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お金の価値がイマイチ分からない
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翌朝、朝食を済ませると、古河公方の使者を主殿に呼び出し、返書を渡し、その後1時間程時間をおいて山内上杉家の使者に返書を渡す。
2人とも昨日と同様に下座に座らされたので今日も憮然とした顔をしてたけど、書状が入った文箱を受け取る際の所作は使者に選ばれただけあって素晴らしく、つい見入ってしまった。
昨日、泰経さん、道灌さん、景春さんの3人と一緒に考えた内容は、書状に記載された要求を拒否し関東の安寧を乱す者を許さず天の意思により戦い滅ぼす。 と言う文章になっている。
2通ともほぼ同じ文章だけど、山内上杉家には古河公方宛、古河公方には山内上杉家宛の書状を使者に持たせたので読んだ瞬間に怒り出すかもしれないけど、敵対する相手に宛てた書状の為、恐らく逆に自分への書状は味方になると記載されていると思い込むだろう…、って道灌さんが言っていた。
因みに更に書状が来たら? と聞いたらその時は病を装うか、今は自分の治める土地を豊かにせよと天よりお告げがあったと書いて時間稼ぎをすれば両者とも引き下がるだろうとの事だったけど、本当にそんな事で時間稼げるものなの?
そんな事を思いつつ主殿から出ると、道灌さんがやって来た。
「宗麟様、先程には家臣の家族や一族郎党が川越城に到着したと弟の資忠より報告がございました。 明日より次第各城主へ書状を送り、某は川越に向かいますがよろしゅうございますか?」
「うん、いいよ。 でもよく考えたら書状を送るとさっき使者に渡した手紙が意味をなさなくならない?」
「恐らく問題は無いかと…。 某が書状を送るのは扇谷上杉家に臣従する国人でございますので山内上杉家にとってはむしろ扇谷上杉家の力が削がれるので口出しはしないものと」
「なら良いんだけど、古河公方の方は? って扇谷上杉家の力を削いでる時点で味方だと思ってくれる感じかなのかな」
「左様でございます。 後は書状を読み宗麟様に敵対する事を選んだ領主を攻めて相模、武蔵から駆逐すれば良いかと」
「確かに、どうせ合戦になるんだし、そうなると味方へ恩賞として土地あげないといけないしね…。 ただ川越城の防備は強化しておいてね。 多分現時点で最前線だから、簡単に攻め落とされないように」
「かしこまりました」
そう言うと道灌さんは思い出したように明日、自分に目通りさせたい人が居るので出立の前に引き合わせたいと言い、そのまま家臣へ指示を出しに行ってしまった。
そして景春さんはと言うと早朝に鉢形城に帰り味方を募ると言い残して帰ってしまったけど、景春さんフットワーク良過ぎない?
まあ家宰を世襲出来なかったから乱を起こして武力で家宰の座を手に入れようってするぐらいだから行動力と人望はあるんだろうけど。
てか景春さんに秩父にある武甲山から石灰や金・銀・鉄の採掘をする話をし忘れた!!!
これから必要になるから早いうちから確保したかったのに…。
うん、帰ってしまったものは仕方がない! それよりも今回の合戦の恩賞だよな…。
道灌さんには、千葉さんから赤塚城没収したから替わりの城を与えてあげてと言ったうえで江戸周辺の土地は手に入れたけど、江戸周辺の土地をあげても皆さん領地が飛び地になるんだよね…。
泰経さんはお金を恩賞として渡せば良いって言ってたけどお金で納得してくれるのかな?
お金だったら江戸湊と品川湊からの税があるから何とかなりそうなんだけど。
ただ、お金の価値がイマイチ分からない…。
大体話を聞きお金の価値を確認すると、2石で1貫文、1貫文が1000文だそうなので、一門衆に100貫文、米にして200石分をあげたら納得してくれるかな?
泰経さんに聞いてみよう。
木戸さんの説得に応じて自分の支配下に入った商人にはどの勢力と取引しても良いとの条件で今後税を納めさせる事を約束させ、今後は江戸、品川湊の商人からは合計で年間2000貫文収めてくれることになったけど、今は戦勝祝いとして貰った1000貫文しかないし、お金を恩賞としてあげたら手元にお金がほぼ残らない…。
農兵分離とかもしたいけど、先は遠いような気がする。
とりあえず、明日道灌さんが出発したら、木戸さんに城代を依頼し自分達も石神井城に戻ってまずは農業改革と産業の促進、後は木戸さんに頼んで船大工を集めて大型船の制作計画の準備をしといてもらおう!
大型船を建造し商人に貸し出して税とは別に貸出料で収入を増せるし、堺とかと商売をして貰って江戸、品川湊が発展すれば毎年入る税収も増えるし、何より堺や根来、出来れば国友の鍛冶職人を呼び込みたいし。
うん、鉄砲はまだ伝来してないけど、ネット情報で大まかな設計図は調べられるから優秀な鍛冶職人を集めて鉄砲を量産すれば今後の合戦が有利になる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※補足
当時はお米150キロを1石としており、地域によって異なるものの大体米2石で1貫文で取引されていたそうです。
★なお諸説あります。
因みに1文銭が1000枚で1貫文となり、「さし」という紐に一文銭を一千枚通していたそうです。
2人とも昨日と同様に下座に座らされたので今日も憮然とした顔をしてたけど、書状が入った文箱を受け取る際の所作は使者に選ばれただけあって素晴らしく、つい見入ってしまった。
昨日、泰経さん、道灌さん、景春さんの3人と一緒に考えた内容は、書状に記載された要求を拒否し関東の安寧を乱す者を許さず天の意思により戦い滅ぼす。 と言う文章になっている。
2通ともほぼ同じ文章だけど、山内上杉家には古河公方宛、古河公方には山内上杉家宛の書状を使者に持たせたので読んだ瞬間に怒り出すかもしれないけど、敵対する相手に宛てた書状の為、恐らく逆に自分への書状は味方になると記載されていると思い込むだろう…、って道灌さんが言っていた。
因みに更に書状が来たら? と聞いたらその時は病を装うか、今は自分の治める土地を豊かにせよと天よりお告げがあったと書いて時間稼ぎをすれば両者とも引き下がるだろうとの事だったけど、本当にそんな事で時間稼げるものなの?
そんな事を思いつつ主殿から出ると、道灌さんがやって来た。
「宗麟様、先程には家臣の家族や一族郎党が川越城に到着したと弟の資忠より報告がございました。 明日より次第各城主へ書状を送り、某は川越に向かいますがよろしゅうございますか?」
「うん、いいよ。 でもよく考えたら書状を送るとさっき使者に渡した手紙が意味をなさなくならない?」
「恐らく問題は無いかと…。 某が書状を送るのは扇谷上杉家に臣従する国人でございますので山内上杉家にとってはむしろ扇谷上杉家の力が削がれるので口出しはしないものと」
「なら良いんだけど、古河公方の方は? って扇谷上杉家の力を削いでる時点で味方だと思ってくれる感じかなのかな」
「左様でございます。 後は書状を読み宗麟様に敵対する事を選んだ領主を攻めて相模、武蔵から駆逐すれば良いかと」
「確かに、どうせ合戦になるんだし、そうなると味方へ恩賞として土地あげないといけないしね…。 ただ川越城の防備は強化しておいてね。 多分現時点で最前線だから、簡単に攻め落とされないように」
「かしこまりました」
そう言うと道灌さんは思い出したように明日、自分に目通りさせたい人が居るので出立の前に引き合わせたいと言い、そのまま家臣へ指示を出しに行ってしまった。
そして景春さんはと言うと早朝に鉢形城に帰り味方を募ると言い残して帰ってしまったけど、景春さんフットワーク良過ぎない?
まあ家宰を世襲出来なかったから乱を起こして武力で家宰の座を手に入れようってするぐらいだから行動力と人望はあるんだろうけど。
てか景春さんに秩父にある武甲山から石灰や金・銀・鉄の採掘をする話をし忘れた!!!
これから必要になるから早いうちから確保したかったのに…。
うん、帰ってしまったものは仕方がない! それよりも今回の合戦の恩賞だよな…。
道灌さんには、千葉さんから赤塚城没収したから替わりの城を与えてあげてと言ったうえで江戸周辺の土地は手に入れたけど、江戸周辺の土地をあげても皆さん領地が飛び地になるんだよね…。
泰経さんはお金を恩賞として渡せば良いって言ってたけどお金で納得してくれるのかな?
お金だったら江戸湊と品川湊からの税があるから何とかなりそうなんだけど。
ただ、お金の価値がイマイチ分からない…。
大体話を聞きお金の価値を確認すると、2石で1貫文、1貫文が1000文だそうなので、一門衆に100貫文、米にして200石分をあげたら納得してくれるかな?
泰経さんに聞いてみよう。
木戸さんの説得に応じて自分の支配下に入った商人にはどの勢力と取引しても良いとの条件で今後税を納めさせる事を約束させ、今後は江戸、品川湊の商人からは合計で年間2000貫文収めてくれることになったけど、今は戦勝祝いとして貰った1000貫文しかないし、お金を恩賞としてあげたら手元にお金がほぼ残らない…。
農兵分離とかもしたいけど、先は遠いような気がする。
とりあえず、明日道灌さんが出発したら、木戸さんに城代を依頼し自分達も石神井城に戻ってまずは農業改革と産業の促進、後は木戸さんに頼んで船大工を集めて大型船の制作計画の準備をしといてもらおう!
大型船を建造し商人に貸し出して税とは別に貸出料で収入を増せるし、堺とかと商売をして貰って江戸、品川湊が発展すれば毎年入る税収も増えるし、何より堺や根来、出来れば国友の鍛冶職人を呼び込みたいし。
うん、鉄砲はまだ伝来してないけど、ネット情報で大まかな設計図は調べられるから優秀な鍛冶職人を集めて鉄砲を量産すれば今後の合戦が有利になる。
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※補足
当時はお米150キロを1石としており、地域によって異なるものの大体米2石で1貫文で取引されていたそうです。
★なお諸説あります。
因みに1文銭が1000枚で1貫文となり、「さし」という紐に一文銭を一千枚通していたそうです。
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