107 / 112
第百六話:本棚の隙間、ふくらみの余白♡
しおりを挟む──♡──
僕は今日、天女に会った。
その日の優香さんは、生成りのシャツに、焦げ茶のロングスカート。
古書店の奥に差し込む光の中、背表紙をなぞる指が静かに揺れていた。
だけど本当に目を奪われたのは、シャツの布をやわらかく押し上げる胸のふくらみ。
紙の匂いと光に包まれて、そのラインだけが“今の物語”を刻んでいた。
──♡──
篠原 詩(しのはら・うた)、21歳。大学の帰りに、古本屋でアルバイトしている文学部生。
手入れされた文庫や全集を並べながら、静かに時間が過ぎていくのが好きだった。
けれど最近──文庫を並べるたびに、シャツの胸元が少し突っ張るのを感じていた。
重ねた本ではなく、自分のふくらみによって、棚の奥行きを測ってしまう瞬間があった。
──♡──
「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」
「えっ……い、今……っ」
「古書店ってね♡ 静かな空気の中ほど、ふくらみって目立つのよ♡」
「そ、そんな……でも……最近、確かに……」
「質問♡ 本棚の“上段”と“下段”、どっちが胸に当たる?」
「……下段……かな……」
──♡──
「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」
──バシュウウウッ!!
シャツの内側、胸の丸みがそっと広がった。
棚に手を伸ばすたび、ふくらみがほんの少し本に触れて、紙の肌にやわらかな存在を残していく。
本の山のなかに、たしかに“わたし”という身体のラインが加わっていった。
──♡──
「今日のブラジャーはこれね!♡」
ベージュのコットンに、繊細なレースをあしらったクラシックなデザイン。
落ち着いた服にも響かず、だけど胸の丸みをそっと支えてくれる優しい包容感。
「この子は“ページをめくるブラ”♡ 本の隙間にも女の子のリズムを挟み込んでくれるの♡」
静かに育つふくらみを、そっと呼吸の中に溶かしてくれる一枚。
──♡──
(初めてのおっぱい体験♡)
全集を並べるとき、両腕で抱えた重みの中で──胸が文庫の角にやわらかく当たった。
「……え……あたってる……」
ページの重みよりも、胸の輪郭の方が、確かに今の“自分”を形づくっているような気がした。
紙に触れていた指が、いつの間にかシャツの内側をなぞりたくなっていた。
──♡──
(優香のオッパイ豆知識♡)
「Cカップは“紙と共鳴する胸”♡ ふくらみの形って、活字以上にその人を語るのよ♡」
──♡──
(数日後。)
閉店後の本棚の前、ふと鏡に映った自分の胸元を見て、そっとシャツのボタンを直した。
誰にも気づかれていない。でも、このラインだけは──本棚の隙間が全部知っている。
ふくらみがあるというだけで、棚の高さも、歩幅も、世界の重みも少しずつ変わってきていた。
静かな古書店の空気の中、女の子の身体は、確かに言葉を持ち始めていた。
“わたし”という物語が、ふくらみを通して綴られはじめていた。
──♡──
完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい♡”
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる