38 / 121
買い物
しおりを挟む
昨日、カトレアと共に武器屋と防具屋に行って予備の鉄剣を2本と革鎧を1着購入し宿に戻ったが、カトレアからは明日以降の行動について提案がされた。
明日は一日自由行動し明後日からギルドで依頼をこなすとの事。
自分は道具屋や雑貨屋などに行き、冒険者として必要と思う物を購入して来るように、また長期的な行動に備え保存の利く食料を最低でも1月分は用意するように言われた。
いや、これって自由行動じゃないよね…。
そんな抗議の声をカトレアはカツヒコが冒険者としてやっていけるか、何が必要で何が必要ないかを判断できるかの確認と言われて一蹴されてしまった。
う~ん、カトレアって冒険者じゃないって言ってなかったっけ?
なのに何で冒険者の事を良く知ってるんだろう…。
宿屋で朝食を済ませると、カトレアは1人で何処かに行ってしまったので自分もカトレアに言われた通り街を散策しながら道具屋や雑貨屋を巡る。
それにしてもルミナ村とは違いキャールの街は道路も石で舗装され建物も整然と建てられていて明らかに都会と言った感じだ。
大通りを少し歩いただけでも、様々な店が立ち並び、道具屋だけでなく、雑貨屋や服屋等が何軒もある。
村には道具屋も雑貨屋も服屋も1軒ある程度だし、扱っている品も数が少なかったけど、店に入ると見た事も無い道具などが数多く並べられている。
とは言えどの店でも最初は店員さんも成人したばかりで冒険者気どりの若造が来た、と言わんばかりの感じだったけど、Dランク冒険者で必要な道具を揃えに来たと言って、なら冒険者証を見せてみろと言う店員には冒険者証を見せるとそれまでとうって変わって態度が変わった。
うん、どこの世界でもこの辺は変わらんね。
日本と違うところは、客だろうと買う気が無さそうなら、あからさまに冷たい対応をするってところぐらいかな…。
そんな事を思いつつ、道具屋では10メートル程のロープ数本と大きめのフックそして野営具一式を購入し、雑貨屋では日用品を購入し、街を歩き回って気になっていた薬屋も覗いてみる。
大きな看板に「薬」とだけ書かれた店だけど何となく気になってたんだよね。
扉を開けると、ツーンと鼻に突く薬の匂いがし、店内には乾燥させた薬草らしきものが数多くぶら下がっている。
「いらっしゃい。 どんな薬が欲しいんだい」
椅子に腰かけたまま声をかけて来た老婆が品定めをするように自分のつま先から頭のてっぺんまで見て、興味を失ったのか膝の上に居る猫に目をやり撫で始める。
「ここにはどんな薬があるんですか? 解毒薬とかポーションとかありますか?」
「あるよ、ただ解毒薬も、毒の種類によっては効かない場合もあるから毒の巡りを遅らせる薬も買っときな。 冒険者の基本だよ。 まあ見る限り駆け出しで街の外に行くこともなさそうだから必要はないだろうけどね」
「やっぱり駆け出しに見えます?」
「ああ、あんたぐらいの年でそんな恰好をしてるのは、どっかの村から冒険者になって一旗上げようって調子に乗って街に来たお上りぐらいだよ」
老婆にそう言われると、もう乾いた笑いしか出てこない…。
見事にお上りさんって見破られてるし。
「村から出て来たお上りなのは間違えないんですけど、Dランクなんで明日から街の外で活動しようと思ってるんで必要な物を揃えておきたいんですよ」
「Dランク? これは驚いた…。 あんたぐらいの歳でDランクなんてギルドのランク判定も随分甘くなったんだねぇ~」
「まあその辺は言い返せないですね、特別試験でEランクに上がって、ギルドにダンジョンで得た宝石類やドロップした武器や防具を売ったらDランクになったんで…」
「ダンジョン? あんたがかい? まあ見栄を張るのは良いけど程々にしときなよ。 それで解毒薬とポーションは買ってくのかい? ポーションはともかく解毒薬は半年もしたら効果が無くなるからそれまでに使わなかったらただのゴミになるよ」
「あ~、やっぱり薬って使用期限あるんですね…。 まあ自分はアイテムボックスあるし、何故かアイテムボックスの中身は劣化しないんで大丈夫です」
そう言うと老婆は驚いた顔をし、珍しいアイテムボックス持ちだねと言いながら、解毒薬と毒の巡りを緩和する薬、そしてEランクポーションをカウンターに並べ始める。
「ポーションってEランクしかないの? DランクかCランクポーションとか欲しいんだけど…」
「ハァン! そんなもんは無いよ、Dランク、Cランクポーションならギルドで買いな! まあ買えるだけの金があればだけどね」
「Dランク、Cランクポーションってそんなに高いの?」
「そうだね、Eランクポーションは銅貨5枚ってとこだけど、Dランクなら銀貨2枚、Cランクなら金貨1枚ってとこだよ、それ以上はCランクポーションの10倍以上するよ。 まったくそんな事も知らないなんて良く冒険者だなんて言えるねぇ~」
呆れられてしまった…。
ギルドで売ってるのは知らなかった、ていうかそう言う説明聞いてないし!!
その後老婆から解毒薬と毒の巡りを緩和する薬、腹を下した際に使う薬、Eランクポーション5個を購入し薬屋を後にする。
老婆からは、「金があるならいつでも薬を買いにおいで」
と見送られたけど、これはカモられてるのか普通に良い人だったのかイマイチ分からんな…。
そもそも店にはノリで入って薬を買ったけどよくよく考えたら回復魔法も解毒魔法も、そして病気を治すリカバリーも使えるんだよね…。
うん、薬必要なくない?
その後、用事も済んだことなので大通りに面した広場の噴水の縁に腰掛けて露店で買った串焼きを食べながら道行く人々を眺める。
屋台を出して商売をする人、荷車を押した人、籠を背負い商品を売り歩く人、小さな子供と手を繋ぎ買い物をする主婦らしき人、道端の排水口に溜まったゴミを処理する数人の人…。
あれが本来Gランクの人がやる街中での仕事ってやつか?
確か依頼書を見たけどどれも1日銅貨5枚程、しかも清掃する区間を決められていてその日のうちに割り当ての区間を終わらせないと報酬は減額、恐らく1人で割り当て区間を清掃するよりも数人で作業を分担して効率よく終わらせようとしてるんだろうな…。
それにしても1日働いて精々銅貨5枚、ギルドが銅貨1枚で泊まれる宿泊施設を用意してるとは言え恐らく大部屋で雑魚寝だろうし、食事は付かないって言ってたから、食費を差し引いたら手元に残るのは精々銅貨2枚か、GランクからEランクに上がるまでの間は冒険者になって一旗上げようって言う人には相当堪える下積み期間だな…。
まあそれも、新人冒険者の死傷率が高いから出来たせいなんだろうけど、ホント墳墓のダンジョン100階層まで行ってカトレアと出会って良かった。
本来なら、ああいう仕事をする事になってたんだろうから…。
明日は一日自由行動し明後日からギルドで依頼をこなすとの事。
自分は道具屋や雑貨屋などに行き、冒険者として必要と思う物を購入して来るように、また長期的な行動に備え保存の利く食料を最低でも1月分は用意するように言われた。
いや、これって自由行動じゃないよね…。
そんな抗議の声をカトレアはカツヒコが冒険者としてやっていけるか、何が必要で何が必要ないかを判断できるかの確認と言われて一蹴されてしまった。
う~ん、カトレアって冒険者じゃないって言ってなかったっけ?
なのに何で冒険者の事を良く知ってるんだろう…。
宿屋で朝食を済ませると、カトレアは1人で何処かに行ってしまったので自分もカトレアに言われた通り街を散策しながら道具屋や雑貨屋を巡る。
それにしてもルミナ村とは違いキャールの街は道路も石で舗装され建物も整然と建てられていて明らかに都会と言った感じだ。
大通りを少し歩いただけでも、様々な店が立ち並び、道具屋だけでなく、雑貨屋や服屋等が何軒もある。
村には道具屋も雑貨屋も服屋も1軒ある程度だし、扱っている品も数が少なかったけど、店に入ると見た事も無い道具などが数多く並べられている。
とは言えどの店でも最初は店員さんも成人したばかりで冒険者気どりの若造が来た、と言わんばかりの感じだったけど、Dランク冒険者で必要な道具を揃えに来たと言って、なら冒険者証を見せてみろと言う店員には冒険者証を見せるとそれまでとうって変わって態度が変わった。
うん、どこの世界でもこの辺は変わらんね。
日本と違うところは、客だろうと買う気が無さそうなら、あからさまに冷たい対応をするってところぐらいかな…。
そんな事を思いつつ、道具屋では10メートル程のロープ数本と大きめのフックそして野営具一式を購入し、雑貨屋では日用品を購入し、街を歩き回って気になっていた薬屋も覗いてみる。
大きな看板に「薬」とだけ書かれた店だけど何となく気になってたんだよね。
扉を開けると、ツーンと鼻に突く薬の匂いがし、店内には乾燥させた薬草らしきものが数多くぶら下がっている。
「いらっしゃい。 どんな薬が欲しいんだい」
椅子に腰かけたまま声をかけて来た老婆が品定めをするように自分のつま先から頭のてっぺんまで見て、興味を失ったのか膝の上に居る猫に目をやり撫で始める。
「ここにはどんな薬があるんですか? 解毒薬とかポーションとかありますか?」
「あるよ、ただ解毒薬も、毒の種類によっては効かない場合もあるから毒の巡りを遅らせる薬も買っときな。 冒険者の基本だよ。 まあ見る限り駆け出しで街の外に行くこともなさそうだから必要はないだろうけどね」
「やっぱり駆け出しに見えます?」
「ああ、あんたぐらいの年でそんな恰好をしてるのは、どっかの村から冒険者になって一旗上げようって調子に乗って街に来たお上りぐらいだよ」
老婆にそう言われると、もう乾いた笑いしか出てこない…。
見事にお上りさんって見破られてるし。
「村から出て来たお上りなのは間違えないんですけど、Dランクなんで明日から街の外で活動しようと思ってるんで必要な物を揃えておきたいんですよ」
「Dランク? これは驚いた…。 あんたぐらいの歳でDランクなんてギルドのランク判定も随分甘くなったんだねぇ~」
「まあその辺は言い返せないですね、特別試験でEランクに上がって、ギルドにダンジョンで得た宝石類やドロップした武器や防具を売ったらDランクになったんで…」
「ダンジョン? あんたがかい? まあ見栄を張るのは良いけど程々にしときなよ。 それで解毒薬とポーションは買ってくのかい? ポーションはともかく解毒薬は半年もしたら効果が無くなるからそれまでに使わなかったらただのゴミになるよ」
「あ~、やっぱり薬って使用期限あるんですね…。 まあ自分はアイテムボックスあるし、何故かアイテムボックスの中身は劣化しないんで大丈夫です」
そう言うと老婆は驚いた顔をし、珍しいアイテムボックス持ちだねと言いながら、解毒薬と毒の巡りを緩和する薬、そしてEランクポーションをカウンターに並べ始める。
「ポーションってEランクしかないの? DランクかCランクポーションとか欲しいんだけど…」
「ハァン! そんなもんは無いよ、Dランク、Cランクポーションならギルドで買いな! まあ買えるだけの金があればだけどね」
「Dランク、Cランクポーションってそんなに高いの?」
「そうだね、Eランクポーションは銅貨5枚ってとこだけど、Dランクなら銀貨2枚、Cランクなら金貨1枚ってとこだよ、それ以上はCランクポーションの10倍以上するよ。 まったくそんな事も知らないなんて良く冒険者だなんて言えるねぇ~」
呆れられてしまった…。
ギルドで売ってるのは知らなかった、ていうかそう言う説明聞いてないし!!
その後老婆から解毒薬と毒の巡りを緩和する薬、腹を下した際に使う薬、Eランクポーション5個を購入し薬屋を後にする。
老婆からは、「金があるならいつでも薬を買いにおいで」
と見送られたけど、これはカモられてるのか普通に良い人だったのかイマイチ分からんな…。
そもそも店にはノリで入って薬を買ったけどよくよく考えたら回復魔法も解毒魔法も、そして病気を治すリカバリーも使えるんだよね…。
うん、薬必要なくない?
その後、用事も済んだことなので大通りに面した広場の噴水の縁に腰掛けて露店で買った串焼きを食べながら道行く人々を眺める。
屋台を出して商売をする人、荷車を押した人、籠を背負い商品を売り歩く人、小さな子供と手を繋ぎ買い物をする主婦らしき人、道端の排水口に溜まったゴミを処理する数人の人…。
あれが本来Gランクの人がやる街中での仕事ってやつか?
確か依頼書を見たけどどれも1日銅貨5枚程、しかも清掃する区間を決められていてその日のうちに割り当ての区間を終わらせないと報酬は減額、恐らく1人で割り当て区間を清掃するよりも数人で作業を分担して効率よく終わらせようとしてるんだろうな…。
それにしても1日働いて精々銅貨5枚、ギルドが銅貨1枚で泊まれる宿泊施設を用意してるとは言え恐らく大部屋で雑魚寝だろうし、食事は付かないって言ってたから、食費を差し引いたら手元に残るのは精々銅貨2枚か、GランクからEランクに上がるまでの間は冒険者になって一旗上げようって言う人には相当堪える下積み期間だな…。
まあそれも、新人冒険者の死傷率が高いから出来たせいなんだろうけど、ホント墳墓のダンジョン100階層まで行ってカトレアと出会って良かった。
本来なら、ああいう仕事をする事になってたんだろうから…。
136
あなたにおすすめの小説
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる