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晴天の中
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ヨハネスはリア王国国王に挨拶を済ませ、歴史溢れる廊下を歩いて行くと、三羽ガラスとエミリアが待ち構えていた。
『どうしたの?揃いも揃って…』
ヨハネスが小走りで駆け寄るとケイダンとハロルドは後ろに控えた。
『ヨハネス殿下にはきちんとお礼と言えて無かったからね。』
ジルベルトはすぐ横の部屋の扉を開けてヨハネスを中に促す。ヨハネスは促されるまま部屋に入りソファに腰を下ろすと
『なに?そんなにニコル嬢の減刑がお望みだった?
』
とぼけるヨハネスに
『んな訳あるかよ!』
ハロルドの心の声が漏れてきた。
『ヨハネス殿下、お助け頂きました事、生涯忘れること無く頭に刻み込みます。』
最上級の礼を取るケイダンに
『大袈裟だね。わかった、わかったから堅苦しいのは止めてくれ。』
『殿下、貴女は全てを知った上でこちらにいらしたのですね?』
エミリアはかつての婚約者に問うた。
『まさか!たまたまだよ。』
『いいえ、この件が我が国が対処する前に他国に知れ渡れば我が国に対しての信用も失墜しますもの。』
エミリアの言葉にジルベルトは深く頭を垂れた。
『殿下、私はニコル嬢を私付きの侍女として側に置く事にしますわ。そして彼女の名誉を回復させ必ずや良い縁談を結ばせますことを約束いたします。』
かつての婚約者の誓いにヨハネスは
『エミリア、そんなにニコル嬢がお気に入りだった?』
『いいえ、全く。ですが殿下はこのままでは死ぬまでニコル嬢の行く先を背負われるおつもりでしょう?』
ヨハネスは小さく笑うと
『お手並み拝見といこうかな?』
嬉しそうに微笑むヨハネスはソファから立ち上がり
『では、私はこれで。』
ヨハネスはマドリン王国騎士団とマグヌスが待つ庭へと向かった。
…。
『ハロ、お前はいつから私の護衛になったのだ?』
ヨハネスの後ろを等間隔で付いてくるハロルドは不機嫌そうにヨハネスを睨みつけている。
『なに?マドリンに来る気になったのか?』
『…。何でだ?何で何も話してくれなかった?』
ヨハネスはハロルドの横に並ぶと
『すねてるのか(笑)?』
…。
『私がここに来たのは別にリア王国を守るためでもケイダンを助ける為でも無い。たまたまそうなっただけだ。』
『模倣印を使って公爵を召喚しケイダンを釈放までして?』
ヨハネスはニヤリと笑うと
『それはどうだろうね?』
…。
『お前は私が王太子妃選考にゴネていると自ら私に相応しい令嬢を用意し、隣国からわざわざ駆けつけてくれた。ならば私に出来る事はお前の友を救う事ではないか?』
ハロルドはヨハネスが自分の為にこの国に入った事は既に知っていた。
『無茶すんなよ。王太子が他国の文書を偽造するなんて聞いた事ないぜ?』
ヨハネスは一言
『だな。』
2人は声を上げて笑った。
空は雲一つ無い晴天。
マグヌスは2人の姿を嬉しそうに眺めていた。
『どうしたの?揃いも揃って…』
ヨハネスが小走りで駆け寄るとケイダンとハロルドは後ろに控えた。
『ヨハネス殿下にはきちんとお礼と言えて無かったからね。』
ジルベルトはすぐ横の部屋の扉を開けてヨハネスを中に促す。ヨハネスは促されるまま部屋に入りソファに腰を下ろすと
『なに?そんなにニコル嬢の減刑がお望みだった?
』
とぼけるヨハネスに
『んな訳あるかよ!』
ハロルドの心の声が漏れてきた。
『ヨハネス殿下、お助け頂きました事、生涯忘れること無く頭に刻み込みます。』
最上級の礼を取るケイダンに
『大袈裟だね。わかった、わかったから堅苦しいのは止めてくれ。』
『殿下、貴女は全てを知った上でこちらにいらしたのですね?』
エミリアはかつての婚約者に問うた。
『まさか!たまたまだよ。』
『いいえ、この件が我が国が対処する前に他国に知れ渡れば我が国に対しての信用も失墜しますもの。』
エミリアの言葉にジルベルトは深く頭を垂れた。
『殿下、私はニコル嬢を私付きの侍女として側に置く事にしますわ。そして彼女の名誉を回復させ必ずや良い縁談を結ばせますことを約束いたします。』
かつての婚約者の誓いにヨハネスは
『エミリア、そんなにニコル嬢がお気に入りだった?』
『いいえ、全く。ですが殿下はこのままでは死ぬまでニコル嬢の行く先を背負われるおつもりでしょう?』
ヨハネスは小さく笑うと
『お手並み拝見といこうかな?』
嬉しそうに微笑むヨハネスはソファから立ち上がり
『では、私はこれで。』
ヨハネスはマドリン王国騎士団とマグヌスが待つ庭へと向かった。
…。
『ハロ、お前はいつから私の護衛になったのだ?』
ヨハネスの後ろを等間隔で付いてくるハロルドは不機嫌そうにヨハネスを睨みつけている。
『なに?マドリンに来る気になったのか?』
『…。何でだ?何で何も話してくれなかった?』
ヨハネスはハロルドの横に並ぶと
『すねてるのか(笑)?』
…。
『私がここに来たのは別にリア王国を守るためでもケイダンを助ける為でも無い。たまたまそうなっただけだ。』
『模倣印を使って公爵を召喚しケイダンを釈放までして?』
ヨハネスはニヤリと笑うと
『それはどうだろうね?』
…。
『お前は私が王太子妃選考にゴネていると自ら私に相応しい令嬢を用意し、隣国からわざわざ駆けつけてくれた。ならば私に出来る事はお前の友を救う事ではないか?』
ハロルドはヨハネスが自分の為にこの国に入った事は既に知っていた。
『無茶すんなよ。王太子が他国の文書を偽造するなんて聞いた事ないぜ?』
ヨハネスは一言
『だな。』
2人は声を上げて笑った。
空は雲一つ無い晴天。
マグヌスは2人の姿を嬉しそうに眺めていた。
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