狼さんは許さない

黒猫文二

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第三章 蜘蛛女

調教

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「さぁ、次は私だよ~」

 ミカは、まだ放心状態のユウトの顔にまたがった。
 それから、ユウトの鼻をつまんで尿道口を口元へ近づけた。
 鼻呼吸を封じられたユウトの口が開いた所で、ミカは放尿を始めた。
 ユウトは窒息しないよう必死で小便を飲む。
 そうすると、ユウトの体は火照ってきて肛門の痛みも関係なく勃起が収まらなくなった。

「これはもう、いらないね~」

 ミカはユウトの上半身を拘束していた糸を鋭い爪の一閃で切って服を脱がした。

「逃げるなら今の内だよ~」

 当然ながらユウトはミカの尿の効果で動けない。
 ミカはユウトのペニスを片手で掴んで、自らの女性器の中へと飲み込んでいった。

「!?」

 ユウトのセックスの経験は、フーコとの「使い魔の儀式」という形での一回のみで実質童貞と変わりない。
 性感を高められた状態でミカの魔膣に刺激された途端、既に一度射精しているにもかかわらず暴発に近い形で二度目の射精をしていた。
 それに気づいたミカは目を細めてこう言った。

「へ~。そんなに私の中、気持ちよかったんだ。……でも、誰が出してもいいって言ったかな~?」

 ミカはユウトの腹を殴ってからで首を絞めて、で髪を掴んで手加減なしのビンタをした。
 ユウトは一体何が起こったのか一瞬理解できなかったがミカの姿を見て理解した。
 ミカの腕があったのだ。
 通常の二本の腕とは別に背中から四本の腕が生えていた。
 普段は人間を装う為に背中に収納出来るようになっていて、自由自在に出し入れ出来るようになっている。
 足を含めると八本。
 その姿はまさしく八本足の蜘蛛のようであった。

「お姉ちゃんもうやめて! これ以上乱暴にしないで! ん~~~」

 リカが必死で泣き叫ぶが、カエデの濃厚な口づけで無理やり黙らされた。

「リ~カ~。ペットにはね、こうやってしつけをしないとダメなんだよ~。特に、最初が肝心なのよ!」

 そう言ってからミカは再びユウトの頬に強烈なビンタをしてから、首を絞める力を強めて、しばらくユウトの苦しむ姿を堪能した後にようやく腕の力を緩めた。
 それから、ユウトの上半身を六本の腕でガッチリと抱きしめて対面座位の姿勢になった。
 それはちょうど、小柄なユウトがミカに包み込まれている状態だった。

「は~い。痛かったでちゅか~? 苦しかったでちゅか~? もう大丈夫でちゅよ~」

 ミカはわざとらしい猫撫で声を出しながら、五本の腕でユウトを抱きしめたまま右手で頭を優しく撫でた。
 ユウトはミカに抱きしめられながら優しくされている内に、まるで「自分を叱っていた母親に許されて抱擁ほうようされている」ような気持ちになり、ミカの甘い体臭で股間のモノも元気になっていた。

「今度は好きなときに好きなだけ出してもいいんだよ。ほ~ら、ドピュドピュしたいでしょ?」

 ミカにそう言われたユウトは全身がゾクゾクした。
 それからミカはリズミカルに

「ドピュ ドピュ」

「ドピュ ドピュ」

と言いながら体をゆっくりと揺らす。
 それを繰り返されて、ミカの言うままことしか考えられなくなったユウトは今までで一番の射精をした。

「は~い、いっぱいドピュドピュ出来て良い子でちゅね~」

 再びミカが猫撫で声を出しながらユウトの頭を撫でていると、カエデがリカをソファーの上に置いてやって来た。

「そろそろ私も欲しくなってきたわ」

 ミカは四本の腕を背中に収納してユウトを離した後に後ろから支える形になった。

「さあ、次は私と一つになりましょう」

 先ほど大量の射精をしたばかりのユウトだが、カエデの妖艶さにあてられて半立ちになっていた。
 さらにミカから

「カエデお姉ちゃんにもいっぱいドピュドピュしてあげて」

と囁かれると完全に硬くなった。
 そこでカエデが前からユウトとつながり対面座位の体勢になり、二人で挟む形になった。
 今のユウトの体格だと頭が二人の胸に埋もれる形になる。
 全身が前後から女体に挟まれて、頭では柔らかい感触と甘い体臭、ペニスはカエデの魔膣に締め付けられる。
 その強烈な快楽にしばらく攻められた後、ユウトは先ほどと匹敵するほどの射精をしていた。

(あ、もうダメかもしれない……)

 ユウトの視界がボヤケて揺れる。
 限界を超えて意識を失いかけていた。
 カエデがユウトから離れて、膝を立てた状態で仰向けになり足を広げて正常位を誘う体勢になる。
 自分では身動きできないユウトの代わりにミカがユウトをカエデと一つにさせようとする。
 だが、意識を失いかけているユウトのペニスは俯いたままだった。
 しかし、ミカがユウトに

「ほ~ら、シコシコドピュドピュ シコシコドピュドピュ シコシコドピュドピュ」

と言いながらユウトのペニスを手で刺激するとみるみるうちに硬く元気になっていた。

(なんだこれ、もう自分の体が自分のものじゃないみたいだ……)

 ユウトはこのまま洗脳されきって自分が自分でなくなるのではないかと恐怖した。
 ミカの導きでカエデと一つになった後、ユウトの上半身はカエデの上半身に倒れこむ。
 そこからミカが後ろからユウトの体に手を入れて体を密着させて、そのままユウトの代わりに前後に動く。
 再び二人に挟まれる形で極上の快楽攻めをされたユウトはしばらくして射精をするが、それはもはや精液も殆ど出ていない限界を超えた絶頂であった。
 そしてユウトは今度こそ完全に気絶していた。

「あれ~? 何勝手に寝ちゃってるのかな~」

 ミカがユウトを無理やり起こそうとするが、カエデが静止した。

「ダメよミカ、今日はもうお終いにしましょ」

「は~い」

 ミカはカエデの言葉に素直に従い、シャワーを浴びに部屋を出て行った。
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