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第十六章 縮まらない距離
なんか頭の中がごっちゃになって、その場にしゃがみ込んでしまった。
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「失礼なことばかり申し上げて失礼致しました」
「あっ、いいえ」
「では別室をご用意致しますのでこちらでお待ちください」
「はい」
金山はエレベーターで上の階に登った。
静香は自分が俺の妻だと言う事に責任感を感じ始めていた。
「私は真壁さんに迷惑ばかりかけている」
私はふらっと会社を出て、歩きはじめた。
なんか頭の中がごっちゃになって、その場にしゃがみ込んでしまった。
涙が出て来てどうしていいか分からなくなった。
その時、真壁さんに言われた事を思い出した。
「困った事があったらスマホに必ず連絡して」
そうだ、スマホ。
えっ、スマホが無い、バックをガサガサ探したけどやっぱり無い。
どこに落としたんだろう。
周りを見回しても誰もいない、見た事がない景色で、
どっちに行けばいいかわからない。
会社は大きいビルだった。
それらしき大きい建物も見当たらない。
どうしよう。
「あっ、いいえ」
「では別室をご用意致しますのでこちらでお待ちください」
「はい」
金山はエレベーターで上の階に登った。
静香は自分が俺の妻だと言う事に責任感を感じ始めていた。
「私は真壁さんに迷惑ばかりかけている」
私はふらっと会社を出て、歩きはじめた。
なんか頭の中がごっちゃになって、その場にしゃがみ込んでしまった。
涙が出て来てどうしていいか分からなくなった。
その時、真壁さんに言われた事を思い出した。
「困った事があったらスマホに必ず連絡して」
そうだ、スマホ。
えっ、スマホが無い、バックをガサガサ探したけどやっぱり無い。
どこに落としたんだろう。
周りを見回しても誰もいない、見た事がない景色で、
どっちに行けばいいかわからない。
会社は大きいビルだった。
それらしき大きい建物も見当たらない。
どうしよう。
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