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第3話
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そこにはあの荒廃した都市とは違う、自然に溢れた村があった。
「おい!お前!」
突然後ろから声をかけられた。
「こんな所になぜいる!身分証を見せろ!」
あー、異世界物によくあるやつだ。確か持ってないって言えば大抵作ってもらえたはず。あと、意外とこういう屈強な人は優しいのが定番。
「すみません、身分証は持っていないんですが…」
「何、身分証を持ってないー?普通、生まれた時に生成されるんだからないことは無いだろ!ますます怪しい、よし、お前を連行する。手を前に出せ!」
あれー、思ってたんと違う…
俺は渋々手を出し大人しく従い、連行されることに。
「しばらくここに入ってろ!」
と、言われ、入れられたのはよくイメージする、定番の牢屋だった。さて、どうしよう…
というかウィンズ様最低限の物はくれるって言ったのに絶対必要な物貰ってないよ…
という感じで悩んでいたその時。
「こいつです。サイロン様。」
「フォッフォッフォ」
さっき俺を捕まえた兵士とそのお偉いさんっぽい人、そして、いかにも魔術師みたいなおじいちゃんが来た。
すると、
「誰がおじいちゃんだと?」
「!!?」
あれ俺声だしたか?いや、出してないはず。じゃあ何で今思った事が知られたんだ???いや、当てずっぽうで言った可能性も…
「まぁそう悩むでない。楽にせぇ、楽に。」
何だろうなぜか声が出ない…まるで金縛りみたいな感じで。
「では、今から尋問を始めるぞい。ちなみに声が出ないのはワシが発言権を許していないからだ。ではまず、お主はどこから来た?」
そう言われると同時に声がなぜか出るようになった。とりあえず、さからったら逆効果だろうし、素直に答えよう。
「日本です。」
「ニホン?どこだそれは、…嘘はついておらんか。」
あっ、そう言えば異世界だった…言った後に気づいた。でも、嘘言ったら言ったでばれそうだしなー
「異世界じゃと?お主この世界の人間ではないのか?」
「あ、」
「ふむ、なかなかなイレギュラーじゃの、どれ、ワシに事情を話してくれんか?」
初めてだ、正体速攻でバレるファンタジー見たの。
「まぁ、とりあえずお主が危険人物では無いことは分かった。おい、この者を解放してやれ。」
「分かりました。」
ガチャ
「手を前に出せ。」
チャリン
こうしてなんとか牢屋から出れた。が、このおじいちゃんにどう説明しようか…正直に話して信じてくれるのだろうか…まぁ嘘で誤魔化そうとしたら絶対バレるから正直に話そう…
「では、話を聞こうかの?」
「すいません、あのそちらの衛兵さん(?)には出ていってもらえないでしょうか?」
とりあえずこのおじいさんには話すけど、他の人に聞かれたらヤバいと思うから、一旦この人には部屋から出て行ってもらおう、聞かれて騒がれてもめんどくさいしね。
「ふむ、確かにその通りじゃ。お前等少し席を外してくれんかの?」
「了解しました。」
そう言うと男達は出ていった。
「では改めて話を聞かせてもらおうかのう?」
「おい!お前!」
突然後ろから声をかけられた。
「こんな所になぜいる!身分証を見せろ!」
あー、異世界物によくあるやつだ。確か持ってないって言えば大抵作ってもらえたはず。あと、意外とこういう屈強な人は優しいのが定番。
「すみません、身分証は持っていないんですが…」
「何、身分証を持ってないー?普通、生まれた時に生成されるんだからないことは無いだろ!ますます怪しい、よし、お前を連行する。手を前に出せ!」
あれー、思ってたんと違う…
俺は渋々手を出し大人しく従い、連行されることに。
「しばらくここに入ってろ!」
と、言われ、入れられたのはよくイメージする、定番の牢屋だった。さて、どうしよう…
というかウィンズ様最低限の物はくれるって言ったのに絶対必要な物貰ってないよ…
という感じで悩んでいたその時。
「こいつです。サイロン様。」
「フォッフォッフォ」
さっき俺を捕まえた兵士とそのお偉いさんっぽい人、そして、いかにも魔術師みたいなおじいちゃんが来た。
すると、
「誰がおじいちゃんだと?」
「!!?」
あれ俺声だしたか?いや、出してないはず。じゃあ何で今思った事が知られたんだ???いや、当てずっぽうで言った可能性も…
「まぁそう悩むでない。楽にせぇ、楽に。」
何だろうなぜか声が出ない…まるで金縛りみたいな感じで。
「では、今から尋問を始めるぞい。ちなみに声が出ないのはワシが発言権を許していないからだ。ではまず、お主はどこから来た?」
そう言われると同時に声がなぜか出るようになった。とりあえず、さからったら逆効果だろうし、素直に答えよう。
「日本です。」
「ニホン?どこだそれは、…嘘はついておらんか。」
あっ、そう言えば異世界だった…言った後に気づいた。でも、嘘言ったら言ったでばれそうだしなー
「異世界じゃと?お主この世界の人間ではないのか?」
「あ、」
「ふむ、なかなかなイレギュラーじゃの、どれ、ワシに事情を話してくれんか?」
初めてだ、正体速攻でバレるファンタジー見たの。
「まぁ、とりあえずお主が危険人物では無いことは分かった。おい、この者を解放してやれ。」
「分かりました。」
ガチャ
「手を前に出せ。」
チャリン
こうしてなんとか牢屋から出れた。が、このおじいちゃんにどう説明しようか…正直に話して信じてくれるのだろうか…まぁ嘘で誤魔化そうとしたら絶対バレるから正直に話そう…
「では、話を聞こうかの?」
「すいません、あのそちらの衛兵さん(?)には出ていってもらえないでしょうか?」
とりあえずこのおじいさんには話すけど、他の人に聞かれたらヤバいと思うから、一旦この人には部屋から出て行ってもらおう、聞かれて騒がれてもめんどくさいしね。
「ふむ、確かにその通りじゃ。お前等少し席を外してくれんかの?」
「了解しました。」
そう言うと男達は出ていった。
「では改めて話を聞かせてもらおうかのう?」
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