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疑問
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竜族の里に足を踏み入れガッカリしたのもつかの間、里へ案内をしてくれたオッサ…、ではなく竜族のバランの案内で長の屋敷へ向かった。
長の屋敷は里の中心に位置し、円を描くように掘られた水堀に囲まれた土地の中心にポツンと屋敷がある。
庭が広い…、にもかかわらず木などはあまり植えられておらず、花壇なども少ない。
バランの話では庭が広く、木などが植えられていないのは人化を解いて竜の姿になった際、庭が広くないと着地も離陸もしにくいからだそうで、基本的に竜族が人化せずに里に入った際は長の屋敷に着地し、その後、人化するらしい。
有事の際、一々里の外で人化して長の所に行くより、直接長の屋敷の庭に着地した方が早いからだそうだ。
もっとも、ここ数百年、有事など起きておらず、里の外で人化して家に戻るより、長の屋敷に着地した後で人化して家に帰った方は早いと言う理由での利用が通常になっているとの事だった。
竜族は悠久の時を生きる種族って言ってたのに、里の入り口から家までの距離を歩く時間を惜しむとか矛盾してない?
どんだけめんどくさがり屋なんだよ!!
そう思いつつ、案内されるまま屋敷に入り、竜族の長と対面する。
セオリーだと幼女とか美女なはずなんだが、長はバーコード状の髪形をした小太りのオッサンだった…。
俺の、いや、前世生きていた地球人に謝れ!!!
普通は幼女が「ワシが長の〇〇じゃ!」とか「わらわが長の○○であるぞぇ」とか煽情的な衣装を着てたりがセオリーだろ~!!
何故にバーコード状の髪形をした小太りのオッサンが普通に「あっ、私がこの里の長をしているアルフッドです」とか愛想笑い浮かべて挨拶してるの?
せめて威厳のある挨拶ぐらいしようよ!!
人化を解いたら人間なんて簡単に消し去るぐらい出来る竜族の長が…。
「長、この者達が我らの領域に足を踏み入れた者達です。 話を聞きましたがどうやら害意があり足を踏み入れた訳ではなく迷宮産の転移魔法陣を誤って発動し領域に転移したとの事。 また1人は人と魔が融合した者、1人は転生者、1人は魔道具で寿命が尽きるのを止めている者、残り2人は普通の人間ですのでご安心を」
「バラン、ご苦労様です。 ただ今聞いた限りだと普通の人間2人と転生者1人以外は聞く限り安心材料にならないと思いますよ。 転生者も誰によって転生させられたのか、何をさせる為に転生させられたのか、確認しましたか?」
長、威厳がねぇ~~~~!!!
でも言っている事は正しい。
バランの説明が簡単すぎてあれだけしか情報が無ければ明らかに里に危険を及ぼす者ではないとは言い切れない。
そう思っていると、カトレアが竜族の里長であるアルフッドに要約して説明をし大体は納得して貰った。
ただ自分が誰によって何の目的で転生させられたのか、自分自身でも知らないと言うとかなり不審がられたが前世で死んだ時の状況を話すと、何故か納得された。
アルフッドの話では異世界から転生させる人間は大体が目星を付けられておりその人間が死んだ時に魂を強引に異世界からこの世界に呼び寄せて魂が宿る前の胎児に宿らせるが目星を付けられた人だけでなく一定範囲内で複数が死んだ場合は強引に魂を呼び寄せる為に巻き込まれて転生してしまう事があると言われているらしい。
そして巻き込まれた人間は本来与えられる良家の子供として転生や有用なギフトが与えられる訳ではなく、空きがあった器、普通よりも良いギフトになってしまうとの事だ。
要は自分が酔って前世のフーレイゼを巻き込んで階段から落ちて死んだけど、目を付けられていたのは前世のフーレイゼで俺は巻き込まれたと。
巻き込んで殺した側が巻き込まれて転生してたとは…。
それにしても転生者について竜族の長は何故そのような情報を持っているのか疑問だったので、詳しく聞こうとしたらカトレアとドリューンさんが長と話込んでいて聞くタイミングが無く、結局聞けぬまま長の屋敷を後にした。
「それでこの里に宿とかってあるんですか? 旅人とか来なさそうなので宿とか無いような気がするんですが…」
当然の疑問をバランさんにぶつけたら意外な答えが返って来た。
うん、どうやら宿屋はあるらしい。
そして一番驚いたのは旅人、まあ人族でない場合が多いらしいが良く来るらしい。
「ここは竜族の里ですよね? 隔絶された土地にあるんじゃないんですか? 実際自分達は竜族の領域に足を踏み入れたと襲われかけたのに…」
「ああ、それはあっち側から来たからだ」
「あっち側? どういう事ですか?」
「まあ教えても問題は無いだろうから言うが、この里の北側、向こうの人間達が未踏の山脈と言われている山脈を越えて来たものは外敵、南側より来たものは客であるのだ」
「南側? 南側には町か国があって人が住んでる?」
「ああ、国がある、パルン王国という国がある、人とた種族が住む国だ。 元は北側に住んでいた者達だが追われ未踏の山脈を越えてやって来た者達の末裔だ」
現在地すら把握できていなかったけど自分達だがまさかここが未踏の山脈を越えた先だったとは、これにはカトレアを含め全員が驚いている。
そして何よりここから南に行くと国があるという事、恐らく6国で生まれ育った自分達だけでなく6国に住む人も知らない事だと思う。
だけどそれだと疑問が…。
未踏の山脈を越えてやって来た人の末裔って竜族の領域に足を踏み入れたと言う理由で何故無事に通過出来たんだ?
その頃、竜族はこの一帯に居なかった?
「その北側に住んでいた者達は竜族の領域をどうやって通過したんですか? 国があるって事は大人数が通過したんじゃないかと思うんですけど…、その頃はまだ竜族の領域では無かったとか?」
「いや、この地は数千年以上前から竜族の領域だ。 相当昔の事だから俺も伝え聞いただけだが、女神ドラゾレーラ様より追われ逃れて来た者を達を南の地に導くようお告げがあったと聞いている。 本当かどうかは知らんがな。 だがそれ以降、北から来る者は排除し、南から来た者は客とするようになったと聞いている。 俺が生まれた時からそうだったから、その前からそうだったと思うぞ」
「因みにバランさんは何歳?」
「ん? 俺か? 俺は1012歳だ!」
「じゃあ竜族の最年長は?」
「里の長だが1800歳ぐらいだったと思うぞ? それがどうした?」
「いや竜族って悠久の時を生きるって言うのに最年長が1500歳ぐらいって意外だったから…」
「そういう事か、それはさっき話した追われて来た者を逃す為に多くの竜族が戦い死んでいったと聞いている。 確か1500年程前の事らしいがな…」
う~ん、よく分からない、そもそも女神ドラゾレーラ様? 邪神じゃなくて? それに追われて来た者を逃す為に戦った?
何と?
竜族の多くが死ぬような相手って居るの?
疑問だらけで質問をしようとしたら宿に着いたらしくバランは歩きながら手を振りどっかに向かって行ってしまった。
聞きそびれた…。
カトレアも微妙な表情してるし、疑問があるんだろうから、宿で一息ついたら聞いてみよう。
それにしても宿って言われたけど、これは小屋ですか?
敷地に小屋が8軒ほど建っていて目の前には管理棟みたいな場所があるけど、管理棟のような建物は立派なのに奥にある小屋はかなり雑な感じがする…。
普通は管理棟が雑な建物でも旅人を泊める場所はしっかりしてるのが普通じゃない?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
申し訳ございません。
ストック切れ及び頭の中にファンタジーが思い浮かばなくなってしまいました。
更新が不定期になってしまいます。
申し訳ございまん。
長の屋敷は里の中心に位置し、円を描くように掘られた水堀に囲まれた土地の中心にポツンと屋敷がある。
庭が広い…、にもかかわらず木などはあまり植えられておらず、花壇なども少ない。
バランの話では庭が広く、木などが植えられていないのは人化を解いて竜の姿になった際、庭が広くないと着地も離陸もしにくいからだそうで、基本的に竜族が人化せずに里に入った際は長の屋敷に着地し、その後、人化するらしい。
有事の際、一々里の外で人化して長の所に行くより、直接長の屋敷の庭に着地した方が早いからだそうだ。
もっとも、ここ数百年、有事など起きておらず、里の外で人化して家に戻るより、長の屋敷に着地した後で人化して家に帰った方は早いと言う理由での利用が通常になっているとの事だった。
竜族は悠久の時を生きる種族って言ってたのに、里の入り口から家までの距離を歩く時間を惜しむとか矛盾してない?
どんだけめんどくさがり屋なんだよ!!
そう思いつつ、案内されるまま屋敷に入り、竜族の長と対面する。
セオリーだと幼女とか美女なはずなんだが、長はバーコード状の髪形をした小太りのオッサンだった…。
俺の、いや、前世生きていた地球人に謝れ!!!
普通は幼女が「ワシが長の〇〇じゃ!」とか「わらわが長の○○であるぞぇ」とか煽情的な衣装を着てたりがセオリーだろ~!!
何故にバーコード状の髪形をした小太りのオッサンが普通に「あっ、私がこの里の長をしているアルフッドです」とか愛想笑い浮かべて挨拶してるの?
せめて威厳のある挨拶ぐらいしようよ!!
人化を解いたら人間なんて簡単に消し去るぐらい出来る竜族の長が…。
「長、この者達が我らの領域に足を踏み入れた者達です。 話を聞きましたがどうやら害意があり足を踏み入れた訳ではなく迷宮産の転移魔法陣を誤って発動し領域に転移したとの事。 また1人は人と魔が融合した者、1人は転生者、1人は魔道具で寿命が尽きるのを止めている者、残り2人は普通の人間ですのでご安心を」
「バラン、ご苦労様です。 ただ今聞いた限りだと普通の人間2人と転生者1人以外は聞く限り安心材料にならないと思いますよ。 転生者も誰によって転生させられたのか、何をさせる為に転生させられたのか、確認しましたか?」
長、威厳がねぇ~~~~!!!
でも言っている事は正しい。
バランの説明が簡単すぎてあれだけしか情報が無ければ明らかに里に危険を及ぼす者ではないとは言い切れない。
そう思っていると、カトレアが竜族の里長であるアルフッドに要約して説明をし大体は納得して貰った。
ただ自分が誰によって何の目的で転生させられたのか、自分自身でも知らないと言うとかなり不審がられたが前世で死んだ時の状況を話すと、何故か納得された。
アルフッドの話では異世界から転生させる人間は大体が目星を付けられておりその人間が死んだ時に魂を強引に異世界からこの世界に呼び寄せて魂が宿る前の胎児に宿らせるが目星を付けられた人だけでなく一定範囲内で複数が死んだ場合は強引に魂を呼び寄せる為に巻き込まれて転生してしまう事があると言われているらしい。
そして巻き込まれた人間は本来与えられる良家の子供として転生や有用なギフトが与えられる訳ではなく、空きがあった器、普通よりも良いギフトになってしまうとの事だ。
要は自分が酔って前世のフーレイゼを巻き込んで階段から落ちて死んだけど、目を付けられていたのは前世のフーレイゼで俺は巻き込まれたと。
巻き込んで殺した側が巻き込まれて転生してたとは…。
それにしても転生者について竜族の長は何故そのような情報を持っているのか疑問だったので、詳しく聞こうとしたらカトレアとドリューンさんが長と話込んでいて聞くタイミングが無く、結局聞けぬまま長の屋敷を後にした。
「それでこの里に宿とかってあるんですか? 旅人とか来なさそうなので宿とか無いような気がするんですが…」
当然の疑問をバランさんにぶつけたら意外な答えが返って来た。
うん、どうやら宿屋はあるらしい。
そして一番驚いたのは旅人、まあ人族でない場合が多いらしいが良く来るらしい。
「ここは竜族の里ですよね? 隔絶された土地にあるんじゃないんですか? 実際自分達は竜族の領域に足を踏み入れたと襲われかけたのに…」
「ああ、それはあっち側から来たからだ」
「あっち側? どういう事ですか?」
「まあ教えても問題は無いだろうから言うが、この里の北側、向こうの人間達が未踏の山脈と言われている山脈を越えて来たものは外敵、南側より来たものは客であるのだ」
「南側? 南側には町か国があって人が住んでる?」
「ああ、国がある、パルン王国という国がある、人とた種族が住む国だ。 元は北側に住んでいた者達だが追われ未踏の山脈を越えてやって来た者達の末裔だ」
現在地すら把握できていなかったけど自分達だがまさかここが未踏の山脈を越えた先だったとは、これにはカトレアを含め全員が驚いている。
そして何よりここから南に行くと国があるという事、恐らく6国で生まれ育った自分達だけでなく6国に住む人も知らない事だと思う。
だけどそれだと疑問が…。
未踏の山脈を越えてやって来た人の末裔って竜族の領域に足を踏み入れたと言う理由で何故無事に通過出来たんだ?
その頃、竜族はこの一帯に居なかった?
「その北側に住んでいた者達は竜族の領域をどうやって通過したんですか? 国があるって事は大人数が通過したんじゃないかと思うんですけど…、その頃はまだ竜族の領域では無かったとか?」
「いや、この地は数千年以上前から竜族の領域だ。 相当昔の事だから俺も伝え聞いただけだが、女神ドラゾレーラ様より追われ逃れて来た者を達を南の地に導くようお告げがあったと聞いている。 本当かどうかは知らんがな。 だがそれ以降、北から来る者は排除し、南から来た者は客とするようになったと聞いている。 俺が生まれた時からそうだったから、その前からそうだったと思うぞ」
「因みにバランさんは何歳?」
「ん? 俺か? 俺は1012歳だ!」
「じゃあ竜族の最年長は?」
「里の長だが1800歳ぐらいだったと思うぞ? それがどうした?」
「いや竜族って悠久の時を生きるって言うのに最年長が1500歳ぐらいって意外だったから…」
「そういう事か、それはさっき話した追われて来た者を逃す為に多くの竜族が戦い死んでいったと聞いている。 確か1500年程前の事らしいがな…」
う~ん、よく分からない、そもそも女神ドラゾレーラ様? 邪神じゃなくて? それに追われて来た者を逃す為に戦った?
何と?
竜族の多くが死ぬような相手って居るの?
疑問だらけで質問をしようとしたら宿に着いたらしくバランは歩きながら手を振りどっかに向かって行ってしまった。
聞きそびれた…。
カトレアも微妙な表情してるし、疑問があるんだろうから、宿で一息ついたら聞いてみよう。
それにしても宿って言われたけど、これは小屋ですか?
敷地に小屋が8軒ほど建っていて目の前には管理棟みたいな場所があるけど、管理棟のような建物は立派なのに奥にある小屋はかなり雑な感じがする…。
普通は管理棟が雑な建物でも旅人を泊める場所はしっかりしてるのが普通じゃない?
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ストック切れ及び頭の中にファンタジーが思い浮かばなくなってしまいました。
更新が不定期になってしまいます。
申し訳ございまん。
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