51 / 64
第3章 亡国の危機
第4話 帰郷
しおりを挟む
俺とミリアはミハス村に戻る。俺たちは村人に歓迎される。俺たちの両親にも、すぐに連絡が行く。この時間は、両親が畑に出ているので畑に向かう。
俺の両親とミリアの両親が走って来る。ゴルが俺に言う。
「お前たちなんで二人だけで村に来たんだ。」「王都から逃げてきたんだ。悪魔が王様に取り入って危険な状態なんだ。」
「聖女様がいないと混乱するだろ。」「混乱していると思う。でもウルズ先生なら何とかできるかもしれないんだ。」
「そうか、悪魔と戦うつもりなんだな。」「俺がかなうかわからないけど、ウルズ先生となら大丈夫な気がするんだ。」
「お前ならできるさ。」
ゴルは俺の背中を押してくれる。俺とミリア、ウルズ先生でダミアン王を説得してビアンカを排除しなくてはならない。
俺とミリアはウルズ先生の家に行く。俺たちは久しぶりにウルズ先生に会う。相変わらず雪のような白い髪と宝石のような赤い目の美人だ。
「ウォールとミリアか久しいな。王都へ行ったはずだがどうした。」「ダミアン王のもとに悪魔が現れました。」
「ほう、悪魔か。名は何という。」「ビアンカと名乗っています。燃えるような赤髪の女です。」
「ビアンカ・・・知らない名前だな。上級悪魔ではないな。」「このままでは、悪魔に国が乗っ取られます。助けてください。」
「なぜ、我が動かねばならない。我も悪魔だぞ。」「そうですがウルズ先生は違います。」
「我とその悪魔がどう違うというのだ。」「あの悪魔は俺たちを獲物でも見るかのような目をしました。でも、先生は違います。」
「お前たちは弟子だからな。」「それだけではありません。村人の命を助けています。」
「我も村を出ればルビーアイと言われて、恐れられているぞ。」「それは、ウルズ先生を知らないからです。」
「はっきり言って、この村が異常なのだ。人は我を見れば恐れることが普通なのだ。」「それでも俺たちやミハス村のみんなはウルズ先生が好きです。」
「おぬしたちも言うようになったな。我は何をすればよい。」「ビアンカという悪魔を立ち去るように説得して欲しいのです。」
「それは難しいかもしれないぞ。立ち去らさせたければ力でねじ伏せることだな。」「俺たちにできるでしょうか。」
「ウォール、特におぬしには我の全てを叩き込んである。魔力が勝っていれば負けることはなかろう。」「分かりました。まずは俺が戦ってみます。」
「それでよい。我もついておるから心配はないぞ。」
俺たちはウルズ先生の協力を取り付ける。後は、宮殿でビアンカを悪魔であることを証明するだけであるが、その方法が思い浮かばなかった。
その頃、宮殿ではビアンカの発言力が強まりつつあった。ダミアン王がビアンカを溺愛したので、誰もビアンカについて意見できなくなっていたのだ。
バルタザールは、ミハス村へ送り出した3名の宮廷騎士が聖女ミリアと従騎士ウォールを連れ戻してくることを願う。
俺の両親とミリアの両親が走って来る。ゴルが俺に言う。
「お前たちなんで二人だけで村に来たんだ。」「王都から逃げてきたんだ。悪魔が王様に取り入って危険な状態なんだ。」
「聖女様がいないと混乱するだろ。」「混乱していると思う。でもウルズ先生なら何とかできるかもしれないんだ。」
「そうか、悪魔と戦うつもりなんだな。」「俺がかなうかわからないけど、ウルズ先生となら大丈夫な気がするんだ。」
「お前ならできるさ。」
ゴルは俺の背中を押してくれる。俺とミリア、ウルズ先生でダミアン王を説得してビアンカを排除しなくてはならない。
俺とミリアはウルズ先生の家に行く。俺たちは久しぶりにウルズ先生に会う。相変わらず雪のような白い髪と宝石のような赤い目の美人だ。
「ウォールとミリアか久しいな。王都へ行ったはずだがどうした。」「ダミアン王のもとに悪魔が現れました。」
「ほう、悪魔か。名は何という。」「ビアンカと名乗っています。燃えるような赤髪の女です。」
「ビアンカ・・・知らない名前だな。上級悪魔ではないな。」「このままでは、悪魔に国が乗っ取られます。助けてください。」
「なぜ、我が動かねばならない。我も悪魔だぞ。」「そうですがウルズ先生は違います。」
「我とその悪魔がどう違うというのだ。」「あの悪魔は俺たちを獲物でも見るかのような目をしました。でも、先生は違います。」
「お前たちは弟子だからな。」「それだけではありません。村人の命を助けています。」
「我も村を出ればルビーアイと言われて、恐れられているぞ。」「それは、ウルズ先生を知らないからです。」
「はっきり言って、この村が異常なのだ。人は我を見れば恐れることが普通なのだ。」「それでも俺たちやミハス村のみんなはウルズ先生が好きです。」
「おぬしたちも言うようになったな。我は何をすればよい。」「ビアンカという悪魔を立ち去るように説得して欲しいのです。」
「それは難しいかもしれないぞ。立ち去らさせたければ力でねじ伏せることだな。」「俺たちにできるでしょうか。」
「ウォール、特におぬしには我の全てを叩き込んである。魔力が勝っていれば負けることはなかろう。」「分かりました。まずは俺が戦ってみます。」
「それでよい。我もついておるから心配はないぞ。」
俺たちはウルズ先生の協力を取り付ける。後は、宮殿でビアンカを悪魔であることを証明するだけであるが、その方法が思い浮かばなかった。
その頃、宮殿ではビアンカの発言力が強まりつつあった。ダミアン王がビアンカを溺愛したので、誰もビアンカについて意見できなくなっていたのだ。
バルタザールは、ミハス村へ送り出した3名の宮廷騎士が聖女ミリアと従騎士ウォールを連れ戻してくることを願う。
0
あなたにおすすめの小説
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる