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番外 2人の旅③
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それからユリアンナとオズワルドは乗り合い馬車を乗り継いで、2週間かけて東の隣国ニレシュ王国に辿り着く。
国境沿いの街から、さらに10日かけてニレシュ王国の王都に到着すると、すぐに冒険者登録をするために『冒険者ギルド』を訪ねる。
ニレシュのギルドは王都の中心から少し郊外の治安の悪い地域にあり、一見場末の酒場のような見た目であった。
外套のフードを深く被ったままギルドの扉を潜った2人は、酒場のママのような露出の多い服を着た受付嬢にユリアンナが声をかける。
「すみません、冒険者登録をしたいのですが」
受付嬢は面倒くさそうにチラリと寄越すと、すぐに視線を自分の爪に向ける。
「あー……ごめんねぇ。今日は営業終了なの。また明日来てくれる?」
「営業終了?まだお昼過ぎですけど」
「今日はもう終了してるのよ。はい、お子様は帰ってねー」
受付嬢は厄介者を追い払うかのようにシッシッと手を払う。
「……俺たちを馬鹿にしてるのか?」
2人のやり取りを黙って聞いていたオズワルドが目深に被っていたフードを外す。
するとさっきまでつまらなそうにしていた受付嬢が、食い入るようにオズワルドの顔を見つめる。
「えっ?ヤダ、超イケメンじゃん♡たった今営業再開しましたぁ~」
受付嬢は急に態度を変えると、オズワルドに向かって胸の谷間を寄せて身体をくねらせる。
「だったらさっさと案内しろ。2人組での登録希望だ」
オズワルドはそう言ってユリアンナのフードを後ろからガバッと勢いよく下ろした。
いきなり眼前に現れた金髪美女を前に、受付嬢は顔を顰めて舌打ちをする。
「……チッ……はい、この書類に必要事項を書いて。書き終わったらこの箱に入れて」
興味をなくしたように投げやりな態度になった受付嬢は、書類を投げ寄越す。
その後、2枚のカード型の札を指で弾いて寄越す。
「それで、これが受付札。登録審査が完了するのは短くて2日、長くて一週間。審査が終わったらその受付札に連絡がくるから」
そう言って、再びシッシッと手で払う。
ユリアンナとオズワルドはその場で書類を書くと指定された箱の中に入れ、受付札を取ってくるりと踵を返した。
ギルド内で楽しげに酒盛りをしていた冒険者たちが急に動きを止め、2人を凝視する。
「オズ、長くて一週間かかるって。宿を取らなきゃいけないわね」
冒険者たちの視線にも気付かずに、ユリアンナはオズワルドに話しかける。
「うわっ!何するの!?」
「しばらく黙ってて」
オズワルドはユリアンナのフードを乱暴に被せると、周囲の冒険者を睨みつけながらギルドを出た。
外に出ると、すでに日が傾いて辺りは夕暮れに染まっていた。
オズワルドはユリアンナの手を引いたまま黙々と歩き続けている。
しばらく歩いたところで、不意にオズワルドが足を止める。
「……俺らに何か用か?」
そう言って振り返ると、2人の後をギルドで酒を飲んでいた5人の冒険者たちがついて来ていた。
「イヤァ?後輩ちゃんをちょっと可愛がってやろうかと思ってヨォ」
冒険者の中で一番歳上に見える朱色髪で額に傷のある男が、下卑た笑みを浮かべて近寄ってくる。
「必要ない」
オズワルドはユリアンナを庇うように一歩前に出て、冒険者たちを追い返そうとする。
「ハハァ。威勢のいいことだなァ?悪りィこと言わねーからそこのかわい子ちゃん置いて去りなァ!」
「痛い目を見たくなければお前らが去れ」
「調子に乗るなヨォ?クソガキィ」
冒険者たちはダガーやマチェット、アックス、トンファーなど各々の武器を取り出してじりじりとこちらに近づいてくる。
朱色髪の男が指をボキボキと鳴らしながらドスの効いた声で叫ぶ。
「やっちまえェ!!!」
その瞬間、冒険者たちが一斉に飛びかかって来た。
───が。
突然地面から伸びた氷柱が冒険者たちの足を捉え、身動きを封じる。
一瞬の出来事で何が起きたのか分からない冒険者たちが戸惑っているのを横目に、緊迫したユリアンナの声が響く。
「オズ!!」
瞬きする間に突風が吹いたかと思うと、いつの間にか短剣を手にしたオズワルドが朱色髪の男の喉元に短剣を突き付けている。
「調子に乗ってるのはどっちだ?」
オズワルドが地の底を這うような声を出すと、朱色髪の男は顔を青くして武器を手放し、両手を上げる。
「わわっ!ちょ、ギブギブ!!落ち着け、話を聞けっ!」
朱色髪の男が慌ててオズワルドに声をかけるが、オズワルドは怒りのオーラを鎮める気配がない。
「オズ!ダメよ、それ以上は!」
ユリアンナが慌ててオズワルドに近づいて短剣を持つ手に手を添える。
「オズ、冷静になって。この人たち、本当は私たちを襲う気はないのよ。悪意を感じないもの」
ユリアンナが説得すると、しばらくの沈黙の後オズワルドがゆっくり拘束の手を緩める。
オズワルドの手が離れると、朱色髪の男はホッとしたように肩の力を抜き顔の前で手を合わせた。
「イヤァ、悪かった!兄ちゃんこんなに強かったんだなァ!」
「あの……どうしてこのようなことを?冒険者の犯罪行為はギルドの懲罰対象ですよね?」
ユリアンナがそう尋ねると、拘束を解かれた冒険者たちは決まりが悪そうに頭を掻いた。
「時々、〝冒険者〟に変な夢を抱いた貴族の坊ちゃん嬢ちゃんが来るんだヨォ。そういう奴は大抵他の悪い冒険者たちにカモにされるか、犯罪者に目をつけられて痛い目に遭うんだァ。……見たところ、兄ちゃんたちはどっかの国の貴族だろォ?本当に痛い目を見る前に俺らが現実の厳しさを教えてやろうと思ったんだが………」
「返り討ちに遭っちまったな」
アハハと冒険者たちが笑う。
「私たちのために警告してくださったのですね。ありがとうございます。ですが、私たちは心配は不要かと。彼は天才魔剣士ですので」
ユリアンナが笑顔でそう言うと、オズワルドが気恥ずかしそうに頰をポリポリと掻く。
「そうみてえだなァ。イヤァ、悪かったよ」
朱色髪の冒険者の名前はゴードンと言って、冒険者歴20年のベテランA級冒険者だった。
冒険者のランクはA~E級と最上位のS級の6段階あり、依頼をこなしていくと実力に応じてランクが上がるようになっている。
ユリアンナとオズワルドは審査が終わればE級冒険者として登録されることになる。
国境沿いの街から、さらに10日かけてニレシュ王国の王都に到着すると、すぐに冒険者登録をするために『冒険者ギルド』を訪ねる。
ニレシュのギルドは王都の中心から少し郊外の治安の悪い地域にあり、一見場末の酒場のような見た目であった。
外套のフードを深く被ったままギルドの扉を潜った2人は、酒場のママのような露出の多い服を着た受付嬢にユリアンナが声をかける。
「すみません、冒険者登録をしたいのですが」
受付嬢は面倒くさそうにチラリと寄越すと、すぐに視線を自分の爪に向ける。
「あー……ごめんねぇ。今日は営業終了なの。また明日来てくれる?」
「営業終了?まだお昼過ぎですけど」
「今日はもう終了してるのよ。はい、お子様は帰ってねー」
受付嬢は厄介者を追い払うかのようにシッシッと手を払う。
「……俺たちを馬鹿にしてるのか?」
2人のやり取りを黙って聞いていたオズワルドが目深に被っていたフードを外す。
するとさっきまでつまらなそうにしていた受付嬢が、食い入るようにオズワルドの顔を見つめる。
「えっ?ヤダ、超イケメンじゃん♡たった今営業再開しましたぁ~」
受付嬢は急に態度を変えると、オズワルドに向かって胸の谷間を寄せて身体をくねらせる。
「だったらさっさと案内しろ。2人組での登録希望だ」
オズワルドはそう言ってユリアンナのフードを後ろからガバッと勢いよく下ろした。
いきなり眼前に現れた金髪美女を前に、受付嬢は顔を顰めて舌打ちをする。
「……チッ……はい、この書類に必要事項を書いて。書き終わったらこの箱に入れて」
興味をなくしたように投げやりな態度になった受付嬢は、書類を投げ寄越す。
その後、2枚のカード型の札を指で弾いて寄越す。
「それで、これが受付札。登録審査が完了するのは短くて2日、長くて一週間。審査が終わったらその受付札に連絡がくるから」
そう言って、再びシッシッと手で払う。
ユリアンナとオズワルドはその場で書類を書くと指定された箱の中に入れ、受付札を取ってくるりと踵を返した。
ギルド内で楽しげに酒盛りをしていた冒険者たちが急に動きを止め、2人を凝視する。
「オズ、長くて一週間かかるって。宿を取らなきゃいけないわね」
冒険者たちの視線にも気付かずに、ユリアンナはオズワルドに話しかける。
「うわっ!何するの!?」
「しばらく黙ってて」
オズワルドはユリアンナのフードを乱暴に被せると、周囲の冒険者を睨みつけながらギルドを出た。
外に出ると、すでに日が傾いて辺りは夕暮れに染まっていた。
オズワルドはユリアンナの手を引いたまま黙々と歩き続けている。
しばらく歩いたところで、不意にオズワルドが足を止める。
「……俺らに何か用か?」
そう言って振り返ると、2人の後をギルドで酒を飲んでいた5人の冒険者たちがついて来ていた。
「イヤァ?後輩ちゃんをちょっと可愛がってやろうかと思ってヨォ」
冒険者の中で一番歳上に見える朱色髪で額に傷のある男が、下卑た笑みを浮かべて近寄ってくる。
「必要ない」
オズワルドはユリアンナを庇うように一歩前に出て、冒険者たちを追い返そうとする。
「ハハァ。威勢のいいことだなァ?悪りィこと言わねーからそこのかわい子ちゃん置いて去りなァ!」
「痛い目を見たくなければお前らが去れ」
「調子に乗るなヨォ?クソガキィ」
冒険者たちはダガーやマチェット、アックス、トンファーなど各々の武器を取り出してじりじりとこちらに近づいてくる。
朱色髪の男が指をボキボキと鳴らしながらドスの効いた声で叫ぶ。
「やっちまえェ!!!」
その瞬間、冒険者たちが一斉に飛びかかって来た。
───が。
突然地面から伸びた氷柱が冒険者たちの足を捉え、身動きを封じる。
一瞬の出来事で何が起きたのか分からない冒険者たちが戸惑っているのを横目に、緊迫したユリアンナの声が響く。
「オズ!!」
瞬きする間に突風が吹いたかと思うと、いつの間にか短剣を手にしたオズワルドが朱色髪の男の喉元に短剣を突き付けている。
「調子に乗ってるのはどっちだ?」
オズワルドが地の底を這うような声を出すと、朱色髪の男は顔を青くして武器を手放し、両手を上げる。
「わわっ!ちょ、ギブギブ!!落ち着け、話を聞けっ!」
朱色髪の男が慌ててオズワルドに声をかけるが、オズワルドは怒りのオーラを鎮める気配がない。
「オズ!ダメよ、それ以上は!」
ユリアンナが慌ててオズワルドに近づいて短剣を持つ手に手を添える。
「オズ、冷静になって。この人たち、本当は私たちを襲う気はないのよ。悪意を感じないもの」
ユリアンナが説得すると、しばらくの沈黙の後オズワルドがゆっくり拘束の手を緩める。
オズワルドの手が離れると、朱色髪の男はホッとしたように肩の力を抜き顔の前で手を合わせた。
「イヤァ、悪かった!兄ちゃんこんなに強かったんだなァ!」
「あの……どうしてこのようなことを?冒険者の犯罪行為はギルドの懲罰対象ですよね?」
ユリアンナがそう尋ねると、拘束を解かれた冒険者たちは決まりが悪そうに頭を掻いた。
「時々、〝冒険者〟に変な夢を抱いた貴族の坊ちゃん嬢ちゃんが来るんだヨォ。そういう奴は大抵他の悪い冒険者たちにカモにされるか、犯罪者に目をつけられて痛い目に遭うんだァ。……見たところ、兄ちゃんたちはどっかの国の貴族だろォ?本当に痛い目を見る前に俺らが現実の厳しさを教えてやろうと思ったんだが………」
「返り討ちに遭っちまったな」
アハハと冒険者たちが笑う。
「私たちのために警告してくださったのですね。ありがとうございます。ですが、私たちは心配は不要かと。彼は天才魔剣士ですので」
ユリアンナが笑顔でそう言うと、オズワルドが気恥ずかしそうに頰をポリポリと掻く。
「そうみてえだなァ。イヤァ、悪かったよ」
朱色髪の冒険者の名前はゴードンと言って、冒険者歴20年のベテランA級冒険者だった。
冒険者のランクはA~E級と最上位のS級の6段階あり、依頼をこなしていくと実力に応じてランクが上がるようになっている。
ユリアンナとオズワルドは審査が終わればE級冒険者として登録されることになる。
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