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23 真面目なことは良いことだ
しおりを挟む宿題を広げ、ノルマをこつこつとこなす。
暇で暇でゴロゴロしていたりするよりはよっぽど有意義だとは思うんだけれど、なぜか周りの子は『真面目ね』と言う。まぁ……多分私は真面目な部類なのだと思う。
ぼんちゃんも、『真面目なのは良いことだぞ』って言ってたし、なんだかんだと言われたことも無いから、ぼんちゃんの理想的な真面目さなのだろうと思う。
「怜くんは宿題終わったって言ってたな……」
双子だよねぇ?なんて時々確かめられるほど違うらしい私達。
ちなみに、自画自賛だけど顔面偏差値はかなりいい方だと思う。海外ではどうか分からないけど、日本人が好む綺麗な外人顔らしい。そして、怜くんは、そんな私の顔を少し男の子っぽくした感じ。基本女顔だと思うんだけど、不思議と女の子っぽくは感じない。
こんなに似てるのになんでだろう?
お泊まりセットの中から取り出した手鏡で自分の顔を見つつ思う。
まぁ…考えてもしょうがない。
そもそも性別が違うのだから。
けど、周囲はそんな共通点などお構い無しで、双子じゃないんじゃないかと疑ってくる。正直、何か違う気がするのは何となくわかる。
里奈曰く、怜くんは考えて行動するけど、私は本能で動いてる……らしい。認めたくないけど、あながち間違っていない事に驚きを感じる。やだ里奈ったら怖い子……である。
そんな事をうだうだと考えていたら、ノック音と共に怜くんが私を呼びに来た。
崇ちゃんが帰ってきたらしく、夕飯の前にお茶をどうかと呼ばれたらしい。
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