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『第五話・6 勇者邸、半壊につき』
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王から与えられた屋敷を確かめに──
リリアは王宮の石段を降り、西地区へと歩き出した。
玉座の間の喧騒が遠ざかるにつれ、
胸の奥に残っていた甘ったるい空気も、ようやく風に溶けていく。
(……やっと砂糖の匂いから解放された……。次は“現実”の確認か)
王都はまだ、戦の爪痕を残していた。
焼け焦げた煉瓦の匂いと、修復魔法の光が街のあちこちで交錯し、
遠くでは職人たちの掛け声と鐘の音が、ゆるやかに響き合っていた。
空は少し白く濁り、風の中には灰と焦げた砂糖の甘さが、灰の中でまだ息をしていた。
(……たぶん、王の“スイーツ庫”も一緒に燃えたんだろうな)
それでも、人々の表情には、ようやく“日常”の色が戻りつつある。
壊れた店先を笑いながら直す職人、瓦礫の隙間に花を置く子ども。
その小さな手の動きが、この国の心臓をもう一度動かしていた。
リリアはため息をつき、遠くに見える西区の瓦礫群を見やった。
(……あの中に“半壊した豪邸”があるってわけか。
どう見ても“夢のマイホーム”じゃなくて、“再建地獄の現場”だな……)
(完全に“冒険ファンタジー”から“建築サバイバル”にジャンル移行してるんだけど……)
それでも、ほんの少しだけ期待はあった。
“魔導卿の別邸”という肩書きが、かすかに高級感を残していたからだ。
けれど、その淡い幻想は――数時間後、見事に粉砕されることになる。
日が傾き始めたころ、リリアたちは王都西区――通称「貴族街(今は更地)」に到着した。
風が抜ける音がやけに広く響き、街そのものの輪郭がまだ“再生の途中”に見えた。
目の前に広がるのは、栄華の残骸。
傾いた門柱、ねじれた鉄柵、崩れ落ちた屋根の下には砲弾の痕が点々と残る。
瓦礫の間に生えた草だけが、かろうじて「生きている」と言える存在だった。
そして――玄関の前には、腹から真っ二つになった「カエルの王像」。
石の断面は黒く焼け焦げ、無理やり引き裂かれたように歪んでいる。
王冠だけが転がり、夕陽の光を受けて虚しく輝いていた。
まるで、この屋敷の主が、とうに不在であるかのように。
「なにこれ……?」
頬をひきつらせたまま、リリアはその光景を見つめていた。
一拍、言葉を失う。
「……うわ、これもう“屋敷”じゃなくて“遺跡”だろ……」
(ていうかどこが屋敷だよ!? どう見ても“勇者専用の心霊スポット”だろこれ!!)
ワン太が瓦礫の上をとことこ歩き、崩れた柱の根元で立ち止まる。
鼻をひくつかせ、ぴたりと尻尾を下げた。
その姿がすべてを語っていた。
その横で、ブッくんが羽をぱたぱたと動かして言った。
「……ふむ。“勇者邸(廃墟)”。初回特典で“心霊ボーナス”ついてそうやな」
(やめろ!! そのネーミングだけで夜眠れなくなる!!)
リリアは崩れた門の前で立ち尽くし、瓦礫の山を見上げた。
風が吹くたび、どこかの窓枠がきい……と不吉に軋む。
(……なにこの“ここから先は入ってはいけない”感。
絶対ホラーイベント始まるやつじゃん……!)
そんな内心とは対照的に、セラフィーはまるで買い物のついでみたいな顔で腕を組むと、
淡々と口を開いた。
「まあ、“構造錬成(アルケ・アーキテクト)”で直せばいいのよ。あなたの魔力なら一瞬でしょ。
ゴーレム作れるんだから、原理は同じ。あとは“再建用魔力”を流し込めば完成よ。」
「……いやいや、簡単に言わないで! そもそも家なんか作ったことないし!!
作ったことあるの、ゴーレムと……巨大鍋と……あと失敗した温泉装置だけだから!?」
セラフィーが妙に興味ありげな顔で眉をひそめた。
「温泉装置?」
「起動した瞬間、地面から溶岩噴き出して、一都市まるごと“温泉街”になったんだよ!!」
セラフィーが目を瞬かせ、さらっと言う。
「……結果的に観光地化したなら、成功じゃない?
構築系の魔法はもう習得済みでしょ?なら、余裕じゃない?」
「……うん、まあ、そうなんだけど。」
「いやゴーレムと家は違うでしょ!? 生きて動く家とかホラーだから!!」
「でも動くゴーレムに住めば効率的じゃない?」
「効率的とか言わないで!! それもう“家”じゃなくて“徘徊型建築魔物”だよ!!」
(セラフィーの“結果オーライ”の基準、惑星単位でズレてんだよ!!)
リリアは瓦礫を見つめたまま、頭をかきながらため息をついた。
「正直さー、あんま自信ないんだよ。
ガリバー旅行記とかリトル・ワールドになっても知らないよ……」
セラフィーは腕を組んだまま、崩れかけた屋敷を見上げ、どこか楽しげに口角を上げた。
「まあ、個人的には――ガウディの“サグラダ・ファミリア”みたいな家に住んでみたいけどね。」
彼女はゆるく首を傾け、夕焼けに染まる空を仰ぐ。
壊れた屋根越しに覗く光が、瞳の奥でちらりと揺れた。
「未完成のままでも、美しいって思える場所……悪くないでしょ?」
(よくねーよ!! あれ、完成を待たずに建築家が路面電車に轢かれてんだぞ! この国なら俺、完成前に『暴走した綿菓子馬車』に轢かれて死ぬ未来しか見えねーわ!!)
(第一、ここ『勇者邸』だろ!? サグラダ・ファミリアって教会だぞ!あれ未完成のまま何百年経ってるんだぞ!?そもそも、俺の家が『歴史上もっとも有名な未完成建築』になったら、一生工事中の足場で寝起きすることになるだろーが!!)
吹き抜ける風が、まるで工事中の現場音みたいに耳に響く。
(……頼む、せめて今回は、完成まで生き延びさせてくれ……)
ブッくんがリリアの肩で小声をもらした。
「……フラグ、立ったな」
(やめろぉ!! それ今言う!?)
(そもそも、いつもだいたいこういうのやると、やりすぎるんだよ……)
(“ちょっと風通し良くしよう”って壁に穴開けたら、竜巻発生装置になったし……)
(“庭に池でも作るか”って魔力流したら、発電所ダム付きの人工湖ができたし……)
(“自動掃除ゴーレム”は三日後に自治意識芽生えて労働組合つくってたし……)
(“地盤を安定させよう”って呪文をポンと放ったら、地脈が暴走して新しい渓谷が出現したんだよね……。今じゃ“王国のグランドキャニオン”として観光地化してるらしいけど。)
(……グランドキャニオンはまだいい。一番最悪だったのは、良かれと思って街灯に『自動調光魔法』をかけた時だ。)
(術式がバグった瞬間、王都の広場が24時間体制の爆音ディスコ会場と化したんだよね。
七色に激しく点滅する街灯の下、住民たちが自力では止められないステップを三日間踊り明かした『熱狂の不夜城事件』……。)
(今でもあの地区のやつらと目が合うと、無言で高速サイドステップ踏まれるんだぞ!? 完全にトラウマ植え付けてんだろ!!)
(……頼む、今度こそ、地形変動なしで家を建てさせてくれ……!!)
風が吹き抜け、崩れた柱の影がゆっくりと伸びていく。
再建という名の――最も不安で、最も笑えないクエストが幕を開けた。
そのとき、胸郭の内側で、まだ名を持たぬ鼓動が、ほんの一拍だけ――微かに跳ねた。
――遠く、王城の最上層で、誰かの指先が、わずかに間を置いて止まった。
それが何を意味するのか、まだ誰も知らない。
――ただ、王都の風だけが、わずかに向きを変えていた。
リリアは王宮の石段を降り、西地区へと歩き出した。
玉座の間の喧騒が遠ざかるにつれ、
胸の奥に残っていた甘ったるい空気も、ようやく風に溶けていく。
(……やっと砂糖の匂いから解放された……。次は“現実”の確認か)
王都はまだ、戦の爪痕を残していた。
焼け焦げた煉瓦の匂いと、修復魔法の光が街のあちこちで交錯し、
遠くでは職人たちの掛け声と鐘の音が、ゆるやかに響き合っていた。
空は少し白く濁り、風の中には灰と焦げた砂糖の甘さが、灰の中でまだ息をしていた。
(……たぶん、王の“スイーツ庫”も一緒に燃えたんだろうな)
それでも、人々の表情には、ようやく“日常”の色が戻りつつある。
壊れた店先を笑いながら直す職人、瓦礫の隙間に花を置く子ども。
その小さな手の動きが、この国の心臓をもう一度動かしていた。
リリアはため息をつき、遠くに見える西区の瓦礫群を見やった。
(……あの中に“半壊した豪邸”があるってわけか。
どう見ても“夢のマイホーム”じゃなくて、“再建地獄の現場”だな……)
(完全に“冒険ファンタジー”から“建築サバイバル”にジャンル移行してるんだけど……)
それでも、ほんの少しだけ期待はあった。
“魔導卿の別邸”という肩書きが、かすかに高級感を残していたからだ。
けれど、その淡い幻想は――数時間後、見事に粉砕されることになる。
日が傾き始めたころ、リリアたちは王都西区――通称「貴族街(今は更地)」に到着した。
風が抜ける音がやけに広く響き、街そのものの輪郭がまだ“再生の途中”に見えた。
目の前に広がるのは、栄華の残骸。
傾いた門柱、ねじれた鉄柵、崩れ落ちた屋根の下には砲弾の痕が点々と残る。
瓦礫の間に生えた草だけが、かろうじて「生きている」と言える存在だった。
そして――玄関の前には、腹から真っ二つになった「カエルの王像」。
石の断面は黒く焼け焦げ、無理やり引き裂かれたように歪んでいる。
王冠だけが転がり、夕陽の光を受けて虚しく輝いていた。
まるで、この屋敷の主が、とうに不在であるかのように。
「なにこれ……?」
頬をひきつらせたまま、リリアはその光景を見つめていた。
一拍、言葉を失う。
「……うわ、これもう“屋敷”じゃなくて“遺跡”だろ……」
(ていうかどこが屋敷だよ!? どう見ても“勇者専用の心霊スポット”だろこれ!!)
ワン太が瓦礫の上をとことこ歩き、崩れた柱の根元で立ち止まる。
鼻をひくつかせ、ぴたりと尻尾を下げた。
その姿がすべてを語っていた。
その横で、ブッくんが羽をぱたぱたと動かして言った。
「……ふむ。“勇者邸(廃墟)”。初回特典で“心霊ボーナス”ついてそうやな」
(やめろ!! そのネーミングだけで夜眠れなくなる!!)
リリアは崩れた門の前で立ち尽くし、瓦礫の山を見上げた。
風が吹くたび、どこかの窓枠がきい……と不吉に軋む。
(……なにこの“ここから先は入ってはいけない”感。
絶対ホラーイベント始まるやつじゃん……!)
そんな内心とは対照的に、セラフィーはまるで買い物のついでみたいな顔で腕を組むと、
淡々と口を開いた。
「まあ、“構造錬成(アルケ・アーキテクト)”で直せばいいのよ。あなたの魔力なら一瞬でしょ。
ゴーレム作れるんだから、原理は同じ。あとは“再建用魔力”を流し込めば完成よ。」
「……いやいや、簡単に言わないで! そもそも家なんか作ったことないし!!
作ったことあるの、ゴーレムと……巨大鍋と……あと失敗した温泉装置だけだから!?」
セラフィーが妙に興味ありげな顔で眉をひそめた。
「温泉装置?」
「起動した瞬間、地面から溶岩噴き出して、一都市まるごと“温泉街”になったんだよ!!」
セラフィーが目を瞬かせ、さらっと言う。
「……結果的に観光地化したなら、成功じゃない?
構築系の魔法はもう習得済みでしょ?なら、余裕じゃない?」
「……うん、まあ、そうなんだけど。」
「いやゴーレムと家は違うでしょ!? 生きて動く家とかホラーだから!!」
「でも動くゴーレムに住めば効率的じゃない?」
「効率的とか言わないで!! それもう“家”じゃなくて“徘徊型建築魔物”だよ!!」
(セラフィーの“結果オーライ”の基準、惑星単位でズレてんだよ!!)
リリアは瓦礫を見つめたまま、頭をかきながらため息をついた。
「正直さー、あんま自信ないんだよ。
ガリバー旅行記とかリトル・ワールドになっても知らないよ……」
セラフィーは腕を組んだまま、崩れかけた屋敷を見上げ、どこか楽しげに口角を上げた。
「まあ、個人的には――ガウディの“サグラダ・ファミリア”みたいな家に住んでみたいけどね。」
彼女はゆるく首を傾け、夕焼けに染まる空を仰ぐ。
壊れた屋根越しに覗く光が、瞳の奥でちらりと揺れた。
「未完成のままでも、美しいって思える場所……悪くないでしょ?」
(よくねーよ!! あれ、完成を待たずに建築家が路面電車に轢かれてんだぞ! この国なら俺、完成前に『暴走した綿菓子馬車』に轢かれて死ぬ未来しか見えねーわ!!)
(第一、ここ『勇者邸』だろ!? サグラダ・ファミリアって教会だぞ!あれ未完成のまま何百年経ってるんだぞ!?そもそも、俺の家が『歴史上もっとも有名な未完成建築』になったら、一生工事中の足場で寝起きすることになるだろーが!!)
吹き抜ける風が、まるで工事中の現場音みたいに耳に響く。
(……頼む、せめて今回は、完成まで生き延びさせてくれ……)
ブッくんがリリアの肩で小声をもらした。
「……フラグ、立ったな」
(やめろぉ!! それ今言う!?)
(そもそも、いつもだいたいこういうのやると、やりすぎるんだよ……)
(“ちょっと風通し良くしよう”って壁に穴開けたら、竜巻発生装置になったし……)
(“庭に池でも作るか”って魔力流したら、発電所ダム付きの人工湖ができたし……)
(“自動掃除ゴーレム”は三日後に自治意識芽生えて労働組合つくってたし……)
(“地盤を安定させよう”って呪文をポンと放ったら、地脈が暴走して新しい渓谷が出現したんだよね……。今じゃ“王国のグランドキャニオン”として観光地化してるらしいけど。)
(……グランドキャニオンはまだいい。一番最悪だったのは、良かれと思って街灯に『自動調光魔法』をかけた時だ。)
(術式がバグった瞬間、王都の広場が24時間体制の爆音ディスコ会場と化したんだよね。
七色に激しく点滅する街灯の下、住民たちが自力では止められないステップを三日間踊り明かした『熱狂の不夜城事件』……。)
(今でもあの地区のやつらと目が合うと、無言で高速サイドステップ踏まれるんだぞ!? 完全にトラウマ植え付けてんだろ!!)
(……頼む、今度こそ、地形変動なしで家を建てさせてくれ……!!)
風が吹き抜け、崩れた柱の影がゆっくりと伸びていく。
再建という名の――最も不安で、最も笑えないクエストが幕を開けた。
そのとき、胸郭の内側で、まだ名を持たぬ鼓動が、ほんの一拍だけ――微かに跳ねた。
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