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「ごめん……なさい」
ひなは震えながら ペコリとおじぎした
「や! やややや! やめて、下さい!」
ぼくは そんなことしなくていいと ブンブン首を振る
すると ひなのお兄さんが
「多分、君は勘違いしてる」と新品の傘を見せてくれた
「え?」
「昨日、君の傘を、ひなが壊したんだ。それを今日、謝りにきたんだよ」
言われて思い出したのは、振り払われたとき、ポキンと折れた傘のこと
「人にとっていいことのつもりでも悪く思われることはある。だけど、傘のことは謝るべきだと思った」
ひなは震えながら ペコリとおじぎした
「や! やややや! やめて、下さい!」
ぼくは そんなことしなくていいと ブンブン首を振る
すると ひなのお兄さんが
「多分、君は勘違いしてる」と新品の傘を見せてくれた
「え?」
「昨日、君の傘を、ひなが壊したんだ。それを今日、謝りにきたんだよ」
言われて思い出したのは、振り払われたとき、ポキンと折れた傘のこと
「人にとっていいことのつもりでも悪く思われることはある。だけど、傘のことは謝るべきだと思った」
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