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相変わらずですわ。
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アナベルとエレナを乗せた馬車はゆっくりと進んでゆく。活気溢れる街の音がアナベルの耳に心地よく響く。
『アナベル様、あの頃は楽しかったですね!』
…。
エレナにとっては王宮での暮らしは夢のようであったかも知れないがアナベルからすれば、巻き込まれた感、半端ない日々であった。
『ところで朗報とは?どうされたのですか?』
まさかのまさかではあるがアナベルはカイン・カサンドラとエレナのツーショットを幾度か見ているだけに少し気になってはいた。カイン・カサンドラはこの世間知らずのエレナの手におえる相手ではない。
エレナはアナベルの気も知らずまるでサプライズを演出するかのように嬉しそうに微笑んでいた。
どれだけ走ったのであろう。街はずいぶんと遠くなってきた。
『エレナ様、そのカフェとはどこなのですか?』
エレナは少し気まずそうに俯くと
『カフェではないのです。あっ!でもカフェみたいなものなのです!』
…カフェみたいなもの?
『美味しいお茶も飲めますしね』
…お忙しいお茶ならば常日頃飲んでいますが?
宮殿のお茶に勝るものはなかろう。
アナベルがそんな事を考えているようやく馬車が停止した。エレナはすぐにピョンと立ち上がると扉を開けてピョンと降り立った。
…デジャヴだわ。まだピョンピョンやってる!
アナベルは驚きながらも扉を降りようとすると目の前にはあのカイン・カサンドラがアナベルへと手を差し出した。驚き思わずカインを睨見つけたアナベルではあるが、エレナのようにピョンと降り立つ術など持っていない。それを分かっているかのようにカインはニヤリも口角を上げている。
…ムカつく奴ね。
アナベルはそっと手を取り、見知らぬ土地へ足を踏み出した。
エスコートされるアナベルの前をエレナはスキップを踏みながら歩みを進めていく。
…スキップ…懐かしいわ。
『ずいぶんと元気の良いご令嬢だ。』
カイン・カサンドラはアナベルを見つめながら微笑んだ。
…。
まさかのまさかであるのだろうか?この2人はどこで知り合いこうなったのだ?アナベルは隣のカインを見上げながら屋敷の中へと足を踏み入れた。見たところ誰も住んで居なさそうなそれでいて綺麗に整えられている。奥の部屋に通され促されるまま席に付くとエレナは嬉しそうに話しだした。
『アナベル様?以前の私は未熟で愚かでしたわ。公爵令嬢の貴女を側妃において男爵家の私が王太子妃だなんて、道理が通りませんもの。』
…王太子妃教育ではなくて貴族令嬢教育ね!
『ですから身をわきまえて今回はアナベル様が王太子妃で私が側妃に収まれば何の問題と無いでしょう?』
…何言ってんだ?
アナベルは真面目に心の中で問いかけた。
目をパチクリさせるアナベルは有頂天ぎみのエレナの空気を邪魔するのは本意ではないがやはり問いかけた。
『あの、王太子妃とは?どなたの?』
エレナは当然のように微笑むと
『まぁアナベル様ったら。カイン・カサンドラ様に決まってますわ。他にどなたがいらっしゃるのですか!』
…待て待て、話しがおかしくないか?
『エレナ様?私は皇太子妃ですのよ?カサンドラ王国とは関係などございませんよ?』
『今はまだそうですけど、これからそうなりますの!』
…いやいや勝手に決めるなよ。
2人の会話を微笑んで見つめて居るカインにアナベルは
『カイン様、何とかおっしゃって下さいまし!』
カイン・カサンドラはとぼけたように
『何故?問題ないけど?』
…いやいや問題しかないけど?
アナベルは目の前の話の通じない2人を交互に見つめた。
『エレナ様、いいですか?貴女は大きな勘違いをしていらっしゃるわ。私はトゥモルデン帝国の皇太子妃ですからね?それに、もし、もしもの話ですけど皇太子妃で無くなったとしてもどなたへも嫁ぐつもりなどございませんわよ?』
エレナはアナベルの言葉を理解しようと固まっていたがようやく理解できたのか慌てて口を開いた。
『困ります!それでは私がカイン様の側妃になれないじゃないですか!』
『そもそもおかしな話ですわよ?何故あなたの側妃と私が関係ありますの?』
アナベルの問にエレナも納得したのかカイン・カサンドラに視線を流した。カイン・カサンドラはうん?とでもいうように微笑んでエレナの問の返答かのような仕草をみせた。
エレナは頭を巡らせながらも、ついに脳みそがキャパオーバーがきて
『とにかくアナベル様にはカサンドラ王太子妃になって頂かなくては困るのです!』
『貴女が困るか困らないかは存じませんが、それほどまでにカイン様に嫁がれたいならエレナ様が王太子妃となればよろしいのでは?』
アナベルの言葉にぱぁと花を咲かせたエレナではあるがすぐに現実に戻された。
『それは無理だよ。』
2人は一斉にカイン・カサンドラを見た。
『王太子妃になるにはそれなりに、いや相当に優れていないとね。エレナ嬢には無理だよ。』
アナベルは一見、微笑んでいるカインの表情の奥にある冷たい眼差しに寒気を覚えた。
『エレナ様。そもそも何故カサンドラ王国なのですか?何故カサンドラ王太子なのですか?』
『だって…』
エレナの返答を遮るようにカイン・カサンドラは口を開いた。
『エレナ嬢はね、トゥモルデン王国で王太子に弄ばれてボロボロになって我が国に流れ着いたんだ。それを拾ったのが我が国だからね?』
…拾った?
アナベルは眉間にシワを寄せた。
『でしたら何故、エレナ様の側妃と私が関係するのです?』
カイン・カサンドラは王太子スマイルを前面に
『私が求めているからだよ。』
…はぁ?
アナベルは驚き目を見開いた。
『エレナ様、帰りましょう。カイン様に嫁いでも貴女は幸せにはなれないわ。』
エレナの手を引くアナベルを他所にカイン・カサンドラはエレナを凝視すると
『いいのかな?』
不適な笑みを送ったのである。
『アナベル様、あの頃は楽しかったですね!』
…。
エレナにとっては王宮での暮らしは夢のようであったかも知れないがアナベルからすれば、巻き込まれた感、半端ない日々であった。
『ところで朗報とは?どうされたのですか?』
まさかのまさかではあるがアナベルはカイン・カサンドラとエレナのツーショットを幾度か見ているだけに少し気になってはいた。カイン・カサンドラはこの世間知らずのエレナの手におえる相手ではない。
エレナはアナベルの気も知らずまるでサプライズを演出するかのように嬉しそうに微笑んでいた。
どれだけ走ったのであろう。街はずいぶんと遠くなってきた。
『エレナ様、そのカフェとはどこなのですか?』
エレナは少し気まずそうに俯くと
『カフェではないのです。あっ!でもカフェみたいなものなのです!』
…カフェみたいなもの?
『美味しいお茶も飲めますしね』
…お忙しいお茶ならば常日頃飲んでいますが?
宮殿のお茶に勝るものはなかろう。
アナベルがそんな事を考えているようやく馬車が停止した。エレナはすぐにピョンと立ち上がると扉を開けてピョンと降り立った。
…デジャヴだわ。まだピョンピョンやってる!
アナベルは驚きながらも扉を降りようとすると目の前にはあのカイン・カサンドラがアナベルへと手を差し出した。驚き思わずカインを睨見つけたアナベルではあるが、エレナのようにピョンと降り立つ術など持っていない。それを分かっているかのようにカインはニヤリも口角を上げている。
…ムカつく奴ね。
アナベルはそっと手を取り、見知らぬ土地へ足を踏み出した。
エスコートされるアナベルの前をエレナはスキップを踏みながら歩みを進めていく。
…スキップ…懐かしいわ。
『ずいぶんと元気の良いご令嬢だ。』
カイン・カサンドラはアナベルを見つめながら微笑んだ。
…。
まさかのまさかであるのだろうか?この2人はどこで知り合いこうなったのだ?アナベルは隣のカインを見上げながら屋敷の中へと足を踏み入れた。見たところ誰も住んで居なさそうなそれでいて綺麗に整えられている。奥の部屋に通され促されるまま席に付くとエレナは嬉しそうに話しだした。
『アナベル様?以前の私は未熟で愚かでしたわ。公爵令嬢の貴女を側妃において男爵家の私が王太子妃だなんて、道理が通りませんもの。』
…王太子妃教育ではなくて貴族令嬢教育ね!
『ですから身をわきまえて今回はアナベル様が王太子妃で私が側妃に収まれば何の問題と無いでしょう?』
…何言ってんだ?
アナベルは真面目に心の中で問いかけた。
目をパチクリさせるアナベルは有頂天ぎみのエレナの空気を邪魔するのは本意ではないがやはり問いかけた。
『あの、王太子妃とは?どなたの?』
エレナは当然のように微笑むと
『まぁアナベル様ったら。カイン・カサンドラ様に決まってますわ。他にどなたがいらっしゃるのですか!』
…待て待て、話しがおかしくないか?
『エレナ様?私は皇太子妃ですのよ?カサンドラ王国とは関係などございませんよ?』
『今はまだそうですけど、これからそうなりますの!』
…いやいや勝手に決めるなよ。
2人の会話を微笑んで見つめて居るカインにアナベルは
『カイン様、何とかおっしゃって下さいまし!』
カイン・カサンドラはとぼけたように
『何故?問題ないけど?』
…いやいや問題しかないけど?
アナベルは目の前の話の通じない2人を交互に見つめた。
『エレナ様、いいですか?貴女は大きな勘違いをしていらっしゃるわ。私はトゥモルデン帝国の皇太子妃ですからね?それに、もし、もしもの話ですけど皇太子妃で無くなったとしてもどなたへも嫁ぐつもりなどございませんわよ?』
エレナはアナベルの言葉を理解しようと固まっていたがようやく理解できたのか慌てて口を開いた。
『困ります!それでは私がカイン様の側妃になれないじゃないですか!』
『そもそもおかしな話ですわよ?何故あなたの側妃と私が関係ありますの?』
アナベルの問にエレナも納得したのかカイン・カサンドラに視線を流した。カイン・カサンドラはうん?とでもいうように微笑んでエレナの問の返答かのような仕草をみせた。
エレナは頭を巡らせながらも、ついに脳みそがキャパオーバーがきて
『とにかくアナベル様にはカサンドラ王太子妃になって頂かなくては困るのです!』
『貴女が困るか困らないかは存じませんが、それほどまでにカイン様に嫁がれたいならエレナ様が王太子妃となればよろしいのでは?』
アナベルの言葉にぱぁと花を咲かせたエレナではあるがすぐに現実に戻された。
『それは無理だよ。』
2人は一斉にカイン・カサンドラを見た。
『王太子妃になるにはそれなりに、いや相当に優れていないとね。エレナ嬢には無理だよ。』
アナベルは一見、微笑んでいるカインの表情の奥にある冷たい眼差しに寒気を覚えた。
『エレナ様。そもそも何故カサンドラ王国なのですか?何故カサンドラ王太子なのですか?』
『だって…』
エレナの返答を遮るようにカイン・カサンドラは口を開いた。
『エレナ嬢はね、トゥモルデン王国で王太子に弄ばれてボロボロになって我が国に流れ着いたんだ。それを拾ったのが我が国だからね?』
…拾った?
アナベルは眉間にシワを寄せた。
『でしたら何故、エレナ様の側妃と私が関係するのです?』
カイン・カサンドラは王太子スマイルを前面に
『私が求めているからだよ。』
…はぁ?
アナベルは驚き目を見開いた。
『エレナ様、帰りましょう。カイン様に嫁いでも貴女は幸せにはなれないわ。』
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『いいのかな?』
不適な笑みを送ったのである。
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