リナリア

ちくわ

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第8話

真実①

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僕達は、先輩の同級生の家にむかった。

今回は1人じゃない、雪乃も一緒だ。

大丈夫。大丈夫。と自分に言い聞かせてると、

雪乃「大丈夫。私もいるよ。」

何かを察したかのように、雪乃が僕に言ってくれた。

僕「ありがとう。」

そう言って、僕は先輩の同級生の家に足を踏み入れた。






ピンポーン、、、、、


同級生「、、、はい、、あ。またお前、!?」

先輩の声が変わった。

同級生「その子、もしかして、雪乃か!?」

僕「はい。先輩にお話があって、来ました。」

雪乃「久しぶりね。拓。」



new 登場人物

先輩の同級生… 野神 拓  (のがみ たく)





僕は雪乃に聞いた、

僕「どうして、その、拓さんの事を?」

雪乃「まさか、あなただとは思わなかったわ。拓。彼は私の元彼よ。」

僕「え、どういう繋がりで?」

雪乃「そんな事どうだっていいじゃない。」

拓「まぁ、ここじゃなんだから、中にどうぞ。」

雪乃「行くわよ、優馬くん。」

拓「優馬くん?…」 

僕はそう先輩が小さく呟いたのを聞き流して、先輩の家の中に入った。

僕「お邪魔します。」


ドクンドクンと、心臓の音が聞こえるくらい、緊張している事が自分でも分かった。

真実を聞けるのかは、分からないけど、
リンがどこにいるのかさえ、、分かれたら会えたらいいと思ったからかもしれない。

僕は、本当の事が知りたいんだ。

雪乃「優馬くん、話そうか。」

僕「うん、、、あの、先輩」

拓「、、、」

僕「昨日、話した時、4月10日リンに会ったことを聞いた時、何かを隠してましたよね」 

拓「、、、」

さっきから、先輩は何も話さない。
やはり、怪しい。
すると、雪乃が、

雪乃「拓さ、何を隠してるの?、、正直に話してよ。私も優馬くんと同じで、リンに会いたいの。。お願い。 」

先輩は、雪乃と僕の顔を見て、

拓「分かったよ、本当の事を、話す。」
 
そう言った。

拓 「ちょうど3年前の4月10日、、、」


…つづく

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