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三年の月日が二人を変える
ホスト麻生凌との二度目の時間
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「凌さんを忘れなきゃダメですよ」
「そうだよね、でも、無理だよ」
あゆみの店はバイトも雇い入れるほど、忙しく、その傍ら、加々美社長のフラワーアレンジメントの仕事を請け負っているのだ。
「私ね、このまま、一人でいようかなって思ってるの」
「どうしてですか」
「やっぱり、凌が好きなの」
「それなら、ホストクラブへ客として、また行ったらどうですか」
「それしか、会える方法ないもんね」
あゆみはホストクラブに行くことにした。
入り口でヒカルが応対した。
「あゆみさん、ようこそいらっしゃいました」
「ヒカルくん、ありがとう」
「友梨ちゃんから聞きました、あゆみさんをよろしくお願いしますって」
「なんか、私、子供みたいだね」
「さあ、どうぞ」
ヒカルは個室に案内してくれた。
「麻生さんを指名でよろしいでしょうか」
「あ、はい」
「それでは少々お待ちください」
ヒカルは部屋を後にした。
しばらくすると、凌が部屋をノックした。
「はい」
凌と顔を合わせるのは三年振りだった。
凌が部屋に入ってきた。
「ご指名ありがとうございます、当店指名No.1の麻生凌です、よろしくお願いします」
「こ、こ、こちらこそ、よろしくお願いします」
「隣、よろしいですか」
凌はあゆみの隣に腰を下ろした。
「そうだよね、でも、無理だよ」
あゆみの店はバイトも雇い入れるほど、忙しく、その傍ら、加々美社長のフラワーアレンジメントの仕事を請け負っているのだ。
「私ね、このまま、一人でいようかなって思ってるの」
「どうしてですか」
「やっぱり、凌が好きなの」
「それなら、ホストクラブへ客として、また行ったらどうですか」
「それしか、会える方法ないもんね」
あゆみはホストクラブに行くことにした。
入り口でヒカルが応対した。
「あゆみさん、ようこそいらっしゃいました」
「ヒカルくん、ありがとう」
「友梨ちゃんから聞きました、あゆみさんをよろしくお願いしますって」
「なんか、私、子供みたいだね」
「さあ、どうぞ」
ヒカルは個室に案内してくれた。
「麻生さんを指名でよろしいでしょうか」
「あ、はい」
「それでは少々お待ちください」
ヒカルは部屋を後にした。
しばらくすると、凌が部屋をノックした。
「はい」
凌と顔を合わせるのは三年振りだった。
凌が部屋に入ってきた。
「ご指名ありがとうございます、当店指名No.1の麻生凌です、よろしくお願いします」
「こ、こ、こちらこそ、よろしくお願いします」
「隣、よろしいですか」
凌はあゆみの隣に腰を下ろした。
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