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第5章 鍛治橋監獄
1 一途な思い
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明治十三年十一月十日
東京横浜毎日新聞社の二階で行われた国会期成同盟第二回大会を、私は間近に見た。
国会期成同盟は板垣退助率いる立志社が中心となって明治十三年三月、大阪で結成されていた。
政府に対し国会の早期設立を要望することが目的で、各地方の代表者が総計十万人にのぼる請願署名簿を携えて集結した上での発足だった。
同盟は協議の結果、国会開設を望む理由を九項にわけて書き記し、それを捧呈委員が上京して政府に提出した。
度重なる要請にもかかわらず、政府は、民衆に国会開設の請願権なしとして受取りを拒否し続けた。
発奮した全国の有志は、更に数か月に渡って個別に建白や請願を繰り返したが、埒は開かなかった。
こうした経緯は新聞で詳しく報道されていた。
第二回大会は、今後の方針を記した同盟合議書を作り親睦を深めることが目的だった。
初回は西日本の代表者が主だったが、今回は東京開催ということもあって参加者の出身地は全国に広がり、二十四府県から六十七名の代表者が出席していた。
会議の参加者は侃侃諤諤、歯に衣着せず率直に意見を言い合った。
怒号が飛び交ったかと思えば地鳴りのような笑い声が上がる。
目標は国会開設で一致しているが、合議書に記される文言や期日、予想される政府からの弾圧にどう対処していくかで意見は分かれた。
協議は長引きそうだった。
三日めの夕方、ここはいったん五日市へ戻って結果については沼間社長からの連絡を待とうと会場で深沢さんらと話し合っていた時だった。
扉が開いて出て行った若者の横顔に目が止まった。函館屋に居合わせた大原という男に似ている。
ねじり鉢巻きに前垂れという姿はまるで出前配達人だが、左手の甲に巻かれた晒を見て間違いないと思った。
「待ってけらい。ひょっとすて仙台出身のお方でねがすか?」
大原は階段を降りかけていたが、呼び止めた私にハッと振り向いた。
「あんた……信さんの店にいた……」
「懐かしいなと思って……俺ぁ白幡村の出だもんだから」
仏頂面だった大原は、緊張の糸を緩めたのか鉢巻きを取って会釈をした。
私と大原は三浦屋横の奥まった所にある、おでん屋に入った。
大原は二十一歳で盛岡の出だと言った。
生まれは白幡村に近い金成村で、しばらくそこで育ったという。
金成村は実母、知佳乃の出身地だ。
東京鎮台配属の現役軍人であるとも明かした。
政府は集会条例で現役軍人が政治に関する集会に出席することを禁じている。
そのような場所に変装してでも顔を出すところに、私は大原の一途な思いを感じ取った。
「しかし、おだづもっこだな。信さんの店にいた時は学生風だったのに、今度は出前配達人だ。普通の人間はそう化けられるもんでねえべ」
お調子者という意味の仙台弁を聞くなり、大原はへへと笑った。
「政府の中に天子様の思いを蔑ろにする不届き者がおるにちげえねえ。五年も前に天子様は、ゆくゆくは国会を作るというお考えを示されでだ。それが今じゃ、手のひら返したみでに門前払いだぁ。俺はそりゃ岩倉大臣のしわざだと思う。兄ぃもそう思わねが?」
大原は酒に弱い体質のようだった。
お猪口三杯分の酒で頬に赤味がさしている。
兄ぃと言われて、悪い気はしなかった。
「権力ってのは一度握ったら麻薬みてぇで放されねっつうがらな」
「俺たち教導団あがりのモンは、政府の手先にしかなれねぐなった。物言ってもいげね、人の話聞いでもいげね。ただ命令どおりにしてりゃいいって。盛岡出る時、周りになんて言って出て来たと思う?」
大原は顎を引き、上目づかいで私を睨み付ける表情になった。睡魔に抗っている様子だったが、台の上に両肘をつくと顔を埋めてあっさり寝始めた。
私はあどけなさの残る大原の寝顔を見ながら、自分が二十歳前後の頃を思い出した。
武士から平民となり、恩師は敗戦の責任を問われて投獄され、義母が亡くなった。
上京して始めた商売は軌道に乗らず、拠り所を求めていろんな宗教の門をたたいた。
大原の肩が規則正しく上下している。その横で鍋からグツグツと湯気があがるのを、ぼんやりと眺めた。
私は大原に対し、むやみに酒をすすめてしまったと後悔した。
努力しても報われず、不本意なことをやらされる不満はよくわかる。
寝てしまう前に、それだけでも伝えておけば良かったと思った。
翌朝、私と権八、深沢さん、土屋議員の四人は、帰り支度をして東京横浜毎日新聞社の前に立った。
ところが、まだ始業前のはずなのに社内がざわついている。
そのうちに蹄の音がして、馬に乗った沼間社長が現れた。
「どうなさったんすか、いったい!」
「すまんが説明してる暇はないんでね。後でうちの社員に聞いてくれ!」
沼間社長は深沢さんの問いに答えるなり拍車をかけて、馬を西に向かって走らせた。
私は呆然と見送ったが、出て来た社員の言葉に耳を疑った。
「大原という軍人が今朝早く、社に手紙を投げ入れてましてね。これです」
「大原って……東京鎮台のですか?」
私は手紙をもぎ取るようにして読み始めた。
角ばった文字で、国会開設要請を受け入れない政府の態度に業を煮やし、宮内省前で抗議の切腹をするので遂げた折には記事として取り上げて欲しいと書かれている。
何より現役軍人が切腹などすれば政府に衝撃を与えるだろうし、それこそが自分の与えられた使命であるというのだ。
「以前からちょくちょくここに来てましてね。武張ったところがありましたが、社長はかわいがってました。それが……」
不安が的中してしまった! こんなにも早く!
私は手紙を突き出すと叫んだ。
「馬! 馬貸してけろ!」
赤坂仮皇居は外堀沿いを西に進んだ辺りという記憶をたよりに、私は馬を走らせた。
移動手段としては時折乗るが、全速力で馬を駆るのは仙台藩士として出征する前の調練の時以来だ。
やがて坂を登った正面にこんもりとした森が見えてきた。
あれが皇居だろうと見当をつけた瞬間、右方向から争う声が聞こえてきた。
「だから怪しい者じゃない! 仲間を引き留めに来たんだ! 通してくれ!」
沼間社長の声だった。
さらに近づくと、門番駐在用の小屋根が見えてきた。
着いてみると沼間社長は門の前で止められていた。要人の馬車が通ったあとで扉が開いている。
私は警備員達からは死角になる位置で馬を降りると、閉じかかっていた門をくぐり抜けた。
宮内省らしき大きな建物のあるほうへ向かって走る。
すぐに、声が聞こえてきた。
「やってみろよ! そしたら陛下にこれを届けてやらあ」
咄嗟に途中にあった小屋の壁に身を隠した。
軍服を着た男が、路上で正座している。
後ろ姿でよく見えないが、背格好と髪型から大原に間違いなかった。
警備員二人が大原の周りをぐるぐる回っている。
一人は、手にした封書を顔の前でひらひらさせていた。
「短刀どころか竹光じゃねえのか? ゆすっても何も出やしねえぞ! うおっ、やりやがった! 本気で死にたいならおめえ、もっとぐいっと……」
私は飛び出ると、正座している大原の前に屈みこんでいる警護員を力の限りに突き飛ばした。
振り向くと、大原の左の脇腹から腿の付け根にかけて太い鮮血の筋ができている。
「やめろ! 大原!」
ゆっくりと顔を上げた大原の目が、笑ったように見えた。
「兄ぃも……おだづもっこ……だな……」
次の瞬間、腹部に強烈な痛みを感じた。
脳天を殴打され、両脇を後ろから抱え込まれたまま地面に顔をこすりつけるようにして組み伏せられた。
目の奥から黒い粉のようなものが蠢くのを感じると同時に、意識が薄れていった。
東京横浜毎日新聞社の二階で行われた国会期成同盟第二回大会を、私は間近に見た。
国会期成同盟は板垣退助率いる立志社が中心となって明治十三年三月、大阪で結成されていた。
政府に対し国会の早期設立を要望することが目的で、各地方の代表者が総計十万人にのぼる請願署名簿を携えて集結した上での発足だった。
同盟は協議の結果、国会開設を望む理由を九項にわけて書き記し、それを捧呈委員が上京して政府に提出した。
度重なる要請にもかかわらず、政府は、民衆に国会開設の請願権なしとして受取りを拒否し続けた。
発奮した全国の有志は、更に数か月に渡って個別に建白や請願を繰り返したが、埒は開かなかった。
こうした経緯は新聞で詳しく報道されていた。
第二回大会は、今後の方針を記した同盟合議書を作り親睦を深めることが目的だった。
初回は西日本の代表者が主だったが、今回は東京開催ということもあって参加者の出身地は全国に広がり、二十四府県から六十七名の代表者が出席していた。
会議の参加者は侃侃諤諤、歯に衣着せず率直に意見を言い合った。
怒号が飛び交ったかと思えば地鳴りのような笑い声が上がる。
目標は国会開設で一致しているが、合議書に記される文言や期日、予想される政府からの弾圧にどう対処していくかで意見は分かれた。
協議は長引きそうだった。
三日めの夕方、ここはいったん五日市へ戻って結果については沼間社長からの連絡を待とうと会場で深沢さんらと話し合っていた時だった。
扉が開いて出て行った若者の横顔に目が止まった。函館屋に居合わせた大原という男に似ている。
ねじり鉢巻きに前垂れという姿はまるで出前配達人だが、左手の甲に巻かれた晒を見て間違いないと思った。
「待ってけらい。ひょっとすて仙台出身のお方でねがすか?」
大原は階段を降りかけていたが、呼び止めた私にハッと振り向いた。
「あんた……信さんの店にいた……」
「懐かしいなと思って……俺ぁ白幡村の出だもんだから」
仏頂面だった大原は、緊張の糸を緩めたのか鉢巻きを取って会釈をした。
私と大原は三浦屋横の奥まった所にある、おでん屋に入った。
大原は二十一歳で盛岡の出だと言った。
生まれは白幡村に近い金成村で、しばらくそこで育ったという。
金成村は実母、知佳乃の出身地だ。
東京鎮台配属の現役軍人であるとも明かした。
政府は集会条例で現役軍人が政治に関する集会に出席することを禁じている。
そのような場所に変装してでも顔を出すところに、私は大原の一途な思いを感じ取った。
「しかし、おだづもっこだな。信さんの店にいた時は学生風だったのに、今度は出前配達人だ。普通の人間はそう化けられるもんでねえべ」
お調子者という意味の仙台弁を聞くなり、大原はへへと笑った。
「政府の中に天子様の思いを蔑ろにする不届き者がおるにちげえねえ。五年も前に天子様は、ゆくゆくは国会を作るというお考えを示されでだ。それが今じゃ、手のひら返したみでに門前払いだぁ。俺はそりゃ岩倉大臣のしわざだと思う。兄ぃもそう思わねが?」
大原は酒に弱い体質のようだった。
お猪口三杯分の酒で頬に赤味がさしている。
兄ぃと言われて、悪い気はしなかった。
「権力ってのは一度握ったら麻薬みてぇで放されねっつうがらな」
「俺たち教導団あがりのモンは、政府の手先にしかなれねぐなった。物言ってもいげね、人の話聞いでもいげね。ただ命令どおりにしてりゃいいって。盛岡出る時、周りになんて言って出て来たと思う?」
大原は顎を引き、上目づかいで私を睨み付ける表情になった。睡魔に抗っている様子だったが、台の上に両肘をつくと顔を埋めてあっさり寝始めた。
私はあどけなさの残る大原の寝顔を見ながら、自分が二十歳前後の頃を思い出した。
武士から平民となり、恩師は敗戦の責任を問われて投獄され、義母が亡くなった。
上京して始めた商売は軌道に乗らず、拠り所を求めていろんな宗教の門をたたいた。
大原の肩が規則正しく上下している。その横で鍋からグツグツと湯気があがるのを、ぼんやりと眺めた。
私は大原に対し、むやみに酒をすすめてしまったと後悔した。
努力しても報われず、不本意なことをやらされる不満はよくわかる。
寝てしまう前に、それだけでも伝えておけば良かったと思った。
翌朝、私と権八、深沢さん、土屋議員の四人は、帰り支度をして東京横浜毎日新聞社の前に立った。
ところが、まだ始業前のはずなのに社内がざわついている。
そのうちに蹄の音がして、馬に乗った沼間社長が現れた。
「どうなさったんすか、いったい!」
「すまんが説明してる暇はないんでね。後でうちの社員に聞いてくれ!」
沼間社長は深沢さんの問いに答えるなり拍車をかけて、馬を西に向かって走らせた。
私は呆然と見送ったが、出て来た社員の言葉に耳を疑った。
「大原という軍人が今朝早く、社に手紙を投げ入れてましてね。これです」
「大原って……東京鎮台のですか?」
私は手紙をもぎ取るようにして読み始めた。
角ばった文字で、国会開設要請を受け入れない政府の態度に業を煮やし、宮内省前で抗議の切腹をするので遂げた折には記事として取り上げて欲しいと書かれている。
何より現役軍人が切腹などすれば政府に衝撃を与えるだろうし、それこそが自分の与えられた使命であるというのだ。
「以前からちょくちょくここに来てましてね。武張ったところがありましたが、社長はかわいがってました。それが……」
不安が的中してしまった! こんなにも早く!
私は手紙を突き出すと叫んだ。
「馬! 馬貸してけろ!」
赤坂仮皇居は外堀沿いを西に進んだ辺りという記憶をたよりに、私は馬を走らせた。
移動手段としては時折乗るが、全速力で馬を駆るのは仙台藩士として出征する前の調練の時以来だ。
やがて坂を登った正面にこんもりとした森が見えてきた。
あれが皇居だろうと見当をつけた瞬間、右方向から争う声が聞こえてきた。
「だから怪しい者じゃない! 仲間を引き留めに来たんだ! 通してくれ!」
沼間社長の声だった。
さらに近づくと、門番駐在用の小屋根が見えてきた。
着いてみると沼間社長は門の前で止められていた。要人の馬車が通ったあとで扉が開いている。
私は警備員達からは死角になる位置で馬を降りると、閉じかかっていた門をくぐり抜けた。
宮内省らしき大きな建物のあるほうへ向かって走る。
すぐに、声が聞こえてきた。
「やってみろよ! そしたら陛下にこれを届けてやらあ」
咄嗟に途中にあった小屋の壁に身を隠した。
軍服を着た男が、路上で正座している。
後ろ姿でよく見えないが、背格好と髪型から大原に間違いなかった。
警備員二人が大原の周りをぐるぐる回っている。
一人は、手にした封書を顔の前でひらひらさせていた。
「短刀どころか竹光じゃねえのか? ゆすっても何も出やしねえぞ! うおっ、やりやがった! 本気で死にたいならおめえ、もっとぐいっと……」
私は飛び出ると、正座している大原の前に屈みこんでいる警護員を力の限りに突き飛ばした。
振り向くと、大原の左の脇腹から腿の付け根にかけて太い鮮血の筋ができている。
「やめろ! 大原!」
ゆっくりと顔を上げた大原の目が、笑ったように見えた。
「兄ぃも……おだづもっこ……だな……」
次の瞬間、腹部に強烈な痛みを感じた。
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