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十五話
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【俺の妹になってください】
十五話
~ あらすじ ~
学校の昼休み。柏木が色々誤解したの俺を心配してくれたのかはわからないが、俺を私の家に呼ぶ。なんていい始めた。そして俺も姉と一緒よりはいいかな。なんて思ったりしてしまって、柏木の家で二人きりになって風見春樹は自分の新たな性癖を見つけてしまった。
*****
「なんで座禅を組んでいるの?」
「心頭滅却心頭滅却………」
柏木の声が俺に届くはずがなかった。落ち着け俺。そして、静まれ息子ぉ!!!
ダメ。絶対。ロリは違法です。柏木はただのロリっ子だ。股のゆるい女じゃない。そもそも俺童貞だからビッチがどうとかそんなと知らねえけど、とにかくロリはダメだ。犯罪だ。俺はそう、黒澤先生みたいな大人っぽい女の人にしか興味がない。たわわに実ったバインバインでたゆんたゆんで柔らかそうなあれを思い出せ。そうだ。ロリっ子退散。ロリっ子退散っ!!
ベチンッ!
そんな渋い音が立つと同時に、頭に強い衝撃が走った。
「なぜ殴った!?」
「なんか、すごく不愉快なこと考えてそうだったからっ!」
満面の笑みで俺の頭をまた殴っちゃったのね。
「いつも思うけど、なんでお前はいちいち手のひらの硬い部分である掌底の部分で叩くの?空手でもやるの?」
「瓦割りなら任せなさいっ!」
「ちょっと何言ってるかわからないですね」
ドヤ顔で決める奴に嘲るようにそういうと、また掌底打ちが飛んで来た。
*****
「お風呂どうする?」
いつも食べている姉の飯と同格かそれ以上の飯を食った後、もうやることと言えば風呂に入ることくらいだった。
時間は七時。良い子でもまだ机の上でカキカキしてる頃だろう。
「入りたいけど……柏木先入りなよ」
「そう?じゃ、入って来るわね。………あ!くれぐれも覗かないでね?」
戸を開けて風呂に行くとかと思ったのだが、やつは振り返って思い出したようにそう言った。
「あー。興味ないかな?」
「それはそれでムカつくんですけどー。まあ、いいわ。風呂上がって殴るから覚悟してなさい」
怖い言葉を言い残すと、戸を閉めてどこかへ行った。風呂に行ったんだろう。
さーて、男の家ならばエロ本をさがすぞー。なんて思ってるかもしれないが、ここは柏木とはいえ異性の家だ。
じっとしてるのが一番だろう。
そうして、三十分。
まだ出てこない。男である俺なら十分から十五分くらいでシャワーを浴び終わって出ているが、女の子だもんな。
なんて感心してそれからまた三十分。
柏木が風呂に行ってから一時間が経った。だが、まだ出てこない。
これは色々危ないかもしれないが、覗きなんて……でも、そろそろ女の子と言えど長すぎなんじゃないか?
声だけでも聞きに行こうか。と、腰を上げて風呂場に向かう。
脱衣所に入る前に、俺は一度ノックをしてみたが、反応がなかったため脱衣所にはいる。
そこは普通の脱衣所だった。
脱衣所なんですよ。はい。だから、先ほど履いていたであろうパンツが転がってたりするわけでして……
ゴクリ。
ピンク色のフリル付きの下着を横目に、
「おい。生きてるかー?」
と、風呂場前でそう問いかけてみるが、反応がない。
「柏木生きてないの?」
もう一度聞いて見るが帰って来るのはポツンポツンという水の滴る音だけ。
いつからこれはミステリーものになったんだ!?
じゃなくて、柏木の安否が先だ。
そうして風呂場に飛び込むと、柏木はアヒルさんで遊んでいたところだった。
自分の世界に浸りすぎだろこいつ………
そして、柏木がこっちを確認するのに一秒、状況判断に三秒。計四秒の時を得てから彼女は叫んだ。
俺が本当に変態だったらもう間に合わんぞ。これ。
「落ち着け。大丈夫。君のを例え見たとしても興奮したりしないし、なんでかは知らないけれど、不思議な光で隠れてるから問題はない」
ピシャッという水を弾くような音の後に、耳の横を水の塊がビュンと通り抜けた。……時速500キロは出てたな。
「お、おい……殺す気か?」
「そうね。死んでもらおうかしら」
「こちらも一緒にいかがですか?と、店員さんに言われたからって、ついでに頼むような具合で、死んでもらおうかしら。なんて恐ろしい言葉を使うな!」
「じゃ、死んでもらうわっ!覚悟しなさい?」
「うわー。悪役ぅ」
この後、弾丸のような水の玉がマシンガンのように飛んできてビッショビショになりました。
****
それから、風呂に一人で入ってあとは眠るくらいだが、まだ九時前。眠るにはまだ早い。
「あー。眠いなぁ」
欠伸をしながら目に涙を浮かべている幼女は、『ままー。おやすみー』という妹のようで、ものすごく可愛かった。
………あれ?別に妹って誰でもいいのか?いやいや、それは違う。三ヶ森さんが一番だ。唯一無二の存在だ。誰がなんと言おうと三ヶ森さんを妹にしてみせるっ!
なんて決断しながらも俺は、目の前の眠そうな幼女から目が離せずにいた。
「寝ちゃおうかなー」
独り言をただただ柏木が呟いていた。それを俺はボーッと眺める。
「何か言いなさいよっ!」
「…………あ、眠いなら寝ればいいじゃん」
「女の子が眠いって言ってるのよ?」
「それが?」
「だから、眠いのよ!?もう、なにされてもわからないレベルの睡眠につくのよ!?」
「あー。それなー」
「そのどうでもいいような言い草……本当にわからないの?」
「わかってるって。寝ればいいんでしょ寝れば。で、俺はどこで寝ればいいんだ?」
眠くないが、眠れというなら仕方ない。
「えっ!?……い、いいの?」
「あぁ。早くしてくれ」
「………じ、じゃ………」
なぜか柏木は顔を真っ赤にしていた。
ただ寝るだけなのにな。
「ここよ」
二階のとある扉の前で止まった。
その扉には【mai】という札が掛けられていた。
「ここって、お前の部屋か?」
「そ、そうね……」
と、俯いて表情は見えないが声が小刻みに震えていた。
「いいから、とりあえず入って」
そうして、その扉が開かれるとそこは女の子女の子した部屋だった。ピンク色のカーテンや小洒落た可愛らしいアイテムが部屋をメルヘンチックに仕上げ、しまいにはクマのぬいぐるみやらがいて、まるでそいつらが住んでいる夢の国のようですらあった。
「す、凄い部屋だな……」
柏木の家には何度か入ったことはあるが、リビングだけで柏木の部屋には入ったことがなかったため、そんな言葉が漏れる。
「かわいいでしょ」
微笑んでみせる柏木。
まあ、柏木自身が夢の国に住んでそうな生き物だしな。
「ん?今なんて?」
あれ?声に出てたか?
「いや、なんでもねえよ」
「そう。じゃ、ここに来て」
細くなだらかな体がベットに横になって横をポンポンと叩く。【私を食べて】って書いてあるんじゃないかな。
い、いや違うっ!!
「……………な、ななななに言ってるんだ?」
「えっ?」
「えっ?」
両者、顔を見合わせてはてなマークを頭の上に浮かべた。
「話が全然繋がらんな」
「そうね」
「俺は。俺はだな?柏木が眠るから俺がなにもしないように先に眠ってくれってことだったと思ってたんだが………」
「……ほら、意気地なし」
なにかを柏木が俺に聞こえない声で呟いた。
「なんだよ?」
「もう、いいわ。私は寝るから出てって」
諦めたような。いや、呆れたような表情をしてこめかみ辺りを抑える柏木に俺は言われたようにするしかなかった。
「………うん。おやすみ」
「おやすみ」
そうして、俺は柏木の部屋から出た。
凄いやらかした気がする。というか俺、どこで寝ればいいんだ!?
でも、もうこのマイって書いてある扉は俺には開けない。
また、距離が出来ちまったな。
十五話
~ あらすじ ~
学校の昼休み。柏木が色々誤解したの俺を心配してくれたのかはわからないが、俺を私の家に呼ぶ。なんていい始めた。そして俺も姉と一緒よりはいいかな。なんて思ったりしてしまって、柏木の家で二人きりになって風見春樹は自分の新たな性癖を見つけてしまった。
*****
「なんで座禅を組んでいるの?」
「心頭滅却心頭滅却………」
柏木の声が俺に届くはずがなかった。落ち着け俺。そして、静まれ息子ぉ!!!
ダメ。絶対。ロリは違法です。柏木はただのロリっ子だ。股のゆるい女じゃない。そもそも俺童貞だからビッチがどうとかそんなと知らねえけど、とにかくロリはダメだ。犯罪だ。俺はそう、黒澤先生みたいな大人っぽい女の人にしか興味がない。たわわに実ったバインバインでたゆんたゆんで柔らかそうなあれを思い出せ。そうだ。ロリっ子退散。ロリっ子退散っ!!
ベチンッ!
そんな渋い音が立つと同時に、頭に強い衝撃が走った。
「なぜ殴った!?」
「なんか、すごく不愉快なこと考えてそうだったからっ!」
満面の笑みで俺の頭をまた殴っちゃったのね。
「いつも思うけど、なんでお前はいちいち手のひらの硬い部分である掌底の部分で叩くの?空手でもやるの?」
「瓦割りなら任せなさいっ!」
「ちょっと何言ってるかわからないですね」
ドヤ顔で決める奴に嘲るようにそういうと、また掌底打ちが飛んで来た。
*****
「お風呂どうする?」
いつも食べている姉の飯と同格かそれ以上の飯を食った後、もうやることと言えば風呂に入ることくらいだった。
時間は七時。良い子でもまだ机の上でカキカキしてる頃だろう。
「入りたいけど……柏木先入りなよ」
「そう?じゃ、入って来るわね。………あ!くれぐれも覗かないでね?」
戸を開けて風呂に行くとかと思ったのだが、やつは振り返って思い出したようにそう言った。
「あー。興味ないかな?」
「それはそれでムカつくんですけどー。まあ、いいわ。風呂上がって殴るから覚悟してなさい」
怖い言葉を言い残すと、戸を閉めてどこかへ行った。風呂に行ったんだろう。
さーて、男の家ならばエロ本をさがすぞー。なんて思ってるかもしれないが、ここは柏木とはいえ異性の家だ。
じっとしてるのが一番だろう。
そうして、三十分。
まだ出てこない。男である俺なら十分から十五分くらいでシャワーを浴び終わって出ているが、女の子だもんな。
なんて感心してそれからまた三十分。
柏木が風呂に行ってから一時間が経った。だが、まだ出てこない。
これは色々危ないかもしれないが、覗きなんて……でも、そろそろ女の子と言えど長すぎなんじゃないか?
声だけでも聞きに行こうか。と、腰を上げて風呂場に向かう。
脱衣所に入る前に、俺は一度ノックをしてみたが、反応がなかったため脱衣所にはいる。
そこは普通の脱衣所だった。
脱衣所なんですよ。はい。だから、先ほど履いていたであろうパンツが転がってたりするわけでして……
ゴクリ。
ピンク色のフリル付きの下着を横目に、
「おい。生きてるかー?」
と、風呂場前でそう問いかけてみるが、反応がない。
「柏木生きてないの?」
もう一度聞いて見るが帰って来るのはポツンポツンという水の滴る音だけ。
いつからこれはミステリーものになったんだ!?
じゃなくて、柏木の安否が先だ。
そうして風呂場に飛び込むと、柏木はアヒルさんで遊んでいたところだった。
自分の世界に浸りすぎだろこいつ………
そして、柏木がこっちを確認するのに一秒、状況判断に三秒。計四秒の時を得てから彼女は叫んだ。
俺が本当に変態だったらもう間に合わんぞ。これ。
「落ち着け。大丈夫。君のを例え見たとしても興奮したりしないし、なんでかは知らないけれど、不思議な光で隠れてるから問題はない」
ピシャッという水を弾くような音の後に、耳の横を水の塊がビュンと通り抜けた。……時速500キロは出てたな。
「お、おい……殺す気か?」
「そうね。死んでもらおうかしら」
「こちらも一緒にいかがですか?と、店員さんに言われたからって、ついでに頼むような具合で、死んでもらおうかしら。なんて恐ろしい言葉を使うな!」
「じゃ、死んでもらうわっ!覚悟しなさい?」
「うわー。悪役ぅ」
この後、弾丸のような水の玉がマシンガンのように飛んできてビッショビショになりました。
****
それから、風呂に一人で入ってあとは眠るくらいだが、まだ九時前。眠るにはまだ早い。
「あー。眠いなぁ」
欠伸をしながら目に涙を浮かべている幼女は、『ままー。おやすみー』という妹のようで、ものすごく可愛かった。
………あれ?別に妹って誰でもいいのか?いやいや、それは違う。三ヶ森さんが一番だ。唯一無二の存在だ。誰がなんと言おうと三ヶ森さんを妹にしてみせるっ!
なんて決断しながらも俺は、目の前の眠そうな幼女から目が離せずにいた。
「寝ちゃおうかなー」
独り言をただただ柏木が呟いていた。それを俺はボーッと眺める。
「何か言いなさいよっ!」
「…………あ、眠いなら寝ればいいじゃん」
「女の子が眠いって言ってるのよ?」
「それが?」
「だから、眠いのよ!?もう、なにされてもわからないレベルの睡眠につくのよ!?」
「あー。それなー」
「そのどうでもいいような言い草……本当にわからないの?」
「わかってるって。寝ればいいんでしょ寝れば。で、俺はどこで寝ればいいんだ?」
眠くないが、眠れというなら仕方ない。
「えっ!?……い、いいの?」
「あぁ。早くしてくれ」
「………じ、じゃ………」
なぜか柏木は顔を真っ赤にしていた。
ただ寝るだけなのにな。
「ここよ」
二階のとある扉の前で止まった。
その扉には【mai】という札が掛けられていた。
「ここって、お前の部屋か?」
「そ、そうね……」
と、俯いて表情は見えないが声が小刻みに震えていた。
「いいから、とりあえず入って」
そうして、その扉が開かれるとそこは女の子女の子した部屋だった。ピンク色のカーテンや小洒落た可愛らしいアイテムが部屋をメルヘンチックに仕上げ、しまいにはクマのぬいぐるみやらがいて、まるでそいつらが住んでいる夢の国のようですらあった。
「す、凄い部屋だな……」
柏木の家には何度か入ったことはあるが、リビングだけで柏木の部屋には入ったことがなかったため、そんな言葉が漏れる。
「かわいいでしょ」
微笑んでみせる柏木。
まあ、柏木自身が夢の国に住んでそうな生き物だしな。
「ん?今なんて?」
あれ?声に出てたか?
「いや、なんでもねえよ」
「そう。じゃ、ここに来て」
細くなだらかな体がベットに横になって横をポンポンと叩く。【私を食べて】って書いてあるんじゃないかな。
い、いや違うっ!!
「……………な、ななななに言ってるんだ?」
「えっ?」
「えっ?」
両者、顔を見合わせてはてなマークを頭の上に浮かべた。
「話が全然繋がらんな」
「そうね」
「俺は。俺はだな?柏木が眠るから俺がなにもしないように先に眠ってくれってことだったと思ってたんだが………」
「……ほら、意気地なし」
なにかを柏木が俺に聞こえない声で呟いた。
「なんだよ?」
「もう、いいわ。私は寝るから出てって」
諦めたような。いや、呆れたような表情をしてこめかみ辺りを抑える柏木に俺は言われたようにするしかなかった。
「………うん。おやすみ」
「おやすみ」
そうして、俺は柏木の部屋から出た。
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