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第7話 1通目の手紙
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手紙の内容が気になって声を出そうとした時でした。
屋敷の扉が開き、3人のメイド服を来た女性が出てきたかと思うと、横一列に並んで、まずはライト様に挨拶をします。
「おかえりなさいませ、旦那様」
「旦那様?」
ライト様が眉根を寄せて聞き返すと、また扉が開き、メイド達の後ろから背が高くて細身、短くて白い髪がとても綺麗な年配の女性が現れました。
テセマカさんと同じ様に温和な雰囲気で、私と目が合うとにっこりと微笑んで一礼してくれました。
「ようこそ、奥様。お待ちしておりました。わたくし、メイド長のキヤセワと申します。そして、ここにいる3人が主に奥様のお世話をさせていただくメイド達です。侍女は後ほど紹介いたします」
キヤセワさんは3人のメイドを1人1人紹介してくれてから、ライト様に言います。
「旦那様はご結婚なさったのでしょう? 元々はあなたがこの家の主なのですから旦那様とお呼びしなければならないところをライト様とお呼びしていましたからね。奥様が来て下さったのですから、旦那様に呼び名を変えていく事に致しましょう」
「俺が主なのにキヤセワが決めるのか」
「ご迷惑でしたか?」
「いや、別にかまわない。リーシャ様、君はそれでいいか?」
「ですから、リーシャと呼んで下さいませ!」
「じゃあ、ライトと呼んでくれ。君だけ様をつけるのはおかしいだろ」
「名前の呼び方に対等を求めなくても大丈夫です!」
ライト様と一歩も譲らない戦いをしていますと、キヤセワさんが言います。
「会ったばかりで結婚されたというのに、もう喧嘩を始めておられるのですか? 仲が良い事はよろしいですが、奥様、お疲れでしょうから、お部屋にご案内させていただきますね。お荷物はございますか?」
「あ、馬車の中に乗せています」
「そうだ! 彼女の荷物が少なすぎる! 普通はもっとあるだろう!?」
ライト様はギロリとまた私を睨みつけて言いました。
馬車の中でもそれについて怒って下さっていたのですよね…。
「必要なものはお兄様が買い揃えてくださったので大丈夫です」
「駄目だ。足りない。結婚祝いに買い物をする」
「か、買い物ですか!?」
「とにかくリーシャ様は早く部屋に行くんだ」
「ライト様様って言いますよ!?」
「そんな呼び方をしたら夜中に君の枕元に立つぞ」
「何のためにです!? それに眠っていたらわかりませんよね!?」
「奥様、どうぞこちらへ」
埒が明かないと思われたのか、私はメイド達に連れられて屋敷の中に入ったのでした。
明るくて可愛らしいメイド達に話を聞くと、怖いのは顔と戦場での姿なのだそうです。
戦場では容赦ない事で有名で、冷酷公爵とは元々は敵国の人間が付けたものなのだそうです。
あと、自分の部下に対してやりたくてやった訳では無いミスに対しては怒らないそうですが、気を抜いていたりと防げたはずのミスをした場合は、恐ろしい目に合わされるのだそうです。
どんな目に合うのかは、誰も教えてくれないそうですが。
あと、夜中に枕元に立つというのは、戦場で見張りをしてくれていた兵士に声を掛けようとしたら、暗がりだったからか死神と間違えられたのだそう。
それで私が怖がると思ったんですね。
メイド達は私をピンクの花びらが浮かんだバスタブに浸からせ、マッサージなどをしてくれた後、持ってきていたドレスに着替えさせてくれました。
「奥様、近い内にドレスの仕立て屋に来てもらいますが、それまでは既製品でもよろしいでしょうか?」
「もちろんです! 贅沢は言いませんから」
「公爵家の奥様なのですから少しは贅沢なさっても良いと思います」
「何日かゆっくりされましたら、侍女の方とお買い物に行かれると良いかと思います」
メイド達はやたらと私を甘やかそうとしてきましたが、ここ何日かはぐっすり眠りましたし、とても元気です。
なので、そんなにゆっくりしなくても良いと伝えても納得してくれません。
どうやらライト様の指示が屋敷の人達に伝達されてしまったようです。
バスタブから出たら髪を乾かしてくれた後は、ドレスに着替えさせてもらい化粧をしてもらいました。
化粧をするのは小さい頃以来です。
髪の毛も編み込みをしてもらったりして、今までにない髪型です。
まるでお姫様いたいになりました。
お兄様から私の服のサイズを聞いてくださっていたらしく、用意してくださっていた紺色のワンピースドレスは、サイズはぴったりで、とても可愛くて、私にはもったいない感じがしました。
化粧を終えた後は、侍女を紹介してもらい挨拶を交わしてから、早速、ライト様の所へ行く事にしました。
ライト様は執務室で仕事をしておられ、綺麗にしてもらった私を見て、口元に笑みを浮かべられました。
「似合ってるよ。悪いが、もう少しだけ待ってもらえるか。この書類に目を通したら話が出来るから」
「あの、お手伝いいたしましょうか!」
「仕事中毒すぎるだろ! 君の仕事は今はお菓子を食べながら待っている事だ」
そう言うと、ちらりとライト様の横に立っていた、長袖の白シャツ、首元には赤い細いリボン、ダークブラウンのパンツに身を包んだ、長めの黒髪に茶色の瞳を持つ、キツネ目の男性の方に目をやりました。
「奥様、はじめまして。ライト様の側近の1人、シリル・カインドともうします」
「ご丁寧にありがとうございます。私はリーシャともうします。これからよろしくお願いいたしますね」
深々と頭を下げてくれたシリス様に頭を下げ返すと、なぜか困った様な顔をされました。
「シリル、気にするな。彼女は腰が低いんだ。これからもっとワガママにしていかないといけない必要がある」
「ワガママにしていくとは…」
ライト様の言葉を聞いて、シリル様はますます困った顔をされます。
「とにかく詳しい話は後でするから、リーシャ様の為にお茶とお菓子を用意してくれ」
「リーシャ様? …承知いたしました」
シリル様は困惑気味ではありましたが、近くにあったソファーに座る様に促してくれてから、部屋を出ていかれました。
その間、不躾かもしれませんが、部屋の中を見回してみると、私が城で仕事をしていた執務室に雰囲気が似ていますが、向こうにはなかった、たくさんの本棚に興味を持ちました。
表題を見ても難しそうなタイトルばかりです。
それにしてもライト様は、家の仕事もして戦争にも行かれたり、色々と忙しそうです。
出来れば戦争に行ってはほしくないですが、行かれた際には私がこの家の仕事を頑張らないと。
「君が何を考えているか当てようか」
「え!?」
キョロキョロしていたからか、ライト様が書類から目を離し、私に向かって言います。
「仕事を頑張らないと、だろ?」
「よ、よくおわかりになりましたね」
まだ会って一日もたっていないのに、すごいです。
心が読めたりするのかもしれません。
「読めないからな」
「ひっ!」
びくりと体を震わせると、ライト様は大きく息を吐いてから書類を机の上に置くと移動して、私の向かいに座られました。
「心理を読むのが得意なんだ。だから戦場で生き残れてる」
「そういう事ですか。ライト様の場合は心が読めるというよりか、考えが読めるというやつですね」
納得していると、メイドがサービスワゴンでお茶とお菓子を持ってきてくれ、私にお茶の好みを聞いてくれましたので答えると、その茶葉でいれてくれてから、ライト様にはコーヒーを置いて部屋を出ていきました。
テーブルの上には、私達の飲み物と、その飲み物の間には大きなお皿があり、その上には一口サイズのケーキがたくさんのっています。
仕事が忙しくて食パンの耳を揚げてもらい、砂糖でまぶしたものを食べていた時期もありましたが、すごく美味しそうです。
「君はケーキを食べながら聞いてくれ」
「こ、これを食べても良いんですか?」
「ああ。ゆっくり噛んで食べろよ」
「承知しました」
お茶を一口いただいてから、ケーキを手にとって食べてみると、とっても柔らかくて美味しいです。
適度な甘さで幸せな気分になってきます。
「まずはアバホカ陛下からの手紙の内容だが、君と俺との結婚を認めないという手紙で、俺に拒否しろと何通も届いた。これに関してはナトマモ陛下に確認して却下して良いという許可をもらってるので、君と俺は結婚したわけだ」
「一体、何を考えてらっしゃるのでしょうか…。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」
「君が謝る事じゃない。ただ、俺と結婚した事がわかれば、君に対して何か言ってくる可能性がある。君を守るつもりではいるが、王命の場合は君をアバホカ陛下に会わせなければいけなくなる可能性がある。ナトマモ陛下も出来る限り要求を断るようにはしてくださるだろうが、全て断れるかはわからない」
「尤もな理由をつけられたら断るわけにはいきませんものね」
納得して頷くと、ライト様は眉間のシワを深くして言います。
「相手が国王だというのが厄介だ。相手が同じ公爵位なら俺でもはねのける事も出来るんだが。まあ、これに関しては相手が何か言ってくるまで放っておこう。次に、君の父親の話だ」
「ノルドグレンでは父はいない事になっていますので、私の父とは認識したくないのですけれども」
「じゃあ、そうだな。父を名乗る男という事にするか。名前はビリーだから、ビリーと呼ぶか」
「そうしましょう」
もう私とは関係のないはずのビリーが何を言ってきたのか、ケーキを食べながらという事で緊迫感がない様に見えますが、緊張しつつライト様の言葉に耳を傾けたのでした。
屋敷の扉が開き、3人のメイド服を来た女性が出てきたかと思うと、横一列に並んで、まずはライト様に挨拶をします。
「おかえりなさいませ、旦那様」
「旦那様?」
ライト様が眉根を寄せて聞き返すと、また扉が開き、メイド達の後ろから背が高くて細身、短くて白い髪がとても綺麗な年配の女性が現れました。
テセマカさんと同じ様に温和な雰囲気で、私と目が合うとにっこりと微笑んで一礼してくれました。
「ようこそ、奥様。お待ちしておりました。わたくし、メイド長のキヤセワと申します。そして、ここにいる3人が主に奥様のお世話をさせていただくメイド達です。侍女は後ほど紹介いたします」
キヤセワさんは3人のメイドを1人1人紹介してくれてから、ライト様に言います。
「旦那様はご結婚なさったのでしょう? 元々はあなたがこの家の主なのですから旦那様とお呼びしなければならないところをライト様とお呼びしていましたからね。奥様が来て下さったのですから、旦那様に呼び名を変えていく事に致しましょう」
「俺が主なのにキヤセワが決めるのか」
「ご迷惑でしたか?」
「いや、別にかまわない。リーシャ様、君はそれでいいか?」
「ですから、リーシャと呼んで下さいませ!」
「じゃあ、ライトと呼んでくれ。君だけ様をつけるのはおかしいだろ」
「名前の呼び方に対等を求めなくても大丈夫です!」
ライト様と一歩も譲らない戦いをしていますと、キヤセワさんが言います。
「会ったばかりで結婚されたというのに、もう喧嘩を始めておられるのですか? 仲が良い事はよろしいですが、奥様、お疲れでしょうから、お部屋にご案内させていただきますね。お荷物はございますか?」
「あ、馬車の中に乗せています」
「そうだ! 彼女の荷物が少なすぎる! 普通はもっとあるだろう!?」
ライト様はギロリとまた私を睨みつけて言いました。
馬車の中でもそれについて怒って下さっていたのですよね…。
「必要なものはお兄様が買い揃えてくださったので大丈夫です」
「駄目だ。足りない。結婚祝いに買い物をする」
「か、買い物ですか!?」
「とにかくリーシャ様は早く部屋に行くんだ」
「ライト様様って言いますよ!?」
「そんな呼び方をしたら夜中に君の枕元に立つぞ」
「何のためにです!? それに眠っていたらわかりませんよね!?」
「奥様、どうぞこちらへ」
埒が明かないと思われたのか、私はメイド達に連れられて屋敷の中に入ったのでした。
明るくて可愛らしいメイド達に話を聞くと、怖いのは顔と戦場での姿なのだそうです。
戦場では容赦ない事で有名で、冷酷公爵とは元々は敵国の人間が付けたものなのだそうです。
あと、自分の部下に対してやりたくてやった訳では無いミスに対しては怒らないそうですが、気を抜いていたりと防げたはずのミスをした場合は、恐ろしい目に合わされるのだそうです。
どんな目に合うのかは、誰も教えてくれないそうですが。
あと、夜中に枕元に立つというのは、戦場で見張りをしてくれていた兵士に声を掛けようとしたら、暗がりだったからか死神と間違えられたのだそう。
それで私が怖がると思ったんですね。
メイド達は私をピンクの花びらが浮かんだバスタブに浸からせ、マッサージなどをしてくれた後、持ってきていたドレスに着替えさせてくれました。
「奥様、近い内にドレスの仕立て屋に来てもらいますが、それまでは既製品でもよろしいでしょうか?」
「もちろんです! 贅沢は言いませんから」
「公爵家の奥様なのですから少しは贅沢なさっても良いと思います」
「何日かゆっくりされましたら、侍女の方とお買い物に行かれると良いかと思います」
メイド達はやたらと私を甘やかそうとしてきましたが、ここ何日かはぐっすり眠りましたし、とても元気です。
なので、そんなにゆっくりしなくても良いと伝えても納得してくれません。
どうやらライト様の指示が屋敷の人達に伝達されてしまったようです。
バスタブから出たら髪を乾かしてくれた後は、ドレスに着替えさせてもらい化粧をしてもらいました。
化粧をするのは小さい頃以来です。
髪の毛も編み込みをしてもらったりして、今までにない髪型です。
まるでお姫様いたいになりました。
お兄様から私の服のサイズを聞いてくださっていたらしく、用意してくださっていた紺色のワンピースドレスは、サイズはぴったりで、とても可愛くて、私にはもったいない感じがしました。
化粧を終えた後は、侍女を紹介してもらい挨拶を交わしてから、早速、ライト様の所へ行く事にしました。
ライト様は執務室で仕事をしておられ、綺麗にしてもらった私を見て、口元に笑みを浮かべられました。
「似合ってるよ。悪いが、もう少しだけ待ってもらえるか。この書類に目を通したら話が出来るから」
「あの、お手伝いいたしましょうか!」
「仕事中毒すぎるだろ! 君の仕事は今はお菓子を食べながら待っている事だ」
そう言うと、ちらりとライト様の横に立っていた、長袖の白シャツ、首元には赤い細いリボン、ダークブラウンのパンツに身を包んだ、長めの黒髪に茶色の瞳を持つ、キツネ目の男性の方に目をやりました。
「奥様、はじめまして。ライト様の側近の1人、シリル・カインドともうします」
「ご丁寧にありがとうございます。私はリーシャともうします。これからよろしくお願いいたしますね」
深々と頭を下げてくれたシリス様に頭を下げ返すと、なぜか困った様な顔をされました。
「シリル、気にするな。彼女は腰が低いんだ。これからもっとワガママにしていかないといけない必要がある」
「ワガママにしていくとは…」
ライト様の言葉を聞いて、シリル様はますます困った顔をされます。
「とにかく詳しい話は後でするから、リーシャ様の為にお茶とお菓子を用意してくれ」
「リーシャ様? …承知いたしました」
シリル様は困惑気味ではありましたが、近くにあったソファーに座る様に促してくれてから、部屋を出ていかれました。
その間、不躾かもしれませんが、部屋の中を見回してみると、私が城で仕事をしていた執務室に雰囲気が似ていますが、向こうにはなかった、たくさんの本棚に興味を持ちました。
表題を見ても難しそうなタイトルばかりです。
それにしてもライト様は、家の仕事もして戦争にも行かれたり、色々と忙しそうです。
出来れば戦争に行ってはほしくないですが、行かれた際には私がこの家の仕事を頑張らないと。
「君が何を考えているか当てようか」
「え!?」
キョロキョロしていたからか、ライト様が書類から目を離し、私に向かって言います。
「仕事を頑張らないと、だろ?」
「よ、よくおわかりになりましたね」
まだ会って一日もたっていないのに、すごいです。
心が読めたりするのかもしれません。
「読めないからな」
「ひっ!」
びくりと体を震わせると、ライト様は大きく息を吐いてから書類を机の上に置くと移動して、私の向かいに座られました。
「心理を読むのが得意なんだ。だから戦場で生き残れてる」
「そういう事ですか。ライト様の場合は心が読めるというよりか、考えが読めるというやつですね」
納得していると、メイドがサービスワゴンでお茶とお菓子を持ってきてくれ、私にお茶の好みを聞いてくれましたので答えると、その茶葉でいれてくれてから、ライト様にはコーヒーを置いて部屋を出ていきました。
テーブルの上には、私達の飲み物と、その飲み物の間には大きなお皿があり、その上には一口サイズのケーキがたくさんのっています。
仕事が忙しくて食パンの耳を揚げてもらい、砂糖でまぶしたものを食べていた時期もありましたが、すごく美味しそうです。
「君はケーキを食べながら聞いてくれ」
「こ、これを食べても良いんですか?」
「ああ。ゆっくり噛んで食べろよ」
「承知しました」
お茶を一口いただいてから、ケーキを手にとって食べてみると、とっても柔らかくて美味しいです。
適度な甘さで幸せな気分になってきます。
「まずはアバホカ陛下からの手紙の内容だが、君と俺との結婚を認めないという手紙で、俺に拒否しろと何通も届いた。これに関してはナトマモ陛下に確認して却下して良いという許可をもらってるので、君と俺は結婚したわけだ」
「一体、何を考えてらっしゃるのでしょうか…。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」
「君が謝る事じゃない。ただ、俺と結婚した事がわかれば、君に対して何か言ってくる可能性がある。君を守るつもりではいるが、王命の場合は君をアバホカ陛下に会わせなければいけなくなる可能性がある。ナトマモ陛下も出来る限り要求を断るようにはしてくださるだろうが、全て断れるかはわからない」
「尤もな理由をつけられたら断るわけにはいきませんものね」
納得して頷くと、ライト様は眉間のシワを深くして言います。
「相手が国王だというのが厄介だ。相手が同じ公爵位なら俺でもはねのける事も出来るんだが。まあ、これに関しては相手が何か言ってくるまで放っておこう。次に、君の父親の話だ」
「ノルドグレンでは父はいない事になっていますので、私の父とは認識したくないのですけれども」
「じゃあ、そうだな。父を名乗る男という事にするか。名前はビリーだから、ビリーと呼ぶか」
「そうしましょう」
もう私とは関係のないはずのビリーが何を言ってきたのか、ケーキを食べながらという事で緊迫感がない様に見えますが、緊張しつつライト様の言葉に耳を傾けたのでした。
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