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第7章 深層の罠
第5話 レベル6の力
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27階層もケルベロスとミノタウロスが行く手を阻む。しかし、エアハルト、エルメンヒルト、アルノーが前に出て討伐していく。守りはアロイスたちが固める。
アロイスはレベル6の実力はすごいと感じる。自分がケルベロスを1人で相手をすることは難しい。だが、彼らは1人で何体も倒している。
28階層に到着すると魔物を狩り始めるエアハルト、エルメンヒルト、アルノーは単独で動き、アロイスたちは連携して討伐する。
エアハルトは今日、20体目のケルベロスを討伐する。体が軽くて調子がいい。難敵のはずのケルベロスを反撃を許さずに3つの頭を切り落として倒す。
エルメンヒルトは自分の持つ強力な魔力を使って剣の雷光を伸ばしてケルベロスを両断する。
アルノーは剣に風をまとわせて剣の周りに無数の刃を作りだす。ミノタウロスを高速の打ち込みで切り裂くが風の刃のため肉塊に変えてしまう。
アロイスたちはエゴンとクヌートの魔法の援護で切りかかり、次々と倒していく。戦いは1時間近く続いて魔物を殲滅する。
アルマとカミルが魔石を拾い集めている。ユリアーネも手伝うが、エアハルトたちは長時間戦闘が続いたので疲れ果てている。
魔石を集め終えるころエアハルトたちも起き上がりテントの設営を手伝う。
休憩時間になるとアルマが明日の予定している行程で出る魔物について説明する。
「30階層まで出る魔物の種類は変わらないが数が増えるから厄介だ。そして、31階層でベヒモスが出てくる。」「ベヒモスの攻略が遠征の成功のカギを握っています。」
アルノーが付け加える。
「その通り、イーリスクランが34階層で引き返したのはベヒモスの数が多くて、負傷者が多いため断念したのだ。」「ベヒモスはどんな魔物ですか。」
「巨大なトラの姿で魔法を使うことが出来るし、防御魔法も展開できる。」「厄介ですね。」
「エアハルトが何を言っているんだ。アンチマジックの前ではただの巨大なトラだろ。」「そうでした。あははは。」
「ベヒモスはエアハルトに任せることにしよう。」「わかりました。」
アルマは、他に気をつけなくてはならないことを失念していた。
エアハルトが1人で休んでいるとエルメンヒルトが来て言う。
「私たち28階層にいるのよ。夢みたいね。」「僕はエルと一緒に冒険する夢を見てきたんだ。」
「夢はかなったの。」「最初の夢はね。もう1つ最高の冒険者になる夢が残っているよ。」
「アルフレートに勝ったから夢はかなったと思うわ。」「少し違うと思う。勝負に勝つとかではないんだ。うまく言葉にできないよ。」
エアハルトにはイメージが出来ているがうまく言葉にできない。
「夢がかなったら教えてね。」「うん、一緒にいるからその時になったら言うよ。」
エルメンヒルトは強さを求めてきたエアハルトが精神面でも成長しているのだと思う。
翌朝、セクメト・クランは早くから行動する。降りるのはたった3階層だが苦難の道になる。29階層に行くとすぐにオグレスの群れに囲まれる。アロイスの指示で円形の陣形になる。
オグレスはアルマとカミルを狙って襲って来るが、アルマとカミルはボーガンで目をつぶして隙のできたオグレスをアルマがナイフで心臓を貫いて1匹倒し、カミルが短剣で首をかき切って1匹倒す。
これを合図にオグレスが一斉に襲って来る。エアハルトは俊足を使って飛び出しオグレスを3匹高速の斬撃で切り裂く。
エルメンヒルトも俊足を使って雷光をまとった剣で1匹切り裂き、2匹目に大剣で受け止められるがオグレスは感電して黒焦げになる。
アルノーは剣に風をまとわせて俊足で高速の斬撃を繰り出し、オグレス4匹を肉塊に変える。
アロイス、デニス、ディータ、カールはオグレスを1匹ずつ倒す。エゴンとクヌートは協力して後方に控えていたオグレスを焼き払う。
アロイスは前進を指示する。オグレスは残っていたが、このまま留まれば他の魔物に囲まれると判断したのだ。アロイスの予想通り、ミノタウロスが前方から群れで向かってくる。
エアハルト、エルメンヒルト、アルノーが先陣を切って群れに突っ込む。3人は俊足を使って高速の斬撃を振るって、次々とミノタウロスを倒していく。
そこへアロイスたちが突っ込んでミノタウロスを倒しながら群れを突破する。
エアハルトたちの前にケルベロスが通路を塞ぐように何匹も立ちはだかる。アルノーがエアハルトとエルメンヒルトに言う。
「誰が一番多く倒せるか競争しましょう。」「分かった。」「一番は私よ。」
アルノーは剣にまとわせている風を高速回転させ始める。風の渦の中は風の刃が無数に回転している。剣は凶暴な殺戮兵器になる。
アルノーは高速で移動しながら殺戮兵器を振るうとケルベロスは渦に削られるように血肉を飛び散らして倒れていく。
エルメンヒルトも負けじと剣にまとわせた雷光を伸ばして、ケルベロスを両断していく。
エアハルトは2人の魔力に感心しながら、高速で動きケルベロスを翻弄して、3つの頭を切り落とす。
アロイスは3人の戦いを見て次元が違うと感じる。ケルベロスを掃討するとアルノーが言う。
「私は5匹倒しました。どうですか。」「私も5匹よ。」「僕は6匹です。」
「どうしてエアハルトが一番多いの?」「アルノーさんとエルは技はすごいけど斬撃のスピードが遅くなっていましたよ。」「それは盲点でした。私の技は改良がいるようですね。」
アルノーは素直にエアハルトの言葉を聞き反省する。アロイスが3人に言う。
「ごちらにしろ、30階層もこの調子で頼むよ。」「任せてください。まだまだ余裕あります。」
セクメト・クランは3人のレベル6がいるため順調に進んでいる。
アロイスはレベル6の実力はすごいと感じる。自分がケルベロスを1人で相手をすることは難しい。だが、彼らは1人で何体も倒している。
28階層に到着すると魔物を狩り始めるエアハルト、エルメンヒルト、アルノーは単独で動き、アロイスたちは連携して討伐する。
エアハルトは今日、20体目のケルベロスを討伐する。体が軽くて調子がいい。難敵のはずのケルベロスを反撃を許さずに3つの頭を切り落として倒す。
エルメンヒルトは自分の持つ強力な魔力を使って剣の雷光を伸ばしてケルベロスを両断する。
アルノーは剣に風をまとわせて剣の周りに無数の刃を作りだす。ミノタウロスを高速の打ち込みで切り裂くが風の刃のため肉塊に変えてしまう。
アロイスたちはエゴンとクヌートの魔法の援護で切りかかり、次々と倒していく。戦いは1時間近く続いて魔物を殲滅する。
アルマとカミルが魔石を拾い集めている。ユリアーネも手伝うが、エアハルトたちは長時間戦闘が続いたので疲れ果てている。
魔石を集め終えるころエアハルトたちも起き上がりテントの設営を手伝う。
休憩時間になるとアルマが明日の予定している行程で出る魔物について説明する。
「30階層まで出る魔物の種類は変わらないが数が増えるから厄介だ。そして、31階層でベヒモスが出てくる。」「ベヒモスの攻略が遠征の成功のカギを握っています。」
アルノーが付け加える。
「その通り、イーリスクランが34階層で引き返したのはベヒモスの数が多くて、負傷者が多いため断念したのだ。」「ベヒモスはどんな魔物ですか。」
「巨大なトラの姿で魔法を使うことが出来るし、防御魔法も展開できる。」「厄介ですね。」
「エアハルトが何を言っているんだ。アンチマジックの前ではただの巨大なトラだろ。」「そうでした。あははは。」
「ベヒモスはエアハルトに任せることにしよう。」「わかりました。」
アルマは、他に気をつけなくてはならないことを失念していた。
エアハルトが1人で休んでいるとエルメンヒルトが来て言う。
「私たち28階層にいるのよ。夢みたいね。」「僕はエルと一緒に冒険する夢を見てきたんだ。」
「夢はかなったの。」「最初の夢はね。もう1つ最高の冒険者になる夢が残っているよ。」
「アルフレートに勝ったから夢はかなったと思うわ。」「少し違うと思う。勝負に勝つとかではないんだ。うまく言葉にできないよ。」
エアハルトにはイメージが出来ているがうまく言葉にできない。
「夢がかなったら教えてね。」「うん、一緒にいるからその時になったら言うよ。」
エルメンヒルトは強さを求めてきたエアハルトが精神面でも成長しているのだと思う。
翌朝、セクメト・クランは早くから行動する。降りるのはたった3階層だが苦難の道になる。29階層に行くとすぐにオグレスの群れに囲まれる。アロイスの指示で円形の陣形になる。
オグレスはアルマとカミルを狙って襲って来るが、アルマとカミルはボーガンで目をつぶして隙のできたオグレスをアルマがナイフで心臓を貫いて1匹倒し、カミルが短剣で首をかき切って1匹倒す。
これを合図にオグレスが一斉に襲って来る。エアハルトは俊足を使って飛び出しオグレスを3匹高速の斬撃で切り裂く。
エルメンヒルトも俊足を使って雷光をまとった剣で1匹切り裂き、2匹目に大剣で受け止められるがオグレスは感電して黒焦げになる。
アルノーは剣に風をまとわせて俊足で高速の斬撃を繰り出し、オグレス4匹を肉塊に変える。
アロイス、デニス、ディータ、カールはオグレスを1匹ずつ倒す。エゴンとクヌートは協力して後方に控えていたオグレスを焼き払う。
アロイスは前進を指示する。オグレスは残っていたが、このまま留まれば他の魔物に囲まれると判断したのだ。アロイスの予想通り、ミノタウロスが前方から群れで向かってくる。
エアハルト、エルメンヒルト、アルノーが先陣を切って群れに突っ込む。3人は俊足を使って高速の斬撃を振るって、次々とミノタウロスを倒していく。
そこへアロイスたちが突っ込んでミノタウロスを倒しながら群れを突破する。
エアハルトたちの前にケルベロスが通路を塞ぐように何匹も立ちはだかる。アルノーがエアハルトとエルメンヒルトに言う。
「誰が一番多く倒せるか競争しましょう。」「分かった。」「一番は私よ。」
アルノーは剣にまとわせている風を高速回転させ始める。風の渦の中は風の刃が無数に回転している。剣は凶暴な殺戮兵器になる。
アルノーは高速で移動しながら殺戮兵器を振るうとケルベロスは渦に削られるように血肉を飛び散らして倒れていく。
エルメンヒルトも負けじと剣にまとわせた雷光を伸ばして、ケルベロスを両断していく。
エアハルトは2人の魔力に感心しながら、高速で動きケルベロスを翻弄して、3つの頭を切り落とす。
アロイスは3人の戦いを見て次元が違うと感じる。ケルベロスを掃討するとアルノーが言う。
「私は5匹倒しました。どうですか。」「私も5匹よ。」「僕は6匹です。」
「どうしてエアハルトが一番多いの?」「アルノーさんとエルは技はすごいけど斬撃のスピードが遅くなっていましたよ。」「それは盲点でした。私の技は改良がいるようですね。」
アルノーは素直にエアハルトの言葉を聞き反省する。アロイスが3人に言う。
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セクメト・クランは3人のレベル6がいるため順調に進んでいる。
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