悪役令息な兄に転生しました。

オッドアイ

文字の大きさ
15 / 28

15話

しおりを挟む


 これからのことを予定立てていきながら身を清める。ニヴェンとの愛の証を流し落とすのは少しもったいない気もするが、この状態で王子に会うと不敬罪だろう。溜息を吐きながらシャワーを浴びていると、胸元に何かが見えた気がした。
 湯気で見えにくいが、少し赤くなっている。本当に気をつけて見ないと気がつかないほどの薄い跡。
 跡、というキーワードで一気に答えに辿り着く。この赤みはニヴェンが残してくれた跡。所有印、キスマーク。
 シャワーとは関係なく顔が真っ赤になる。ニヴェンが残してくれたキスマークが本当の本心なんだと、疑うことなく信じることができる。根拠なんて何もない。ただそれが事実なのだと分かっているからだ。
 きっと何度もしてくれたのだろう。この一つしか見えないが、きっと左胸には何回か跡を残してくれていたと分かる。
 赤い跡から熱が全身に広がる。
 ニヴェンの少し高い体温に包まれているかのように、ふんわりと体のいらない緊張がほぐれ、自然体になることができた。
 自分の思う道を進めばいいといつも背中を押してくれたニヴェン。今も伝わってくる熱から言われているようだ。自信を持てばいいと勇気付け、背中を押してくれる。
 体を駆け巡る熱が局所に集まってくる。つい先ほどまで混ざり合っていた熱を忘れることなんて出来なくて、今まで溜めていた性欲はまだまだ吐き出したりなくて。思い出したニヴェンの痴態に局所へ手が伸びる。ニヴェンのことを思えばすぐに吐き出すことができる。
 一晩中吐き出し続けたものとは思えない張り切り方に、カインも苦笑してしまう。
 それでも右手が逸物を擦ることは止められなくて、あの狭くも熱く蕩けたニヴェンの中を思い出しすぐに果ててしまう。最後頭に思い浮かんだニヴェンは昨夜の淫らなニヴェンではなく、いつもの気の緩んだふにゃんとした笑顔のニヴェンだった。





++++++++++






 ニヴェンはカインがちゃんと豚子爵の元へと行くことを信じていたので、豚子爵の元に行くことはしなかった。王宮の者の中には王子暗殺事件の時のように、ニヴェンよりも優れたものは想像以上にいる。下手打ってカインたちに捕まってしまうのは危険だ。それよりも次のカインたちの敵となるであろう人物の元へと行き、また証拠集めをしておいた方が今後もスムーズに進むはずである。

 次のターゲットは乱行パーティーに是非とも参加して欲しかった人物の一人で物語の中でも重要な人物である。
 ニヴェンが豚子爵を偽装して手紙を出し、パーティーを開いてもらうように圧をかけてもらった人物でもある。この人物のおかげで無事とは言えないがパーティーを開いてもらうことが出来た。
 その人物は上位貴族の一つ、公爵家であり、王宮における権力もなかなかに持ち合わせている人物である。無駄に知恵と権力があるため、結構悪どいことも平気でするし、それを隠すこともうまい。
 外見の特徴は豚子爵とは真逆で細身の陰険な雰囲気だ。狡猾な性格は癖が強く、蛇のように執念深いくせに尻尾を掴ませない。人の闇に付け入ることが得意な人物である。
 物語のファンから、蛇公爵と言われていた。
 この蛇公爵は綺麗なものが好きだ。それが大人でも子供でも、男でも女でも、蛇公爵の美センスに反応すれば集めて鑑賞する趣味がある。
 しかしお気に入りになれば態度は一変してしまう。
 お気に入りに対しては加虐的になってしまう。蛇公爵のセックスは持久力勝負となる。甘い毒に侵された体は我慢ができなくなり、自分から蛇公爵を求めるようになる。求めた先は大きく開いた顎門のなかで、ふらふらと入り込んでしまえばその闇に一飲みされ、出てくれなくなる。



 さて、そんな人を信用しないような人物のもとへどうやって潜り込もうか。
 蛇公爵は警戒心が強くて豚子爵のようにすぐには潜り込めないだろう。証拠集めも慎重にしていかなければ、神経質な御仁であるから下手を打てばすぐにバレて消されてしまうだろう。

 物語のカインと蛇公爵はどのようにして出会ったんだっけ?
 確か、蛇公爵とカインが出会う時には、ニヴェンも裏社会でのそれなりの地位までのし上がっていたはず。
 そうか、その裏社会で先にニヴェンと蛇公爵が出会って、ニヴェンの鋭利さに感心して興味を持たれて、モーションかけられてもその頃のニヴェンはカインに対する復讐で頭がいっぱいだったから蹴ったんだ。
 蛇公爵に靡かない存在は珍しく映り、蛇公爵の執念に火をつけてしまって執拗に追いかけ回されるんだ。
 その中で蛇公爵に取引を持ちかける。ニヴェンが欲しければカインを痛い目に合わせて欲しいと。
 蛇公爵は迅速に行動しカインを捕まえる。ニヴェンの前まで連れてきて、さぁどのように料理して欲しいんだ、と。
 カインを前にすると湧き上がる暗い愉悦。捕まえる際についたであろう擦り傷と土埃で薄汚れている姿。それがニヴェンの心を満たしていく。
 どうとでも、僕が満足できたならどんな方法でも構わない。公爵家の力を使って僕が想像できないような方法で楽しめませてくれたなら、僕もそれなりの見返りを約束しよう。
 そんな高飛車な言い様が不思議と悪役なニヴェンには似合っており、普段ならそんな物言いをしたやつは問答無用で消し去る蛇公爵も、この時ばかりは煽られるだけであった。

 不穏な空気に体を震わせるカイン。小柄ながらニヴェンの弟なだけあり、顔は整っている。澄まし顔をすれば幼さの中に美しさを見て取ることもでき、不安に揺れながらも屈服しない真の強さは瞳を煌めかせる。
 一気に蛇公爵の興味を引くカイン。この少年を味見するのもまた一興かと食指が向く蛇公爵。
 手酷く痛めつけて欲しい。曖昧な表現に手段を悩む蛇公爵。
 痛めつける方法はいくらでもある。拷問から精神攻撃まで、さてニヴェンはカインの何を壊したら満足するのだろうか、しばし思案し、ふとカインと目が合う。そして唐突に理解した。

 そうか、カインのこの煌めく光を壊したいのだ、と。

 そうと分かれば後は実行に移すのみだ。まだ穢れを知らないカインの心を折るなんて容易いことだ。カインがニヴェンを見つめるその瞳にわずかに縋るような光を見つけた時、蛇公爵は仄暗く嗤う。

 まずはカインに媚薬入りの香油を塗りたくり、中まで軽くほぐす。
 その後に無表情でこちらを見ていたニヴェンにも媚薬を嗅がせて昂らせる。
 反抗するニヴェンだが、媚薬で力が十全に出せないようである。簡単に組み伏せる。

「何をするつもりだ!話が違うじゃないか!っ離せ!僕に触れるなっ!」

 熱い息を吐きながら抵抗するが蛇公爵には敵わない。

「なに、君には思いつかないような方法で痛めつけて欲しいのだろう?そのための準備だよ。まぁ私に委ねてなさい。」

 歯牙にもかけないその言い様に頭に血が上る。
 蛇公爵はニヴェンの男とは思えないような滑らかな肌を堪能するように手を這わす。
 媚薬で興奮し少し汗ばんでいる肌は蛇公爵の肌に吸い付くようだ。ニヴェンの性感帯を見つけてはそこを嬲っていく。
 手は次第に下に降りていき、ニヴェンの逸物に手をかける。まだ触れてもいなかった逸物はすでに反り返り、先端から先走りを零している。
 溢れた先走りを竿全体に広げるようにしごいていく。

 そんな二人の絡みにカインも煽られるように興奮していく。
 いつも辛辣で怜悧な兄が顔を上気させ息が乱れている。
 カインを見る瞳には親愛の情なんてなかったが、それでも血を分けた兄弟だ。いつかは分かり合えると、冷たくあしらわれても希望を捨てることができなかった。
 幼い頃、母の男の一人に手酷く痛めつけられた時も、何も言わなかったが手当てをしてくれた。体を動かすのが辛くてご飯を探しに行けない時は何時の間にか枕元に食料が置かれていることもあった。
 その時の記憶が無くならず、あの時の兄に戻ってくれると期待せずにはいられなかったのだ。

 感情らしい感情を見せてくれたことなんてあまりなかった兄が、乱れている。その光景に目が離せないでいた。

 ニヴェンがそろそろ達してしまいそうだというタイミングで蛇公爵の手が止まる。拒絶しながらも達かせてくれない蛇公爵を睨みつける。
 しかしその瞳は熱で潤み、ニヴェンの色気に拍車がかかる。

 そんな反抗的な瞳をしているニヴェンに蛇公爵も局所が滾ってくる。
 しかしまだニヴェンに入れるのは早い。ちゃんとニヴェンとの約束を守ってからだと、妙に律儀な考えをする。

 ちらりとカインを見ると、カインもニヴェンの色香に当てられたようで、ニヴェンに欲情した視線を飛ばしている。 
 カインの元まで行き、カインが警戒するように身を固めるが、拘束具を調整し、手足が暴れないようにし直す。その後にひっくり返すと仰向けになり局所が丸見えになってしまう。瞬時に顔を赤くしたカインに失笑が漏れる。しかしその後の行為も想像できているのだろう、表情は固い。

 そんなカインを適当に流し、蛇公爵が手放した時と同じ体勢でいるニヴェンの元へと戻る。何がしたいのか全くわからない様子らしいニヴェン。蛇公爵を見る表情が訝しげである。
 ニヴェンを恭しく抱き上げ、カインのそばに行く。両者から似たような視線を投げかけられており、兄弟だなと思ってしまった。

「いやなに、この少年はまだ兄離れができていないようだから、助けてあげようと思ってね。弟くんが思うほど、綺麗でもなければ優しさもない。所詮は偶像にしか過ぎないのだと。」

 蛇公爵はギンギンに反り返っているニヴェンの逸物を掴むとカインの後孔に添える。ニヴェンを動かすのは手間なので、手っ取り早くカインの腰を掴み引き寄せる。
 ニヴェンの逸物をカインの後孔に添えた時点でニヴェンは察したように暴れるが、蛇公爵の拘束からは抜け出せなかった。
 カインも抵抗するがニヴェン以上にどうしようもできなかった。

 二人は蛇公爵の誘導通りに繋がっていく。
 カインの後孔は軽くしかほぐされていなかったので入った時の抵抗が強い。痛みを感じるほどだ。
 しかしそれはカインも同じなようで、カチカチの逸物が配慮もなく無遠慮に挿入されれば痛みが生じるのも無理はない。
 痛みに歯を食いしばり顔が歪んでいるカインを見るのは気持ちがいい。辛いのだろう、冷や汗が吹き出しているようだ。
 そこまで来てようやく蛇公爵の策略がわかった。このあまちゃんをニヴェン自身が犯して傷つければいいのだと。蛇公爵が言っていたようにカインは未だにニヴェンに未練があるようで、縋るような目が嫌いだ。同じ場所で過ごしたのに、カインだけ日の下で輝く姿が嫌いだ。
 今も兄が助けてくれると思っているのだろうということが手に取るように分かる。
 自分からカインに触れるなんて嫌過ぎて、確かに想像もしていなかった。ニヴェン自身でカインの中の優しい兄をぶち壊してしまえば、カインの絶望もさぞかし深いものになるだろう。
 そんな想像をすれば急に愉しくなってくる。これは蛇公爵にお礼を言わなければならなくなった。

「公爵様、確かに僕には想像もつかなかった方法だ。こんな薄汚い奴に自分から触れようなんて考えもしなかったから。今でもコイツと触れている部分から腐り落ちそうな感覚がしてくる。虫酸が走り吐いてしまいそうだ。」

 カインを蔑む言葉を間近で聞いてしまう。認めたくなったニヴェンの言葉に、表情を見ればそれが現実なのだと打ちのめされる。
 ニヴェンの吐く毒に視界が黒く染まっていく。

「ははっ最高だ!これっぽっちの言葉で絶望するのか?まだまだこれからだろう。
 そんな暗い目をしていながらここは元気に勃っているぞ?なんて穢らわしい奴なんだ。お前は小さい頃から咥え込むのが得意なようだったからな。男のものだったらなんでもいいんだろう、母親と同じように。」

 侮辱する言葉は後を絶たず、今までの鬱憤を晴らすように止めどなく溢れてくるようだ。

 そんな言葉の暴力を止めたのは他でもない蛇公爵であった。
 暗く底光りしながら活き活きと弱者を虐めているニヴェンが可愛く映ってしまう。言葉でもいたぶりながら、若い性に勝てず、腰が揺らめいている姿に欲情する。我慢しきれずに手を出してしまった。
 揺れている腰を掴み、蛇公爵の滾った逸物をニヴェンの後孔に押し当てる。ニヴェンの後孔はカインのように触られていないため、全くほぐれていない。

「君も満足したようだから、約束の見返りを貰うよ。君も後ろは初めてではないんだろう?全くほぐしていないのに、上手に飲み込めているよ。絶えず誰かに可愛がってもらっているようだね。妬けてしまうよ。」




しおりを挟む
感想 62

あなたにおすすめの小説

番に見つからない街で、子供を育てている

はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。 異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。 現世の記憶は失われているが、 この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。 街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、 ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。 だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。 再会は望まない。 今はただ、この子との生活を守りたい。 これは、番から逃げたオメガが、 選び直すまでの物語。 *本編完結しました

脱落モブ男が人気アイドルに愛されるわけがない

綿毛ぽぽ
BL
 アイドルを夢見るも、デビューできずオーディション番組に出演しても脱落ばかりの地味男、亀谷日翔はついに夢を諦めた。そしてひょんなことから事務所にあるカフェで働き始めると、かつて出演していた番組のデビューメンバーと再会する。テレビでも引っ張りだこで相変わらずビジュアルが強い二人は何故か俺に対して距離が近い。 ━━━━━━━━━━━ 現役人気アイドル×脱落モブ男 表紙はくま様からお借りしました https://www.pixiv.net/artworks/84182395

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました

SEKISUI
BL
 ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた  見た目は勝ち組  中身は社畜  斜めな思考の持ち主  なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う  そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される    

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

英雄の溺愛と執着

AzureHaru
BL
転生した世界は前世でどハマりしたBLゲーム。最推しは攻略対象!ではなく、攻略対象達の剣術の師匠である、英雄の将軍閣下。メチャクチャイケオジでドストライクだった主人公はこのイケオジみたさにゲームをやっていた。その為に、ゲームの内容など微塵も覚えていなかった。 転生したからには将軍閣下を生でみないとというファン根性で付きまとう。 付き纏われていることに気づいていた将軍だか、自分に向けられる視線が他とは違う純粋な好意しかなかったため、戸惑いながらも心地よく感じていた。 あの時までは‥。 主人公は気づいていなかったが、自分達にかけらも興味を持たないことに攻略対象者達は興味をそそられ、次第に執着していく。そのことにいち早く気づいたのは剣術指南役の将軍のみ。将軍はその光景をみて、自分の中に徐々に独占欲が芽生えていくのを感じた。 そして戸惑う、自分と主人公は親子ほどに歳が離れているのにこの感情はなんなのだと。 そして、将軍が自分の気持ちを認めた時、壮絶な溺愛、執着がはじまる。

帝に囲われていることなど知らない俺は今日も一人草を刈る。

志子
BL
ノリと勢いで書いたBL転生中華ファンタジー。 美形×平凡。 乱文失礼します。誤字脱字あったらすみません。 崖から落ちて顔に大傷を負い高熱で三日三晩魘された俺は前世を思い出した。どうやら農村の子どもに転生したようだ。 転生小説のようにチート能力で無双したり、前世の知識を使ってバンバン改革を起こしたり……なんてことはない。 そんな平々凡々の俺は今、帝の花園と呼ばれる後宮で下っ端として働いてる。 え? 男の俺が後宮に? って思ったろ? 実はこの後宮、ちょーーと変わっていて…‥。

平凡な俺が完璧なお兄様に執着されてます

クズねこ
BL
いつもは目も合わせてくれないのにある時だけ異様に甘えてくるお兄様と義理の弟の話。 『次期公爵家当主』『皇太子様の右腕』そんなふうに言われているのは俺の義理のお兄様である。 何をするにも完璧で、なんでも片手間にやってしまうそんなお兄様に執着されるお話。 BLでヤンデレものです。 第13回BL大賞に応募中です。ぜひ、応援よろしくお願いします! 週一 更新予定  ときどきプラスで更新します!

処理中です...