3 / 101
第二話:ナオキ、メンズワゴンに、紛れてたレース。
しおりを挟む
第二話:メンズワゴンに、紛れてたレース。
──♡──
その女──真希さんは、隣に住んでいる。
ある朝、洗濯機を開けたら、乾ききった“それ”が混ざっていた。
レースの縁取りに、やさしいラベンダーの花柄。明らかに、女物のショーツ。
しかも──タグに「ふんわり仕上げ」の刺繍入り。布地の柔らかさが手に伝わるようで、思わず息を飲んだ。
──♡──
「俺……ナオキ(仮名・23)。アパレル倉庫のバイトで、基本引きこもり体質だ。」
引っ越して半年、女性の来客どころか、会話もない。
だけど最近、部屋中にほんのりラベンダーの香りが漂うようになった気がして、心臓がちょっと高鳴った。
──♡──
【洗面所】
・電動シェーバーがピンクのフェイス用に置き換わっていた。
・「お肌も、ちゃんとお手入れしてあげてね♡」という手書きカードが貼られていた。
・歯磨き粉が“口元に色気”タイプのフレーバージェルに変わっていた。
「いやいや……誰だよ、俺の洗面台をこんな“女の子仕様”に改造してんの……」
──♡──
【部屋・スマホ】
・冷蔵庫の上に、ビタミンC入りコラーゲンドリンクが6本。
・テレビの履歴が、美容系YouTuberで埋め尽くされている。
・通知には“脱毛サロンのクーポン”……えっ、誰が予約したんだ!?
「いやだいやだいやだ、俺はムダ毛と共に生きるって決めたはず……!!」
──♡──
【下着】
・スウェットの下から、レースの履き口がちらりと覗いている。
・タグには「マシュマロフィット♡」のロゴと、“ふわふわ”の着用感説明。
・小さなピンクのリボンが、前の中心に縫い留められていた。
布の柔らかさが肌に沿う感覚に、胸の奥が熱く跳ねる。ヒップもふわりと包まれ、布地に沿って丸みを描いている。
「……なにこれ……履いてるだけで、なんか……“女の子”って感じがして……やば……」
──♡──
そこに現れる、隣の女──真希さん。
今日の真希さんは、白のカットソーにネイビーブルーのスキニーパンツ。
フレアスリーブがひらりと揺れ、指先がこちらを誘うように伸びてくる。布地の柔らかさと肌の接触感まで計算されているかのようだ。
「ふふ……ナオキくん、女の子の服って、着てるうちに“似合ってくる”のよ♡」
「いやいや、着てねえし!?それ、勝手に俺の引き出しに入ってたし!!」
「感触って、ほんとうに怖いのよね。“気持ちよさ”で記憶が塗り替わるんだから♡」
「おい待て、そういう催眠番組、深夜しかやってなかったぞ!?」
「さあ、“男の終わり”の時間よ」
「──どうぞ♡」
──♡──
【黒服さん突入】
ドゴオォン!!!
突如、部屋のドアが破られ、黒服の集団が乱入!
黒服1「対象、下着“自己装着”状態。抵抗なし」
黒服2「ラベンダーレース、使用感良好。情緒順応率高し」
黒服3「心拍安定。女子化プロセス“好意的”に移行中」
ナオキ「ちょっ、これちょっと試しに履いただけで──うわぁあああぁっ!!」
──♡──
【個体データ】
識別コード:No.088
変化初期:洗面台周辺の美容製品導入
下着傾向:ラベンダーカラー/マシュマロフィット系レース
感覚変化:下着着用中の“ふわふわ感”に依存傾向あり
心理特性:「可愛いかも……?」と鏡前での自認発言あり
胸やお尻の丸みが布地に沿って柔らかく映り、自然な女性らしい曲線を形成
──♡──
【数日後】
“ラベンダー色の気配”が、すっかり日常になった。
コンビニでは無意識に女性誌コーナーを一瞥するようになり、胸元に添えた手の位置やお尻の丸みを意識してしまう。
ポーチに入れたリップクリームも、もう手放せない。
自撮りした横顔を見て、照明の角度を調整し直した。
鏡の中の自分に、小さく「可愛いかも」と呟いて──その声に微笑んだ。
──♡──
真希さんは、優しくその肩に触れる。
「ね、“あたたかさ”って、女の感覚にいちばん近いのよ」
「ナオキくん……やさしくなって、きっと“触れてほしい”って思ってる♡」
──♡──
真希さんのノートには、“No.089:ユウジ(仮)”の文字が、そっと記されていた。
完──“今日もまた女にしておしまい♡”
──♡──
「ブックマーク、評価、感想……ちゃんとつけてくれたら、私のノートに“チェック済”で記録しておくわね」
「うふふ、あなたのNo.が記されるのは──きっと、もうすぐよ♡」
──♡──
その女──真希さんは、隣に住んでいる。
ある朝、洗濯機を開けたら、乾ききった“それ”が混ざっていた。
レースの縁取りに、やさしいラベンダーの花柄。明らかに、女物のショーツ。
しかも──タグに「ふんわり仕上げ」の刺繍入り。布地の柔らかさが手に伝わるようで、思わず息を飲んだ。
──♡──
「俺……ナオキ(仮名・23)。アパレル倉庫のバイトで、基本引きこもり体質だ。」
引っ越して半年、女性の来客どころか、会話もない。
だけど最近、部屋中にほんのりラベンダーの香りが漂うようになった気がして、心臓がちょっと高鳴った。
──♡──
【洗面所】
・電動シェーバーがピンクのフェイス用に置き換わっていた。
・「お肌も、ちゃんとお手入れしてあげてね♡」という手書きカードが貼られていた。
・歯磨き粉が“口元に色気”タイプのフレーバージェルに変わっていた。
「いやいや……誰だよ、俺の洗面台をこんな“女の子仕様”に改造してんの……」
──♡──
【部屋・スマホ】
・冷蔵庫の上に、ビタミンC入りコラーゲンドリンクが6本。
・テレビの履歴が、美容系YouTuberで埋め尽くされている。
・通知には“脱毛サロンのクーポン”……えっ、誰が予約したんだ!?
「いやだいやだいやだ、俺はムダ毛と共に生きるって決めたはず……!!」
──♡──
【下着】
・スウェットの下から、レースの履き口がちらりと覗いている。
・タグには「マシュマロフィット♡」のロゴと、“ふわふわ”の着用感説明。
・小さなピンクのリボンが、前の中心に縫い留められていた。
布の柔らかさが肌に沿う感覚に、胸の奥が熱く跳ねる。ヒップもふわりと包まれ、布地に沿って丸みを描いている。
「……なにこれ……履いてるだけで、なんか……“女の子”って感じがして……やば……」
──♡──
そこに現れる、隣の女──真希さん。
今日の真希さんは、白のカットソーにネイビーブルーのスキニーパンツ。
フレアスリーブがひらりと揺れ、指先がこちらを誘うように伸びてくる。布地の柔らかさと肌の接触感まで計算されているかのようだ。
「ふふ……ナオキくん、女の子の服って、着てるうちに“似合ってくる”のよ♡」
「いやいや、着てねえし!?それ、勝手に俺の引き出しに入ってたし!!」
「感触って、ほんとうに怖いのよね。“気持ちよさ”で記憶が塗り替わるんだから♡」
「おい待て、そういう催眠番組、深夜しかやってなかったぞ!?」
「さあ、“男の終わり”の時間よ」
「──どうぞ♡」
──♡──
【黒服さん突入】
ドゴオォン!!!
突如、部屋のドアが破られ、黒服の集団が乱入!
黒服1「対象、下着“自己装着”状態。抵抗なし」
黒服2「ラベンダーレース、使用感良好。情緒順応率高し」
黒服3「心拍安定。女子化プロセス“好意的”に移行中」
ナオキ「ちょっ、これちょっと試しに履いただけで──うわぁあああぁっ!!」
──♡──
【個体データ】
識別コード:No.088
変化初期:洗面台周辺の美容製品導入
下着傾向:ラベンダーカラー/マシュマロフィット系レース
感覚変化:下着着用中の“ふわふわ感”に依存傾向あり
心理特性:「可愛いかも……?」と鏡前での自認発言あり
胸やお尻の丸みが布地に沿って柔らかく映り、自然な女性らしい曲線を形成
──♡──
【数日後】
“ラベンダー色の気配”が、すっかり日常になった。
コンビニでは無意識に女性誌コーナーを一瞥するようになり、胸元に添えた手の位置やお尻の丸みを意識してしまう。
ポーチに入れたリップクリームも、もう手放せない。
自撮りした横顔を見て、照明の角度を調整し直した。
鏡の中の自分に、小さく「可愛いかも」と呟いて──その声に微笑んだ。
──♡──
真希さんは、優しくその肩に触れる。
「ね、“あたたかさ”って、女の感覚にいちばん近いのよ」
「ナオキくん……やさしくなって、きっと“触れてほしい”って思ってる♡」
──♡──
真希さんのノートには、“No.089:ユウジ(仮)”の文字が、そっと記されていた。
完──“今日もまた女にしておしまい♡”
──♡──
「ブックマーク、評価、感想……ちゃんとつけてくれたら、私のノートに“チェック済”で記録しておくわね」
「うふふ、あなたのNo.が記されるのは──きっと、もうすぐよ♡」
10
あなたにおすすめの小説
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる