6 / 57
六話
しおりを挟む
【俺の妹になってください】
七話
俺ら四班は、男は男と書かれた暖簾。女は女と書かれた暖簾をくぐり抜けて風呂場へと足を運ぶ。
中に入るとそこはもう、銭湯だった。後ろに富士山が描かれてるアレだ。他にも色々人がいたが声を上げるものはおらずにみんなじーっと物音を立てないようにしていた。男の裸とか誰得なんすかね?
と、思いながら体を洗っていざ、湯船へ。
「うわぁ………」
その富士山の壁に寄りかかるようにして湯船に浸ると、深い溜息のような声が出る。
「おじいさんみたいだな」
「………まあ、色々あったしな」
苦笑したようにそういう山口君に天井を見上げながらそう答える。
ピチャ………ピチャと水滴の落ちる音がはっきりと聞こえる。それ以外の音はなく、皆じーっとしている。
……なぜだ?
「………ひゃ!」
その刹那、壁を挟んで艶のある声が響く。
あー、そういうことか…こいつら…………できる!!
その声が耳に入るとともに俺と山口は目線があった。そして、俺も山口も全く同じタイミングでコクリと頷くと耳を壁にくっつけた。というか、ここにいた人間全員が耳を壁にくっつけた。
「お、お姉さん………や、やめて?」
シャイな三ヶ森さんの声がいつも以上に震えている。
「なぁに?私は弟しかいませんよー?」
「いや………いぁんっ……んんっ」
そんな嬌声が飢えた雄の部屋に響く。
みながみなゴクリと喉を鳴らす。
「だ、だから……らぁ………んぁ……」
「やっぱり胸大きいわねー。肌もすべすべしてて」
「………や、やめてぇ」
悪漢がよいではないかーよいではないかー。と、囚われの娘の着物を剥がすシーンが頭にふとよぎってしまうのは男なら仕方のないことである。
「ちょっと、二人とも?そんなにうるさくしていると隣まで………」
そんな俺らの耳に幸せを与えてくれる二人に水を差す馴染んだ声。なんだよ柏木ここで邪魔だけはしてくれるんじゃねえぞ?
「…………え?ちょっと!!や、やめてください。風見さん!!お、怒りますよ?」
「その強気な態度どこまで持っていられるかなぁ?」
………やっぱりどこまでいっても小悪魔な姉さんは二人にも小悪魔だった。いや、悪魔かもしれない。
俺的には二人とも魔王みたいなもんだが。
どっちが勝つんだろうか?
「………ひ、ひゃんっ!」
「なぁに?その声……あんまり大きい声出すと男湯にまで聞こえちゃうよ?」
「……べ、別に……そんな……はぅ…………は、はげし………んんっ!」
そんな感じで圧倒的なほどの格差があった。
「あの威勢はどうしたの?もう終わり?」
「ら、らめぇ………も、もう………」
頑張りました。柏木は。だが、姉は強かった。柏木は姉の前に呆気なく破れて、うっとりとしたなまめかしい声を上げる。
いつも見れないワンシーンを脳内だけでも再生させてくれてありがとう。いつもあざとねえさんより妹くれとか思っててごめんなさい。でも妹は欲しいのは変わりないです。
「「はぁ………はぁ………」」
「お姉ちゃん大満足っ!!大きいのも小さいのも楽しめたしー」
一通り終わったらしい。
甘美な吐息が二つ程度流れているが姉が満足してしまったらしく、その幸せな時は終焉を迎えた。
結局、ずっと最初から最後まで壁に耳を当てて聞いていた。
「じゃ、出ようか」
「あ……うん。そうしようか」
そして、立ち上がるとともに頭がクラクラしてひっくり返りそうになる。
周りでも何人か倒れそうになっていた。
「のぼせちったな……」
「そうだね……」
イケメンは相変わらずにイケメンだった。というか、色っぽさが出てもっとイケメンになってらっしゃる。
うざ。
****
「どうしたの?逆上せた?」
「………べ、別に」
入って来た暖簾をくぐって廊下に出てくると、先程墜ちた女の子。服は軽めのもので、いつもはポニーテールだが今は下している。
風呂後の女の子っていつもより三割り増しくらいにエロく見える。そして、さきほどのことも相まって八割り増しくらいなる。
こいつが……あーんなことやこーんなことを………と、いけない想像をしてしまいつい、口元が緩む。
「なに気持ち悪い顔してるの?」
「な、なに言ってんだ?俺はいつもそんな顔だろ?」
「あんた童顔だから余計にニヤけると気持ち悪いのよ」
淡々とした口調で俺を貶す。
「………お前だって童顔じゃねえかよっ!!」
「それは………果たし状だと思ってもいいのかしら?」
赤みがかった髪を右手で靡かせながら冷笑する彼女の背後には、吹雪の幻影が見えた。
怖え……
「はーるーきー!!」
恐怖で足をすくめていると、俺の胸に俺より背の高い人が飛び込んで来る。だが、スレンダーでも柔らかい感触からはすぐに女性だと判断することが出来た。そして、その人からは石鹸のいい匂いがする。俺だって160。いつか超える。
「ね、姉さん……」
姉さんが来ると柏木は一歩後ろに下がる。
どうやら、柏木に殴られることもなくなったみたいだ。姉がいればとりあえず柏木よけになるな。
いつもなら姉を突き飛ばしているが、今日ばっかりはよくやったし……飛ばさないでやるか。
それからすぐに女湯の暖簾が上がる。周りを警戒しながらビクビクとして出てきたのは三ヶ森さんだった。
警戒する三ヶ森さんは初めての場所にきた猫のようで、触ったら噛み付かれそうだけど、仕草ひとつひとつが、柏木にボロボロにされた俺の心の傷を癒し、目の補充になる。
「じゃ、みんな揃ったしもどりましょーか」
******
「ハールーキーックッ!!」
けたたましい声が鳴り響く。なにそれ俺にしか使わないからそのネーミングなの?ならイケメン死ねー。ってやらない?
という提案もさせてくれないままそんなやかましい声が、寝ていた俺の意識を夢から現実に引きずり戻す。目を開けると、そこには。俺の目の前には足の裏があった。
「いってぇぇぇ!!!!」
その刹那、一つのテントがガシャガシャと騒ぎ、そのテントからは悲鳴が轟く。
「柏木ぃ!!」
「あー。風見?ん?どうしたの?おはよー」
俺が外に飛び出ると丁度海から太陽が顔を出していた。日の出である。それを背景にやつはテント前で欠伸をしながらポニーテールを揺らし、挨拶を投げかけてくる。
「あ、あぁ。おはよう。じゃなくてっ!!てめえさっき俺蹴ったよなぁ!?」
危ねえ……また前みたいに流されかけた。
「………うんっ!もうやらないよっ!」
俺の顔面を思いっきり飛び蹴りしたやつとは思えない満面の笑み。むっちゃくちゃ殴りてえ………
「………大丈夫かい?急に大声を出して」
さっきの轟音で起きちゃったのか、俺のいた迷彩柄のテントから這うように出てきたのは山口だった。
「どっかの誰かさんが、何もしていない無害で凡庸な人間に向かって、突然必殺技仕掛けてきたんだ!」
「あら、昨日私にお風呂場であーんなことやこーんなことをしておいて何を言ってるのかしら?」
キョトンとした顔をしながら、あごに指を当てて首を傾げる。
そして、その言葉に男二人はその場に固まる。
………嘘だろ?そんなわけがない。バレてるはずないんだ。
平常心だ。そう。いつも俺はそうじゃないか。
「………どこからその自信は湧いて来るんですかねー」
なんとか誤魔化す。
そんなどうでもいいような会話をしていると、キーンコーンカーンコーン………と、なぜか学校でもないってのに急に始業のベルみたいなのが流れた。
「んんっ。えー、あー、マイクテストーマイクテストー」
そのベルが流れた後にけだるげ全開の声がキャンプ場に響く。
その音に起きたか俺のせいで起きたかは知らないが、周りのテントからは続々と人が出てきて、何事かとざわざわと騒ぎ始めた。
「よし、みんな起きたかー?うん。起きてるな」
「見てんのかよ……」
「では、みな。とりあえず荷物置き場に集合だ。なにぼーっと突っ立ってるんだ?キビキビ動けキビキビっ!」
黒澤先生見てるな?貴様見ているなぁ!?
七話
俺ら四班は、男は男と書かれた暖簾。女は女と書かれた暖簾をくぐり抜けて風呂場へと足を運ぶ。
中に入るとそこはもう、銭湯だった。後ろに富士山が描かれてるアレだ。他にも色々人がいたが声を上げるものはおらずにみんなじーっと物音を立てないようにしていた。男の裸とか誰得なんすかね?
と、思いながら体を洗っていざ、湯船へ。
「うわぁ………」
その富士山の壁に寄りかかるようにして湯船に浸ると、深い溜息のような声が出る。
「おじいさんみたいだな」
「………まあ、色々あったしな」
苦笑したようにそういう山口君に天井を見上げながらそう答える。
ピチャ………ピチャと水滴の落ちる音がはっきりと聞こえる。それ以外の音はなく、皆じーっとしている。
……なぜだ?
「………ひゃ!」
その刹那、壁を挟んで艶のある声が響く。
あー、そういうことか…こいつら…………できる!!
その声が耳に入るとともに俺と山口は目線があった。そして、俺も山口も全く同じタイミングでコクリと頷くと耳を壁にくっつけた。というか、ここにいた人間全員が耳を壁にくっつけた。
「お、お姉さん………や、やめて?」
シャイな三ヶ森さんの声がいつも以上に震えている。
「なぁに?私は弟しかいませんよー?」
「いや………いぁんっ……んんっ」
そんな嬌声が飢えた雄の部屋に響く。
みながみなゴクリと喉を鳴らす。
「だ、だから……らぁ………んぁ……」
「やっぱり胸大きいわねー。肌もすべすべしてて」
「………や、やめてぇ」
悪漢がよいではないかーよいではないかー。と、囚われの娘の着物を剥がすシーンが頭にふとよぎってしまうのは男なら仕方のないことである。
「ちょっと、二人とも?そんなにうるさくしていると隣まで………」
そんな俺らの耳に幸せを与えてくれる二人に水を差す馴染んだ声。なんだよ柏木ここで邪魔だけはしてくれるんじゃねえぞ?
「…………え?ちょっと!!や、やめてください。風見さん!!お、怒りますよ?」
「その強気な態度どこまで持っていられるかなぁ?」
………やっぱりどこまでいっても小悪魔な姉さんは二人にも小悪魔だった。いや、悪魔かもしれない。
俺的には二人とも魔王みたいなもんだが。
どっちが勝つんだろうか?
「………ひ、ひゃんっ!」
「なぁに?その声……あんまり大きい声出すと男湯にまで聞こえちゃうよ?」
「……べ、別に……そんな……はぅ…………は、はげし………んんっ!」
そんな感じで圧倒的なほどの格差があった。
「あの威勢はどうしたの?もう終わり?」
「ら、らめぇ………も、もう………」
頑張りました。柏木は。だが、姉は強かった。柏木は姉の前に呆気なく破れて、うっとりとしたなまめかしい声を上げる。
いつも見れないワンシーンを脳内だけでも再生させてくれてありがとう。いつもあざとねえさんより妹くれとか思っててごめんなさい。でも妹は欲しいのは変わりないです。
「「はぁ………はぁ………」」
「お姉ちゃん大満足っ!!大きいのも小さいのも楽しめたしー」
一通り終わったらしい。
甘美な吐息が二つ程度流れているが姉が満足してしまったらしく、その幸せな時は終焉を迎えた。
結局、ずっと最初から最後まで壁に耳を当てて聞いていた。
「じゃ、出ようか」
「あ……うん。そうしようか」
そして、立ち上がるとともに頭がクラクラしてひっくり返りそうになる。
周りでも何人か倒れそうになっていた。
「のぼせちったな……」
「そうだね……」
イケメンは相変わらずにイケメンだった。というか、色っぽさが出てもっとイケメンになってらっしゃる。
うざ。
****
「どうしたの?逆上せた?」
「………べ、別に」
入って来た暖簾をくぐって廊下に出てくると、先程墜ちた女の子。服は軽めのもので、いつもはポニーテールだが今は下している。
風呂後の女の子っていつもより三割り増しくらいにエロく見える。そして、さきほどのことも相まって八割り増しくらいなる。
こいつが……あーんなことやこーんなことを………と、いけない想像をしてしまいつい、口元が緩む。
「なに気持ち悪い顔してるの?」
「な、なに言ってんだ?俺はいつもそんな顔だろ?」
「あんた童顔だから余計にニヤけると気持ち悪いのよ」
淡々とした口調で俺を貶す。
「………お前だって童顔じゃねえかよっ!!」
「それは………果たし状だと思ってもいいのかしら?」
赤みがかった髪を右手で靡かせながら冷笑する彼女の背後には、吹雪の幻影が見えた。
怖え……
「はーるーきー!!」
恐怖で足をすくめていると、俺の胸に俺より背の高い人が飛び込んで来る。だが、スレンダーでも柔らかい感触からはすぐに女性だと判断することが出来た。そして、その人からは石鹸のいい匂いがする。俺だって160。いつか超える。
「ね、姉さん……」
姉さんが来ると柏木は一歩後ろに下がる。
どうやら、柏木に殴られることもなくなったみたいだ。姉がいればとりあえず柏木よけになるな。
いつもなら姉を突き飛ばしているが、今日ばっかりはよくやったし……飛ばさないでやるか。
それからすぐに女湯の暖簾が上がる。周りを警戒しながらビクビクとして出てきたのは三ヶ森さんだった。
警戒する三ヶ森さんは初めての場所にきた猫のようで、触ったら噛み付かれそうだけど、仕草ひとつひとつが、柏木にボロボロにされた俺の心の傷を癒し、目の補充になる。
「じゃ、みんな揃ったしもどりましょーか」
******
「ハールーキーックッ!!」
けたたましい声が鳴り響く。なにそれ俺にしか使わないからそのネーミングなの?ならイケメン死ねー。ってやらない?
という提案もさせてくれないままそんなやかましい声が、寝ていた俺の意識を夢から現実に引きずり戻す。目を開けると、そこには。俺の目の前には足の裏があった。
「いってぇぇぇ!!!!」
その刹那、一つのテントがガシャガシャと騒ぎ、そのテントからは悲鳴が轟く。
「柏木ぃ!!」
「あー。風見?ん?どうしたの?おはよー」
俺が外に飛び出ると丁度海から太陽が顔を出していた。日の出である。それを背景にやつはテント前で欠伸をしながらポニーテールを揺らし、挨拶を投げかけてくる。
「あ、あぁ。おはよう。じゃなくてっ!!てめえさっき俺蹴ったよなぁ!?」
危ねえ……また前みたいに流されかけた。
「………うんっ!もうやらないよっ!」
俺の顔面を思いっきり飛び蹴りしたやつとは思えない満面の笑み。むっちゃくちゃ殴りてえ………
「………大丈夫かい?急に大声を出して」
さっきの轟音で起きちゃったのか、俺のいた迷彩柄のテントから這うように出てきたのは山口だった。
「どっかの誰かさんが、何もしていない無害で凡庸な人間に向かって、突然必殺技仕掛けてきたんだ!」
「あら、昨日私にお風呂場であーんなことやこーんなことをしておいて何を言ってるのかしら?」
キョトンとした顔をしながら、あごに指を当てて首を傾げる。
そして、その言葉に男二人はその場に固まる。
………嘘だろ?そんなわけがない。バレてるはずないんだ。
平常心だ。そう。いつも俺はそうじゃないか。
「………どこからその自信は湧いて来るんですかねー」
なんとか誤魔化す。
そんなどうでもいいような会話をしていると、キーンコーンカーンコーン………と、なぜか学校でもないってのに急に始業のベルみたいなのが流れた。
「んんっ。えー、あー、マイクテストーマイクテストー」
そのベルが流れた後にけだるげ全開の声がキャンプ場に響く。
その音に起きたか俺のせいで起きたかは知らないが、周りのテントからは続々と人が出てきて、何事かとざわざわと騒ぎ始めた。
「よし、みんな起きたかー?うん。起きてるな」
「見てんのかよ……」
「では、みな。とりあえず荷物置き場に集合だ。なにぼーっと突っ立ってるんだ?キビキビ動けキビキビっ!」
黒澤先生見てるな?貴様見ているなぁ!?
0
あなたにおすすめの小説
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
隣人はクールな同期でした。
氷萌
恋愛
それなりに有名な出版会社に入社して早6年。
30歳を前にして
未婚で恋人もいないけれど。
マンションの隣に住む同期の男と
酒を酌み交わす日々。
心許すアイツとは
”同期以上、恋人未満―――”
1度は愛した元カレと再会し心を搔き乱され
恋敵の幼馴染には刃を向けられる。
広報部所属
●七星 セツナ●-Setuna Nanase-(29歳)
編集部所属 副編集長
●煌月 ジン●-Jin Kouduki-(29歳)
本当に好きな人は…誰?
己の気持ちに向き合う最後の恋。
“ただの恋愛物語”ってだけじゃない
命と、人との
向き合うという事。
現実に、なさそうな
だけどちょっとあり得るかもしれない
複雑に絡み合う人間模様を描いた
等身大のラブストーリー。
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
これって政略結婚じゃないんですか? ー彼が指輪をしている理由ー
小田恒子
恋愛
この度、幼馴染とお見合いを経て政略結婚する事になりました。
でも、その彼の左手薬指には、指輪が輝いてます。
もしかして、これは本当に形だけの結婚でしょうか……?
表紙はぱくたそ様のフリー素材、フォントは簡単表紙メーカー様のものを使用しております。
全年齢作品です。
ベリーズカフェ公開日 2022/09/21
アルファポリス公開日 2025/06/19
作品の無断転載はご遠慮ください。
【完結】1日1回のキスをしよう 〜対価はチョコレートで 〜
田沢みん
恋愛
ハナとコタローは、 お隣同士の幼馴染。 親から甘いもの禁止令を出されたハナがコタローにチョコレートをせがんだら、 コタローがその対価として望んだのは、 なんとキス。
えっ、 どういうこと?!
そして今日もハナはチョコを受け取りキスをする。 このキスは対価交換。 それ以外に意味はない…… はずだけど……。
理想の幼馴染み発見!
これは、 ちょっとツンデレで素直じゃないヒロインが、イケメンモテ男、しかも一途で尽くし属性の幼馴染みと恋人に変わるまでの王道もの青春ラブストーリーです。
*本編完結済み。今後は不定期で番外編を追加していきます。
*本作は『小説家になろう』でも『沙和子』名義で掲載しています。
*イラストはミカスケ様です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる