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25 嫌いになるかもしれません
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旦那様の部屋のベッドに寝転んだまま会話を続けていると、ジャスミンが様子を見に来てくれたので、遠慮する彼女を交えて話をする事にしました。
私は上半身だけ身を起こし、旦那様は寝転んだままの状態で話をしました。
「これから、どうされるおつもりですか?」
事情を簡単にですが聞いたジャスミンが、難しい顔をして、ベッドの脇に立ったまま、私達を見て聞いてきました。
「とにかく、誰が毒を入れたか調べる。まずはそこからだ。それで、ローラに指示されたと証言されたら、彼女を捕まえる事が出来る」
「ですが、旦那様、今までのローラ様のやり方にしては、少し強引ではないですか?」
「どういう事だ?」
私が尋ねると、旦那様はまだ体調が優れない様で、少し辛そうな表情をこちらに向けられました。
「まず、どうして旦那様をいきなり殺そうとなさったんでしょうか?」
「俺が思う様に動かないからじゃないか?」
「特にエレノア様が来てからの旦那様は、今までと違うと使用人も言っておりますし、危機感を覚えたのかもしれませんね」
旦那様の言葉をジャスミンが補足してくれましたが、どういう意味で言ってくれたのかわからないので聞いてみます。
「どうして旦那様が今までと違うと危機感を覚えないといけなくなるのです?」
「旦那様が呪いを知られても良いと開き直ったと思われたとか?」
「そんな…、そんな事を思われたりしないですよね?」
「いや。最近はそれを逆手に取ろうかと思い始めていた」
「どういう事です?」
驚いて聞き返すと、旦那様が私の方に手を伸ばそうとしたので、慌てて私が旦那様の手をつかまえます。
「駄目ですよ。私に触ったら、また犬化してしまいます。お医者様にまで疑われてしまいますよ!」
「す、すまない…」
「手を縛ったりするわけにはいきませんし、ああ、旦那様、もう片方の手を出して下さい」
「ああ…。でも、どうするんだ?」
「こうします」
私は旦那様の両方の手を握って言います。
「これで触れようとはできませんよね。まさか、足で触れようとか、体当りしようとか思わないでしょう?」
「そ、それは大丈夫だ」
旦那様の落ち着いていた顔色がまた赤くなっていくので、熱が上がってしまったのかもしれません。
「旦那様、お辛いかもしれませんが、このまま手を握っていても大丈夫ですか? お医者様に診てもらうまでは、犬化されては困るんです」
「そ、それはかまわないんだが…。エレノアの手は小さいな」
「旦那様の手が大きいんですよ!」
「あ、あの私、少し用事を思い出しましたので…」
ジャスミンが突然、部屋から出ていこうとするので、慌てて呼び止めます。
「駄目です、ジャスミン! まだ話は終わっていないんですよ」
「そ、そうかもしれませんが、あの、先にお医者様に診てもらった方がよろしいのでは?」
「それはそうかもしれません。旦那様、まずはお医者様に診てもらいましょうね。それから、犯人を見つけましょう! もちろん、私が旦那様の代わりに動きますので!」
「そ、それはしなくてもいい! 危ないから君は大人しくしておいてくれ」
「大丈夫です。私もこれでも公爵令嬢ですから、幼い頃から毒は飲まされてきています!」
「エレノア、言い方が悪い」
「自分の体の為に、毒を飲んできました!」
「それもおかしい。公爵令嬢という立場上、毒を飲まされる危険性があるから、毒に対する耐性をつけてきた、でいいんじゃないか?」
「そうです、それです!」
頷いたところで、ジャスミンに怒られます。
「奥様、無理に明るくしようとされなくてもいいんですよ? 旦那様が奥様の性格を理解してくださってからでないと、人柄が誤解されてしまいます」
「そ、そうですね。申し訳ございません」
暗い雰囲気は良くないと思って、おどけてしまうのですが、空気が読めていないと、ジャスミンに教えてもらってから、自覚をして気を付けているつもりなのですが、駄目です。
気を抜くと、空気が読めない発言をしてしまいます。
嫌な思いをさせたい訳ではないのですが…。
「エレノア、俺はわかっているから気にするな」
「ですが…」
「俺は君との会話が楽しいから気にしなくていい。そういう癖は中々直せないものだ。だから、言葉を選ぶのではなく人を選べばいい」
「人を…ですか?」
「そうだ。君はそんなに人が好きでもないのだろう? なら、関わらない様にすれば良いし、この屋敷内なら、お前の事をわかってくれる人がこれから増えていくはずだから、外に出なければいいんだ」
「外に…、出なければいい?」
「ああ、もし出かけたい場合は俺と一緒に出かけよう」
旦那様が笑顔でそう言ってくださいましたが、それって解決方法になるのでしょうか?
ジャスミンが旦那様に話しかけます。
「あの旦那様、それは束縛になってしまうのでは?」
「束縛ではない。エレノアを傷つけないためだ」
「社交場で誰一人とも言葉を交わさないわけにはいきませんし、少しは奥様に人との関わり方を覚えていってもらいませんと」
「一言多いという話はしているが、最近は、それはそれで可愛いと思えてきた」
「旦那様! しっかして下さい! ちゃんと、奥様に駄目な事は駄目だと伝えませんと、最終的に傷付くのは奥様なのですよ!?」
ジャスミンと旦那様が私を間にして言い合いを始めてしまいました。
しかも、私の話題の様です。
この場合は、割って入っていいものなのでしょうか。
「毒舌も彼女の個性だ」
「奥様が空気の読めない女性だと言われても良いのですか!?」
「だから、彼女を理解できない人間とは関わらせないように…。いや、男性は家族以外は近付けないように」
「旦那様! ああ! 旦那様がヒート様とお友達だという事が、よくわかりました!」
ジャスミンが頭を抱えてしまいました。
お兄様と旦那様がお友達だとわかるというのは、どういう意味でしょう?
あ、もしかして、お兄様と旦那様は似ているところがあるのでしょうか?
「ジャスミン、落ち着いてくれ。もちろん、言ってはいけないところで素直に口に出してしまう所はいけないと俺も思っている。けれど、彼女もそれを理解しているのだろう?」
「そうですが、ヒート様もそんな事を言って、奥様を甘やかされたんです!」
「あ、甘やかしているつもりはないんだが」
「あの、ジャスミン…、もう良いのでは?」
旦那様が劣勢になってきた様に感じたので、ジャスミンに話しかけると、ジャスミンも冷静に戻った様で、慌てて旦那様に向かって頭を下げました。
「旦那様に生意気な口をたたいてしまい申し訳ございません! どんな処罰でもお受けいたします!」
「いや、そこまでは求めないが…」
「ジャスミン、とにかくお医者様を呼んできてくれますか?」
「かしこまりました!」
慌てて部屋から出ていくジャスミンを見送った後、旦那様にお願いします。
「ジャスミンを罰したりしないで下さいね?」
「ああ。そんな事をするとエレノアは嫌だろう?」
「そうですね。罰の内容によっては旦那様を嫌いになるかもしれません」
「では、やめておこう」
旦那様が即答して下さったので、ホッと胸をなでおろしたのでした。
私は上半身だけ身を起こし、旦那様は寝転んだままの状態で話をしました。
「これから、どうされるおつもりですか?」
事情を簡単にですが聞いたジャスミンが、難しい顔をして、ベッドの脇に立ったまま、私達を見て聞いてきました。
「とにかく、誰が毒を入れたか調べる。まずはそこからだ。それで、ローラに指示されたと証言されたら、彼女を捕まえる事が出来る」
「ですが、旦那様、今までのローラ様のやり方にしては、少し強引ではないですか?」
「どういう事だ?」
私が尋ねると、旦那様はまだ体調が優れない様で、少し辛そうな表情をこちらに向けられました。
「まず、どうして旦那様をいきなり殺そうとなさったんでしょうか?」
「俺が思う様に動かないからじゃないか?」
「特にエレノア様が来てからの旦那様は、今までと違うと使用人も言っておりますし、危機感を覚えたのかもしれませんね」
旦那様の言葉をジャスミンが補足してくれましたが、どういう意味で言ってくれたのかわからないので聞いてみます。
「どうして旦那様が今までと違うと危機感を覚えないといけなくなるのです?」
「旦那様が呪いを知られても良いと開き直ったと思われたとか?」
「そんな…、そんな事を思われたりしないですよね?」
「いや。最近はそれを逆手に取ろうかと思い始めていた」
「どういう事です?」
驚いて聞き返すと、旦那様が私の方に手を伸ばそうとしたので、慌てて私が旦那様の手をつかまえます。
「駄目ですよ。私に触ったら、また犬化してしまいます。お医者様にまで疑われてしまいますよ!」
「す、すまない…」
「手を縛ったりするわけにはいきませんし、ああ、旦那様、もう片方の手を出して下さい」
「ああ…。でも、どうするんだ?」
「こうします」
私は旦那様の両方の手を握って言います。
「これで触れようとはできませんよね。まさか、足で触れようとか、体当りしようとか思わないでしょう?」
「そ、それは大丈夫だ」
旦那様の落ち着いていた顔色がまた赤くなっていくので、熱が上がってしまったのかもしれません。
「旦那様、お辛いかもしれませんが、このまま手を握っていても大丈夫ですか? お医者様に診てもらうまでは、犬化されては困るんです」
「そ、それはかまわないんだが…。エレノアの手は小さいな」
「旦那様の手が大きいんですよ!」
「あ、あの私、少し用事を思い出しましたので…」
ジャスミンが突然、部屋から出ていこうとするので、慌てて呼び止めます。
「駄目です、ジャスミン! まだ話は終わっていないんですよ」
「そ、そうかもしれませんが、あの、先にお医者様に診てもらった方がよろしいのでは?」
「それはそうかもしれません。旦那様、まずはお医者様に診てもらいましょうね。それから、犯人を見つけましょう! もちろん、私が旦那様の代わりに動きますので!」
「そ、それはしなくてもいい! 危ないから君は大人しくしておいてくれ」
「大丈夫です。私もこれでも公爵令嬢ですから、幼い頃から毒は飲まされてきています!」
「エレノア、言い方が悪い」
「自分の体の為に、毒を飲んできました!」
「それもおかしい。公爵令嬢という立場上、毒を飲まされる危険性があるから、毒に対する耐性をつけてきた、でいいんじゃないか?」
「そうです、それです!」
頷いたところで、ジャスミンに怒られます。
「奥様、無理に明るくしようとされなくてもいいんですよ? 旦那様が奥様の性格を理解してくださってからでないと、人柄が誤解されてしまいます」
「そ、そうですね。申し訳ございません」
暗い雰囲気は良くないと思って、おどけてしまうのですが、空気が読めていないと、ジャスミンに教えてもらってから、自覚をして気を付けているつもりなのですが、駄目です。
気を抜くと、空気が読めない発言をしてしまいます。
嫌な思いをさせたい訳ではないのですが…。
「エレノア、俺はわかっているから気にするな」
「ですが…」
「俺は君との会話が楽しいから気にしなくていい。そういう癖は中々直せないものだ。だから、言葉を選ぶのではなく人を選べばいい」
「人を…ですか?」
「そうだ。君はそんなに人が好きでもないのだろう? なら、関わらない様にすれば良いし、この屋敷内なら、お前の事をわかってくれる人がこれから増えていくはずだから、外に出なければいいんだ」
「外に…、出なければいい?」
「ああ、もし出かけたい場合は俺と一緒に出かけよう」
旦那様が笑顔でそう言ってくださいましたが、それって解決方法になるのでしょうか?
ジャスミンが旦那様に話しかけます。
「あの旦那様、それは束縛になってしまうのでは?」
「束縛ではない。エレノアを傷つけないためだ」
「社交場で誰一人とも言葉を交わさないわけにはいきませんし、少しは奥様に人との関わり方を覚えていってもらいませんと」
「一言多いという話はしているが、最近は、それはそれで可愛いと思えてきた」
「旦那様! しっかして下さい! ちゃんと、奥様に駄目な事は駄目だと伝えませんと、最終的に傷付くのは奥様なのですよ!?」
ジャスミンと旦那様が私を間にして言い合いを始めてしまいました。
しかも、私の話題の様です。
この場合は、割って入っていいものなのでしょうか。
「毒舌も彼女の個性だ」
「奥様が空気の読めない女性だと言われても良いのですか!?」
「だから、彼女を理解できない人間とは関わらせないように…。いや、男性は家族以外は近付けないように」
「旦那様! ああ! 旦那様がヒート様とお友達だという事が、よくわかりました!」
ジャスミンが頭を抱えてしまいました。
お兄様と旦那様がお友達だとわかるというのは、どういう意味でしょう?
あ、もしかして、お兄様と旦那様は似ているところがあるのでしょうか?
「ジャスミン、落ち着いてくれ。もちろん、言ってはいけないところで素直に口に出してしまう所はいけないと俺も思っている。けれど、彼女もそれを理解しているのだろう?」
「そうですが、ヒート様もそんな事を言って、奥様を甘やかされたんです!」
「あ、甘やかしているつもりはないんだが」
「あの、ジャスミン…、もう良いのでは?」
旦那様が劣勢になってきた様に感じたので、ジャスミンに話しかけると、ジャスミンも冷静に戻った様で、慌てて旦那様に向かって頭を下げました。
「旦那様に生意気な口をたたいてしまい申し訳ございません! どんな処罰でもお受けいたします!」
「いや、そこまでは求めないが…」
「ジャスミン、とにかくお医者様を呼んできてくれますか?」
「かしこまりました!」
慌てて部屋から出ていくジャスミンを見送った後、旦那様にお願いします。
「ジャスミンを罰したりしないで下さいね?」
「ああ。そんな事をするとエレノアは嫌だろう?」
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