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しおりを挟む日常が戻ってきた……ような気がする。
デスクに座り書類を整理しつつ、今日はこの後は予定がなかったはずだとスマホを確認する。
そう言えば……結婚式の話は進んだのだろうか…なんて呑気に思った。
あの時から、私の方には話が来ないのだけれど、あの時宣言したまま撤回していない事に気が付き、都築川さんに現状を聞くと、衣装・引き出物以外は無難なランクで決め、招待客も先にリストアップしていたこともあり既に招待状は発送済みで、徐々に出席の返事も返ってきているらしい。
「会社関係の方は私が、当家関係はナヅナが担当してやらせて頂いております。渡利様のご実家関係はお忙しい所申し訳ございませんが、お母様にお願いいたしました。渡利様のお友達関係は、一定数集まり次第渡利様に見て頂く予定でおりました」
スラスラと出てきて、順調に進んでいることにホッとして、そう言えば雪斗さんのお姉さんに会ったことを言っていなかったことに気が付いて、遅ればせながら報告をした。
報告が遅くなったことを謝ると、笑いながら大丈夫だと言われた。
「本当は社長から先にご紹介しないといけないところだったのですが……。言い訳のようで申し訳ございませんが、社長ご自身も、長い間ご連絡を取っていなかったようで、お会いした当日は驚きすぎて言葉も無かったそうです」
そう言って、雪斗さんも忘れているであろうお姉さんの事を、都築川さんに先に謝られてしまった。
「もしご都合が良ければ、早めにご衣裳を決めたいと新しく担当になりました方から連絡が来ております。社長の都合も確認しなくてはいけないのですが、今週末などはいかがでございますか?」
流れるように説明され、まぁ…特別な用事もない事は分かっていたので、雪斗さんに合わせるので確認次第教えてもらえるように頼んだ。
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