舌先でちろちろと、すっかり敏感になった乳首を刺激され、身体中に甘い電流が走る。
──やばい……っ。
そう思ったのと同時に、海斗が性器を扱く手を速めた。恭介は知らないうちに腰をいやらしく浮かしてしまう。
先走りで濡れたそれが、ぐちゅぐちゅと音を立てるから、それは余計に恭介の官能を煽った。
「あ……、あっ……、ああぁーっ……!」
そして、乳首を甘噛みされた途端、恭介は身震いしながら精を吐き出した。
肩で息をしながら、冷めやらぬ絶頂の余韻に浸っていると、恭介の精子がついた手を、海斗が自分の口元へ持っていくのが見えた。
平然とそれをペロリと舐めるから、たった今出したばかりなのに、恭介は再び下腹部が熱くなっていくのを感じた。
……そればかりか、腹のさらに奥のほうが、ひくひく疼いて仕方がない。
海斗が自らの下着を脱ぎ捨てる。恭介は現れたそれを目にした途端、思わず息を呑んだ。
へそにつきそうなほど勃ち上がった海斗の男性器は、恭介のものよりも一回り太くて長かったのだ。
当然、幼なじみのマックス時を見るのは初めてだった。
「でか……、そんなの……」
入るわけない。そう思うのに、恭介はもうおそらく冷静ではなかった。
そんな凶暴な大きさのものを尻に入れるなんて恐怖でしかないはずなのに、期待で震える自分がいる。
恭介は体を起こして、恐々と海斗の男性器に手を伸ばした。
恭介は思わずじりじりと枕元のほうへ後ずさりしてしまう。
部屋は暗いが、閉じ切っていないドアからは廊下の明かりが一筋漏れている。
背中がヘッドボードに当たった時には、目はすっかり薄暗さに慣れていた。
海斗の顔がよく見える。その瞳は、飢えた獣のように鋭いから、恭介はごくりと唾を飲み込む。
これから、海斗とセックスをするのだ。
男同士でする性行為がどういうものか、恭介にだって大体は想像がつく。
それになんとなく分かっていた。
自分はきっと受け入れる側なのだと。
視線が絡み合って、お互いが引き寄せられるように、3度目のキスを交わす。
海斗の温かな唇が、熱い舌が、恭介の理性をあっという間に奪っていった。全身の熱が、身体の中心へと集まっていく。
揉み合うように唇をくっつけながら、協力しあって服を脱ぐ。2人ともが下着姿になると、先に海斗が恭介の下着に手をかけた。
ゆるゆると引き下ろされ、勃起した性器が勢いよく跳ね上がった。
舐めるようにじっと見つめられ、恭介のそれはますます硬度を増していく。
「おいっそんなに見るなよっ」
口ではそう言うが、触って欲しそうにピクッと動いたのを合図に、海斗の手がゆっくりと伸びてきた。
「ひ……っ」
上下に優しく扱かれると、自分でするのとは、比べ物にならないほどの気持ちよさに包まれる。
でも、その快感を、恭介の身体はなぜかとてもよく知っている。
海斗に腰を引かれて、無言で促されるままベッドに寝かされる。
「……あっ」
陰嚢を優しく揉まれ、吐息まじりの声が漏れてしまった。
そんな自分が恥ずかしくて枕に顔を埋めるが、海斗の匂いしかしなくて、一層恭介を酔わせるだけだった。
不意に、海斗が恭介の胸の突起に顔を寄せた。
「だ、だめっ」いやいやと拒否の方向に首を振るが、聞いてもらえない。
唾液をたっぷり含んだ口に乳首を吸われ、堪らず背中を仰け反らせた。
あの日以来、自慰を数回したが、恭介はもう乳首を弄らなければ絶頂を迎えられないのだ。
だからそれは、恭介にとって射精感を高めてしまう行為でしかない。
「なあっ……それ、やめ……っ、イッちゃうからあっ」
舌先でちろちろと、すっかり敏感になった乳首を刺激され、身体中に甘い電流が走る。
──やばい……っ。
そう思ったのと同時に、海斗が性器を扱く手を速めた。恭介は知らないうちに腰をいやらしく浮かしてしまう。
先走りで濡れたそれが、ぐちゅぐちゅと音を立てるから、それは余計に恭介の官能を煽った。
「あ……、あっ……、ああぁーっ……!」
そして、乳首を甘噛みされた途端、恭介は身震いしながら精を吐き出した。
肩で息をしながら、冷めやらぬ絶頂の余韻に浸っていると、恭介の精子がついた手を、海斗が自分の口元へ持っていくのが見えた。
平然とそれをペロリと舐めるから、たった今出したばかりなのに、恭介は再び下腹部が熱くなっていくのを感じた。
……そればかりか、腹のさらに奥のほうが、ひくひく疼いて仕方がない。
海斗が自らの下着を脱ぎ捨てる。恭介は現れたそれを目にした途端、思わず息を呑んだ。
へそにつきそうなほど勃ち上がった海斗の男性器は、恭介のものよりも一回り太くて長かったのだ。
当然、幼なじみのマックス時を見るのは初めてだった。
「でか……、そんなの……」
入るわけない。そう思うのに、恭介はもうおそらく冷静ではなかった。
そんな凶暴な大きさのものを尻に入れるなんて恐怖でしかないはずなのに、期待で震える自分がいる。
恭介は体を起こして、恐々と海斗の男性器に手を伸ばした。
38
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる