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第140話 マリアファンクラブ
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グローサは浮島に帰港後、正式に近衛艦として稼働することになる。グローサ搭載機クリスのパイロット、ヘーベルハルト・アンカーは軽口をたたく。
「うちの艦長はまだ13歳だろ、俺らの仕事は子守か。」「優秀なら問題ないだろ。」
「どうやって優秀てわかるんだ。」「いい加減にしろよ、首席で卒業しているんだ問題ないだろ。」
この軽口は艦内で話題になる。マリアはエルザ副長からこのことを知る。彼女はヘーベルハルトを艦長室に呼ぶ
「そなた、子守が仕事だそうな。」「いえ、そんなことは。」
「別に責めてはおらん。」「ではどういうことで。」
「わしもそなたらの仕事を子守でないことを証明しなくてはと思うてな。」「証明ですか。」
「そうだ、そなた騎士だろわれが勝てば我の力を認めよ、負ければそなたがベットの中で子供か大人か確かめよ。」
ヘーベルハルトは艦長が剣で挑んでくることに驚く。しかも13歳と言ってもドニィーシャ似の美少女である断る理由はなかった。
「分かりました、泣きを見ても知りませんよ。」
試合は艦内のトレーニング場で行われることになる。ヘーベルハルトは手を抜く気はない。
彼は始まると同時に間合いに入りマリアに木剣を振り下ろす。マリアはその瞬間姿を消す。
次の瞬間、彼は木剣を撃ち落とされ、首に木剣を突き付けられる。彼女の目は子供のものではなく戦士のものである。
ヘーベルハルトは負けを認めるとともにマリアに惚れこむ。
その後、艦長に剣で勝つと夜を共にしてくれるという噂が立つ。マリアに挑戦する乗員が殺到する。
彼女は、その全てに勝ち自分の地位を確立する。そして、男性乗員に「マリア様を守る会」なるファンクラブができる。
また、女性乗員からの人気も上昇し「マリアちゃんの会」というファンクラブができてしまう。
2つのファンクラブのおかげでグローサは安泰である。
「うちの艦長はまだ13歳だろ、俺らの仕事は子守か。」「優秀なら問題ないだろ。」
「どうやって優秀てわかるんだ。」「いい加減にしろよ、首席で卒業しているんだ問題ないだろ。」
この軽口は艦内で話題になる。マリアはエルザ副長からこのことを知る。彼女はヘーベルハルトを艦長室に呼ぶ
「そなた、子守が仕事だそうな。」「いえ、そんなことは。」
「別に責めてはおらん。」「ではどういうことで。」
「わしもそなたらの仕事を子守でないことを証明しなくてはと思うてな。」「証明ですか。」
「そうだ、そなた騎士だろわれが勝てば我の力を認めよ、負ければそなたがベットの中で子供か大人か確かめよ。」
ヘーベルハルトは艦長が剣で挑んでくることに驚く。しかも13歳と言ってもドニィーシャ似の美少女である断る理由はなかった。
「分かりました、泣きを見ても知りませんよ。」
試合は艦内のトレーニング場で行われることになる。ヘーベルハルトは手を抜く気はない。
彼は始まると同時に間合いに入りマリアに木剣を振り下ろす。マリアはその瞬間姿を消す。
次の瞬間、彼は木剣を撃ち落とされ、首に木剣を突き付けられる。彼女の目は子供のものではなく戦士のものである。
ヘーベルハルトは負けを認めるとともにマリアに惚れこむ。
その後、艦長に剣で勝つと夜を共にしてくれるという噂が立つ。マリアに挑戦する乗員が殺到する。
彼女は、その全てに勝ち自分の地位を確立する。そして、男性乗員に「マリア様を守る会」なるファンクラブができる。
また、女性乗員からの人気も上昇し「マリアちゃんの会」というファンクラブができてしまう。
2つのファンクラブのおかげでグローサは安泰である。
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