84 / 161
『第十五話・4: 灰鎧の祈り ―緋閃零葬―』
しおりを挟む
霧がわずかに脈動した。
祈りの残響が、まだ消えきらずに空気の底を震わせている。
だが、その震えは――どこか違う。
あの優しい光ではなく、もっと硬質で、冷たい鼓動。
闇の残滓が、再び世界へと滲み始めていた。
まるで祈りの余熱が、今度は“呪い”として呼吸を始めたかのように。
(……まさか、まだ――!)
光が一度、深く沈み、そして――
闇の底から、低く濁った声が這い上がった。
「汝を討ち、幕を閉じよう。」
それは声というより、“形だけ残った反響”だった。
冷たく、空虚で、人の温度を完全に失っている。
鎧の奥で、何かが軋む。
その音は、魂の悲鳴ではなく、闇が肉を模して嘲るような音だった。
(……もう、いない。
この中に“ガルヴェイン”はいない。
――残っているのは、彼の形を喰らった闇だけだ)
鎧の継ぎ目から黒い靄が滲み出し、それは煙ではなく“意思”として空間を這った。
世界を蝕む影が形を持ち、瞳の奥を覗き込んでくる。
(なら、斬る――人でも魔でもない。ただの災いを、この手で断つだけだ。)
鎧の内側で脈打っているのは、もはや魂の律動ではない。
歪んだ“核”が闇に塗り替えられ、かつての意志は深く沈んだまま、もう届かない。
(……ガルヴェイン。あなたの魂を――戦士としての誇りのままに、闇の鎖から光へ還してみせる。)
(灰鎧を砕き、闇ごと断ち切る。
かつて英雄と呼ばれた者が、穢れた影のままこの世に縛られぬよう――跡形も残さず、静かに解き放つ。)
(それが、戦う者にとって唯一許された“救い”だと、いまも信じているから。)
リリアの両の瞳が、灼けるように揺らめいた。
金色の光は、炎にも涙にも似て――祈りを燃やす覚悟の色だった。
その視線を受けた灰鎧の将が、ゆっくりと構えを変える。
鎧の隙間から漏れる黒い靄が、より濃く、より鋭く渦を巻き始める。
空気が重く沈み、二人の間で風さえも止まった。
互いの呼吸が相手の胸に届く距離。
次の一歩で、勝負が決まる。
「――終わらせる。ガルヴェイン……あなたを、倒す。」
その声は、祈りよりも静かで、刃よりも確かだった。
リリアは腰を沈め、刃の重みを掌の中心で確かめる。
胸の奥で紡いだ短い祈りが、指先を震わせ、刃へと流れ込んだ。
「――《緋閃零葬(ひせんれいそう)》ッ!」
紅蓮の魔力が剣身を走り、刀身は白金の閃光と化す。
空気が裂け、音が燃え尽きる。霧が逆巻き、閃光の軌跡だけが夜を切り裂いた。
同じ刻、灰鎧の将は黒い靄を纏い大剣を振るう。
「――《獄影断滅(ごくえいだんめつ)》!」と闇が低く喚き、地が呻く。
次の瞬間――二つの刃が交差した。
閃光と漆黒が激突し、爆ぜた衝撃波が空気を切り裂く。
肺を裏返すほどの圧が全身を叩きつけ、霧は一瞬で吹き飛んだ。
鉄錆と焦げた匂いが鼻を焼き、割れた大地が悲鳴を上げる。
土煙が夜空を呑み込み、世界が一瞬、白と黒の閃光だけに塗り潰された。
その中心で、二人の影がぶつかり合う。
互いの一撃を押し切ろうとするたび、剣同士が擦れ、鋼が悲鳴のように鳴いた。
その刹那――胸甲の奥で光が、鼓動とともにはっきりと脈打つ。
閃光は漆黒を裂き、漆黒は閃光を喰らおうとした。
だが、リリアの一閃が胸甲の裂け目を正確に捉えた途端、黒い靄が弾けるように剥がれ落ちた。
『……ここだ!』
『――これが、お前の役目だ。』
(……っ! わかってる……!)
――頭の奥に、ガルヴェインの声が微かに響いた。
その声に応えるように、リリアはさらに魔力を叩き込む。
刃が震え、空気が裂ける。
それでも、リリアは迷わなかった。
届いたのは、低く、ガルヴェインの苦しみに満ちた懇願。
『頼む……』
(――終わらせる!)
リリアは力を込めた。
全身の魔力が一点へ収束し、刃が閃光そのものへと変わる。
白金の輝きが刃先から爆ぜ、光が視界を塗り潰す。
拮抗を断ち切り、祈りのように貫いた。
渾身の一撃が、金属の胸甲を貫き、奥の霊核を断ち割る。
轟音が世界を裂き、霧が悲鳴を上げる。
閃光が奔り、闇が砕けた。
破砕音が轟き、内部から澄んだ光があふれ出す。
闇の渦は引き剥がされるように縮み、砕けた霊核の光が爆風のように四方へ弾け飛んだ。
灰鎧の将の巨躯が崩れ、膝から地に落ちる。
鎧の継ぎ目から滲んだ影が零れ落ち、やがて夜風に溶けていった。
その兜の奥――一瞬だけ、セラフィーに剣を教えた男の瞳が甦った。
荒れた戦場で不器用に笑った、あの優しい眼差し。
“ありがとう”と告げるように、安堵の色を宿し――
そして、それは霧と共に消えていった。
夜の底で、光だけが静かに息をしていた。
リリアは刃をゆっくり下ろす。掌に残る震えは、疲労ではなく祈りの余熱だった。
胸に満ちていたのは、戦いの昂りでも復讐の快楽でもない――
ただ、約束を果たしたという静かな確信と、言葉にならない悲しみ。
「終わったのか」と夜が囁く。
だが、その問いに答える必要は、もうなかった。
砕けた鎧の跡に、わずかな光の粒がそっと舞い戻る。
淡く、夜の底を照らすその光は――まるで、帰る場所を見つけた魂のようだった。
リリアは空を見上げ、短く祈るように唇を震わせた。
「戦士としての誇りを、安らかに還せ」と。
その言葉は風に溶け、小さく消えた。
けれど胸の奥に残った温度は確かで――
誰かの記憶が、そこに静かに居場所を取り戻した気がした。
(……ガルヴェイン。あんたの誇りは俺たちが繋ぐ。
だから今は――泣かせてくれ。戦士として)
リリアの頬を伝う涙が、冷たい夜風にさらされ、ひと筋の光となって揺れていた。
祈りの残響が、まだ消えきらずに空気の底を震わせている。
だが、その震えは――どこか違う。
あの優しい光ではなく、もっと硬質で、冷たい鼓動。
闇の残滓が、再び世界へと滲み始めていた。
まるで祈りの余熱が、今度は“呪い”として呼吸を始めたかのように。
(……まさか、まだ――!)
光が一度、深く沈み、そして――
闇の底から、低く濁った声が這い上がった。
「汝を討ち、幕を閉じよう。」
それは声というより、“形だけ残った反響”だった。
冷たく、空虚で、人の温度を完全に失っている。
鎧の奥で、何かが軋む。
その音は、魂の悲鳴ではなく、闇が肉を模して嘲るような音だった。
(……もう、いない。
この中に“ガルヴェイン”はいない。
――残っているのは、彼の形を喰らった闇だけだ)
鎧の継ぎ目から黒い靄が滲み出し、それは煙ではなく“意思”として空間を這った。
世界を蝕む影が形を持ち、瞳の奥を覗き込んでくる。
(なら、斬る――人でも魔でもない。ただの災いを、この手で断つだけだ。)
鎧の内側で脈打っているのは、もはや魂の律動ではない。
歪んだ“核”が闇に塗り替えられ、かつての意志は深く沈んだまま、もう届かない。
(……ガルヴェイン。あなたの魂を――戦士としての誇りのままに、闇の鎖から光へ還してみせる。)
(灰鎧を砕き、闇ごと断ち切る。
かつて英雄と呼ばれた者が、穢れた影のままこの世に縛られぬよう――跡形も残さず、静かに解き放つ。)
(それが、戦う者にとって唯一許された“救い”だと、いまも信じているから。)
リリアの両の瞳が、灼けるように揺らめいた。
金色の光は、炎にも涙にも似て――祈りを燃やす覚悟の色だった。
その視線を受けた灰鎧の将が、ゆっくりと構えを変える。
鎧の隙間から漏れる黒い靄が、より濃く、より鋭く渦を巻き始める。
空気が重く沈み、二人の間で風さえも止まった。
互いの呼吸が相手の胸に届く距離。
次の一歩で、勝負が決まる。
「――終わらせる。ガルヴェイン……あなたを、倒す。」
その声は、祈りよりも静かで、刃よりも確かだった。
リリアは腰を沈め、刃の重みを掌の中心で確かめる。
胸の奥で紡いだ短い祈りが、指先を震わせ、刃へと流れ込んだ。
「――《緋閃零葬(ひせんれいそう)》ッ!」
紅蓮の魔力が剣身を走り、刀身は白金の閃光と化す。
空気が裂け、音が燃え尽きる。霧が逆巻き、閃光の軌跡だけが夜を切り裂いた。
同じ刻、灰鎧の将は黒い靄を纏い大剣を振るう。
「――《獄影断滅(ごくえいだんめつ)》!」と闇が低く喚き、地が呻く。
次の瞬間――二つの刃が交差した。
閃光と漆黒が激突し、爆ぜた衝撃波が空気を切り裂く。
肺を裏返すほどの圧が全身を叩きつけ、霧は一瞬で吹き飛んだ。
鉄錆と焦げた匂いが鼻を焼き、割れた大地が悲鳴を上げる。
土煙が夜空を呑み込み、世界が一瞬、白と黒の閃光だけに塗り潰された。
その中心で、二人の影がぶつかり合う。
互いの一撃を押し切ろうとするたび、剣同士が擦れ、鋼が悲鳴のように鳴いた。
その刹那――胸甲の奥で光が、鼓動とともにはっきりと脈打つ。
閃光は漆黒を裂き、漆黒は閃光を喰らおうとした。
だが、リリアの一閃が胸甲の裂け目を正確に捉えた途端、黒い靄が弾けるように剥がれ落ちた。
『……ここだ!』
『――これが、お前の役目だ。』
(……っ! わかってる……!)
――頭の奥に、ガルヴェインの声が微かに響いた。
その声に応えるように、リリアはさらに魔力を叩き込む。
刃が震え、空気が裂ける。
それでも、リリアは迷わなかった。
届いたのは、低く、ガルヴェインの苦しみに満ちた懇願。
『頼む……』
(――終わらせる!)
リリアは力を込めた。
全身の魔力が一点へ収束し、刃が閃光そのものへと変わる。
白金の輝きが刃先から爆ぜ、光が視界を塗り潰す。
拮抗を断ち切り、祈りのように貫いた。
渾身の一撃が、金属の胸甲を貫き、奥の霊核を断ち割る。
轟音が世界を裂き、霧が悲鳴を上げる。
閃光が奔り、闇が砕けた。
破砕音が轟き、内部から澄んだ光があふれ出す。
闇の渦は引き剥がされるように縮み、砕けた霊核の光が爆風のように四方へ弾け飛んだ。
灰鎧の将の巨躯が崩れ、膝から地に落ちる。
鎧の継ぎ目から滲んだ影が零れ落ち、やがて夜風に溶けていった。
その兜の奥――一瞬だけ、セラフィーに剣を教えた男の瞳が甦った。
荒れた戦場で不器用に笑った、あの優しい眼差し。
“ありがとう”と告げるように、安堵の色を宿し――
そして、それは霧と共に消えていった。
夜の底で、光だけが静かに息をしていた。
リリアは刃をゆっくり下ろす。掌に残る震えは、疲労ではなく祈りの余熱だった。
胸に満ちていたのは、戦いの昂りでも復讐の快楽でもない――
ただ、約束を果たしたという静かな確信と、言葉にならない悲しみ。
「終わったのか」と夜が囁く。
だが、その問いに答える必要は、もうなかった。
砕けた鎧の跡に、わずかな光の粒がそっと舞い戻る。
淡く、夜の底を照らすその光は――まるで、帰る場所を見つけた魂のようだった。
リリアは空を見上げ、短く祈るように唇を震わせた。
「戦士としての誇りを、安らかに還せ」と。
その言葉は風に溶け、小さく消えた。
けれど胸の奥に残った温度は確かで――
誰かの記憶が、そこに静かに居場所を取り戻した気がした。
(……ガルヴェイン。あんたの誇りは俺たちが繋ぐ。
だから今は――泣かせてくれ。戦士として)
リリアの頬を伝う涙が、冷たい夜風にさらされ、ひと筋の光となって揺れていた。
20
あなたにおすすめの小説
最強なのに自分だけ気づかない 無自覚チートの異世界ハーレムライフ
eringi
ファンタジー
俺、普通の冒険者なんですけど? ……え、魔王軍全滅させちゃいました?
平凡な大学生・田中太郎は異世界に転生し、冒険者として平和に暮らしていた。しかし本人は気づいていない。神様のバグで付与された「世界法則改変」のチート能力に。魔物は触れただけで消滅し、魔法は唱えず発動し、剣は振らぬまま敵を斬る。そんな「普通の冒険者」に、天才剣士、元皇女、獣人族の巫女、天才魔導士がなぜかぞろぞろと寄ってくる。貴族たちは彼を見下すが、その度に「偶然」痛い目を見る。そして魔王軍が襲来した時、太郎はついにつぶやく。「あー面倒くさいな。みんな帰ればいいのに」。無自覚最強のハーレムコメディ、開幕!
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる