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23 急変した態度②
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こんなことになるんじゃないかと思っていたけれど、やっぱりそうなったのね。
隣に立っているエレインも、呆れ返って何も言えないといった感じだった。
私はこれ見よがしに大きくため息を吐いてから、フールー伯爵令嬢に告げる。
「さっきも言ったけれど、私に決められるものじゃないわ」
「それなら、エディ様に頼んでください! もしくはニーソン公爵閣下に頼んでください! お願いします! 許してください! 私、あんな所に行きたくないんです!」
床に膝を付けて謝ってくるフールー伯爵令嬢は、よく見ると眠れていないのか、目の下にくまができていた。
それ程嫌なのに、私に頭を下げることは出来ないのだから、プライドが高すぎる気がする。
……というよりか、まだ、悪いと思ってないだけかしら。
クラスメイトの視線を感じるので、フールー伯爵令嬢にお願いする。
「フールー伯爵令嬢、そんなことをされても無駄だから立って」
「でもっ!」
「自分が行きたくない所に行かされるのが嫌だからって、そんな理由で謝られても意味がないわ」
「それは……っ」
唇を噛み締めて私を睨んでくる。
フールー伯爵令嬢はどうしても反省する気にはなれないみたい。
合う合わないなどの相性はあるから、私と彼女は水と油のような関係なのかもしれない。
冷たいことを思うようだけれど、それなら話をしても無駄だ。
きっとわかり合えない。
「私の態度があなたをイライラさせてしまったことについては謝るわ。ごめんなさい」
深々と頭を下げると、フールー伯爵令嬢は勢い付く。
「なら、許してくれるわよね!?」
「それとこれとは別よ。私は過去の自分にも悪かったところはあると思ったから謝っただけ。だからって、嫌なことをされたことを許すなんてできないし、あなたのやってきたことを正当化なんてさせない。あなたは今までは上手くやってきたのかもしれない。でも、痛い目に遭わないといけない日がやってきたのよ」
「ま、待って! そんなのおかしいわ! デイリ様やチープ男爵は退学だけなのに、どうして私だけが厳しい処罰になるのよ!?」
「……私はあなたにチャンスを与えたわよね?」
「そ、それは……、最初から修道院じゃないって知っていれば別だったわ!」
やっぱり話すだけ無駄だった。
「リネ様」
私が俯いたから、エレインは良くない状況だと思ったらしくて話し掛けてくる。
「体調が悪そうですので帰りましょう」
「そんなことないわ!」
「駄目です。無理は禁物です」
エレインは私の手から奪うように鞄を取ると、まるで人質だと言わんばかりに私に見せつけてくる。
「鞄も帰りたがっています」
「そんなわけないと思うけど」
苦笑したあと、このまま学校にいても休み時間の度に鬱陶しいことになりそうだし、今日は帰って、お義父様に相談することにした。
「ありがとう、エレイン。あなたの言う通り、体調が良くないことは確かだし帰ることにするわ」
「ありがとうございます」
エレインと一緒に歩き出そうとすると、フールー伯爵令嬢が叫ぶ。
「待って! 帰るなら私を許してからにしてください! 今日、あなたに許してもらえないと、私は明日から、この学校には通えなくなるのよ!」
「選択肢を間違えたのはあなたよ! それに、エディ様やお義父様はあなたのお父様には何も言っていないわ!」
「……え?」
追い縋ってきたフールー伯爵令嬢はぽかんと口を開けて、私を見つめる。
すると、エレインも私の言葉を肯定してくれる。
「嘘ではないわよ。エディ様もニーソン公爵閣下もあなたのお父様と連絡は取っておられないわ」
「でも、そんな……、じゃあ、どうして私があんなところに行かないといけないの!?」
「……あなたのお父様が判断したんでしょう」
エレインが眉根を寄せて答えると、フールー伯爵令嬢は呆然とした表情で呟く。
「……嘘」
「嘘じゃないわ。たぶん、噂が流れたんじゃないかしら」
私が応えると、フールー伯爵令嬢が尋ねてくる。
「……噂って、どういうこと?」
「教室内にはたくさん人が残っていたでしょう? エディ様の言っていた話を家族にした人は多いんじゃないかしら。しかも、学校の休みもあったから、友人に話した人もいるかもね」
「じゃあ……、誰かが誰かに話したものが、お父様の耳に届いたって言うの!?」
「その可能性が高いわ。そして、話を聞いたあなたのお父様は、ニーソン公爵家に何か言われる前に判断されたのよ」
「……そんなっ! 私はお父様に捨てられたって言うの!?」
フールー伯爵令嬢は、家族に見限られたとわかったのか、大粒の涙を頬に流した。
「あなたのお父様にも立場があるのよ。だから、普通の人がやらないことをするあなたに愛想を尽かしたのでしょう。しかも、チャンスをもらったのに馬鹿なことをしたんだから」
「だって、いつも、お母様が許してくれていたから!」
フールー伯爵令嬢は嗚咽をあげて泣き始めた。
父親に見限られるなんてショックでしょうね?
でも、悪いことをしたのだから、そうなる可能性はあったと自分で気付けたはず。
貴族は体面を重んじる。
だから、私の両親もウジウジしている私よりも、良く出来たお姉様を大事にしたんだと今となってはわかる。
エディ様に大事にされている今の私を、両親はどう思うかしら?
今は必要ない考えを頭から振り払い、エレインに話し掛ける。
「帰りましょう」
担任だったセルフ先生は、先日、退職が決まり、今は副担任だった先生が担任をしてくれている。
その先生に早退を伝えるため、私たちは泣き喚いているフールー伯爵令嬢を残して教室を出た。
そういえば、チープ男爵令息がどうなったかを聞いていなかった。
彼のことは退学したとしか聞いていない。
エレインと一緒にニーソン公爵邸に戻る馬車に乗っている時に思い出した。
「大変!」
エレインが大きな声を上げるから、驚いて足が飛び上がってしまった。
その様子を見たエレインが謝ってくる。
「驚かせてしまい申し訳ございません、リネ様!」
「かまわないけど、どうかしたの?」
「……エディ様に報告するのを忘れてました」
エレインがそう言って肩を落とす。
昼休み、私が早退したと聞いたら、エディ様までもが早退しそうね。
ニーソン公爵邸に着いたら、連絡を入れてもらうようにしなくちゃ。
そして、お義父様にフールー伯爵令嬢のことも話さないといけないわ。
※
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
次の話は、デイリ(元婚約者)視点になります。
隣に立っているエレインも、呆れ返って何も言えないといった感じだった。
私はこれ見よがしに大きくため息を吐いてから、フールー伯爵令嬢に告げる。
「さっきも言ったけれど、私に決められるものじゃないわ」
「それなら、エディ様に頼んでください! もしくはニーソン公爵閣下に頼んでください! お願いします! 許してください! 私、あんな所に行きたくないんです!」
床に膝を付けて謝ってくるフールー伯爵令嬢は、よく見ると眠れていないのか、目の下にくまができていた。
それ程嫌なのに、私に頭を下げることは出来ないのだから、プライドが高すぎる気がする。
……というよりか、まだ、悪いと思ってないだけかしら。
クラスメイトの視線を感じるので、フールー伯爵令嬢にお願いする。
「フールー伯爵令嬢、そんなことをされても無駄だから立って」
「でもっ!」
「自分が行きたくない所に行かされるのが嫌だからって、そんな理由で謝られても意味がないわ」
「それは……っ」
唇を噛み締めて私を睨んでくる。
フールー伯爵令嬢はどうしても反省する気にはなれないみたい。
合う合わないなどの相性はあるから、私と彼女は水と油のような関係なのかもしれない。
冷たいことを思うようだけれど、それなら話をしても無駄だ。
きっとわかり合えない。
「私の態度があなたをイライラさせてしまったことについては謝るわ。ごめんなさい」
深々と頭を下げると、フールー伯爵令嬢は勢い付く。
「なら、許してくれるわよね!?」
「それとこれとは別よ。私は過去の自分にも悪かったところはあると思ったから謝っただけ。だからって、嫌なことをされたことを許すなんてできないし、あなたのやってきたことを正当化なんてさせない。あなたは今までは上手くやってきたのかもしれない。でも、痛い目に遭わないといけない日がやってきたのよ」
「ま、待って! そんなのおかしいわ! デイリ様やチープ男爵は退学だけなのに、どうして私だけが厳しい処罰になるのよ!?」
「……私はあなたにチャンスを与えたわよね?」
「そ、それは……、最初から修道院じゃないって知っていれば別だったわ!」
やっぱり話すだけ無駄だった。
「リネ様」
私が俯いたから、エレインは良くない状況だと思ったらしくて話し掛けてくる。
「体調が悪そうですので帰りましょう」
「そんなことないわ!」
「駄目です。無理は禁物です」
エレインは私の手から奪うように鞄を取ると、まるで人質だと言わんばかりに私に見せつけてくる。
「鞄も帰りたがっています」
「そんなわけないと思うけど」
苦笑したあと、このまま学校にいても休み時間の度に鬱陶しいことになりそうだし、今日は帰って、お義父様に相談することにした。
「ありがとう、エレイン。あなたの言う通り、体調が良くないことは確かだし帰ることにするわ」
「ありがとうございます」
エレインと一緒に歩き出そうとすると、フールー伯爵令嬢が叫ぶ。
「待って! 帰るなら私を許してからにしてください! 今日、あなたに許してもらえないと、私は明日から、この学校には通えなくなるのよ!」
「選択肢を間違えたのはあなたよ! それに、エディ様やお義父様はあなたのお父様には何も言っていないわ!」
「……え?」
追い縋ってきたフールー伯爵令嬢はぽかんと口を開けて、私を見つめる。
すると、エレインも私の言葉を肯定してくれる。
「嘘ではないわよ。エディ様もニーソン公爵閣下もあなたのお父様と連絡は取っておられないわ」
「でも、そんな……、じゃあ、どうして私があんなところに行かないといけないの!?」
「……あなたのお父様が判断したんでしょう」
エレインが眉根を寄せて答えると、フールー伯爵令嬢は呆然とした表情で呟く。
「……嘘」
「嘘じゃないわ。たぶん、噂が流れたんじゃないかしら」
私が応えると、フールー伯爵令嬢が尋ねてくる。
「……噂って、どういうこと?」
「教室内にはたくさん人が残っていたでしょう? エディ様の言っていた話を家族にした人は多いんじゃないかしら。しかも、学校の休みもあったから、友人に話した人もいるかもね」
「じゃあ……、誰かが誰かに話したものが、お父様の耳に届いたって言うの!?」
「その可能性が高いわ。そして、話を聞いたあなたのお父様は、ニーソン公爵家に何か言われる前に判断されたのよ」
「……そんなっ! 私はお父様に捨てられたって言うの!?」
フールー伯爵令嬢は、家族に見限られたとわかったのか、大粒の涙を頬に流した。
「あなたのお父様にも立場があるのよ。だから、普通の人がやらないことをするあなたに愛想を尽かしたのでしょう。しかも、チャンスをもらったのに馬鹿なことをしたんだから」
「だって、いつも、お母様が許してくれていたから!」
フールー伯爵令嬢は嗚咽をあげて泣き始めた。
父親に見限られるなんてショックでしょうね?
でも、悪いことをしたのだから、そうなる可能性はあったと自分で気付けたはず。
貴族は体面を重んじる。
だから、私の両親もウジウジしている私よりも、良く出来たお姉様を大事にしたんだと今となってはわかる。
エディ様に大事にされている今の私を、両親はどう思うかしら?
今は必要ない考えを頭から振り払い、エレインに話し掛ける。
「帰りましょう」
担任だったセルフ先生は、先日、退職が決まり、今は副担任だった先生が担任をしてくれている。
その先生に早退を伝えるため、私たちは泣き喚いているフールー伯爵令嬢を残して教室を出た。
そういえば、チープ男爵令息がどうなったかを聞いていなかった。
彼のことは退学したとしか聞いていない。
エレインと一緒にニーソン公爵邸に戻る馬車に乗っている時に思い出した。
「大変!」
エレインが大きな声を上げるから、驚いて足が飛び上がってしまった。
その様子を見たエレインが謝ってくる。
「驚かせてしまい申し訳ございません、リネ様!」
「かまわないけど、どうかしたの?」
「……エディ様に報告するのを忘れてました」
エレインがそう言って肩を落とす。
昼休み、私が早退したと聞いたら、エディ様までもが早退しそうね。
ニーソン公爵邸に着いたら、連絡を入れてもらうようにしなくちゃ。
そして、お義父様にフールー伯爵令嬢のことも話さないといけないわ。
※
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
次の話は、デイリ(元婚約者)視点になります。
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