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第二十七夜(5)
しおりを挟む一矢纏わぬ姿でソファに寝かせられ、足の先から頭のてっぺんまで、隅々まで海斗に見つめられる。
もう何度も海斗と身体を重ねた。裸姿だってその分海斗に見られてきた。
でも今日はいつもと違った。
海斗の視線が熱い。その目が今、恭介のどこを映しているのかよく分かるほどだ。
愛を誓い合ったあとにするセックスに、いつもより興奮しているからかもしれない。
見られている場所にじわじわと熱が生まれて、やがて全身が熱くなると、身体の中心が透明な糸を垂らしながらゆっくりと頭をもたげる。
まだ触られていない性器が硬度を増していく事が恥ずかしくて、恭介は隠すように身体を横にした。
「何してんの?」
「……恥ずかしいんだよ……っ」
今さら羞恥を感じてることも恥ずかしくて、もう何がなんだか分からない状況だ。
顔から火が出そうだ。
「可愛いこと言うね」
クスッと笑った海斗に脚を広げるよう促され、いたたまれずに腕で顔を隠しながら、でもちゃんとそれに従う。
海斗の眼下では、すっかり勃起した恭介の性器がいやらしく蜜を溢していることだろう。
「ん……っ」
まず触られたのは陰嚢だった。緩く揉むようにされただけなのに、驚くほど感じてしまう。
その快感を示すように、性器が切なげにぴくりぴくりと動くから、海斗の手はすぐにそこにも伸びた。
「あ、あ、あ……っ!」
勃ち上がった性器に海斗の指先が絡みつく。浮き上がる血管に沿って、つーっと一気に先端まで扱かれる。
蜜の溢れる窪みを親指に擦られれば、あまりの気持ちよさに全身から力が抜けた。
「もっとして」
さらに上の快感が欲しくて、恥じらっていたことも忘れて、自分から脚を開いて海斗に頼み込む。
「いいよ」
海斗の瞳が獣欲に染まり、舌で口端を舐める様は酷く官能的で、思えず恭介は背筋が甘く震えた。
先走りを纏った指が緩急をつけながら恭介の性器を卑猥に上下する。
「ああ、海斗、海斗……っ」
背中を丸めて海斗にしがみつくと、首筋から雄の匂いがして我慢が効かなかった。
気づいたら性感が頂に達していた。放った白濁で自身の腹を濡らしてやっと、自分が射精したのだと知った。
「も、やめ……っ」
なのに、止むことなく、残滓を絞り出すように海斗の手が性器を扱き上げ続けるから、涙目になって恭介はかぶりを振る。
やっと解放されたころには、良すぎる快感に恭介は放心状態だった。
ぼんやりと窓の外に目を向ければ、絵画のように綺麗な夕日が東シナ海を黄金色に照らしていた。
視界の端で海斗がやっとその衣服を脱いでいる。今はとても見ていられなくて、そのまま窓を向いていると、
「余裕そうだな?」
恭介と同じありのままの姿になった海斗がのしかかってくる。
つい、チラリと見てしまった。相変わらず綺麗な腹筋と、下生えの奥でしっかりとそそり勃った立派な男性器を。
「んっ、」
両手で尻たぶを掴まれて、揉まれた。たいして柔らかくないだろうに、手触りを確かめるようなやらしい手つきだ。
海斗の裸を盗み見たことはバレてないらしい。
「ずっと触っていたい」
変態じみたセリフだが、本音が漏れたかのようにぽつりと呟くから、嬉しいと思ってしまう。
海斗によって恭介の身体は作り替えられた。
一度放出したはずの場所が、再び熱くなっていく。
ローションで濡らした海斗の指が、円を描くようにくるくると後ろの窄まりを撫でる。
「あ、……んっ」
昨日も海斗の屹立を受け入れているそこは、一本の指を簡単に飲み込んでしまった。
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