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二〇〇六年六月二十九日(木) 梅雨
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一応、梅雨なんだけど、今年の梅雨は雨が少ないみたいだね。今日は珍しく、朝から雨だよ。この調子だと、今年の夏は猛暑なのかね。
昨晩は、ほんと、珍しく夢を見なかった。だから、書く事も特別ないんだけど。
そういえば、俺の幼妻、雪姫の事、全然、書いてなかったね。二十五日の夢に始めて登場した俺の娘みたいな妻。昔の片思いの子に雰囲気が似ていて、明るくて、素直な、すこし田舎臭い子。
と言っても、まだ、会ってから、三日ほどだから、書く事もないんだけどさ。始めて会ってから、その後、話した事があまりないんだよね。俺の見る夢って、途中で、目が覚めて中断するわけだし、彼女とも、当然だけど、夜寝るところまでは夢は続かないから。二人きりになる事がほとんどない。
今度、二人きりになれる時間、作ってみようかな。
それから、昨日のブログで、俺の見ている夢の時代は保延、永治年間(一一四〇年前後)じゃないかって書いたけど、その根拠については書いてなかったね。根拠と言っても、たいしたことじゃないんだけど、俺の聞いた範囲では、天養元年の大庭御厨乱入事件は起こっていないようなので、天養年間より前で、更に幼少期を上総で過ごしたらしい義朝が既に鎌倉に移っているから、義朝の生年を考慮して、保延か永治年間かなと思ったわけ。確証はないけどね。
ついでにその大庭御厨乱入事件について説明すると、天養元年九月に鎌倉の義朝が大庭御厨に侵入、狼藉を働いて一人殺害、八人致傷、更に十月二十一日には三浦、中村、和田、田所目代源頼清らが千余騎を率いて御厨に乱入、荘園停止を突きつけ相手側は無抵抗なのに翌二十二日から乱暴狼藉を始めて六人を簀巻きにして殺害、稲を刈り取るという暴挙をしでかす。なんか、やってることが、縄張り争いをしている暴力団の抗争劇みたいだ。それにしても義朝はひどいことするね。
でも、この史実、広村さんや広重さんに伝えた方がいいかな。言ったら、歴史が変わって、俺が突然、いなくなるとか。よくSFなんかでは、こんな理屈で過去をかえちゃいけないとか言うけど、俺の場合は夢の話だし。しても大丈夫かな。
この史実は天養記っていう記録に記されている話、伊勢神宮(大庭御厨の寄進先)側が太政官に訴えた解(上級官庁への訴状)に対して下された太政官符みたいだけど、それがネタもと。ここには渋谷の名前は一切出てこない。やっぱり夢の中の話で、架空のことなんだろうな。
昨晩は、ほんと、珍しく夢を見なかった。だから、書く事も特別ないんだけど。
そういえば、俺の幼妻、雪姫の事、全然、書いてなかったね。二十五日の夢に始めて登場した俺の娘みたいな妻。昔の片思いの子に雰囲気が似ていて、明るくて、素直な、すこし田舎臭い子。
と言っても、まだ、会ってから、三日ほどだから、書く事もないんだけどさ。始めて会ってから、その後、話した事があまりないんだよね。俺の見る夢って、途中で、目が覚めて中断するわけだし、彼女とも、当然だけど、夜寝るところまでは夢は続かないから。二人きりになる事がほとんどない。
今度、二人きりになれる時間、作ってみようかな。
それから、昨日のブログで、俺の見ている夢の時代は保延、永治年間(一一四〇年前後)じゃないかって書いたけど、その根拠については書いてなかったね。根拠と言っても、たいしたことじゃないんだけど、俺の聞いた範囲では、天養元年の大庭御厨乱入事件は起こっていないようなので、天養年間より前で、更に幼少期を上総で過ごしたらしい義朝が既に鎌倉に移っているから、義朝の生年を考慮して、保延か永治年間かなと思ったわけ。確証はないけどね。
ついでにその大庭御厨乱入事件について説明すると、天養元年九月に鎌倉の義朝が大庭御厨に侵入、狼藉を働いて一人殺害、八人致傷、更に十月二十一日には三浦、中村、和田、田所目代源頼清らが千余騎を率いて御厨に乱入、荘園停止を突きつけ相手側は無抵抗なのに翌二十二日から乱暴狼藉を始めて六人を簀巻きにして殺害、稲を刈り取るという暴挙をしでかす。なんか、やってることが、縄張り争いをしている暴力団の抗争劇みたいだ。それにしても義朝はひどいことするね。
でも、この史実、広村さんや広重さんに伝えた方がいいかな。言ったら、歴史が変わって、俺が突然、いなくなるとか。よくSFなんかでは、こんな理屈で過去をかえちゃいけないとか言うけど、俺の場合は夢の話だし。しても大丈夫かな。
この史実は天養記っていう記録に記されている話、伊勢神宮(大庭御厨の寄進先)側が太政官に訴えた解(上級官庁への訴状)に対して下された太政官符みたいだけど、それがネタもと。ここには渋谷の名前は一切出てこない。やっぱり夢の中の話で、架空のことなんだろうな。
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