24 / 64
第2章 従騎士誕生
第2話 Sランクパーティー、ミハス村へ向かう
しおりを挟む
Sランクパーティーは、ミハス村近郊の街に立ち寄る。ロイドは、人当たりがよくコミュニケーション能力が高いので、あったばかりの町の有力者と友達のように話している。
「ミハス村に行こうと思っているのだけど誰か道案内を頼めないかな。」「それは無理だよ。ミハス村へ行くやつなんでいないよ。」
「どうやって村と交流しているのさ。」「ミハス村から来るから、そいつと取引をするんだ。」
「なんで、ミハス村へ行かないんだい。」「あの村にはルビーアイという悪魔が住んでいるし、殺し屋ウォールというやつもいて、誰も行きたがらないのさ。」
「俺たちはミハス村へ行きたいんだ。料金をはずむから村の見えるところまで案内できないかな。」「無理だよ。ミハス村の周りの山はグレイグリズリーいるんだ。山に入ったら出て来られないのさ。」
「でも、ミハス村の人は外に出られるのだろ。」「彼らは、一人でグレイグリズリーを倒すことが出来るとんでもない連中なのさ。」
ロイドはミハス村の人は非常に強いと考える。その中で目的のウォール・ヤーンは殺し屋ウォールと恐れられている。これは厄介なクエストになると感じる。
Sランクパーティーは相談してさらにミハス村に近い村へ移動する。ここでもロイドはコミ力を生かして村長と話す。
「ミハス村のウォールに討伐依頼が出ていてミハス村に行かなくてはならないのです。」「殺し屋ウォールか。何かしたのかね。」
「分かりません。金貨100枚の賞金首になっています。」「わしはウォールを知っているが温厚な少年だった。まあ、グレイグリズリーを易々と殺していたがね。」
「殺し屋というのは人殺しではないのですか。」「いやいや、グレイグリズリーをたくさん殺していたから、そう言われだしたのだよ。」
「ロイド、どうする。このまま戦うのか。」「アマド、プライドがある。ウォールはかなり強いはずだが逃げられないよ。」
「お前さんたち、このまま帰ってくれんかの。私たちは今までうまくやって来れた。壊されたくはない。」「申し訳ありません。私たちはウォールと戦います。」
「そうか、せめてミハス村にたどり着けることを祈っているよ。」「ありがとうございます。グレイグリズリーには負けません。」
ロイドたちは村長にミハス村の住民が使う山道の入り口を教えてもらう。道の痕跡をたどりながら進む、しばらく進むとカリストが警告を発する。
「魔物の反応だおそらくあの倒木の影に潜んでいるぞ。」「アマドやるぞ。カリストは援護、ロザリーは加護を頼む。」「「「了解」」」
Sランクパーティーは素早く戦闘態勢に移行する。ロイドが倒木に近づいて行く。2メートルまで近づくとグレイグリズリーが飛び出してくる。
ロイドは左の爪の一振りをかわすとグレイグリズリーのわき腹を狙って突きを繰り出す。ロイドの剣はわき腹に深々と突き刺さる。
さらにロイドの後ろからアマドが飛び出し、斧でグレイグリズリーの左前足を断ち切る。グレイグリズリーが後ろに下がるとカリストのファイヤーボールが飛んでくる。
グレイグリズリーは炎に包まれて、呼吸が出来ず倒れる。ロイドが剣を心臓に突き立てとどめを刺す。ロイドが独り言のように言う。
「これを一人で倒すのか信じられん。」
Sランクパーティーは再び道の痕跡をたどりながら進んで行く。
その頃、ウォールは村人と山の中にいた。山菜を採りに山に入った村人が、グレイグリズリーが人を襲った痕跡を発見したのだ。村人が散乱している装備の破片を見て言う。
「これは、冒険者だな。」「おそらく二人だ。」「まだ付近にいるな。手分けして仕留めるか。」
ウォールたちは散開してグレイグリズリーを探し始める。Sランクパーティーは、ウォールたちがいる地帯に入って来る。
カリストが再び魔物を感知する。
「いるぞ。二匹だ。一匹は正面から来るぞ。」「もう一匹はどこだ。」
「分からない。おそらく側面だ。」「仕方ない正面の奴からやるぞ。」
ロイドとアマドが前に出て構える。現れたグレイグリズリーに対して左右から攻撃を加える。グレイグリズリーはアマドに向かう。ロイドが後ろから背中を袈裟切りにする。
アマドは瞬間的に前に出て斧を首に打ち込む。その瞬間、もう一匹のグレイグリズリーがロザリーを狙って藪から飛び出してくる。ロザリーは逃げようとする。
カリストが魔法を詠唱するが間に合わない。その時、黒い影がグレイグリズリーの前に出て剣を一閃する。グレイグリズリーの頭が落ちる。ロザリーは恐怖にひきつる。
「お嬢さん、危なかったな。間に合ってよかった。」
ロイドは男が自分より剣の腕が立つと考え、声をかける。
「もしかしてウォールさんですか。」「いいや、ちがうよ。ウォールなら合流する予定だよ。」
「私たちは王都から来たSランクパーティーです。ウォールさんに合わせてください。」「分かった。今からみんなを呼ぶよ。」
男は指笛を鳴らす。すると村人が集まって来る。ロイドは村人を見ただけでかなり剣の腕が立つと感じる。そして、一段と強い男がやって来る。
「ミハス村に行こうと思っているのだけど誰か道案内を頼めないかな。」「それは無理だよ。ミハス村へ行くやつなんでいないよ。」
「どうやって村と交流しているのさ。」「ミハス村から来るから、そいつと取引をするんだ。」
「なんで、ミハス村へ行かないんだい。」「あの村にはルビーアイという悪魔が住んでいるし、殺し屋ウォールというやつもいて、誰も行きたがらないのさ。」
「俺たちはミハス村へ行きたいんだ。料金をはずむから村の見えるところまで案内できないかな。」「無理だよ。ミハス村の周りの山はグレイグリズリーいるんだ。山に入ったら出て来られないのさ。」
「でも、ミハス村の人は外に出られるのだろ。」「彼らは、一人でグレイグリズリーを倒すことが出来るとんでもない連中なのさ。」
ロイドはミハス村の人は非常に強いと考える。その中で目的のウォール・ヤーンは殺し屋ウォールと恐れられている。これは厄介なクエストになると感じる。
Sランクパーティーは相談してさらにミハス村に近い村へ移動する。ここでもロイドはコミ力を生かして村長と話す。
「ミハス村のウォールに討伐依頼が出ていてミハス村に行かなくてはならないのです。」「殺し屋ウォールか。何かしたのかね。」
「分かりません。金貨100枚の賞金首になっています。」「わしはウォールを知っているが温厚な少年だった。まあ、グレイグリズリーを易々と殺していたがね。」
「殺し屋というのは人殺しではないのですか。」「いやいや、グレイグリズリーをたくさん殺していたから、そう言われだしたのだよ。」
「ロイド、どうする。このまま戦うのか。」「アマド、プライドがある。ウォールはかなり強いはずだが逃げられないよ。」
「お前さんたち、このまま帰ってくれんかの。私たちは今までうまくやって来れた。壊されたくはない。」「申し訳ありません。私たちはウォールと戦います。」
「そうか、せめてミハス村にたどり着けることを祈っているよ。」「ありがとうございます。グレイグリズリーには負けません。」
ロイドたちは村長にミハス村の住民が使う山道の入り口を教えてもらう。道の痕跡をたどりながら進む、しばらく進むとカリストが警告を発する。
「魔物の反応だおそらくあの倒木の影に潜んでいるぞ。」「アマドやるぞ。カリストは援護、ロザリーは加護を頼む。」「「「了解」」」
Sランクパーティーは素早く戦闘態勢に移行する。ロイドが倒木に近づいて行く。2メートルまで近づくとグレイグリズリーが飛び出してくる。
ロイドは左の爪の一振りをかわすとグレイグリズリーのわき腹を狙って突きを繰り出す。ロイドの剣はわき腹に深々と突き刺さる。
さらにロイドの後ろからアマドが飛び出し、斧でグレイグリズリーの左前足を断ち切る。グレイグリズリーが後ろに下がるとカリストのファイヤーボールが飛んでくる。
グレイグリズリーは炎に包まれて、呼吸が出来ず倒れる。ロイドが剣を心臓に突き立てとどめを刺す。ロイドが独り言のように言う。
「これを一人で倒すのか信じられん。」
Sランクパーティーは再び道の痕跡をたどりながら進んで行く。
その頃、ウォールは村人と山の中にいた。山菜を採りに山に入った村人が、グレイグリズリーが人を襲った痕跡を発見したのだ。村人が散乱している装備の破片を見て言う。
「これは、冒険者だな。」「おそらく二人だ。」「まだ付近にいるな。手分けして仕留めるか。」
ウォールたちは散開してグレイグリズリーを探し始める。Sランクパーティーは、ウォールたちがいる地帯に入って来る。
カリストが再び魔物を感知する。
「いるぞ。二匹だ。一匹は正面から来るぞ。」「もう一匹はどこだ。」
「分からない。おそらく側面だ。」「仕方ない正面の奴からやるぞ。」
ロイドとアマドが前に出て構える。現れたグレイグリズリーに対して左右から攻撃を加える。グレイグリズリーはアマドに向かう。ロイドが後ろから背中を袈裟切りにする。
アマドは瞬間的に前に出て斧を首に打ち込む。その瞬間、もう一匹のグレイグリズリーがロザリーを狙って藪から飛び出してくる。ロザリーは逃げようとする。
カリストが魔法を詠唱するが間に合わない。その時、黒い影がグレイグリズリーの前に出て剣を一閃する。グレイグリズリーの頭が落ちる。ロザリーは恐怖にひきつる。
「お嬢さん、危なかったな。間に合ってよかった。」
ロイドは男が自分より剣の腕が立つと考え、声をかける。
「もしかしてウォールさんですか。」「いいや、ちがうよ。ウォールなら合流する予定だよ。」
「私たちは王都から来たSランクパーティーです。ウォールさんに合わせてください。」「分かった。今からみんなを呼ぶよ。」
男は指笛を鳴らす。すると村人が集まって来る。ロイドは村人を見ただけでかなり剣の腕が立つと感じる。そして、一段と強い男がやって来る。
0
あなたにおすすめの小説
七億円当たったので異世界買ってみた!
コンビニ
ファンタジー
三十四歳、独身、家電量販店勤務の平凡な俺。
ある日、スポーツくじで7億円を当てた──と思ったら、突如現れた“自称・神様”に言われた。
「異世界を買ってみないか?」
そんなわけで購入した異世界は、荒れ果てて疫病まみれ、赤字経営まっしぐら。
でも天使の助けを借りて、街づくり・人材スカウト・ダンジョン建設に挑む日々が始まった。
一方、現実世界でもスローライフと東北の田舎に引っ越してみたが、近所の小学生に絡まれたり、ドタバタに巻き込まれていく。
異世界と現実を往復しながら、癒やされて、ときどき婚活。
チートはないけど、地に足つけたスローライフ(たまに労働)を始めます。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる