虐げられてきた忌み子は実は神の眷属でした

葉柚

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◇◇◇◇◇

 

「ゼウスラータの町を、知らない。だと?」

「ばかな。あり得ない。」

「すぐ隣の町を知らないだなんてそんな馬鹿げたことがあるかっ!!」

「隣の町だろう。誰かしら親戚がいたり、作物の売買をしたり商いをしているはずだっ!!さがせ!!誰でもいい、ゼウスラータの町を知っている人物を探せ!!」

「ゼウスが作った町だぞ。ゼウスラータの町は有名だったはずだ!!」

「そうだ。」

「じゃあ、ゼウスのことを知っている奴が一人くらいはいるんじゃないか?」

「そうだな。ゼウスは有名だからな。」

「まあ生きているか死んでるかは知らないが。」

「それでも、伝説のゼウスのことは知っているだろう。それを知らないだなんてあり得ない。」

「ゼウスラータの町を知らなくても、白い髪の赤い目の少女は知っているんじゃないか?サンプル001はとても目立つ容姿だ。」

「そうだな。サンプル001の容姿は他ではみないからな。白い髪の赤い目の少女なんてそうそういないはずだ。」

「ゼウスラータよりも先にサンプル001の情報収集だ。」

「白い髪の赤い目の少女を見ていないか聞き込みを行おう。」

 白い服の男たちはラルルラータの町でサンプル001の情報を集めることにした。

 そして、その情報がサンプル001に繋がると信じて。

 
◇◇◇◇◇
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