月詠嗣苑

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少女が消えた日①

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「雨、やまないな…」

 今日は、土曜日で明日誕生日を迎える友達の誕生会に呼ばれた私は、1人プレゼントを買いに来た。

 ママに、一緒に行こうか?と聞かれたけど、いつも来てるお店だし、大丈夫だからと断ってきたけど。

「まぁ、いいや。お小遣いもあるし、お昼はミックで食べよっと!」

 雑貨屋さんを除いたら、偶然にもその子の好きなキャラクターグッズの新商品が出てて、すぐさまそれに決定!

「トイレ……」

 梅雨時で蒸し蒸ししてる気温のせいか、冷たい飲み物ばかり摂ってたからトイレに行きたくなった。

 用を足し、外に出たところで、

「宇崎杏奈?」と声を掛けられて振り向いたら、知らない男の子。

「なに?」

 聞いてもその男の子は、無言でジッと私をみていた。

 もう一回、なに?と聞いたら、顔を近づけてきて……。

 なぜか、2人ミックにいた。

「食べなよ。うまいよ?」

「あ、はい……」

 そりゃ美味しいでしょうよ。私のお金なんだから……。

 見られた。聞かれた。あの日のあの時間、資料室で2人シてたことを!!

 ポテトもハンバーガーも味が全くわからなかった。

「なにが欲しいんですか? 私、そんなお金持ってなくて」

 そう言っても、彼はニヤニヤ笑うだけで……。

「別にお金はいらない。余るほどあるから」

 じゃ、なんなのよ!

「んー、俺が欲しいのはオモチャ!」

 オモチャ?なら、オモチャ屋さん?

「お前、もうシてんだろ?」

「へ?」

 シて?

「アレ! セッ○ス」

 彼は、周りを見て声を小さくして言った。

「それが?」

 まさか、あなたとシろと?

「俺、オモチャ欲しいんだよね。俺に従順で、可愛く啼くオモチャ……。な、わかるだろ? あんな男辞めて、俺の下で啼く?」

「……。」

 意味がわかった瞬間、身体の仲が熱くなってきた。

「あ、それともバラしてもいいなら、帰ってもいいよ? どうする?」

 バラされる?親にもおばあちゃんや学校、お友達にも知られたくはない。あの2人が離婚したら、貧乏な暮らしだろうし。

「じゃ、いこっか?」

 スラッと伸びた彼の手を掴むしかなかった。

「夜には、帰れますよね?」と聞いても、彼は答えず携帯を弄っていた。


 ガチャッと音をたてて、その部屋は空いた。

「さっ、どうぞ。大丈夫だよ、気にしなくても。ここ、俺の家だから」

 家?といえより、普通のマンションだよね?

 家具とか家電も普通に置かれてる部屋。

「座って、座って……」

「お邪魔…します」

 座ったソファも座り心地が良くて、家にあるのと同じ感じだった。

「なんか飲む? コーラしかないけど、いい?」

「はい……」

 普通にテレビがあって、その奥にも部屋があった。

 1人で暮らしてるのかな?まさか、ね。

 コポコポとコーラが、グラスに注がれ、目の前に置かれた。

「飲みなよ」

「あ、はい……」

 一口、二口飲んでもコーラはコーラだった。

「なんか見る? 緊張してる?」

「ま、まぁ……」

 そりゃそうでしょ。あのことを言われ、着いてきたんだから。なにされるのかな?

 テレビは、土曜日らしくバラエティ番組が流れていたけど、全く頭に入ってこなかった。

 なんだろ?身体が、熱い……。

「暑い? 汗出てる。エアコンつけよっか?」

 彼がエアコンをつけ、隣に座った。

「ほら、こっち……」

 自身の膝を叩き、私を座らせる。

「今、何年? 4年?」

 知ってるのに、あえて違う学年を言う。

「5年……です。あの……」

「5年、ね」

 そう言った彼の顔は、ニヤつき、手は私の服を……。

 っ!!

「効いてきた?」

 ??

 なんだろ?熱い……

「ひゃっ!」

 ブラウスもブラも外され、彼の口が私の胸に吸い付き……

「あっ……の……ん」

 大好きな彼とは違う手つきに……

 クチュッ……

 あぁぁっ!!

「気持ちいいんだね。いい反応……」

 彼の指が……声が……気持ちいい……

「ね、しよっか? ココ、気持ちよくなりたい?」

 グリッと敏感な部分を押され……

「おねっ……あっ……」

「じゃ、俺の言うこと聞く?」

「う……んっ!」

 履いてたスカートもパンツも脱がされ、ソファの上に……。

 ズプッ……

 ああっ!!

 熱い……彼のが……私の中に。

 最初は、ゆっくりと腰を動かす彼だったが、次第にガンガン腰を打ちつけてきて……。

 パンッ……パンッ……

 あぁっ…あっ…あっ…

「くくっ……。いい声だな、杏奈。お前、いい身体……」

 うはっ……

 グリグリと押し付けるように彼は私の中にはいってきては、暴れる。

「最高……。出そう」

 激しく腰を打ちつけてくる彼にしがみつくのが精一杯だった。

 あっ…やんっ…んっ…はっ…だめっ…

「イクぞ、杏奈……」

 らっ……あっ……あっ……ひんっ!!!

 彼が、私の上で止まった。中では、まだピクピクと動いてるのがわかった。

 激しい息遣いが、落ち着いてきた時、

「おい、出てこいよ。撮れたか?」

 奥の部屋から3人の男の子が、出てきた。名前は知らないけど、見た事があるような?ないような?

「え? 誰?」

 3人の男の子もニヤニヤしてて、手に携帯とカメラ持ってた。

「バッチリ! よく撮れてると思うよ」

「ラッキー。このオモチャ、最高な身体……」

 彼が私の上から退いても、私は暫くなにも頭に入ってこなかった。


「とう…さつ? なんで……」

「じゃ、次誰?」

 3人の男の子は、顔を付き合わせて、俺!と1人の男の子が手を挙げた。

「行って抱かれてやれ」

 ???

 まだ頭がボーッとする。私、これからどうなるの?

 そして、何も言わないまま……

「な、これ飲んで?」

 薄い水色のラムネ?みたいなタブレット錠を口の中に……。

 なんだろ?また……。

 ズプッ……。

 熱い……けど……。

 あっ…んっ…

 今度は、四つん這いにされて後ろから……。

 ビクッ!

 顔をあげたら、彼とあと2人がいて……。

「啼けよ。気持ちいいんだろ?」

「おい、お前も口に咥えてみろよ」

 誰かはわからないけど、口の中にオチンチンが……。

「すっげ、あつ!」

 んっ……

 後ろから、前からも……。

「おい、撮れてるか?」

「ああ、大丈夫。うまいよ、きみ……」

 そんな声が聞こえた。

 私…私は?どうなるの?

 でも……気持ちいい……。

 パチンパチンッと音がする。

「もっと、舌を動かして……」

 熱い…気持ちいい…もっと……。

 気がついたら、夕方に近かった。

「ここは?」

 ボーッとする。

「俺の部屋。ほら、これ見る? お前、凄いな。変わる変わる……」

 いやらしい笑い声。見せられた画像は、裸の私が3人の男の子に色々さられてるものだった。

 その3人の男の子は、もう部屋にはいなかったけど。

「まだ、薬効いてる?」

「クシュリ?」

 うまく喋れない。

「泊まる? それじゃ、帰れないだろうし。ごめんだけど、先に親?にメールしといたから」とご丁寧に本当にママにメールしてて、ママからは、「ご迷惑のないように」と返信がきてた。

「おいで……もっと気持ちよくしてあげるから」

 バスルームに連れてかれ、身体と髪を洗われ、中でも壁に手をついて……。

「気持ちいいだろ? こういうの、彼氏とした?」

 頭を振るのが精一杯で……。

 ベッドで少し休んだら、変な振動があって何度も何度もイカされた。

 のに……。

「凄いな、このクスリ……。きみ、ほんとに彼氏とうまくいってんの?」

 上に乗った彼に言われながらも、私は何度もまたイカされた……。


 パチッと目が覚めたのは、もう夜になっていた。

 その男の子の名前は、知らないけど、隣で普通に眠っていた。

「帰ろ。今なら、まだ大丈夫。どこかわからないけど、鞄探さないと……」

 彼が起きないように静かに身支度をし、携帯で位置を確認すると、意外にもよく使う駅の近くだった。

 外は、まだ雨が降っている。

 走れば大丈夫!
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