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俺のためのお前のこれまで
第8話 付き人の事情(4)
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彼女から自身を引き抜けば、私が犯した罪の証が溢れて伝い落ちた。
……取り返しのつかないことをしてしまった。
彼女の滑らかな肌も、柔らかな唇も、甘い声も――美しい人を欲望のままに貪る己自身も、記憶に焼き付いている。
触れてよいものかと迷ったが、硬く冷たい床でこのままなど身体に障るはずと、彼女を運びベッドに寝かせた。
椅子に座ることさえおこがましく思え、床に座して彼女の目覚めを待つ間、昨日の記憶を振り返る。
彼女の厚意で、近隣でもっとも優れた薬師と称される彼女の仕事を、見学に止まらず体験までさせてもらい新たな知見を得た。そして別れを意識した時、衝動的に口付け、押し倒して――。
……なぜ、そうなった。いくら彼女が魅力的とはいえ、どうかしている。人並程度の理性は持ち合わせているつもりだったが、こうなればとんだ思い上がりであったと言う他ない。
私は彼女に償わなければならない。都の法に則れば、引き回しと労役と賠償金の内から二つを適用するものだが、彼女の被った恥辱を慮ればあまりに軽い。
ならば彼女に委ねるか? しかし心優しい彼女に罪の裁定をさせるなど、さらなる苦痛を強いる愚行ではなかろうか?
底なし沼にはまるがごとく私の思考は沈みゆき、俯いて床を見つめる。
「ん……」
かすかな声にはっとして顔を上げるも、同時に浮き上がった腰は慌てて下ろす。これ以上距離を詰めては怯えさせてしまう。
「……んん」
彼女は身じろぎ、薄く目を開いた。
「……あれ……おれ……」
「お加減はいかがですか?」
意を決して話しかければ、彼女は緩やかにこちらへ顔を向けた。
「イオニスか……ん?」
まだ夢現にあると見えた青い瞳が、急速に焦点を結び、彼女は勢いよく身体を起こした。
「あ……」
ベッドの上で後ずさる彼女に平伏する。
「私があなたに働いた狼藉、言い訳のしようもありません。どのような償いも受け入れます」
床に額を付けたまま、じっと彼女の言葉を待つ。
「……ケダモノ」
「ッ!」
長い沈黙の後、彼女からかけられた言葉に息を飲んだ。
「初めてでしたのに……あんな……」
深く静かな悲しみを滲ませた声に、己が罪の重さを改めて思い知らされる。
「……申し訳、ありません……」
唇を噛む。私には傷付く資格さえないはずだ。
やはり彼女の受けた苦しみは他者に推し量れるはずがない……結局私は己の処遇を彼女に委ねた。彼女が望むならこの首も差し出そう。
「イオニスさん、薬草を摘みに行きますので付き合ってくださいますか?」
「もちろんお供いたします」
「イオニスさん、こちらの樽を運んでくれませんか?」
「お任せください」
「イオニスさん、屋根の修繕をお願いします」
「ただちに」
彼女が私に下した判決は労役であった。
今回ばかりは勇者ハンスの無関心がありがたく、私は日中の大半を贖罪に使うことができた。
「イオニスー!」
よく通る男の声に、私は作業の手を止めて顔を向ける。
「ラバルトか」
「他の誰に見えるよ」
赤毛の好漢は快活に笑う。
「悪いが、あと少しで終わる。待っていてくれるか」
「おうよ」
「近くで聖務があってな、お前らがいるって聞いて顔見に寄った」
ラバルトとは年が近く見習い時代からの付き合いで、同時期に聖騎士の叙任を受けた縁もあり、今も良好な関係が続いている。
「三月ぶりか。元気そうで何よりだ」
「ああ、風邪ひとつ引いてねえよ。お前の方はどうだ。勇者ハンスは相変わらずか?」
「私は……彼なら恋人ができて、仲睦まじく過ごされている」
「……めでたいな、それは」
「信じられないか」
無理もないと思うが、ラバルトは軽い口調ながらはっきり否定する。
「お前はそういう冗談言わないだろ。いやでもしかし、あいつに恋人なあ……想像できねえわ」
「気になるなら、会っていくといい。よいお嬢さんだ」
レティ嬢ならば、きっと笑顔でラバルトを歓迎してくれることだろう。
「いいのか? 会う会う。すっげえ見たい!」
「猫の仔じゃないんだぞ」
「わかってるって」
「――ごきげんよう」
もはや聞き慣れた挨拶に、私は反射的に振り返った。
「お取込み中のところを失礼します。昼食をお持ちしました」
「いつもわざわざ……ありがとうございます」
「空腹で目を回されて、屋根から落ちられたりでもしたら困りますもの」
「……申し訳ありません」
情けなくもあの一件の後食事が喉を通らなくなった私は、それを彼女に看破され、あまつさえ看病まで受け、持ち直した今もこうして食事の世話をされている始末。
――このような気遣いをされる資格など私には……。
――私の作ったものではご不満でしょうか?
いっそ毒でも盛ってくれればとよからぬ考えが頭をもたげた時さえ、彼女の手料理は変わらず素晴らしく、むしろ不調を払ってくれるようで恥じ入るばかりだった。
自己嫌悪に苛まれていた私は、ラバルトから肘で小突かれ我に返る。
「彼女はレジーナ・フォーン殿。薬師をしておられて、近隣で並ぶ者なしと謳われる方だ。レジーナ殿、彼は私と同じく聖騎士を務めるラバルト・ザオベルグです」
「並ぶ者なしとは、若いのにたいしたもんだ」
「聖騎士様には遠く及びませんわ」
衒いなく称賛するラバルトに、私へは二度と向けられることがないだろう穏やかな微笑みを浮かべつつ慎み深く返すレジーナ殿。
楽しそうに談笑する二人をしばらく眺めていたが、機を見計らい声をかける。
「あの方はそちらへ失礼しておりますか?」
どういうわけか妙に陰鬱な声が出てしまった。
「いえ、朝早くあの子を迎えにいらっしゃったきりですね」
ようやくこちらを向いてくれたレジーナ殿はほのかに怪訝そうで、気分を害してしまったかと悲しくなる。
「あの子から、いつものお茶の時間には戻ると聞いています」
「そうですか……申し訳ないのですが、彼をあの方に会わせたいので、時間になったらお訪ねしてもよろしいでしょうか?」
「わかりました」
無事許可が下りたことに胸を撫で下ろし、彼女から昼食の入ったカゴを受け取った私だったが、
「ああ、そうですわ。よろしければ今からいらっしゃいませんか? 昼食をご用意いたします」
魅力的な笑顔とともにラバルトへ告げられた誘いを聞いて凍りついた。
「……せっかくの申し出だが、ここへ来る前に食事は済ませてきてしまったんだ。気持ちだけありがたく受け取っておきたい」
「あら、そうなんですね。わかりました。では、また後ほど」
一礼し、彼女は去っていた。
遠ざかる美しい背中を見送った後、振り返ると満面の笑みを浮かべるラバルトがいた。
「勇者ハンスだけでもまさかなのに、お前もとはなあ。収穫祭と降臨祭が一緒に来たみたいな気分だよ」
「……一体何を言っている?」
「またまた。お前がご婦人相手にあんな一喜一憂するとこなんて初めて見たぞ。俺が婚約者持ちだって知ってるくせに嫉妬するたあ、よっぽど惚れてんだな」
「惚れて……私が、レジーナ殿を?」
「どう見てもそうだろ」
「……」
ラバルトの言葉を受け、これまでの己が挙動を顧みる。
「まさか、自覚なかったのか?」
「………………私はなんとおぞましいのだ!」
そして私は唐突に理解した。
「待て、どこ行くんだ?」
「東の崖だ……」
彼女に焦がれる心を自覚しても、私は既に過ちを犯してしまった身であり――にも拘らず嫉妬の念を抱くとは、またいつ彼女を脅かすかわかったものではない。
「待て待て待て待て!」
「離してくれ!」
見苦しく取り乱した私はラバルトにあっさり取り押さえられてしまう。
「何か事情があるんだな? 聞いてやるから、落ち着いて話せるとこ行こうぜ。どっかないか?」
「……礼拝堂に告解室がある」
彼女の名誉を考えれば口外すべきではないが、私より体格に優れ、暴徒鎮圧において聖騎士隋一と誉れ高い戦友を振り払うことは叶わない。
「よっし、そこ行くぞ」
幸いラバルトは良識的で口が堅く信頼に足る。あれから考えていたこともあり、それは彼にも影響するだろう。
今この時彼が私の前に現れたことは、愚かな男を見かねた主の慈悲かもしれない。
……取り返しのつかないことをしてしまった。
彼女の滑らかな肌も、柔らかな唇も、甘い声も――美しい人を欲望のままに貪る己自身も、記憶に焼き付いている。
触れてよいものかと迷ったが、硬く冷たい床でこのままなど身体に障るはずと、彼女を運びベッドに寝かせた。
椅子に座ることさえおこがましく思え、床に座して彼女の目覚めを待つ間、昨日の記憶を振り返る。
彼女の厚意で、近隣でもっとも優れた薬師と称される彼女の仕事を、見学に止まらず体験までさせてもらい新たな知見を得た。そして別れを意識した時、衝動的に口付け、押し倒して――。
……なぜ、そうなった。いくら彼女が魅力的とはいえ、どうかしている。人並程度の理性は持ち合わせているつもりだったが、こうなればとんだ思い上がりであったと言う他ない。
私は彼女に償わなければならない。都の法に則れば、引き回しと労役と賠償金の内から二つを適用するものだが、彼女の被った恥辱を慮ればあまりに軽い。
ならば彼女に委ねるか? しかし心優しい彼女に罪の裁定をさせるなど、さらなる苦痛を強いる愚行ではなかろうか?
底なし沼にはまるがごとく私の思考は沈みゆき、俯いて床を見つめる。
「ん……」
かすかな声にはっとして顔を上げるも、同時に浮き上がった腰は慌てて下ろす。これ以上距離を詰めては怯えさせてしまう。
「……んん」
彼女は身じろぎ、薄く目を開いた。
「……あれ……おれ……」
「お加減はいかがですか?」
意を決して話しかければ、彼女は緩やかにこちらへ顔を向けた。
「イオニスか……ん?」
まだ夢現にあると見えた青い瞳が、急速に焦点を結び、彼女は勢いよく身体を起こした。
「あ……」
ベッドの上で後ずさる彼女に平伏する。
「私があなたに働いた狼藉、言い訳のしようもありません。どのような償いも受け入れます」
床に額を付けたまま、じっと彼女の言葉を待つ。
「……ケダモノ」
「ッ!」
長い沈黙の後、彼女からかけられた言葉に息を飲んだ。
「初めてでしたのに……あんな……」
深く静かな悲しみを滲ませた声に、己が罪の重さを改めて思い知らされる。
「……申し訳、ありません……」
唇を噛む。私には傷付く資格さえないはずだ。
やはり彼女の受けた苦しみは他者に推し量れるはずがない……結局私は己の処遇を彼女に委ねた。彼女が望むならこの首も差し出そう。
「イオニスさん、薬草を摘みに行きますので付き合ってくださいますか?」
「もちろんお供いたします」
「イオニスさん、こちらの樽を運んでくれませんか?」
「お任せください」
「イオニスさん、屋根の修繕をお願いします」
「ただちに」
彼女が私に下した判決は労役であった。
今回ばかりは勇者ハンスの無関心がありがたく、私は日中の大半を贖罪に使うことができた。
「イオニスー!」
よく通る男の声に、私は作業の手を止めて顔を向ける。
「ラバルトか」
「他の誰に見えるよ」
赤毛の好漢は快活に笑う。
「悪いが、あと少しで終わる。待っていてくれるか」
「おうよ」
「近くで聖務があってな、お前らがいるって聞いて顔見に寄った」
ラバルトとは年が近く見習い時代からの付き合いで、同時期に聖騎士の叙任を受けた縁もあり、今も良好な関係が続いている。
「三月ぶりか。元気そうで何よりだ」
「ああ、風邪ひとつ引いてねえよ。お前の方はどうだ。勇者ハンスは相変わらずか?」
「私は……彼なら恋人ができて、仲睦まじく過ごされている」
「……めでたいな、それは」
「信じられないか」
無理もないと思うが、ラバルトは軽い口調ながらはっきり否定する。
「お前はそういう冗談言わないだろ。いやでもしかし、あいつに恋人なあ……想像できねえわ」
「気になるなら、会っていくといい。よいお嬢さんだ」
レティ嬢ならば、きっと笑顔でラバルトを歓迎してくれることだろう。
「いいのか? 会う会う。すっげえ見たい!」
「猫の仔じゃないんだぞ」
「わかってるって」
「――ごきげんよう」
もはや聞き慣れた挨拶に、私は反射的に振り返った。
「お取込み中のところを失礼します。昼食をお持ちしました」
「いつもわざわざ……ありがとうございます」
「空腹で目を回されて、屋根から落ちられたりでもしたら困りますもの」
「……申し訳ありません」
情けなくもあの一件の後食事が喉を通らなくなった私は、それを彼女に看破され、あまつさえ看病まで受け、持ち直した今もこうして食事の世話をされている始末。
――このような気遣いをされる資格など私には……。
――私の作ったものではご不満でしょうか?
いっそ毒でも盛ってくれればとよからぬ考えが頭をもたげた時さえ、彼女の手料理は変わらず素晴らしく、むしろ不調を払ってくれるようで恥じ入るばかりだった。
自己嫌悪に苛まれていた私は、ラバルトから肘で小突かれ我に返る。
「彼女はレジーナ・フォーン殿。薬師をしておられて、近隣で並ぶ者なしと謳われる方だ。レジーナ殿、彼は私と同じく聖騎士を務めるラバルト・ザオベルグです」
「並ぶ者なしとは、若いのにたいしたもんだ」
「聖騎士様には遠く及びませんわ」
衒いなく称賛するラバルトに、私へは二度と向けられることがないだろう穏やかな微笑みを浮かべつつ慎み深く返すレジーナ殿。
楽しそうに談笑する二人をしばらく眺めていたが、機を見計らい声をかける。
「あの方はそちらへ失礼しておりますか?」
どういうわけか妙に陰鬱な声が出てしまった。
「いえ、朝早くあの子を迎えにいらっしゃったきりですね」
ようやくこちらを向いてくれたレジーナ殿はほのかに怪訝そうで、気分を害してしまったかと悲しくなる。
「あの子から、いつものお茶の時間には戻ると聞いています」
「そうですか……申し訳ないのですが、彼をあの方に会わせたいので、時間になったらお訪ねしてもよろしいでしょうか?」
「わかりました」
無事許可が下りたことに胸を撫で下ろし、彼女から昼食の入ったカゴを受け取った私だったが、
「ああ、そうですわ。よろしければ今からいらっしゃいませんか? 昼食をご用意いたします」
魅力的な笑顔とともにラバルトへ告げられた誘いを聞いて凍りついた。
「……せっかくの申し出だが、ここへ来る前に食事は済ませてきてしまったんだ。気持ちだけありがたく受け取っておきたい」
「あら、そうなんですね。わかりました。では、また後ほど」
一礼し、彼女は去っていた。
遠ざかる美しい背中を見送った後、振り返ると満面の笑みを浮かべるラバルトがいた。
「勇者ハンスだけでもまさかなのに、お前もとはなあ。収穫祭と降臨祭が一緒に来たみたいな気分だよ」
「……一体何を言っている?」
「またまた。お前がご婦人相手にあんな一喜一憂するとこなんて初めて見たぞ。俺が婚約者持ちだって知ってるくせに嫉妬するたあ、よっぽど惚れてんだな」
「惚れて……私が、レジーナ殿を?」
「どう見てもそうだろ」
「……」
ラバルトの言葉を受け、これまでの己が挙動を顧みる。
「まさか、自覚なかったのか?」
「………………私はなんとおぞましいのだ!」
そして私は唐突に理解した。
「待て、どこ行くんだ?」
「東の崖だ……」
彼女に焦がれる心を自覚しても、私は既に過ちを犯してしまった身であり――にも拘らず嫉妬の念を抱くとは、またいつ彼女を脅かすかわかったものではない。
「待て待て待て待て!」
「離してくれ!」
見苦しく取り乱した私はラバルトにあっさり取り押さえられてしまう。
「何か事情があるんだな? 聞いてやるから、落ち着いて話せるとこ行こうぜ。どっかないか?」
「……礼拝堂に告解室がある」
彼女の名誉を考えれば口外すべきではないが、私より体格に優れ、暴徒鎮圧において聖騎士隋一と誉れ高い戦友を振り払うことは叶わない。
「よっし、そこ行くぞ」
幸いラバルトは良識的で口が堅く信頼に足る。あれから考えていたこともあり、それは彼にも影響するだろう。
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