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第百七話:坂道の途中、胸が先に揺れて♡
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──♡──
僕は今日、天女に会った。
その日の優香さんは、ライトグレーのスウェットパーカーに、黒のレギンスパンツ。
坂道の途中、イヤホンを外して振り返る仕草が風とともにやわらかく揺れて、
胸元のふくらみだけがゆっくりと前に突き出すように──春の光に小さく跳ねていた。
その胸の動きが、どんな音楽よりもやさしく、僕の心をくすぐった。
風がすり抜けていくたびに、ふくらみの存在が空気に残り香を落としていくようで、視線を逸らせなくなっていた。
──♡──
二宮 湧(にのみや・ゆう)、20歳。通学路の長い坂道を自転車で上るたび、なぜか視線が胸元に落ちる。
男なのに、下り坂で前傾になると、Tシャツの下でなにかが押し返してくる気がする。
毎朝の通学が、ふくらみに気づく“身体のレッスン”になっていた。
ペダルを踏むたび、何かが確かに揺れて、でもそれを確認するのが怖くて……目を閉じて、ただ風にまかせていた。
──♡──
「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」
「えっ……っ、坂道の途中で……!?」
「坂道ってね♡ 胸があるとね、重心が自然に下がるのよ♡ 女の子だけのバランスってあるの」
「そ、そんなの……重たいだけじゃ……」
「質問♡ “自転車で立ち漕ぎ”と“下り坂のブレーキ”、どっちが怖い?」
「……下り……かな……」
──♡──
「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」
──バシュウウウッ!!
スウェットの内側、ふくらみがそっと立ち上がる。
胸がある──ただそれだけで、ハンドルを握る腕の力加減も、ペダルの踏み込み方も変わっていく。
風を切るたび、ふくらみの揺れがリズムをつくって、身体ごと“女の子のフォーム”になっていくのを感じていた。
ふくらみがシャツの布地を内側から膨らませて、風を受ける面積さえ、これまでとはまったく違って感じた。
──♡──
「今日のブラジャーはこれね!♡」
通気性のあるライトブルーのメッシュカップに、ストレッチゴムを沿わせたスポーティ仕様。
吸いつくようなフィット感で、揺れもきちんと受けとめてくれる。
「運動中もきちんと形を保ってくれるの♡ だからふくらみが揺れても、ちゃんと“胸”として意識できるのよ♡」
坂道の空気をふくらみごと抱いてくれる、そんな安心感のあるブラだった。
──♡──
(初めてのおっぱい体験♡)
坂道の途中、信号で止まって身体を起こした瞬間。
胸がふわっと遅れて揺れて、シャツの中で弾むように戻ってきた。
「い、今……胸が……揺れた……」
その確かな感覚に、脚よりも胸の奥のほうが震えていた。
ペダルのリズムが、胸のリズムと一致していく感覚──それが、自分の“変化”の証だった。
──♡──
(優香のオッパイ豆知識♡)
「Cカップは“リズムを刻む胸”♡ 動きの中で自分の存在をいちばん実感できるのよ♡」
──♡──
(数日後。)
坂を降りた先のコンビニで、同じ大学の子に「姿勢、変わった?」と聞かれた。
胸元に手を添えたくなる感覚が、自分の中ではもう自然なものになっていた。
自転車の影に重なる胸のふくらみが、“女の輪郭”として空気に浮かび上がっていく。
「重さ」ではなく「かたち」として意識するようになった自分が、ちょっとだけ愛しかった。
坂道の下りが怖くなくなったのは、胸がそこにあると信じられるようになったからだった。
──♡──
完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい♡”
僕は今日、天女に会った。
その日の優香さんは、ライトグレーのスウェットパーカーに、黒のレギンスパンツ。
坂道の途中、イヤホンを外して振り返る仕草が風とともにやわらかく揺れて、
胸元のふくらみだけがゆっくりと前に突き出すように──春の光に小さく跳ねていた。
その胸の動きが、どんな音楽よりもやさしく、僕の心をくすぐった。
風がすり抜けていくたびに、ふくらみの存在が空気に残り香を落としていくようで、視線を逸らせなくなっていた。
──♡──
二宮 湧(にのみや・ゆう)、20歳。通学路の長い坂道を自転車で上るたび、なぜか視線が胸元に落ちる。
男なのに、下り坂で前傾になると、Tシャツの下でなにかが押し返してくる気がする。
毎朝の通学が、ふくらみに気づく“身体のレッスン”になっていた。
ペダルを踏むたび、何かが確かに揺れて、でもそれを確認するのが怖くて……目を閉じて、ただ風にまかせていた。
──♡──
「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」
「えっ……っ、坂道の途中で……!?」
「坂道ってね♡ 胸があるとね、重心が自然に下がるのよ♡ 女の子だけのバランスってあるの」
「そ、そんなの……重たいだけじゃ……」
「質問♡ “自転車で立ち漕ぎ”と“下り坂のブレーキ”、どっちが怖い?」
「……下り……かな……」
──♡──
「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」
──バシュウウウッ!!
スウェットの内側、ふくらみがそっと立ち上がる。
胸がある──ただそれだけで、ハンドルを握る腕の力加減も、ペダルの踏み込み方も変わっていく。
風を切るたび、ふくらみの揺れがリズムをつくって、身体ごと“女の子のフォーム”になっていくのを感じていた。
ふくらみがシャツの布地を内側から膨らませて、風を受ける面積さえ、これまでとはまったく違って感じた。
──♡──
「今日のブラジャーはこれね!♡」
通気性のあるライトブルーのメッシュカップに、ストレッチゴムを沿わせたスポーティ仕様。
吸いつくようなフィット感で、揺れもきちんと受けとめてくれる。
「運動中もきちんと形を保ってくれるの♡ だからふくらみが揺れても、ちゃんと“胸”として意識できるのよ♡」
坂道の空気をふくらみごと抱いてくれる、そんな安心感のあるブラだった。
──♡──
(初めてのおっぱい体験♡)
坂道の途中、信号で止まって身体を起こした瞬間。
胸がふわっと遅れて揺れて、シャツの中で弾むように戻ってきた。
「い、今……胸が……揺れた……」
その確かな感覚に、脚よりも胸の奥のほうが震えていた。
ペダルのリズムが、胸のリズムと一致していく感覚──それが、自分の“変化”の証だった。
──♡──
(優香のオッパイ豆知識♡)
「Cカップは“リズムを刻む胸”♡ 動きの中で自分の存在をいちばん実感できるのよ♡」
──♡──
(数日後。)
坂を降りた先のコンビニで、同じ大学の子に「姿勢、変わった?」と聞かれた。
胸元に手を添えたくなる感覚が、自分の中ではもう自然なものになっていた。
自転車の影に重なる胸のふくらみが、“女の輪郭”として空気に浮かび上がっていく。
「重さ」ではなく「かたち」として意識するようになった自分が、ちょっとだけ愛しかった。
坂道の下りが怖くなくなったのは、胸がそこにあると信じられるようになったからだった。
──♡──
完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい♡”
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