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49話 プールに行く
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朝になり、九郎が目覚めると玉枝が朝食をテーブルに並べている。卵とレタスのサンドイッチとコーンスープである。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。玉枝が料理の出来を聞く。
「お味はどお。」「おいしいよ。」
九郎は答える。サンドイッチはまだとろみのある分厚い卵焼きがはさんである。コーンスープも滑らかでのど越しがいい。
「おかわりはないから、足りなかったら私を食べてね。」「結構です。」
玉枝の一言が九郎の玉枝への有難みを半減させる。
九郎は朝食を食べ終わると着替える。玉枝もネグリジェから服を変える。
白のTシャツにデニムのショートパンツでデニムのジャケットを羽織っている。
今日は屋内プールに行く日である。2人は、あやめの家に向かう。
あやめの家のインターフォンを鳴らすと玄関からドタッと音がする。あやめが玄関から出てくるがすぐに引き戸を閉める。
九郎には玄関で一久が倒れていたように見えたが見なかったことにする。あやめが九郎と玉枝に言う。
「おはよう。行きましょ。」「おはよう、あやめ。」「あやめちゃん、お父さん大丈夫?」
「玉枝さん、何のことかわからないわ。」
あやめは白を切りとおすつもりだ。玉枝はあやめを追求しない。3人はバス停からバスに乗る。
玉枝のショートパンツから伸びたすらっとした白い足は、バスの中で注目を集める。
バスが駅に着くと3人はバスから降りる。駅のバス停には部長が待っていた。
「おはようございます。玉枝さん。」「おはようございます。」
部長は玉枝の足を見て赤くなる。つよしと美琴もやってくる。
「玉枝さん、きれいです。」「玉枝さん、大胆。」
2人は挨拶もそこそこに玉枝を見た感想を言う。
「ありがとう、みこちゃんもかわいいわよ。」
玉枝は嬉しそうに言う。6人は駅から列車に乗る。
美琴があやめに言う。
「水着どのようなものにしたの。」「ビキニよ。」
「いいなー、あやめは脱いだらスタイルがいいから。」
美琴の言葉に玉枝に集まっていた視線があやめに集まる。九郎は周りを見渡す。すると男性客が一斉にそっぽを向く。あやめが赤くなりながら美琴に言う。
「みこは何にしたの。」「ワンピースよ。」
「みこはかわいいから似合うよ。」「そうかな。」
美琴は玉枝に聞く。
「玉枝さんは、水着何にしたのですか。」「競泳用水着よ。」
「玉枝さんきれいだからビキニとか似合いそうなのに。」「九郎ちゃんが肌の露出が多いて言うの。独占欲強いのよ。」
「九郎、社本さんだけでなく、お姉さんまで独占するつもりか。」「玉枝さんのビキニ姿は猛毒なんだよ。」
「見たら、倒れるのか。」「そうなんだ。大変なことになるぞ。」
黙っていた部長が割り込んでくる。
「写真は撮ったのか。死んでもいいから。見てみたい。」「写真はありません。」「ざ、残念だ。」
部長は涙を流す。つよしが部長を励ます。
「部長。競泳用水着は玉枝さんの抜群のボディラインを強調しますよ。」
6人の近くの男性客が鼻血を出す。部長は涙を拭き元気になる。
15分程、列車に乗ると6人は降りる。駅を出るとすでに屋内プールは見えている。プールはホテルに併設された施設となっているがホテルに泊まらなくても利用できるようになっている。
部長は代表してプール用のカウンタで手続きをする。6人は着替えるため、男女に分かれる。
あやめと玉枝、美琴の3人は更衣室に入る前に2人組の男に声をかけられる。
「君たち、3人だけ。僕たちと遊ばない。」
「俺の連れに何か用かな。」
男たちの後ろから部長が声をかける。部長は筋肉質のこわもてである。男たちは逃げ出す。玉枝が部長に言う。
「追い払ってくれて、ありがとう。」「当然のことをしたまでです。」
九郎は、彼女たち3人が水着になった時のことを考えると頭が痛い。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。玉枝が料理の出来を聞く。
「お味はどお。」「おいしいよ。」
九郎は答える。サンドイッチはまだとろみのある分厚い卵焼きがはさんである。コーンスープも滑らかでのど越しがいい。
「おかわりはないから、足りなかったら私を食べてね。」「結構です。」
玉枝の一言が九郎の玉枝への有難みを半減させる。
九郎は朝食を食べ終わると着替える。玉枝もネグリジェから服を変える。
白のTシャツにデニムのショートパンツでデニムのジャケットを羽織っている。
今日は屋内プールに行く日である。2人は、あやめの家に向かう。
あやめの家のインターフォンを鳴らすと玄関からドタッと音がする。あやめが玄関から出てくるがすぐに引き戸を閉める。
九郎には玄関で一久が倒れていたように見えたが見なかったことにする。あやめが九郎と玉枝に言う。
「おはよう。行きましょ。」「おはよう、あやめ。」「あやめちゃん、お父さん大丈夫?」
「玉枝さん、何のことかわからないわ。」
あやめは白を切りとおすつもりだ。玉枝はあやめを追求しない。3人はバス停からバスに乗る。
玉枝のショートパンツから伸びたすらっとした白い足は、バスの中で注目を集める。
バスが駅に着くと3人はバスから降りる。駅のバス停には部長が待っていた。
「おはようございます。玉枝さん。」「おはようございます。」
部長は玉枝の足を見て赤くなる。つよしと美琴もやってくる。
「玉枝さん、きれいです。」「玉枝さん、大胆。」
2人は挨拶もそこそこに玉枝を見た感想を言う。
「ありがとう、みこちゃんもかわいいわよ。」
玉枝は嬉しそうに言う。6人は駅から列車に乗る。
美琴があやめに言う。
「水着どのようなものにしたの。」「ビキニよ。」
「いいなー、あやめは脱いだらスタイルがいいから。」
美琴の言葉に玉枝に集まっていた視線があやめに集まる。九郎は周りを見渡す。すると男性客が一斉にそっぽを向く。あやめが赤くなりながら美琴に言う。
「みこは何にしたの。」「ワンピースよ。」
「みこはかわいいから似合うよ。」「そうかな。」
美琴は玉枝に聞く。
「玉枝さんは、水着何にしたのですか。」「競泳用水着よ。」
「玉枝さんきれいだからビキニとか似合いそうなのに。」「九郎ちゃんが肌の露出が多いて言うの。独占欲強いのよ。」
「九郎、社本さんだけでなく、お姉さんまで独占するつもりか。」「玉枝さんのビキニ姿は猛毒なんだよ。」
「見たら、倒れるのか。」「そうなんだ。大変なことになるぞ。」
黙っていた部長が割り込んでくる。
「写真は撮ったのか。死んでもいいから。見てみたい。」「写真はありません。」「ざ、残念だ。」
部長は涙を流す。つよしが部長を励ます。
「部長。競泳用水着は玉枝さんの抜群のボディラインを強調しますよ。」
6人の近くの男性客が鼻血を出す。部長は涙を拭き元気になる。
15分程、列車に乗ると6人は降りる。駅を出るとすでに屋内プールは見えている。プールはホテルに併設された施設となっているがホテルに泊まらなくても利用できるようになっている。
部長は代表してプール用のカウンタで手続きをする。6人は着替えるため、男女に分かれる。
あやめと玉枝、美琴の3人は更衣室に入る前に2人組の男に声をかけられる。
「君たち、3人だけ。僕たちと遊ばない。」
「俺の連れに何か用かな。」
男たちの後ろから部長が声をかける。部長は筋肉質のこわもてである。男たちは逃げ出す。玉枝が部長に言う。
「追い払ってくれて、ありがとう。」「当然のことをしたまでです。」
九郎は、彼女たち3人が水着になった時のことを考えると頭が痛い。
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