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第2章 従騎士誕生
第4話 ウルズとカリスト
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ロイドたちが村人たちと飲んでいると白髪の赤い目をした美女が近づいて来る。村人は気軽に「ウルズ先生こっち来なよ」と声をかける。
カリストがロイドに耳打ちをする。
「彼女は悪魔です。」「どうしてここに・・・」
悪魔と言えば、上級クラスなら亡国の危機にさらす危険な存在である。おそらく彼女がその気になれば、一瞬で村は滅びるであろう。
村人がウルズをロイドたちに紹介する。
「ウルズ先生です。魔法使いなんですが、村人のケガや病気を治してくれるので先生と呼んでいるんです。美人だから村の男たちが言い寄るのですが玉砕してますよ。」
ロイドは笑えない。悪魔が人を助けるだと何の冗談だ。そう言えば近隣の村や町でルビーアイという悪魔の話をしていたな。こいつか。
ウルズがロイドたちを見て言う。
「王都から来たと聞きました。私はウルズ、悪魔です。」「ウルズ先生、また冗談をこんな美人の悪魔なんて見たことないですよ。」
「あなた方は悪魔を見たことがあるのですか。」「ええ、ゴミ屋敷がありまして。時折、アークデーモンがわくんで退治するんですよ。」
「アークデーモンを退治するのですか。」「そりゃ、放っておくと畑を荒らされますからねえ。」
アークデーモンだぞ。現れたら国が退治に動くのに報告もしないのか。それに畑って害獣のつもりか。
ウルズがロイドたちの心を読んだように言う。
「この村の人たちは特別に強いのですよ。剣豪ヤガン先生がいますから。」「先生、俺たちのことほめ過ぎですよ。ヤガン先生からは基礎しか教えてもらえないのですから。」
「私の評価です。ミハス村の人々は強いです。」
ロイドたちは、ウルズがアークデーモン以上の上位悪魔だと確信する。ウルズはカリストを見て言う。
「あなたは魔法使いですね。」「はい、カリストです。」
「王都を焼き尽くしたというアークという魔法を知っていますか。」「伝説の魔法です。今の王都は廃墟から立ち直ったと記録されています。」
「アークについて知りませんか」「私は、知りません狂った大魔法使いが使ったとしか。」
「そうですよね。人の身で王都を焼き払うなんて、興味があります。」「すみません。私は知らないのです。」
「カリストさんはどんな魔法を使うのですか。」「ファイヤーボールです。詠唱を簡略できるので実践的なのです。」
「すごいわ。やって見せて。」「分かりました。炎の精霊よ集いて力となれファイヤーボール。」
カリストは人のいない所にファイヤーボールを打ち込む。見ていた村人が拍手する。見ていたウルズがカリストに言う。
「もっと、簡略化できるわよ。見てて、炎よあれ。」
ウルズもファイヤーボールを撃つ。カリストがウルズに言う。
「普通はこんなに簡略化したら魔法は発動しませんよ。」「あなたにもできるわ。イメージを強く持って詠唱するのよ。」
カリストは一回目を失敗する。しかし何か掴んだようで。二回目で成功させる。カルストはすっかり機嫌がよくなり、ウルズと魔法談議に花を咲かせる。
カリストがロイドに耳打ちをする。
「彼女は悪魔です。」「どうしてここに・・・」
悪魔と言えば、上級クラスなら亡国の危機にさらす危険な存在である。おそらく彼女がその気になれば、一瞬で村は滅びるであろう。
村人がウルズをロイドたちに紹介する。
「ウルズ先生です。魔法使いなんですが、村人のケガや病気を治してくれるので先生と呼んでいるんです。美人だから村の男たちが言い寄るのですが玉砕してますよ。」
ロイドは笑えない。悪魔が人を助けるだと何の冗談だ。そう言えば近隣の村や町でルビーアイという悪魔の話をしていたな。こいつか。
ウルズがロイドたちを見て言う。
「王都から来たと聞きました。私はウルズ、悪魔です。」「ウルズ先生、また冗談をこんな美人の悪魔なんて見たことないですよ。」
「あなた方は悪魔を見たことがあるのですか。」「ええ、ゴミ屋敷がありまして。時折、アークデーモンがわくんで退治するんですよ。」
「アークデーモンを退治するのですか。」「そりゃ、放っておくと畑を荒らされますからねえ。」
アークデーモンだぞ。現れたら国が退治に動くのに報告もしないのか。それに畑って害獣のつもりか。
ウルズがロイドたちの心を読んだように言う。
「この村の人たちは特別に強いのですよ。剣豪ヤガン先生がいますから。」「先生、俺たちのことほめ過ぎですよ。ヤガン先生からは基礎しか教えてもらえないのですから。」
「私の評価です。ミハス村の人々は強いです。」
ロイドたちは、ウルズがアークデーモン以上の上位悪魔だと確信する。ウルズはカリストを見て言う。
「あなたは魔法使いですね。」「はい、カリストです。」
「王都を焼き尽くしたというアークという魔法を知っていますか。」「伝説の魔法です。今の王都は廃墟から立ち直ったと記録されています。」
「アークについて知りませんか」「私は、知りません狂った大魔法使いが使ったとしか。」
「そうですよね。人の身で王都を焼き払うなんて、興味があります。」「すみません。私は知らないのです。」
「カリストさんはどんな魔法を使うのですか。」「ファイヤーボールです。詠唱を簡略できるので実践的なのです。」
「すごいわ。やって見せて。」「分かりました。炎の精霊よ集いて力となれファイヤーボール。」
カリストは人のいない所にファイヤーボールを打ち込む。見ていた村人が拍手する。見ていたウルズがカリストに言う。
「もっと、簡略化できるわよ。見てて、炎よあれ。」
ウルズもファイヤーボールを撃つ。カリストがウルズに言う。
「普通はこんなに簡略化したら魔法は発動しませんよ。」「あなたにもできるわ。イメージを強く持って詠唱するのよ。」
カリストは一回目を失敗する。しかし何か掴んだようで。二回目で成功させる。カルストはすっかり機嫌がよくなり、ウルズと魔法談議に花を咲かせる。
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