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使者と大物の来訪
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江戸城の主殿で下座で使者の人が憮然とした表情をしてる。
望月何とかって名乗ってたけど、自分が上座で古賀公方と呼ばれている足利成氏の使者が下座と言うのが気に入らないらしい。
泰経さんや道灌さんから聞く限り、例え使者であっても官位が上の人から派遣された人は上座に座らせるのが通例らしい…、けど自分には関係ないね。
この世界、というか室町初期の仕来りなんて詳しくないし。
そして憮然としながらも、使者さんは江戸城を陥落させた事に対する祝辞を述べた後、足利成氏からの書状を差し出した。
ポーカーフェイスを装っているけど、心の中では時代劇で見た事あるような木で出来た文箱に書状が納められてるのに少し興奮してる。
ただやっぱり漆塗りの箱じゃなくて木で出来た文箱なのは少し残念だ。
主殿に控えていた泰経さんの家臣が文箱を自分の所に持って来てくれたので、箱から書状を出して目を通す。
うん、前置きが長い!!
戦勝祝いの言葉の後に、クドクドと山内、扇谷上杉両家を非難する内容、本題に行くまでに時間がかかる。
これもこの時代の作法なのかな…、本当にめんどくさいしまどろっこしい!!
そして長々書かれた書状を読み進めるとやっと本題に入った。
要は、山内、扇谷上杉両家と対立をしたのだから、古河公方である足利成氏の家臣として両上杉家と戦えと…。
確か伊勢新九郎、後の北条早雲も古河公方を利用して関東に進出したって言うし使い方によっては役に立つのか?
そしてもう1人の使者、こちらは山内上杉家当主、関東管領の上杉顕定からだった。
主殿で自分が上座に座って使者を迎え入れるとやっぱり憮然とした表情をしている。
ただ古河公方の使者と違い、戦勝祝いの口上では無く、江戸城を攻め落とした事に対し「主君がたいそうお怒りで…」、とか言っていた。
文箱に入った書状を読んでも、今回、江戸城を攻め落とした事を非難し、謝罪に来れば今回の事を許し所領を安堵するとの内容で、生け捕りにされた道灌さんなどの事に関しては一切触れて無かった。
山内上杉家と扇谷上杉家ってこの頃から仲悪かったのか?
確か仲が悪くなって争うのは道灌さんが殺された後、約5年後ぐらいからだった気がするんだけど…。
使者の人が顔を合わせない様に城内にある建物の部屋を割り振り、明日、返事を書いて渡すので今日は休むように伝え、お客さんに主殿に来てもらう。
何故か道灌さんも一緒に来たけど…。
敵同士だったんじゃないですか?
そう思いつつ、主殿に入って来たお客さんは下座に座ると平伏する。
「某は長尾 左衛門尉 景春にございます。 この度は道灌殿との合戦にて見事な勝利を収めたとの事、祝着至極に存じます」
そう言い顔を上げる景春さん、凄く厳つい顔をしてるけど見る限り根が真面目そうな印象の人だ。
「初めまして、鳳凰院宗麟です。 泰経さんと道灌さんから聞いてるかもしれませんが、この世界では無く別の世界から来た人間です」
「伺っております。 それに某も夢にてお告げを受けましたので、この度はご尊顔を拝し奉り恐悦至極に存じ奉ります」
「いや…、それほどでも無いと思いますけど…、それよりお待たせしてスイマセンでした。 古河公方と関東管領から書状を持った使者が来てたんで、その後にお会いしたほうが良いと思ったんで」
「流石、宗麟様、両者の出方を見た後で、某や道灌殿、泰経殿とこれからの事を話そうとは」
う~ん、なんか既に謀するの決定してるかのような流れになってる…。
「因みに質問なんですけど、道灌さんと景春さんって敵対してたんですよね? 普通に話してるけど遺恨とか無いの?」
そんな疑問に、道灌さんが笑いながら以前は幾度も轡を並べて戦った仲なのでと言い、景春さんは道灌さんが憎くて戦った訳ではなく、たまたま敵味方に分かれただけで、そもそも道灌さんは仲を取り持とうと奔走してくれてたので今となっては争う理由が無いとの事だった。
そんなもんなのか? 命のやり取りをしてたのに…。
「まあお2人がそう言うんでしたら良いんですけど、今後について何か案はありますか?」
この時代の領主さん達の考えが分からず何とも形容しがたい気分ではあるものの、2つの書状に目を通してもらい3人の意見を聞く。
「扇谷上杉家の家宰であった某が言うのもなんですが、関東管領からの書状は無視してもよろしいかと」
「某も道灌殿に同意ですな、我が主であった上杉 顕定よりの申し出は明らかに道灌殿が敗れた事で扇谷の影響力が弱まる事を期待し、新たに宗麟様を取り込む事で逆に関東管領としての力を強固にしようとしていると考えるべきでしょうな」
「それって言うのは関東管領である山内上杉家が扇谷上杉家を恐れてるって事?」
ややこしくてよく分からないような顔をしつつ質問をすると、上杉家に属していた景春さんが頷き、道灌さんが説明をしてくれた。
関東管領である山内上杉家は管領として関東に影響力はあるものの、やはりこの時代では合戦に強い弱いが重視されるとの事で、主に古河公方との戦いを担っている扇谷上杉家の力が強まると、影響力を失い扇谷上杉家の言葉を無視できなくなり最悪の場合家を乗っ取られる事を気にしているらしい。
しかも現在の関東管領である山内上杉家は景春さんに従った多くの国人領主が離反しているような状態の為、扇谷上杉家が反乱を鎮圧する目的で勢力を拡大する事を恐れている感じらしい。
だったら自分の所で鎮圧しろよ! って気もするけど、景春さんに味方する領主が多いので手が回っていないみたいだ。
確かに史実では長尾景春の乱を太田道灌がほぼ鎮圧し扇谷上杉家の勢力が大きくなったみたいだから、あながち狙いとしては間違っていない。
「して、如何なされるおつもりで?」
「う~ん、どっちに付いても息つく暇なく合戦になるよね? 個人的には一旦内政と軍制改革をしてからまずは関東を統一したいんだけど…」
「内政と軍制改革でございますか? そうなると1年、いやそれ以上の時が必要となりますがそのような余裕は無いものと」
「だよね…。 いっその事、宛名を逆にして両方にお断りの手紙を送ろうか…」
自分の言い出した事に3人が不思議そうな顔をしている。
だよね~、宛名を逆にして送ったって時間稼ぎになるどころか反対に怒りを買って両方からせめこまれるよね…。
「宗麟様、それは面白いかもしれませんぞ!」
道灌さんがそう言いながら感心したように実行した際、両者がどのような反応をするかの推測を泰経さんと景春さんに説明を始める。
最初は怪訝な顔をしていた2人も話を聞くにつれ悪戯を思いついた子供のような顔をしだした。
「さすが宗麟様、我々には考え付かない事を思いつつくとは」
「これならしばらくの間は両者から手を出される事は無いかもしれませんな」
なんか自分が思い付きで言った、山内上杉家には古河公方宛の手紙を、古河公方には山内上杉家宛の手紙を送る事に決定したみたいだ。
本当に大丈夫なのかな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※補足
本来、身分の高い人からの使者には上座を用意し、応対する側は下座で口上や書状を受け取るのが通例となっております。
関東管領
室町幕府が設置した鎌倉公方(足利氏)を補佐するために設置された役職名で鎌倉公方の下部組織なのに、任免権等は将軍にあったそうです。
この時代では山内上杉家が関東管領職を世襲していました。
関東管領は主に支配地域の守護及び地頭の管理に当たっており、武蔵守護も兼任しながら関東一円の武士を掌握していた為、次第に鎌倉府以上の力を持つようになったと言われています。
望月何とかって名乗ってたけど、自分が上座で古賀公方と呼ばれている足利成氏の使者が下座と言うのが気に入らないらしい。
泰経さんや道灌さんから聞く限り、例え使者であっても官位が上の人から派遣された人は上座に座らせるのが通例らしい…、けど自分には関係ないね。
この世界、というか室町初期の仕来りなんて詳しくないし。
そして憮然としながらも、使者さんは江戸城を陥落させた事に対する祝辞を述べた後、足利成氏からの書状を差し出した。
ポーカーフェイスを装っているけど、心の中では時代劇で見た事あるような木で出来た文箱に書状が納められてるのに少し興奮してる。
ただやっぱり漆塗りの箱じゃなくて木で出来た文箱なのは少し残念だ。
主殿に控えていた泰経さんの家臣が文箱を自分の所に持って来てくれたので、箱から書状を出して目を通す。
うん、前置きが長い!!
戦勝祝いの言葉の後に、クドクドと山内、扇谷上杉両家を非難する内容、本題に行くまでに時間がかかる。
これもこの時代の作法なのかな…、本当にめんどくさいしまどろっこしい!!
そして長々書かれた書状を読み進めるとやっと本題に入った。
要は、山内、扇谷上杉両家と対立をしたのだから、古河公方である足利成氏の家臣として両上杉家と戦えと…。
確か伊勢新九郎、後の北条早雲も古河公方を利用して関東に進出したって言うし使い方によっては役に立つのか?
そしてもう1人の使者、こちらは山内上杉家当主、関東管領の上杉顕定からだった。
主殿で自分が上座に座って使者を迎え入れるとやっぱり憮然とした表情をしている。
ただ古河公方の使者と違い、戦勝祝いの口上では無く、江戸城を攻め落とした事に対し「主君がたいそうお怒りで…」、とか言っていた。
文箱に入った書状を読んでも、今回、江戸城を攻め落とした事を非難し、謝罪に来れば今回の事を許し所領を安堵するとの内容で、生け捕りにされた道灌さんなどの事に関しては一切触れて無かった。
山内上杉家と扇谷上杉家ってこの頃から仲悪かったのか?
確か仲が悪くなって争うのは道灌さんが殺された後、約5年後ぐらいからだった気がするんだけど…。
使者の人が顔を合わせない様に城内にある建物の部屋を割り振り、明日、返事を書いて渡すので今日は休むように伝え、お客さんに主殿に来てもらう。
何故か道灌さんも一緒に来たけど…。
敵同士だったんじゃないですか?
そう思いつつ、主殿に入って来たお客さんは下座に座ると平伏する。
「某は長尾 左衛門尉 景春にございます。 この度は道灌殿との合戦にて見事な勝利を収めたとの事、祝着至極に存じます」
そう言い顔を上げる景春さん、凄く厳つい顔をしてるけど見る限り根が真面目そうな印象の人だ。
「初めまして、鳳凰院宗麟です。 泰経さんと道灌さんから聞いてるかもしれませんが、この世界では無く別の世界から来た人間です」
「伺っております。 それに某も夢にてお告げを受けましたので、この度はご尊顔を拝し奉り恐悦至極に存じ奉ります」
「いや…、それほどでも無いと思いますけど…、それよりお待たせしてスイマセンでした。 古河公方と関東管領から書状を持った使者が来てたんで、その後にお会いしたほうが良いと思ったんで」
「流石、宗麟様、両者の出方を見た後で、某や道灌殿、泰経殿とこれからの事を話そうとは」
う~ん、なんか既に謀するの決定してるかのような流れになってる…。
「因みに質問なんですけど、道灌さんと景春さんって敵対してたんですよね? 普通に話してるけど遺恨とか無いの?」
そんな疑問に、道灌さんが笑いながら以前は幾度も轡を並べて戦った仲なのでと言い、景春さんは道灌さんが憎くて戦った訳ではなく、たまたま敵味方に分かれただけで、そもそも道灌さんは仲を取り持とうと奔走してくれてたので今となっては争う理由が無いとの事だった。
そんなもんなのか? 命のやり取りをしてたのに…。
「まあお2人がそう言うんでしたら良いんですけど、今後について何か案はありますか?」
この時代の領主さん達の考えが分からず何とも形容しがたい気分ではあるものの、2つの書状に目を通してもらい3人の意見を聞く。
「扇谷上杉家の家宰であった某が言うのもなんですが、関東管領からの書状は無視してもよろしいかと」
「某も道灌殿に同意ですな、我が主であった上杉 顕定よりの申し出は明らかに道灌殿が敗れた事で扇谷の影響力が弱まる事を期待し、新たに宗麟様を取り込む事で逆に関東管領としての力を強固にしようとしていると考えるべきでしょうな」
「それって言うのは関東管領である山内上杉家が扇谷上杉家を恐れてるって事?」
ややこしくてよく分からないような顔をしつつ質問をすると、上杉家に属していた景春さんが頷き、道灌さんが説明をしてくれた。
関東管領である山内上杉家は管領として関東に影響力はあるものの、やはりこの時代では合戦に強い弱いが重視されるとの事で、主に古河公方との戦いを担っている扇谷上杉家の力が強まると、影響力を失い扇谷上杉家の言葉を無視できなくなり最悪の場合家を乗っ取られる事を気にしているらしい。
しかも現在の関東管領である山内上杉家は景春さんに従った多くの国人領主が離反しているような状態の為、扇谷上杉家が反乱を鎮圧する目的で勢力を拡大する事を恐れている感じらしい。
だったら自分の所で鎮圧しろよ! って気もするけど、景春さんに味方する領主が多いので手が回っていないみたいだ。
確かに史実では長尾景春の乱を太田道灌がほぼ鎮圧し扇谷上杉家の勢力が大きくなったみたいだから、あながち狙いとしては間違っていない。
「して、如何なされるおつもりで?」
「う~ん、どっちに付いても息つく暇なく合戦になるよね? 個人的には一旦内政と軍制改革をしてからまずは関東を統一したいんだけど…」
「内政と軍制改革でございますか? そうなると1年、いやそれ以上の時が必要となりますがそのような余裕は無いものと」
「だよね…。 いっその事、宛名を逆にして両方にお断りの手紙を送ろうか…」
自分の言い出した事に3人が不思議そうな顔をしている。
だよね~、宛名を逆にして送ったって時間稼ぎになるどころか反対に怒りを買って両方からせめこまれるよね…。
「宗麟様、それは面白いかもしれませんぞ!」
道灌さんがそう言いながら感心したように実行した際、両者がどのような反応をするかの推測を泰経さんと景春さんに説明を始める。
最初は怪訝な顔をしていた2人も話を聞くにつれ悪戯を思いついた子供のような顔をしだした。
「さすが宗麟様、我々には考え付かない事を思いつつくとは」
「これならしばらくの間は両者から手を出される事は無いかもしれませんな」
なんか自分が思い付きで言った、山内上杉家には古河公方宛の手紙を、古河公方には山内上杉家宛の手紙を送る事に決定したみたいだ。
本当に大丈夫なのかな?
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※補足
本来、身分の高い人からの使者には上座を用意し、応対する側は下座で口上や書状を受け取るのが通例となっております。
関東管領
室町幕府が設置した鎌倉公方(足利氏)を補佐するために設置された役職名で鎌倉公方の下部組織なのに、任免権等は将軍にあったそうです。
この時代では山内上杉家が関東管領職を世襲していました。
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